協会ベースのIT化―としてのブログ化。

午前5時起床。浅草はくもり。

変化の実感

宮崎地区建協のIT推進委員会がブログ化の勉強会をした、という便りが届いていた。「うり坊のひとりごと」もそのことを伝えてくれていて、それも私の「協会ブログ化」理論のリスト付である。(thanks!)

IT化推進特別委員会では、ブログを書く人を人選していますが(役員、青年部などを検討中)、まず、IT委員が勉強し、その範囲を拡大しようとの考えで、まず今回のIT委員の勉強会を計画しました。

これは大いなる変化である。なにせ私が初めてお伺いした頃は、情報発信には極めて消極的であったのだから。

協会のブログ化

このブログ化の動きは、今年の3月19日から始まったことで、それは早くもなければ、遅くもない。これからも着実に進展していくことだろう、と思う。

ただ多くのブロガーの方々からみれば、何を今更、だろうし、個人主義の皆さんからは、ブログなんて団体で書くもんじゃねぇ、という批判はある、と思う。

しかし、そのような批判への反論は「【資料】(社)岩手県建設業協会の新ホームページ運用開始セレモニーでのPPT。」であらかじめ行っている。

遅ればせながらもブログ化――自ら情報を発信する、なのである。これは閉じた円環のひねり、つまり円環からメビウスの帯への変化である――そしてそれは外部からひねられているのではなく、自らのひねりなのである。それがわかっているなら、もっと早くからやっていればよいではないか、と言われるかもしれないが、だからキアスムなのである。 これは今だからできるのであり、1年前ならできなかったのである――このあたりが交換の原理に侵された脳みそには理解不可能らしい。 変化には時間が必要なのである。そして今は、交換の原理の圧力が強いので――多くの脳みそは交換の原理に侵されてしまっているので――、多くの協会の場合、基礎(円環としての協会という、拠って立つ地面)が機能していない。 だからブログ化は、今からやろうとしても、多くの協会の場合、まったく出来ない可能性の方が高いだろうと(私は)思うのだ。

そして今日と明日は、空知建設業協会がブログ化の勉強で浅草においでになる。空知建協は既に立派なホームページを持っておられるが、 とりあえずは大きな流れの中で流れて、それ以上のスピードで流れることで独自性を保つ、という戦に忠実であることで、それでもブログ化なのである。