合盛
11月19日の中食(ランチ)は、3丁目のとんかつ三好弥の合盛+ご飯セットとした。
合盛=ハンバーグ+肉フライ+エビフライ
ハムの裏側にはポテトサラダがある
合盛とは、ハンバーグと肉フライとエビフライの盛り合わせで、単品で1150円。これにご飯セット300円をつけると1450円になるが、ランチタイムはご飯セットが150円割引になるので、1300円となる。
肉フライというのが珍しいのだが、これはパン粉なし、言ってみれば豚肉のから揚げのようなものだ。うまいのか、と聞かれれば、うまさを求めるなら、素直にとんかつを食ったほうがよいだろう、と答える。(笑)
とんかつ 三好弥
三好弥は千束通り沿いにある古いとんかつ屋で、3丁目に棲んでいる頃からたまに利用している。とんかつ以外のメニューも充実しているので、ランチでの選択肢は多い。何を食べてよいかわからないときなどにはちょうどよいのだ。
お昼だ、腹は減っている、しかし何を食べようか、という時がある。つまりこの日の私は、何を食べよう、という目的もなく三好弥へ入ったのである。
三好弥の創業は、私の誕生よりもずっと古く、たぶん1930年代だと思う。つまり老舗ではあるが、かと言って気取っているわけでもなく、まったく普通の、街的なとんかつ屋として存在している。ふらりと立ち寄って、黙々と食べて、さっさと帰る、そんな店だ。
千束通りにある店は、総じてそんな店ばかりなのだが、それはマコトの下町、浅草人のための浅草の店である。三好弥もその例外ではなく、浅草人のためのとんかつ屋だと思ってもらえばよい。薀蓄を並べる前に、とりあえず食え、なのである。