Macで使えるブログ投稿クライアント―ブログなんて簡単に書けるに越したことはない。

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BlogWrite

ブログを書くには敷居は限りなく低い方が良いわけで、HTMLを知らなければ書けないのであれば、書けない人は一生書けないだろう――ITによる情報発信がITによって妨げられるなら、それは笑い話にもならない。

なので私も、そして私の構築したブログサイト(MT)の方々も、BlogWriteを使っていたりするわけだ。

Macの壁

しかしだ、例外はいつでも起こりえるわけで、昨日書いたような、クライアントPCに、MacとWinが混在する環境になると状況は一変してしまう――BlogWriteはWindowsにしか対応していない。

私はここ10年ほどMacからは遠ざかっていたし、私の環境にはLinuxはあってもMacはなく、Mac版のブログ投稿クライアントなんて考えてもいなかった。(勉強不足といえばそれまでだが)。

Macで使えるブログ投稿クライアント

しかし今、現実にその必要性にせまられているわけで、急遽WinとMac両方に対応しているブログ投稿クライアントを探し、検証することにした――それは2つほど見つかった。

検証の環境と項目は以下のとおり。

  • 環境はWindowsXP
  • HTMLを直接書かない(でどこまでできるか)
  • 見出し<h*></h*>を指定できるか
  • 画像の取り扱いは容易か
  • 本文(body)と追記(more)の有無
  • MTのタグ付けへの対応

両アプリケーションともBlogWriteによく似たユーザーインターフェイスを持ち、直感的な使いやすさはあると思う。

Qumana

Qumanaは無償で使えるのが魅力だろう。 設定も容易だが、アプリケーション自体がやたらと重く感じる。

対応状況
見出し × HTMLで記述しないと対応できない
画像 スタイルが用意されていて使いやすい
本文/追記 × 本文/追記の別はない
タグ付け × MTのタグには対応していない


このレベルなら私はあえて使おうとは思わない。MTのエントリー投稿画面を選択するだろう。

ecto

ectoは有料($17.95)のアプリケーションだが20日間のトライアルがある。

対応状況
見出し × HTMLで記述しないと対応できない
画像
本文/追記
タグ付け × MTのタグには対応していない


全体としては悪くはないとは思う……けれども、なのである。(多分Mac版はもっと使いやすいだろう)けれどもタグに対応できないのが痛い。

どちらも普通の日記風ブログならOKだろうな、とは思う。ただし今回のはビジネスブログであり、先方のご要望もあって、関連記事へのリンクを設定してある。

それはMTのタグを使っているわけで、タグ付けに対応していないと、いちいちMTの管理画面を開いてタグをつけるという二重手間が発生してしまうわけだ。

昨晩試したFeedpathもこれ(タグ付け)がダメで、結局MTのエントリー投稿画面から書くしかないのかね、と半ば諦め気味になっていたりする。

TinyMCE For Movable

追記:TinyMCE For Movable をプラグインとして使ってみてもらうことにした。

TinyMCE.jpg