子宮的構造-オブサン古墳・チブサン古墳。(山鹿市)

6月21日、精進料理を食べた後、山鹿市の誇るオブサン古墳とチブサン古墳を見学させていただいた。(山鹿の日常は浅草の非日常)。

チブサン古墳

チブサン古墳は前方後円墳で、装飾古墳として有名なものだ。この日は内部を見学させていただいた。

チブサン古墳 チブサン古墳 装飾石棺(レプリカ)

写真はレプリカだが、私は本物をみた。それは「呪術ということばしかないのであって、また次の画像を持ち出すしかない。

芸術は呪術だ。by岡本太郎
芸術は呪術だ!(岡本太郎

オブサン古墳

オブサン古墳チブサン古墳子宮的な構造をもつが、古墳が子宮的であることをより鮮明にしているのがオブサン古墳なのである。

(画像をみてそれがわかる人は偉い! 私は解説を受けるまで気が付かなかった)。

解説

オブサン古墳は、円墳なのだが、スフインクスの足のようなものがついている、という特徴がある。

これは非常に珍しいものらしいのだが、この足こそが、ほんとうに「足」なのである。

円墳のふくらみは、妊婦の腹部……とここまでいえば、わかっていただけるだろうか?