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浅草桃塾開催のご案内

「桃論」徹底理解講座


満員御礼でございます。
申込受付は終了いたしました。
浅草桃塾 -「桃論」徹底理解講座-
【日時】 2002年12月7日(土)、12月14日(土)の全2回
【時間】 各回、午後1時30分より午後6時30分ごろまで教室を使用した勉強会を行います。(教室は夜9時まで予約してありますので、延長は可能です)
その後は場所を変えて、旨いものでも食べながら時間の許す限り懇談をいたしたいと思います。
【料金】 お一人様 35,000円也(配布資料代を含む。ただし桃論・懇親会費用は別)
【会場】 台東区生涯学習センター(3F 学習館)グループ学習室
http://www.taitocity.net/top.html
【定員】 10名様
【テキスト】 テキストは当然に『桃論』を使用します。
【概要】 『桃論』の『はじめに −「なぜ」を知ろうとする心−』で私はこう書きました。

■「中小建設業のIT化」を考えるということ

子供の頃、ご飯を食べる時に、 「お百姓さんに感謝して食べなさい」といわれたことがあるかと思いますが、「中小建設業のIT化」について考えることは、ご飯を食べながら、お百姓さんはコメをどうやって作っているのだろう、と考えるようなものです。

ご飯をいかにおいしく炊き上げるか、ということについては、電気炊飯器かガス炊飯器か、やっぱりかまどを使って薪で炊くのが一番いいとか、いや同じかまどでも藁の方がいいとか、水加減はこうした方がいいとか、食べる直前に精米した方がおいしいとか、そんな楽しい議論をすることができます。

そのような議論で「中小建設業のIT化」が語られるのであれば、それは幸せなことです。それらは技術論としての問題なのです。

しかし、「中小建設業のIT化」には〈「公共工事という問題」の前では技術論的なIT化などなんの役にも立ちはしない〉という命題が存在してしまっています。

「公共工事という問題」とは、端的にいってしまえば、中小建設業の力の及ばない理由で「仕事がどんどん減っていく」ということです。

この命題の前では、どのようなIT化論も、たいして意味を持てないのは当然のことでしかありません。

しかし、本当においしいご飯を極めようとしたら、コメの銘柄や産地とか、栽培方法や乾燥の方法まで気になってしかたなくなってしまうように、本書が行っている「中小建設業のIT化」に関する議論は、まさに「お百姓さんはコメをどうやって作っているのだろう」を考えるようなものです。

つまり、本書は、先の命題に対して、次の三つの本質的な問題を考えることで、それを乗り越えようとします。

 1・情報とはなにか
 2・中小建設業が売っているものとはなにか
 3・IT化とはなにか

これらは、「中小建設業のIT化」の「コメはどうやって作られるのだろう」を考えるようなものです。それはある意味哲学的な問いかもしれません。

哲学的というと、つい大上段に構えてしまいそうですが、それはそんなに大げさなものではありません。つまりは〈「なぜ」を知ろうとする心〉のことです。

世間では、ご飯を食べながら、コメはどうやって作られるのだろう、と考えるような人間には「馬鹿」というレッテルが貼られるのでしょうが、私はどうしても「中小建設業のIT化」が機能する道を知りたかったのです。

先の命題の意味するところは、「公共工事という問題」がある限り、IT化という経営の道具は、中小建設業の経営では意味をもてない、ということですが、それは「なぜ」なのかを意識してみようということです。そしてそれは、「公共工事という問題」への「なぜ」を意識することにつながっていきます。

その〈「なぜ」を知ろうとする心〉がなければ、「公共工事という問題」を解決できないままに、中小建設業の経営は、ただ時代の力に閉塞してしまうだけでしょう。

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浅草桃塾は、この「中小建設業のIT化」の「コメはどうやって作られるのだろう」をひたすら考える勉強会です。そしてそれは、私の普段の講演では話しきれていない、『桃論』の理論的背景を理解していただくことを目的としています。

ですから、浅草桃塾はとてもマニアックな勉強会かもしれませんが、中小建設業の皆さんばかりでなく、中小建設業にIT化提案を行うITベンダーの皆さんにとっても、有意義なものであると考えています。

 1・情報とはなにか
 2・中小建設業が売っているものとはなにか
 3・IT化とはなにか

この三つの問いに答えられない方々が、中小建設業に、IT化を語ったり売ったりすること自体、私は無意味なことだと思っています。

では、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【主催等】 浅草桃塾
お問合せ・申し込み先 ■申込はこちらのサイトからお願いします
 http://www005.upp.so-net.ne.jp/momoti/mailtoasamojuku01.htm

■電子メールの場合は、
 pinkhip@dc4.so-net.ne.jpまで、
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 を忘れずにご記入の上申込お願いいたします。

定員になり次第受付を終了させていただきます。


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