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店主戯言0030602 2003/06/16〜2003/06/30 "There goes talkin' MOMO"


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2003/06/30 (月)  
【頑張ろうじゃないの】

7・3大分独演会用PPT

7・3大分独演会用PPTをアップロードしました。
 BDmomo0703.zip (zipファイル)

内容はIT化についての基本的な考え方で、初めて私の講演を聴いてくださる方には少々難しいかもしれませんが、それだけ独演会の内容は濃い、と思ってもらってよいでしょう。

7月3日は大分でお会いいたしましょう。


■頑張ろうじゃないの

さすがに疲れもピークなのだが、お盆までまとまった休みはない。
今日は静岡を往復する仕事である。

明日からは長野県飯島二連戦。
そして7月3日は大分独演会。4日は移動日&私の誕生日(45歳になる)。

5日は法大エクステンション。
6日は熊本県人吉市へ移動して、7日は朝から人吉で仕事をして7日中に帰宅。

8日は長野県松本市で講演。
9日は移動日で休み。

10日は岩手県建協さまIT特別委員会。
11日は兵庫建協明石支部さまで講演。

それで翌週からは北海道シリーズである。

私は、他人から、頑張れ!って言われるのは好きではないし、頑張れ!って言うのも嫌いだが、自分自身に頑張れ!って言うのは、大好きな、自己意識過剰男なのである。

つまり、いやいややっているわけではないので、本人(つまり私だ)がその気なら(心理的エネルギーが充満しているのなら)まあ、頑張れるものなのだろう。

忙しい、体も大変である。
しかし、精神的にはとても充実している。

2003/06/29 (日)  
【旅人のひそかなたのしみ、もしくは私がANAに固執する理由】

今日の浅草は、お富士さんお縁日で、植木市。
私の今日の朝ごはんは、昨日の杉で余った味噌風味のうどんすき。

一晩寝かせたうどんは異様にうまい。
家人が風邪でダウン。今日は子守か?

さて、今年もまもなく折り返しの時期となってきて、色々なものが見えてくる。
例えば、この半年間で、ANAに乗ったのは29回だけれどもJALSはたったの3回なのである。

今日はそれはなぜか?というような話。

私は、ここ3年間程、ANAのブロンズサービスのメンバーなのだが、今年は既に、プラチナポイント :22784ポイント/29回搭乗で、早くも「あと7216ポイント、もしくは1回ご搭乗で来年度ブロンズサービスをご利用いただけます。」ということになっている。

まあ、来月3日の大分往復は、またANAを利用するので、これは楽勝で達成できる。
問題は、今年はもう一つ上の、「プラチナサービス」までいけるか、ということになる。

プラチナサービスを受けるには、対象となるANA「プラチナポイント」ご利用回数が、年間(1月〜12月)で、50,000ポイント以上、または50回かつ30,000ポイント以上に達しなければならないのだが、単純にこの半年間の実績に×2をすれば、これもなんとかなりそうかも・・・?なのである。

こうなると、私はますますANAに乗りたがる。

たぶんANAもJALSもたいしてサービスは変わらないはずである。
当然料金にも差はない。

実際、私が最初に飛行機に乗り始めたころには、JASをよくつかっていた。
これは、私が使っているJRトラベル・ナビゲーターという最適乗継検索ソフトが、JAS便を優先していたためである。

その後、たまたま使ったANAのスーパーシート機内食が、JALやJASよりも格段に良いことに気が付いて、ANAを使い始めただけなのだ。

つまり、最初は食い物に釣られた、といういやしさなのである。

しかし今では、ANAの機内食をおいしいとおもわなくなってしまている。
なので、朝食はわざわざ自宅からおにぎりをもっていくことにしているぐらいである。

そもそも最近はスパーシートのない便に乗ることも多い。
そうなると、差別化の理由はとてもくだらないものになってくる。

私にとってのそれが、ANAのブロンズサービスを含むマイレージのシステムなのだ。

つまり、このシステム−専門用語ではFFP(Frequent Flyer Proguram)という−は大変よくできていて、いったんブロンズサービスなりを受けると、例えば『「ブロンズサービス」メンバーになられたお客様には、ANAグループ便をご搭乗の際にご搭乗区間の基本マイレージの50%をさらに積算いたします。』という具合に、マイルが通常よりもたまりやすいエコヒイキ作戦を展開していくるのである。

この辺りの客の心理をついてくるマーケッティングは、もはやいやらしさを越えていて感心するしかないだろう。
私は踊らされているのを承知の上で踊っているのである。

このFFPは、CRS(コンピュータ・リザベーション・システム:コンピュータを使った差別的運賃制度)と対で、そもそもは、米国で航空産業の自由化が行われた時に、大手航空会社が新参の航空会社潰しに使われたものだ。

例えば、日本でも規制緩和とか言って、AirDoができたけれども、AirDoのマイルをためても、使える路線は東京−札幌しかないわけで、それなら沢山の路線を持っている大手のFFPに入ったほうが当然にお得、という結果になる。

私は、これにまんまと乗せられてしまっているのだが、マーケッティングの基本的な考え方として、このマイレージの考え方(FFP)ぐらいは、覚えておいてもいいだろう。

そして、踊らされているのを承知の上で踊っていればいいのである。
飽きればやめればよい。

これが消費者である。

2003/06/28 (土)  
【@札幌】

昨晩も飲んだ。
ふじ田で鮨も食べた。
新月で塩ラーメンも食べた。

今朝目覚めて、こんな生活し続けていて大丈夫なのか、とふと思うが、今日も東京へ帰れば、お客さまがみえられて、杉でまた飲む。

・・・アホか。

さて肝心なことを書いておこうかと思ったが、まにあ・1号さまが、早くも昨日の郡上・空知の懇親会をまとめてくれていたので、それを転載してしまおう。

この人、お酒を飲まないので、稼働時間が私の倍ぐらいあるのだなぁ(たぶん)。

昨日は郡上建協の皆さんが空知建協に来局されました。

坂田副会長の発表を聞いて少し「じーん」と来ていました。

2年前、空知の皆さんが初めて桃知さんの話を聞いて、郡上建協の取り組みを知ってから・・・・
ちょうど一年前、空知建協イントラを立ち上げて、郡上建協に「追いつき、追いつけ!(追い越せではなかったです・笑)」と活動を始められてから・・・・

今日のように「郡上建協の皆さんが空知に見学に来ていただける」日が来る事などは、予想も出来ませんでしたからね。

空知の皆さんがお手本にし、目標にしていた「郡上」の方々がほぼ全社来ていただけて、坂田副会長の発表を聞いていただけているのです。

まだまだ、喜ぶのも安心するのも早すぎるのでしょうが、それでも節目の出来事です。私は空知のみなさんに「おめでとうございます」と今日は言わせて頂きましょう。

それにしても、郡上の皆さんの良質なコミュニケーションを肌で感じお手本として取り組んでこられた空知の皆さんが、やはり「地道なコミュニケーション」の積み重ねでこういう結果を導かれた姿。

「ITで動かすのは人の心」という空知の取り組みの基本姿勢そのものです。ちょっと感動しました。

それと、早朝より移動し、お昼を食べた直後という最悪の時間にもかかわらず、ほとんど居眠りなどされることなく、真剣に話しに耳を傾けておられた、郡上の方々の「学ぼうとする姿勢」にも私は熱いものを感じました。

コミュニケーションの輪がこうして「目に見える形で」波紋状に広がる姿を目の当たりに出来る体験は、そうめったにないでしょうね。

素晴らしい交流だったなあ・・・と素直に感動しています。

ということで、今日はまにあ・1号さまが郡上の方々に拉致されてしまったので、私は、まにあ・1号の舎弟さまにお世話になって、新千歳空港まで移動。11時30分のANA58便で帰る。

そして今日も飲む。

2003/06/27 (金)  
【@岩見沢】

■要ご支援

最初に、7月3日の大分独演会ですが、主催者さまが集客に苦労されているようだ。

私の場合、一部のコアなファンの皆様には、熱烈的にご支援いただいているのだが、まったく私を知らない人は、当然にまったく私を知らないわけで、特に大分とか奈良とかね(ほかにも沢山あるけれど)、過去にほとんど足を踏み入れていない地では、当然苦戦を免れない。

大分県・・・九州各地から来るには確かに不便極まりない場所なのだが、四国からは近いのかもしれない・・・と、ふと思ったが真実は知らない。

ということで、お近くの方々、皆様お誘いあわせの上おいで頂ければ幸甚でございます。

私は一人でも二人でも、まったく手を抜くことはないですしね、逆に燃えたりしますが・・・
まあ、主催者さまは、そうはいかないでしょうからね。

それからこの講演用のPPTは、明日のアップロードを予定しているので、少々お待ちください。


■岩見沢にて

さて、今朝は岩見沢にいるわけだが、昨日の北海道は寒かったのだよ。
じゃ今日はあったかいのか、と言えば、今朝は寒くて目覚めたわけだから、おもいっきり寒いのかもしれない。

エアコンは切っていたのだがね。
もっとも昨晩は少々飲みすぎてしまって、掛け布団の上に寝ていたから、そのせいかもしれない。

昨日は某発注者さまのIT勉強会でお話をさせて頂いたのだが、お題は、前日の奈良につづき「自治体CALSの基本的な考え方」でして、これは今月だけでも実に5回目なのである。

この「自治体CALSの基本的な考え方」という講演は、私のIT化論(もしくはコンサルテーション)では、「まくら」にあたるもので、ミーム論も出なけば相補均衡論もなく、ましてや「場のマネジメント」もない。

それを一月に5回もやっている、というのは、つまりは新しいお客さんが増えている、ということななわけで、実に喜ばしいことなのだが、反面、(5年も活動しながら)まだここから始めなくてはならない、ということに対しては少々の憤りがある。

つまりだ、まったく私を知らない人は、当然にまったく私を知らないわけで、という「定説」(懐かしい言葉だ、今朝TVで流れていた)が、現実となって私に降りかかってくる。

これを深く考え始めると、また「ウツ」になってしまうので、酒でも飲んで、ばぁーっと忘れちゃおう、という刹那的な生き方をしているものだから、飲んだ朝はまた自己嫌悪に陥る。

アホか。

今日は午前中は空知建協さんで広報IT委員会。
午後は郡上建協さんが空知建協においでになるので、それをお迎えして、夕方は札幌へ移動して懇親会。

私は札幌泊である。

つまり今日も飲む。

2003/06/26 (木)  
【わたしゃ・・・元気なのか?】

■昨日のこと

奈良での初めての講演は、ミーム論なしの「自治体CALSの基本的な考え方」としました。

そもそも昨日の講演は、演題を二本用意していて(もう一本はミーム論付きの「IT化とはなにか」)、客層を判断してから出しものを決めようと考えていたのです。

それで、9時10分に会場入りし、私はPCのセッテングをしながら、会場をずっと観察していたのですが、9時50分になっても会場には10人もお客さんがいらっしゃらない・・・京都の悪夢が頭をよぎりました。

さすがに午前中の講演会はだめだなぁと、この人数なら車座集会スタイルで、ガンガン事例をお見せしながら私のIT化コンサルテーションのやり方でも説明しようかと思ったのですが、協会専務理事さんの挨拶始まったころから、ぼちぼちと人が入りはじめ、私の講演が始まる頃には、会場がそこそこ埋まりました。

「よし」ということで(つまり皆様朝から眠そうなので)、本来は日比谷公園でやるべきような(?)、アジテーション版「自治体CALSの基本的な考え方」をガンガンとやらしていただきました。

つまり、電子入札とか、電子納品とかね、そういうものがCALSじゃないってことだね。

そして、CALSの本質的なところを知らないと、奈良県が横須賀市化(もしくは長野県化でもいいだろう)する目の前の危機が理解できないのだよ、ってことを話したのですが、はたして、こんな面倒な話を朝からやってよかったのかどうかは、はなはだ疑問ではあります。

それにしても、講演が終わったら、汗びっしょりでした。
私は汗っかき(もしくは「なめくじ」)なのだなぁ、と実感。


帰りは、橿原神宮前駅から13時33分発の近鉄特急で京都へ出て、京都で14時43分発の、のぞみ47に乗換え、東京へは17時丁度に着きました。

帰り足で、日本橋の三越に寄り用足しをして帰宅。
一風呂浴びて、近所の鮨屋でビールを飲み、鮨屋をつまんで帰ってきたら、疲れているらしくて爆睡してしまった。


■今日は北海道

今朝は、東京(羽田)(0900) 札幌(千歳)(1035) ANA 055で岩見沢入りします。
今日の仕事は、まず・・・書いていいのかどうかわからないので書かない。★\(^^;

終了後、打合せを一件、その後懇親会。
岩見沢泊。

明日は、午前中が空知建協広報IT委員会。
午後から郡上建協の皆さんが空知においでになるので、空知でお出迎え。
その後たぶん札幌で懇親会で、私は札幌泊。

28日に札幌から帰京し、28日の夜は、ちょっと野暮用(っていっても真面目な仕事)。

最近つくづく思うけれども、この仕事、丈夫じゃなくちゃつとまりませんなぁ。

2003/06/25 (水)  
【@橿原】

昨日の大阪の不快指数は120%を越えていた。
本町から立売堀の建設交流館まで歩いたら、雨も降っていないのに、私の体はずぶぬれの状態。

私は新陳代謝がよいのか汗っかきなのである。

建設総合サービスで一仕事終え、ビルの外に出たら、相変わらず外気はムッとているわけで、宿泊地である橿原への移動を、鶴橋から近鉄特急にしたのだけれども、鶴橋駅までの移動は根性がなくタクシーに乗った。

このタクシーのドライバー氏の話はかなりおもしろかった。

彼曰く、大阪のタクシーの一回辺りの売り上げは3万円程度。
名古屋は3万4千円、東京は5万程度。

それで、3万3千円であしきり(営業ノルマ)があるので、いつもノルマが達成できないものだから、ちゃんと給料がもらえない。

「月額で15万ぐらいやな」とのこと。

それでだ、彼曰く、「ちゃんとまっとうに仕事してるのにや、生活できへんようなカネしかもらえんような国はおかしいとちゃいますか」である。

まったく正しい。

生活者の視点(主婦感覚ではない。生活者の視点である)で物事を語ることのできない為政者は、人の悲しみも痛みも苦労もわからない。この国の為政者はこんな人間ばかりになてしまった。

ここにぼんやりとした不平等感がある。


ということで、今日は午前中の講演というなれない仕事。
まもなく出発なので、できればまた夜にでも。

2003/06/24 (火)  
【「柿の葉寿司」と「冷酒」がまっている】

桃知@のぞみ59号新大阪行きです。
まるで近所に買い物にでも出かけるように、東京駅で切符を買う自分に気付き、これはなんだ?と己自身に戸惑ってしまうほど、私の移動感覚はおかしい。

旅なれたと言えばそれまでだろうが、そんなんじゃいけない。
どきどきしなくなったら、ただの爺である。

新横浜でメールのチェックをしたら、おいしそうなメールが届いていて、このメールのおかげで、今回の旅も少しは楽しくなりそうなのだが、ああ、こんなことならもっと早くから奈良での講演の情報を流しておけば、と思ったところで後の祭りなのだ。

桃知さん江

お疲れさまです。 ○○@湿気に弱い です。

わぉぉ!! 桃知さん,奈良に来はるんですか。 ようこそ・・・。

というのも,今回,桃知さんが講演される「橿原万葉ホール」の斜め向かい,四条町という名の交差点あたりに否応なしに目に入るところに,我が会社○○ 奈良支社があります。
その昔は銀行用に造られた建物なのですが,今は我が社の奈良支社が入っております。

自分が今の会社に入社して2年間は,奈良支社に勤務していたんですよ。
最初の1年間は同じ奈良県の「香芝市」に事務所があったのですが,翌年に今ある橿原市のビルに引っ越ししまして。

これといった名物はないのですが,「柿の葉寿司」がオススメですねぇ。 昼食なら「柿の葉寿司」と「にゅうめん」との組み合わせ,夜は「柿の葉寿司」と「冷酒」ですか・・・やめられません・・・

あ,それとですね,これは地元の人しか行かない場所なのですが・・・
万葉ホールから歩くこと5分・・・小さな仕出し料理屋さんが,昼間,食堂もやっているところがありましてね。そこの定食のボリュームは,まぁ,スゴイったらありゃしない。

例えばトンカツ定食・・・720円なんですがね,カツが草鞋とちゃうか?と思うくらい大きい。 衣だまし (衣ばかり大きくて中身が小さいカツ。「子供だまし」を空腹の大人が変換させたもの あはは・・) とは全く違って,これでもか!とばかりに大きい。 ご飯は何も言わなかったら一人一合。 食えませんで・・・ キャベツは「わしゃ馬か!」と思うくらいてんこ盛り。 仕出し料理で儲けた分を食べに来る人たちに還元してくれているんですよぉ(涙)。 焼飯の大盛りなど頼んだら,昼からの仕事は確実に遅刻です。 すくってもすくっても無くならない。

てなわけで,せめて,桃知さんの顔だけでも拝見できたらと思い,奈良支社に行くきっかけを作っている○○です。

桃知さん,全国展開で頑張っている姿,カッコイイです。 無理して頑張ってください(あれ?)
○○は,会社の窓から見える東海道線を走る貨物列車を見て,「あれに乗れば九州まで行けるなぁ・・・」など,放浪癖マルダシの,現実逃避マルダシの生活をしております。

では,失礼します。

「柿の葉寿司」で「冷酒」を一献・・・
たまらんだろうな・・・



【法大エクステンションカレッジ(7月21日)のまとめ】

■まずは、まにあ・1号さまのまとめ

【法政エクステンション第四回】

企業ベースのIT化各論

・北海道:日成建設
・岐阜:宇佐美組、土屋組、内藤建設
・千葉:吉谷土木


●北海道:日成建設(大西氏・笹島さん)

<発表概要>

社内イントラネット(サイボウズ)を構築し約1年半経過した状況を発表。
現場状況報告を回覧板の利用から電子会議室へとステップアップし、各現場代理人のITリテラシーアップをはかり、非常にコミュニケーションが良くなって来つつある。最近は各代理人が発表に工夫を凝らし、競い合うようにレベルがあがってきている。

稼動中の全現場との接続が完了しており、各現場からの「状況報告」を再利用し 「稼動中の全現場の状況をHP上で公開」している。さらにこの「公開」は全現場がほぼ10日ごとに「更新されている」という状況。

イントラネットに積極的に取り組む社員を「表彰」するなどして、今後はさらに自分たちの取り組みを高め、進化させようとしている。また、IT化のベクトルを地域社会・市民へのコミットメントを目指す、という点にあわせて今後取り組もうとする。

<所感>

厳冬期の厳しい現場を乗り切ったメンバー全員の顔写真を公開した報告ページは受講者に思わず身を乗り出させるものがあった。
まだまだ、発展途上のIT化という状況であり歩みも決して速いとはいえない。
しかし、目標、目的が明確で地道な取り組みに「継続は力」を実感。
 
●岐阜:宇佐美組(古田氏

<発表概要>

会社の経営理念を「感動の創造」とされる。
顧客を満足させるために必要なモノを「コミュニケーション」と位置づけ、「顧客満足のスタンスなくしてIT化なし」をスローガンに取り組みを進める。

今の所、ITでは直接会社に利益を与えていないが、「儲かるIT・利益を生むIT」を目標に取り組んでいる。

建設業をサービス産業として再定義し、旅館経営などの経営多角化戦略を組み「顧客満足」を基本とした「感動の創造」を目指して取り組む。

社内IT化の特徴は、Web型データベースを効果的に利用し、プロセス管理を徹底。
安全対策(ヒヤリ・ハット集)、クレーム集などはうならせられるものがある。
また、顧客とインターネット上で情報を共有する仕組み「MyHomePlan」は先を走る企業ならではのアドバンテージを強く感じた。

<所感>

とても「建設業」というカテゴリーにおさまりきらない視点と取り組みは目を引く。
かなり早くからIT化に取り組み、トップランナーとして先頭を走っておられる感がある。

ただ、先を走る者ゆえの弊害・・というかリスクもあるのだというところを桃知さんの補足・指摘にて思い知らされる。つまり、「手本が無い事をやろうとする」という事はよほど慎重にならないと自己満足に陥る大きなリスクがあるという事。

<桃知さんによる指摘>

感動という言葉は非常に重い、「計算ずくの感動」は得てして底が浅く薄っぺらいものになりがちである。ここに陥らないように気を引き締めなくてはならない。また、顧客満足は真剣に顧客側の心情にたったものでなければならない点に難しさがあり、ここも相当気を引き締めてかからないといけない。


●岐阜:土屋組

<発表概要>

非常に意欲的な取り組みを発表。
・Web定点カメラを利用し、施工中の現場を「リアルタイム」でしかも「HPで公開」してしまっている状況、これは「見られている」事を意識する事で
1.作業意識の向上
2.安全意識の向上
3.結果として品質がきわめて向上する
発注者からも非常に高い評価をもらえ、地域への公開という点でもメリットが大。

・ビオトープという新しい分野で「提案型公共事業」を創造している。
今回発表に事例では「ほたる生息地の創造」という事で、「人工の水辺を作り、そこに「ホタル」を自然繁殖させる」というもの。自然回帰のための仕事という、昨今の環境意識の高まりにも乗った、きわめてタイムリーな仕事と言える。

この「提案」がまた素晴らしい、何もない現状に「水辺」が出来上がるシュミレーションをおこない、また夜間の林間にホタルが舞う状況を「幻想的」に表現・提案する様は心をつかむものがある。これはすごい取り組み。

<所感>

Webカメラでの「現場リアルタイム公開」にも驚かされたが「環境自然回帰事業の創造」これには心底驚かされた。これは私が思うに「誰にも反対される事のない仕事」であり「皆に喜ばれる仕事」であり、今の所「出来る会社が極めて限られる仕事」であろう。これこそがまさに「コア・コンピタンス」のひとつと言えると考える。参った!


●岐阜:内藤建設

<発表概要>

公共依存度が10%程度以下という事で、比較的依存度が低い状況で、地域社会、民間へのアプローチを中心としたIT化を目指している。
「総合病院からマチ医者へ」つまり地域に顔を見せ(存在をわかってもらい)信頼される存在になろう!をスローガンに取り組みをすすめている。

社内のイントラネットはサイボウズ・ワークフローを非常に活用している。
まだまだITに対して受身の社員が多く、IT化への必要性は理解できても新しい義務には抵抗感が多いのが目下の悩み。
  
現在は外部向けのHPのリニューアルを行っている。
・現場専用HPを開設し、一般閲覧者からの書き込みも出来てしまう形の現場報告を目指す。
・透明度の高い施工経過を見せることで以後の受注への差別化とする。
・不特定多数の人々への自社への取り込みを目指す。
・全社員を(写真つき)でHP上で公開。公開だけでなく社員全員がが毎日コメントを更新出来るようなコラムサイトも構築中!
 
<所感>
 
少々?という点も個人的には感じた。それはIT化への目的が少々ぼけてしまうリスクが感じられた点。つまり、「社員の自発的な取り組みへの導き」を育てるという目的が「強制的にやらせる」という方向へ傾きが強すぎて行ってしまうのではないか・・・? と、外部の人間の目からは感じられてしまったのだが・・・

<桃知さんの指摘>

「管理者による管理のためのIT化になってしまわないように」と少々きつめの指摘あり。


●千葉:吉谷土木

<発表概要>

IT化の目指すところを、「受注者と発注者相互のコミュニケーション」においた取り組み。
つまり、IT化は「受注者」だけが出来ていても何の意味もない、「発注者」と相互で取り組みお互いがきちんとデジタルでコミュニケーションできる事で初めて「IT化」のメリットが享受出来る!と明確に位置づけ、「発注者にIT化の理解をもとめ、IT化のメリットを感じてもらえる」ように取り組みをすすめている。とにかく行政サイドと溝を作らない視点で取り組みを進める。

具体的には発注者をどんどん社内のイントラネットに参加させ、各種のデータをイントラ上で共有。発注者にCADソフトがないので、ドキュワークスというソフトを用い自己解凍形式で閲覧可能にする事で、図面も電子的に共有、すばやく打ち合わせが出来てしまう。ここでIT化することで、利益があることをすんなり認識してもらえる。

発注者の担当者がその上司に「自分の現場の状況を報告しやすいように」報告してあげる事で担当者の「出世・評価」を少しでも得られるような視点で情報共有をはかる。したがって発注者も進んでIT化(自社イントラ)に自然に参加してもらえる。発注者が「現場とつながっている」という安心感を持ってもらえ始めている。という点に手ごたえを感じている。ここはアナログな心と心のつながりであり、受発注者間で「顔が見える」という安心感が構築できる。

こうしてIT化の目的を「受発注者間のデジタルコミュニケーションの構築」から「顧客満足」に向けていっている。

<所感>

どうすれば「顧客」に喜んでもらえるか・・・に焦点をあわせたIT化。
つまり、IT化で顧客満足を追求するのではなく、顧客満足を追求したらIT化にたどり着いた。
この点に吉谷土木のすごさがある。顧客満足度追求・提案型公共事業の実現!

デジタル・インターネット上で、「現場写真」「打ち合わせ」「見積」「図面」などを受発注者間で共有できてしまっているさまは、地場型CALSそのものという感を受けた。地場型中小建設業の目指すべきひとつのお手本ではないかとすら感じる!


■まにあ・2号さま自らによるまとめ

土曜日はつたない弊社の事例発表を聞いていただきまことに有り難うございました。
過分に端折ってしまいましたので、ミームの伝播に乏しいところも有ったかと思います。
そこで、少しばかり補足をさせていただきます。

顧客をイントラネットに入れるというのは業務上弊社では大切なことだと認識しているのは間違いないのですが、今という時代にもっと大切なことが有りまして、それは、私が「最後に一つの波紋になろう」と書いた部分です。

つまり顧客と言えども社会の中の一人一人でありますから、顧客=社会である、と言うことだと思っています。

どこの会社でも自社の生き残りを考えIT化を進めているのですが、大変生意気なことを言わせて頂ければ、あくまでも社内情報に目を向けた取組であって、自社が社会の中の歯車で有ることを見逃しているようにも思えます。

企業は社会の歯車であると理解すれば、現在企業の歯車は社会という大きな歯車によって違う方へ大きく向かっているのでは?と思います。

なので、私は企業の取組の中に社会を巻き込む事が必要ですと言いたいのでして、社会を巻き込みにあたり、ITは格好の道具であると認識しております。
(ITを使うにあたってはリテラシーの向上が必要ですが。)

現在違う方向に向いてしまった歯車(社会)を自らが方向転換させる努力をする、それは、一気に90度の角度で方向修正と言うわけには行きませんが、例えば、たった1度、方向が変われば、何年後かには大きく軌道(最悪の事態)を外れる可能性が有ると思っています。

その時にもしかすると初めて自社が救われるのではと信じております。

私は企業のIT化の取組は実際におかれている企業規模の違いや環境の違いで、同じサイボーズを使っていても、違うものができあがってくると理解しています。
これは、同じ人間でも住むところが違えば言語や肌の色が違うのと同じですよね。

だけど、そこに必ずあるのは「社会」なんです。

その社会が、どこの歯車でも公共工事ダメダメ歯車になってしまっているのです
から、企業の環境を救う唯一の取組は、歯車をコツコツと変えていくと言うところに行き着くのではないかと私は思っています。

それには、1社で取り組むのではなくて、師匠に学んでいる企業が同じ視点で、各地域の社会の歯車を徐々に変えていく取組ができればタイムラグは生じますが方向修正が可能だと私は思うのです。

それが、中小建設企業がやらなくてはいけないITを使ったサバイバルではないでしょうか。。。

大変恐縮ではございますが、補足と書きながら生意気事を書かせていただきましたが何卒お許しください。(お叱りは覚悟しています。)

皆様の益々のご活躍をお祈りしております。

この日の私といえば、偏屈な爺のごとく、少々辛口のコメントをしているのだが、その大きな理由を端的に言えば、「環境を変えるには自らが変わらなくてはならない」というIT化の大命題が(担当者レベルで)ほとんど理解できていないからだ。

イントラネットは鏡(もしくは眼鏡)でしかない。
それも己自身を見ることのできるものである。

そしてこの己自身とは、二つの環境。
つまり、内部(社内)環境と外部環境との相互作用の結果としての自分なのである。

これを忘れると内向的な小手先の技術論に走りはじめる。
つまり、なにを変えることが大切なのかがわからなくなってしまう。

そこには、なにか「ぶっといもの」がない。

つまり、『ミームによって運ばれる感動と人間性に対する信頼感の伝承がコミュニティ・ソリューションの秘密である。』(金子郁要 『コミュニティ・ソリューション』,2002,p160)がないってことだ。

自らが変わる、という意味をよく考えていただきたい。
特に、経営者ではなく、右腕であるべき方々、もしくは右腕になろうとする方々が中心となって行うIT化は、この部分を理解しないとかなり難しいだろう。


■今日は奈良へ

今日、明日と、奈良県橿原市の「かしはら万葉ホール」にて、奈良県建設業協会さま主催の「建設IT推進セミナー」が開催されているのだが、私は明日(25日)午前10時から2時間の講演というスケジュールのため、今日中に奈良県橿原市入りする。

その前に、大阪の建設総合サービスさんにお寄りする予定なので、少々早めに自宅を出なくてはならない。

ところで→「畝傍」
近畿圏以外の方でこのよみがぱっと出てくる方はそうはいないだろうな。

2003/06/23 (月)  
【「公共工事という産業」は喋れないことで、またどうしようもなくなってしまうのだ】

法大エクステンションカレッジの受講生から、今日の話題に関してメールが届いていたので追加とする。

昨日はお世話になりました。
毎回、爆裂系の講座ですね。
私はもっとおとなしいものを想像していたので以外でした。(おもしろ〜 そして疲れる)

さて、以下の文面についてですがまさに2度の知事との懇談会で痛感させられました。

『しかし、「公共工事という産業」は喋れないことで、またどうしようもなくなってしまうのだ。』

決定的に最悪なのが会場に行っても発言をしない支部の幹部たちです。(支部長といわれる方たちもお見受けいたしました)
知事もその当たりを突いておりましたが確かにその通りです。

テレビ朝日と知事の出来レースだったとしても県内には他のメディアもあるのですし(この方たちはどうも知事100%ではなくなってきているように感じました。)
もっとそのメディアを活用して市民に訴えかけるしかないと思うのです。

喋るには将来のビジョンやら政策等々について勉強をしなければなりません。
確固とした信念に基づく豊富な知識がなければ話も出来ないと思います。
私はまだ喋るとこまで頭が練られていないのでまとまったことが言えません。
酒飲み話なら別ですが・・・・・
とにかく勉強と訓練です。
そして発信です。

ここでは言えませんが○○○のイントラに興味深い書き込みが・・・・
やっと表に顔を出すかといった感じですが・・・

それでは又来月よろしうお願いします。

「喋るには将来のビジョンやら政策等々について勉強をしなければなりません。」
「確固とした信念に基づく豊富な知識がなければ話も出来ないと思います。」

その通りである。
だから、問題意識を持って「本」を読め!そして、パソコンを持って街にでよう!
とことあるごとに言っているのだ。

知らないことで開き直りが効くのは、予見可能なリスクの時代のはなし、つまり右肩上がりの時代のはなしであって、予見不能なクライシスの時代でそれが許されるのは、最初のごくわずかな時間だけなのだ。

つまり、今という時代は、時代に「遊び」がない分、バカはすぐにバカとばれてしまうのだ。

遅くはない。
本質を学ぶことに、遅すぎる、ということはないはずだ。

そして議論をしよう。



【独裁者】

まずはこういうメールから。

====6月13日の店主戯言より引用させていただきます====
それは、最初はかなり高尚な目的を持って設計されたシステム(政策)も、変化の激しい時代には、陳腐化するスピードも速いのですが、例え陳腐化しても、そのシステム自体の実現が目的となってしまっていて、最初の高尚な目的は、何処かへ消えてしまっている。つまり、役に立たない、というものです。
====引用終わり====

岐阜県の「建設CALS/EC研修センター」は、頭に「岐阜県」とついていない。
つまり当初は、県内に限らず全国のCALS/EC化の研修センターであろうと志したはずなのに、いつのまにか岐阜県のCALSを実現(実装)するための研修施設になってしまっている…現場の方の声です。

しかもセンターの「研修」自体は今年度で一応終わりなんですよね…
H13年から15年で準備して、16年度から電子入札全面導入ですよー、それまでに準備済ませてね、っていうのが県のスケジュールらしく、でもまだ全然準備できてないじゃん!あちこちの業者さんに伺った率直な感想。
ミームは?場のマネジメントは?本質的なところ準備なし??

「必要な事は「いつでも大丈夫」と言えるだけの社内IT化と体質強化、そして効率的な社内ITインフラ整備のための選択眼です。」

ぜんぜんだめじゃーん!!と思いつつ、日々飛び回るこのごろです。
といいつつ、自分ならもうちょっと何とかできると思うおごりは若さゆえ?

是非一度、弊社主催でオープンセミナーをお願いしたいと思っております。
お歴々いらっしゃるのは重々承知、社内調整が困難極めるのも承知。
でも人材派遣会社が開催するのも切り口としておもろいかなとか思ってます。
こういう考え方って浅はかですかねえ?

では、お体ご自愛くださいませ。

こんなのもきていた。

(ざっくり)

はっきり申し上げて桃知さんのやっていることは「絵空事」と思っておりました。今も半分はそんな気持ちです。だだ少しづつですが理解を深めてきております。

長野問題を日曜のサンデープロジェクトで取り上げておりましたが、まさにノーガードの殴り合い、地獄絵図ですね。テレビ的に紹介されていたので、官製談合の巨悪ぶりが前面に押し出されておりまして、「公共事業に携わってきたものが税金を如何に食い潰してきたか」というところに結論が定まっていたように思います。

話は変わりますが福島県二本松市の根本市長が逮捕されました。収賄容疑です。以前から噂はあったのですが、こんな急展開は予想しておりませんでした。公共工事の信用の失墜と、合併の遅延は必至です。

(ざっくり)・・・来て頂いた担当者と参加者の質疑応答でこんな会話がございました。

「私は土木関係の人間だが、事業は減らされ単価は減らされ、苦しんでいるのだけれど合併したら当然職員のリストラをするのでしょう?」

「いえ、職員の生首は切れません、退職と採用で数的には減ります」

職員の生首は切れない??納税者の一員である土木関係者は餓死しても??法律的な問題もあるのでしょうが、最近の御上の施策は理想論であって「人の営み」がそこにないように思います。長野の「速攻理想論モデル」がどこまで行けるか?確かに興味しんしんです。いまのところ対岸の火事なのでこんな事が言ってられるのでしょうが

我々の産業の閉塞感は、桃知さんの「発注者がモノを買う視点」という事に全てが集約されていると思います。私達の探求すべきは「モノを売るという視点」、消費者たる行政サービスを享受する住民が何を求めているか?これが経済の根源だと思うので。(理系なのでよく解りませんが)ただしドコからアプローチするか?まだ見えません。

色々と考えさせられる事が盛り沢山の日でしたので、思い切ってメールさせて頂きました。山形講演に行きたかったのですが、用事が出来てしまいいけませんでした。次ぎはお邪魔したいと思っています。
雑文御容赦ください。

お二人ともお若い方だけあって、ご意見そのものはかなり青臭いが、私がこの方々の歳のころは、それこそ「失われた20年」にいたわけで、それ(その頃の私だな)に比べれば、各段に難しいことを言っているのであってね、それは凄いことだな、と関心しているわけだ。

世の中には沢山の「正解の思い込み」があるけれど、本当に大事なことなんていうのは、そうあるものでもなく、その数少ない大事なことのひとつが、勉強することなのだ、と私は四十を過ぎて気が付いた(つまり、バカである)わけで、こういう若い方が、こうして「今の時代」を考えてくれるのは、本当に嬉しく思う。

さて、私が昨日のサンデープロジェクトの長野特集をみて感じたのは、議論が突然始まっている不自然さ、というようなもので、つまり、なぜ「談合」がよくないのか?それから、長野県の現行の入札システムが、結果的には技術力のある地場の優良建設企業を優遇するもの、と田中知事は言っていたはずだが、それはなぜか?

そういう、非常に大切な本質的な議論をを棚上げして、いきなり、増税→財政赤字→その原因は公共事業→そしてその背景にある談合、という図式を展開しているのだから、自ずと結論も決まってしまっているわけだ。

そこには番組制作者の意図的な偏見が見え隠れしていて、赤いニシンどころか、あの拉致の国のパロディじゃないのか・・・独裁者・・・と苦笑ものだった、というものである。

本質的な議論をしない、プロパガンダ的な報道は、そもそも疑ってかかるべきで、ろくなものであるはずがないのだが、この国の多くの主婦感覚の方々は、そういう本質的な議論には無関心なのである。

その無関心が独裁者を生み出してしまってるのだ。

私はその無関心の根源は、サラリーマンの源泉所得に代表される税金徴収システムが創り出した、国民の税金の使い道に対する無関心さだと思う。

自分が納めた税金の使い道が気になりだしたら、単純な公共事業反対論者でいられるはずはないのである。

そこで今、「公共工事という産業」にとって必要なことは、議論する力だと思う。
それは、本質的な議論の場に、建設業が嫌いな方々を引っ張り出す力である。

しかし、「公共工事という産業」は喋れないことで、またどうしようもなくなってしまうのだ。

2003/06/22 (日)  
【A Red Herring】

今日は軽く流して休もう。
少々疲れている。

さて今日の表題は、「A Red Herring」−つまり赤いニシンである。

この言葉を聞いて、ああ、あれか、と理解できている人は少ないだろう。
英語タウンによれば、

「赤いニシン」とは重要でない、または必要でないと思われる情報や考え方のことで、本来考えなければならない問題から人々の注意をそらすために故意に持ち出された可能性のあるもの。

 ■ 例文:I think that rumor is a red herring - I don't believe it.

と説明されている。

この赤いニシンは、為政者が、人民(国民、市民)を統制するために使う常套手段である。
もっとも単純で効果があるのは仮想敵(国)を設けることで、国民の中に曖昧な不安を作り上げて、政権支持率を上げるというものである。

北朝鮮による拉致問題やイラク支援にかかる云々は、今の米国(ネオコン)流の赤いニシンである。
それは経済政策の失敗を覆い隠そうとしているだけである。

2003/06/21 (土)  
【てうち】

桃知@熊本なのである。
昨日の出来事をいろいろと書きとめておきたいのだが、これから急ぎ帰京し、法大エクステンションカレッジに向かわなくてはならないので、残念ながら時間もない。

そこで、先日の「長野ネタ」の当事者からのメールが届いていたので、それを引用して今朝は終わろう。

まずはA木さまから。

このたびは店主戯言で、長野の方からおしかりをいただき、活字を生業としている身でありながら、言葉足らずで不愉快な思いをさせてしまった、と猛省しております。

普段、メールを送るときは「エイ、ヤーッ」とは送信せずに、何度か読み直すのですが、今回は時間がなくて「エイ、ヤーッ」と送ってしまいました。すみません。

ですから「長野はほんとひどいですね。」…は高橋さんが解説してくださったように、『本当にひどいのは長野のシステムや組織、知事や、知事によって土建業界が追い込まれた境遇etcでしょう。』であり、この部分がすっぽり抜けていました。

わたしの主張は「郵便入札という乱暴な入札制度を強要しておいて、片方では新分野進出のために支援の手を差し伸べるという田中県政のやり方はひどい」ということです。

独り善がりの文章になった最大の原因は、ある程度みなさんが連載記事「検証・長野モデル〜ハードランディングの衝撃」http://www.kensin.jp/ を読んでいただいているのだ、という思い込みやうぬぼれがあったからです。よく考えたら、北海道だけの新聞なのにね…。

もう一点、「裏の戦略」も誤解を与える表現でしたね。
最近、建設業界の方々と話して感じるのは、彼らが「戦略」ということに関して、あまり興味がない、あるいは必要と感じていない、ということです。(また怒られるかなぁ?)

従来「公共工事という産業」では「戦略」は必要がなかった。例えば、発注者の幹部と協会の幹部がさしで会い、「よしっ、これでいこう!」と手を打てばそれで済んだわけで、何も面倒な戦略なんかを練る必要はなかったのです。

しかし、それが出来なくなったとき、地場中小建設業が生き残るためには「弱者」という立場を市民社会にどう理解してもらい、市民社会とコミットメントするシナリオをどう描くのかを、誰かが考えていかなければ
ならないのです。それがわたしの主張する戦略性なのです。

…以上、猛省&主張です。高橋さんをはじめ、お二人のKさんの励ましはうれしかったです。
もっと謙虚に生きます。ハイ。

そして長野の方。

先日は突っ走ったメールしまして、お騒がせしました。
どうも言葉が足りないというかボキャブラリが貧しいせいで、よく周りに迷惑を掛けているようです。m(__)m

桃知さんやみなさんのフォローで助かりました。
わたしが言いたかった(腹が立った)のは桃知さんのおっしゃる「後付」の事だったんですね。言ってもらえて気がつきました。
(しかし桃知さん流石ストレートですね)

「したたかさ」か。性格的にかなり難しい課題だなあ(^^;;

#これからもよろしくお願いします。

まあ、とりあえず、しゃんしゃん、ということでてうちである。

2003/06/20 (金)  
【長野県は大きなリスクをかけて壮大な社会実験をしているのだと思う】

2003年7月3日 大分県大分市(大分県立総合文化センター)

7月3日の大分市での独演会のご案内を掲示いたしました。
皆様、お誘いあわせの上、おいでいただけますようお願い申し上げます。m(__)m

■中小建設IT化戦略セミナー 「地場建設産業におけるIT化の可能性 in 大分 1st」
【日時】 平成15年7月3日(木) 13:30〜17:00
【受講料】 2,500円
【会場】 大分県立総合文化センター Space Be 映像小ホール
【定員】 50名
【概要】 大分へおうかがいするのは約3年ぶり、独演会は初の開催となります。
そして、今回は3時間30分、本当のIT化の話をします。

■出し物■(予定)
 『桃論』−中小建設業IT化概論−IT化についての基本的な考え方

・IT化の方程式(IT化には方程式がある)
 →制度慣行=環境×原理

・中小建設業のIT化を考えるということ(中小建設の環境と原理、IT化の環境と原理を徹底的に考えること)
 →中小建設業のIT化=環境×原理
 →中小建設業のIT化=中小建設業(環境×原理)×IT化(環境×原理)

・IT化への誤解(正解の思い込み)
 →なぜIT化は投資効果をもたらさないのか

・ミーム論その壱(IT化で扱う情報とはなにか)
 →IT化で扱う情報とは文化子(ミーム)である
 →ミーム論的インターネット

・今という時代(時代という環境の理解
 →インターネット社会としての今という時代を理解しよう
 →新しい問題解決方法としてのコミュニティ。ソリューション

・ミーム論その弐(ミーム論的組織観としての「場のマネジメント」について)
 →ミーム論とIT化とマネジメントの関係について理解しよう

・ミーム論その参(メタ情報としての信頼という情報)
 →ミームが運ぶ信頼と感動の情報=ソーシャル・キャピタル

・ミーム論その四(中小建設業が売っているものとは技術のミームである)
 
・この時代変革(エポック)への対応
 →現状は情報社会への突破段階(エポック)

・コア・コンピタンス
 →そもそもIT化の目的とはなにか
 →コア・コンピタンスとしての自社の技術のミームとIT化

・各論:IT化のポイント
【主催等】 主催:(株)シャローム
共済:桃知商店
【お問合せ・申込み先】 (株)シャローム 建設業セミナー実施事務局
TEL:097-558-1050   FAX:097-558-2060
mailto:himawari@shalom.co.jp

お申込みは、申込み用紙に記入の上、FAXにてお申込いただくか、申込書内容を記載して電子メールにてお申込ください。
【案内文書(申込書付)】 セミナー案内(申込書付き)→  030703.pdf(pdfファイル)
【懇親会】 予定しております。


■言霊

久しぶりに高橋さんからのメール

大切ですね、、「言葉は、言霊」ですね (*^_^*)

私もつい、感情的にならないようにと、気を付けなければ。

さて、A木様の発言でも、行間を読めば、A木様の真意は良く理解できると思えます。

長野の方は、つい、、早合点してしまったのでしょうかね。(*^_^*)

そこで、長野の方には、一体どこに自分の「愛」の向く先があるのでしょうか。

「長野」とつくすべてに愛があるのであれば、A木様の「長野はほんとうにひどい」に対して怒るのは解りますが、そんな事はないですよね。

本当にひどいのは長野のシステムや組織、知事や、知事によって土建業界が追い込まれた境遇etcでしょう。

長野の方の琴線は、A木様の文中の「裏の戦略」という言葉にあるモノだと思えます。

「裏」の戦略という言葉がどこかで引っかかってしまったのか?

きっと長野の方は真正直な「一所懸命」な方なんだろうと思いますが、勿体ないですね。

ま、、師匠の講演をきけば、誤解だとすぐに解るので心配ないでしょうね、、、(*^_^*)

では、、では、、


■喧嘩しない戦略

うちの一番弟子さまより

長野県の問題が議論されているようですが、どちらにも言分はあるのですね。私は置かれている現状をどう克服しようか考え、議論に参加する気にはなりません。
しかし、私はA木様の考え方を支持したいですね。

師匠が書かれているように「喧嘩しないという戦略」で、優位性を保とうとしています。今朝読んでドッキリしましたし、意を強くしました(笑)。

民間建築をやってて良かったと思える日々で、今年度の決算、来年度の繰越工事もよめるようになり、勝組みに乗っかってる感じがつかめてきました。公共土木一辺倒の方々がかわいそう。

という事で、来月5日の法政カレッジ楽しみにしております。
ところで、今回の参加者はどのような方がおられますか?
聞かれる方が少しでも参考になる話をしたいので、お教えください。また、長野県の現状でも織り交ぜましょうか。

お邪魔して皆さんと親しく懇談をする事を楽しみに参ります
ので、よろしくお願いします。


■(↑)の方と同じ苗字の北海道の方から

今日、建設業等のソフトライディング対策支援説明会が、札幌で開催されましたので行ってまいりました。
今日の戯言に添付されたA木さまのメールを見てから説明会に参加しましたので、本当の狙いは新分野進出事業の支援ではないのでしょう? と言う目で参加しましたが、単純な私の脳みそは、道庁は真剣に支援を考えていると感じました。

しかし、そう簡単に新分野進出が軌道に乗る訳もなく、むしろ難しいのが現実ですからねぇ。そう考えるとA木さまの言われる通り、道庁の狙いは新分野進出事業支援を活用し、二面性をもった見事な戦略であると感じました。

長野県の状況につきましても、北海道建設新聞に連載された記事を紹介するなど、道庁としてもやはり関心度合いが強いようで、長野県の動きを観察しているように感じました。(これについては、皆同じ感覚だと思いますが・・・)

午後からは、多角化支援事業についての説明でしたが、些細な出来事が発生しその対応処理のために参加できず残念でした。

道庁の方の説明の中で印象に残った話がありました。「建設業の方は役所に気を使いすぎる。製造業の方はドライですよ。それでいいのです。」参りました。

これが受注産業の弱みですよね。

話は変わりますが、滝川セミナーで感じた今までの桃先生とちょっと違う感覚は、「ORと答える、そんな曖昧さのもつ戦略性」の丸さだったのでしょうか。

失礼しました。余計な詮索でした。
では、失礼いたします。

PS 自宅からのメール送信にて返信宛先名が、漢字表示でなく失礼いたします。

まずは、PSにある『漢字表示でなく・・・』について
私は、メーラーのFrom表示をアルファベットで書いている人が嫌いだ、というはなしを、先日滝川のセミナーでしたので、こういうPSがついているのですね。

これは冗談じゃなくて、一日に何十通もメールが来るようになると、受信一覧の差出人の所は漢字の方が、一目で誰からのメールか判断できますので、大変助かります。

それも、例えば、桃知利男(○○建設)とかなっていれば最高なわけで、受信する方へのこの心配り、これが大事だよ、って話をしたのですね。

だいたい、ほとんどのメールは(本文が)英文じゃないし、そもそも、外国(英語圏の方)と、どの程度やり取りしておりますのでしょうか?>ドメスティックな産業のみなさま、ということです。


■長野県は大きなリスクをかけて壮大な社会実験をしているのだと思う

さて、北海道のソフトランディングについては、道は、当初は本気だったと思います。
ただ、A木さま指摘の部分は、この施策を実行しているうちに、あとから思いついた、つまりあとずけの理解と理由のような気がします。そんなものです。

つまり、『そう簡単に新分野進出が軌道に乗る訳もなく、むしろ難しいのが現実』に、道が気が付いたのです。
でも、最初は、なんとかなるのでは?(規制緩和論者のように・・・)と思っていたのではないでしょうか。

長野県については、私は大きなリスクをかけて、壮大な社会的な実験を行っているのだ、と理解しています。
ですから、他の自治体は(長野県のおかげで)逆に慎重になることができる、と考えています。

つまり、長野の結果をみて動くことができる、ということです。
これは多くの自治体にとっては、願ってもないことだと思います。

さらには、相対する政策として、岐阜県の動きを、これ(長野県)に対比させれば、わかりやすいかもしれません。

私は、長野県の田中知事のやっていることには反対の立場にいます。
しかし、田中知事は、逆に私のような主張をしている人間の方がおかしい、という立場にいます。

つまり、行き着くのは主義主張の問題なのであり、これは宗教戦争とたいした変わりはありません。

そして、この主義主張の対立が喧嘩となってしまった場合、その結果として、誰が一番迷惑をこうむっているのか、と考えれば、それは、常に市民(つまり長野県に住んでいる人々)なのです。

為政者は、どうしても問題を個人の問題と切り離そうとします。どんな政策もじつはマクロ的でしかなのです。
逆説的には、為政者の個人的問題としてはミクロ的なのですが、それゆえに市民の視座を失ってしまいます。

(市民は主婦だけではありません。)

しかし、住民の視点を忘れた政策(ソリューション)は、いつまでもヒエラルキーとマーケットの呪縛から逃れられないでいるだけでしょう。

そして、似非民主主義であろうとも、一応民主主義的な均衡が壊れて、ヒエラルキーかマーケットの極に政策が走ろうとすれば、それは大きなリスクをともないます。

中庸の欠落。
ORという答えの否定。
どちらでもない人々、若しくは反対側にいる人々の否定。

そこには、自治体の為政者が持つべきだろう、生活者の視座が感じられません。
→これは、北海道のソフトランディング政策を最初に目にしたときに、私が感じたものでもあります。

そして私は今の長野県には以下のような状況を感じています。

私(田中知事)が嫌いなら、長野県から出て行けばいいじゃないですか。

さまざまな(建設業界に不利な)政策が、一方的に打ち出される状況を見ていると、私には、彼が、そういっているようにしか思えないのです。

そして、そのような政策を為政者に行わせてしまった、建設業界の戦略もまた、喧嘩をする選択だったのではないか、と考えています。

とにかく、いいかたは悪いかもしれませんが、長野県は大きなリスクをかけて壮大な社会実験をしているのだと思います。

そして、私はそれを観察しています。

それは田中知事の政策の結果もありますが、もっと関心のあるのは、二度の選挙における建設業界の対応と、田中知事との間の相補依存の関係・・・とでもいいますか。

ということでお時間です。
これから熊本は芦北まで飛びます。

では。(^O^)/

2003/06/19 (木)  ▲
【長野からの反論】

桃知@三重県津市から帰還です。

ご無沙汰しております。

コラム、いつも拝見しております。松本へも(入れてもらえれば)2名ほどで行こうかと思っております。

さて、6/19のコラムでタブン北海道の方だとは思うのですがちょっと独りよがりですねえ。「理解されない裏の戦略」をやることが行政の仕事という勘違いがあるのでしょうか。このへんの考え方の違いはお国柄というやつでしょうか。

引用の研修会の状況も聞いた事もないことですので参考までに。
ま、「長野はほんとにひどい」などと他県の方には言われたくないので。

「熱心にやっている」人間は長野にもおりますのであしからず。

ちょっと腹が立ったので乱暴な文章で失礼しました。

ということで、長野からの反論の到着。

すこしは、こういう意見もでなくちゃ、面白くはないのですが、でもね、「長野はひどい!」って言っているのは、圧倒的に長野県の方であってね、多くの(他県の)方々は、はっきりいって無関心なのです。

ですから、A木さまのように、長野県以外の方でも、長野に興味を持って意見をいってくださることには、素直に意見を聞き、単純な感情的反発ではなく、事実論拠を持って答えるべきでしょう。

つまり、多くの方々にとっては、『「熱心にやっている」人間は長野にもおりますのであしからず。』という言葉こそが独りよがりにうつってしまうのです。

言葉は言霊です。

だから、むずかしい。



【建設業者等の農業分野進出研修会について】

桃知@津です。

昨日は、津での講演をいいことに、講演終了後、丸亀産業のガメラ青山、山際両氏と、松阪の「かどや」でお肉三昧でした。

松阪市は有名な焼肉店が立ち並ぶところであり、競争も激しいところです。
東海地方では有名な「焼肉さかい」というチェーン店がありますが、この店が松阪では店を閉めている状況なのをみると、松阪市民の焼肉食い民族としての質の高さが伺えます。

その質の高い松阪の皆さんに高い支持を受けているのが「かどや」ということになります。
このお店はけっしてメジャーではありませんが、いつもお客さまでいっぱいです。

昨日は、まずはレバ刺、そしてタン、ホルモン、ロース、カルビを塩でいただき、その後ハツをタレで食べ、センマイ刺、お昼の飯の友として評価が高いというポーク・ソティを食べ、最後にりんごのシャーベットという、これでもか、というラインナップでした。(これで生ビール三杯ですから、プリン体は「たっぷり」です★\(^^;)

特に、塩ホルモン(このホルモン脂たっぷり、好きな人はたまらないが・・・)をポン酢をタレにして食べるという、ガメラ青山氏オリジナルは最高でした。

そして、この「かどや」のタレも、じつはものすごく美味しいのです。
味噌ベースのとても優しい味(ちゃんこやさんで出てくる力士味噌を知っている方はその味を思い浮かべていただければよい)で、キャベツを食べるとうまいのですが、、これをベースにした酢味噌で食べるセンマイ刺しは素晴らしいものでした。

やっぱり、男は肉だ!

おかげさまで今日は元気です。(元気ついでに、朝一で帰京する予定です)


■長野より二題

7月の松本講演、行くつもりでおります。楽しみです。

「建設業者等の農業分野進出研修会」、伊那市会場へ私も行ってきました。
民放が来て端から取材しておりました。タマちゃんか千乃何とか(どちらももうぜんぜん言われなくなってしまいましたが)のようでした。ほんとに巨大で過酷な金網実験場ですよね。こういうのも主婦感覚からきているのかな?

でももう農業に取り組んでいる会社もありますから、捉え方はさまざまですよ。

研修会なんて名前が付いているから混乱したのかなとも思いますが、県は「作られた産業」の私たちにこうしろ、ああしろと言いたかったのではなく、県、それも「農政部」としては、

@誰でも良いから斜陽産業「農業」に取り組んでくれないかな?
Aそれが建設業者でも別に構わないけれど、農政部として何か手伝いたいがそれは何か?教えてくれないかな?規制緩和かな?補助金かな?
Bたぶん聞かれると思ったので一応資料は用意したけど、何をやっても農業単独でしかも得意の横並びでは採算は難しいよね。プラスアルファ(観光など)が不可欠。

なくらいの感覚だったわけで、未経験の人が未経験の人に経験に基づかない話をする会だったんです。
みんなでニッチ市場を狙おうね、ではニッチモサッチモです。

県や協会で一斉にできた「土建やさんのこだわりトマト」を売りさばいてくれるわけでもないですしね。
作った野菜全部「長野ブランド」「田中‐田崎‐玉村推薦」なんてシールを貼るわけにも行かないし。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/35.htm

作ることもさることながら、どうやって売るか?いちばん苦手な分野ですね。トマトが倍できりゃ価格は半分になっちまうんですから。

でも高原野菜の専業農家なんかで、セルシオやベンツを何台も所有している人もいるし、われわれの中からもそんな人が出現するかもしれません。

以下、当時の社内イントラから。
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最近、県主催の講習会がやたらにあり、6月3日火曜日には、「建設業者等の農業分野進出研修会」が実施され、当社からは川手常務と社長が出席してきました。

講習会には、かねてから当社の協力会等で「私たちが携わっている建設業に類似している農業への参画」することに興味のある人が多かったこともあり、少し期待を持って参加しました。

長野県建設業協会でとったアンケート結果でも新分野へ進出したい会社は全体の52%あり、中でも農業分野が57%が関心を持つなど人気が高い。農業は必ずしもバラ色な産業ではないが、建設業者にとっては職性的に進出しやすい分野であるといえる。

それに対して、県の農政部は政策的に、建設関連に限らず、としながら、農業への参入を薦めるのには理由がある。

県が標榜する「消費者に軸足を置いた農業政策を展開していく」上で、経済効率や高齢化少子化による「担い手不足」は大きな問題となっている。

ライフスタイルの変化で外食の機会が増え、輸入農産物を摂取する機会が増えており、また国内生産の農産物ですら、BSEや食品の不正表示、無登録農薬を使用するなどで安全・安心・信頼が根底から揺らいでいる。

こんな背景から地域で採れたものを地域で消費する「地産地消」が見直されて来ており、未来を担う子供たちの「食」を守ることでもあるのだ。

1.長野県の農業を取り巻く情勢について
2.構造改革特区の活用等による農業進出について
 ・農業参入への規制等について
 ・構造改革特区について
3.クラインガルテンの開設について
4.土地利用型農業(稲作・麦・大豆等)の展開について
5.畜産分野への進出について
6.園芸分野への進入について

などについて採算性の試算を交え説明がありました。いずれも採算をとるには、今までの公共事業的な発想ではなく県の指導だけに依存せず、作るだけでない、観光を視野に入れたトータルサービス産業にし、地域オンリーワンになる必要があります。公共工事依存型のわれわれにとって最も縁のなかった部分です。当然ですが前払金もありません。

山間地の農業では、建設業が参入する以前に地元も県も手を焼く「獣害」が深刻で離農に拍車をかけています。大鹿村では村をあげて構造改革特別区域(特区)となり、村内業者がまとまって動き始めていますが、法律や補助金など、特区向けの整備はまだ遅れていますし、農政部でも「何がしてほしいか言ってくれ」、という対応であり、何もかもがこれからのようです。
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農業ってやるのに金がかかるんですよね。

死して屍ひろう者なし。by大江戸捜査網

松本のセミナーには、社長(70才にしてADSLぶいぶいゆわす凄い奴)が行きます。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news002.htm

ありがとうございます。
適切な情報ありがとうございます。m(__)m


■A木さまより

このことなのでしょうかね(↓)
http://www.pref.nagano.jp/doboku/kanri/kensetu/kouzou-kaikaku/setsumeikai
それとも第二弾の具体的な研修会なのでしょうか?

長野県は本年度から、北海道が取り組んでいる建設業ソフトランディング対策の新分野進出・多角化事業に着手しようと考えており、県内4ブロックで説明会を実施しました。

○○さんたちの情報によると、各会場では新入札制度への不満が噴出し、これに対して県土木部の幹部が「文句を言うな。お前たちがまだ談合してるのは知ってるんだぞ。情報はどんどん入っている」と売り言葉に買い言葉で応酬する、悲惨な説明会になったようです。

長野はほんとひどいですね。

道が始めた建設業等のソフトランディング対策の「新分野進出・多角化支援事業」は、実は建設会社が他産業に進出することを促すために仕掛けた施策ではありません。

本当の狙いは、道庁の組織で「建設業行政」を発注行政から切り離し、一つの産業として認知してもらうことが最大の目的です。

それと、建設業が必死になって地域の雇用を支えていることを市民社会に伝えるツールとして新分野進出事業を活用するとともに、北海道発の施策として全国へ情報発信に、時間稼ぎ(大変だから公共事業減らさないで…)をするのが目的です。

こうした裏の戦略が理解されていないので、当初は建設業界から「やってられるか!」という反発を招くのですが、北海道ではようやく認知されてきました。

国交省の担当者に言ったのは「道の施策が成功しているのはそこにかかわる熱心な人が多くいるからです」ということ。ですから水平展開でどこの県でもうまく施策ではないのです。

そうそう、このしたたかさみたいなものを、「公共工事という産業」は最近忘れちゃっていますよね。

私のような主義主張の人間でさえ、最近思うのは、「喧嘩しないという戦略」の優位性なのです。
これは、したたかな戦略なのですが、私自身の反省も含め、昨今の議論の単純化、好きか、嫌いか、の両極化はなにか問題があるように感じています。

「好き」OR「嫌い」と聞かれれば、ORと答える、そんな曖昧さのもつ戦略性を考えていました。

2003/06/18 (水)  
【松本はなにか・・・】

■52万

52万は岩手の菅原さまでした。
おめでとうございます。


■日立建機さまより

http://www2.hitachi-kenki.co.jp/news/detail/030617.html

(↓)の「こんな長野県にモモチ先生は来るんでしょ?」にお応えしまして、7月8日に松本へ参ります。

今の長野県にとって、私のIT化理論がどこまで有効化はまったく?なわけですが、まあ、ごちゃごちゃ考えてから参りますので、とりあえず期待だけはしておいてくださいませ。



【@津】

桃知@三重県津市です。
本日は三重県建設技術センターさま主催のセミナーで講演をします。

『桃論』−中小建設業IT化概論− IT化についての基本的な考え方

これが今日のお題です。

■某MLへの投稿から・・・

それから今日は長野県が主催する【建設業者等の農業分野進出研修会】がありました。どんな内容だったか皆さんに紹介するように○○さんから言われていたのでデジカメまで持って行ったんですが・・・俺たちを馬鹿にするにもほどがある(激激)
もう〜長野県は終わっちまったよ〜〜(滝涙)

こんな長野県にモモチ先生は来るんでしょ?7月8日長野県勢(ざっくり)松本に集合!?とりあえず、エントリーは済ませました。
モモチ先生は泊まるのかな?何か食いたいものあります?ザザ虫とかカイコとか・・
・松本入りの時間だけでもわかれば蕎麦行きましょう。

ということで、【建設業者等の農業分野進出研修会】・・・気になりますねぇ。
どなたか情報をくださいませ。m(__)m

2003/06/17 (火)  
【7月3日は大分で講演です】

■肩こりのはなしのつづき

平和建設の長谷川さまに、ロイヒつぼ膏をいただき(ついでに肩こりのつぼに貼っていただき)、血行がよくなったせいか、私の体調はよくなってしまって、昨日の勉強会は約1時程オーバーでございました。

平和建設の皆さん、ご苦労様でございました。m(__)m


■52万

当サイトの一お連カウンターは、まもなく52万の切番となります。
今回は前後賞なし。景品はももこむポロシャツ黒を準備します。(前回51万分とあわせて、現在作成中です。)

サイズはLのみ。
狙ってもゲットできないものですので、まあ、運試しにでもチャレンジしてみてくだされば幸甚です。


■7月3日大分講演

さて、7月3日(木)には、大分県大分市での講演を予定しております。
大分でのオープンセミナーは初めての試みとなりますので、お近くの方は是非においでくだされば幸甚です。

開催時間は、午後1時30分より5時の予定を予定しており、有料のセミナーです。
当然に『桃論』のサイン販売も予定しております。(20冊)

現在、詳細を詰めておりますので、確定できましたら、すぐにお知らせいたしますが、開催まで時間もありませんので、問い合わせ先をお知らせしておきます。

詳しくは以下へお問い合わせ願います。

お問合せ・お申込み先
(株)シャローム 建設業セミナー実施事務局
TEL:097-558-1050   FAX:097-558-2060
mailto:himawari@shalom.co.jp


■滝川セミナーの感想

近藤さまのメールです。

滝川セミナー
久しぶりに拝聴させて頂きました。
懇親会でお話できなかったのが残念ですが、
やっぱり響きますね〜。 特に後半が良かった。
場のマネジメントについては、勉強不足で今ひとつ理解できなかった。
(くやし〜。また今度教えてね)
最高に感じたのが「のれん」
のれん→なんだか分らないけど大切な物→ソーシャル・キャピタル→
目に見えない資産→コミュニティのミーム

これを持って明日、新潟に交流研修会です。
IT化への視点、中小建設業の技術ミーム、コア・コンピタンスとは何かなど、語ってやりたい心境です。

楽しんでいただけたでしょうか。
おもしろくてやがてずむかし、というところでしょうか。

いとうさん曰く
先日のエクステンションカレッジで、生意気にも「当社のコアコンピタンスは社員です」と、大きな事を言いました。多分、コアコンピタンスという意味そのものが間違っているのでしょう。 
 コアコンピタンスとは自社の持つ技術だと仮定すると、今の私は「他社が真似できないものは何か」と、乏しい脳みそでは、どうしても、それは社風であり社風を体現する社員しか、いないのではないか、と思ったわけです。 

コア・コンピタンスの考え方は、桃知流では、これでいいのです。
私も、いとうさんにそう話しているはずです。

マーケッティング的にたいした差がつけようのない産業(つまり「公共工事という産業」です)での差異(利益の根源)は、企業における人的なリソースの差でしかありません。

そして、人がジーンとミームのビークルであるというドーキンスの主張に沿えば、結局はそれは二つの複製子の差であることになります。

ジーン(肉体的な個性)とは、先天的なものであるがゆえに、当事者にはいかんともしがたいものですが、ミームに関しては、己に宿るミームを意識することさえできればいいのです。

それは難しいことではありませんが、すべてはそこから始まります。
つまり、それができないとなにも始まらないということです。

会社組織とは、人と人との相互作用の場(情報的相互作用)でしかありません。
それを理解できれば、ミームを意識することの重要性はますます高くなっていくでしょう。

つまり、経営とは、組織における情報的相互作用をマネジメントすることなのです(これが「場のマネジメント」)。

そして、私たちは、ミームを見る眼鏡としてIT(インターネット・イントラネット)を、とらえることができばよいのです。

ITは、「場のマネジメント」の最高のツール(眼鏡)であり、IT化は、人間をインターネットの精神文化に解放することで、半自律的な人間としての社員の、内なるミーム(ソーシャル・キャピタル)、メタ・情報を提供してくれるものだといえるでしょう。

ということで、私は今日から、三重県津市で2連戦です。

東京 9:53 のぞみ 9号 名古屋 11:33
名古屋 11:33 徒歩 近鉄名古屋 11:48
近鉄名古屋 11:50 近鉄特急(名古屋−伊勢志摩) 津 12:40

多分移動中は爆睡ですね。

2003/06/16 (月)   
【朝の追加の追加】

西原さんからのメールが間にあいましたので、掲示してからでかけることにしました。

桃知さん、西原@二死満塁です。

長尚先生の私案(CALSのキーワード - 編集部後記)読ませて頂きました。

>>もちろんこのような丸投げ行為は違法で、これの防止対策が別に必要であることは論をまたない」 <<

許認可の現場の人間としては、どれだけ規制・監視してもなくならないので、そもそもの所変えないと無理ですよ。
という感じします。大変なんですよ本当色々、、

建ソネット の方は、製造業の事例を出していますが、メーカーを官公庁とみるか、ゼネコンとみるかという点が、ごちゃごちゃしていますね。(買う立場・造る立場問題)

その理由は下に関係しますが、

北海道新聞の特集長野でも「ダンピングもどき問題」が論点として上がっていますが、この問題について、新古典派経済学側の論者の方は、言いたいけどはっきり書かない解決策ありますよね。

「大手にばかり発注すればダンピングもどき問題は発生しないだろう」

規模にかかわらず、経営能力がある企業ばかりが入札に参加すればなんの戦略性もない価格、品質で入札しないでしょうから、ダンピングもどき問題は発生しないと考えられるという意見あってもいいはずです。

この是非をずばり論じないといけないのでしょうね。
ここをずばっと論じているのは桃知さんだけでしょうか。

改正中小企業基本法では、二重構造論を捨てて、『成長と人材―伸びる企業の人材戦略』佐藤博樹・玄田有史(編)に書かれている事と同様の政策を行っています。
(需要の喚起以外は)
これを具体的にどうするのかという話が大事なんでしょうね。

>>>>『雇用創出を進めるためには、売上が向上するよう総需要を喚起し、賃金調達の困難を解消することが重要である。さらには設立年次が新しいほど雇用増加率が高いことを考えると、創業を促進し、従業員規模が20〜50人程度の企業へと着実に成長するような環境整備が雇用をつくりだす。そしてそれらにもまして、企業による人材育成をサポートすることが、長期的な雇用機会の確保と創出を可能にする。人材を育成する質的環境の整備されている企業が増えることによって、雇用機会は量的にも拡大するのである。」<<<

私の意見は書いている時間がありませんので、後ほど・・・ってたぶん書かないだろうけれど(本当に時間がないので)。

ただひとこと・・・
規制緩和、価格競争のいくつく先は、自由競争などではなくて、競争に勝ちのここったところによる、寡占化、つまり価格の統制(値下げではなく値上げ)なのだね。

マクドナルド・・・
AirDoが滅んだ後の羽田−千歳便の価格・・・等々

そして、そもそも、地場型中小建設業の棲む「公共工事という産業」は、市場原理で働いている場所ではないのだ・・・つまり、競争したことがないのです。だから加減を知らずに殴りあいの喧嘩をすると殺し合いになってしまう、つまりダンピングですね。

コントロールしてつくりあげた産業は、(働いている人々に視点を向ければ)慎重にコントロールしながら規模の調整を行う必要があります。

そして、そのときの視点が、>>>>『雇用創出を進めるためには、売上が向上するよう総需要を喚起し、賃金調達の困難を解消することが重要である。さらには設立年次が新しいほど雇用増加率が高いことを考えると、創業を促進し、従業員規模が20〜50人程度の企業へと着実に成長するような環境整備が雇用をつくりだす。そしてそれらにもまして、企業による人材育成をサポートすることが、長期的な雇用機会の確保と創出を可能にする。人材を育成する質的環境の整備されている企業が増えることによって、雇用機会は量的にも拡大するのである。」<<<なわけですね。



【朝の追加】

■宮澤さまよりのメール

今朝、東スポじゃなかった新建新聞ネット版(建ソネット)を拝見しておりましたら
気になる記事が・・・・
なかなかこういう意見は表にでないですよねえ。

建ソネットアドレス
http://www.shinkenpress.co.jp/kensonet/

気になる記事のアドレス
http://www.shinkenpress.co.jp/kensonet/news/cals_0306131.html

ここに紹介されている長尚先生のHP
    http://www.avis.ne.jp/~cho/
  「公共入札契約制度の適正化に関する私案」
    http://www.avis.ne.jp/~cho/nyuu.html

この長先生に関しては、以前仙台の桂さまよりもご紹介いただいておりましたが、経済学的に矛盾するのじゃないだろうか?というところがあったので(本当はそんなことはどうでもよいのだけれども)、その部分を自分なりに解釈しようとして、そのままになっておりました。

今回の「気になる記事」とは、「CALSのキーワード - 編集部後記」、という副題がつけられているように、電子調達へ言及している部分もあって、私は、実は、長先生よりもこの編集後記を書いた記者(幸)さまの視点が気に入っております。

でも、これらはすべて『桃論』に書いておいたことです、というのが私からのお返事でございます。
これはね、いわゆる、真性のマーケット・ソリューションと似非マーケット・ソリューションの問題です。

疑問点にこうして到達できたことは良いことでしょうが、長先生がいうような制度に変えるのは難しい・・・、というか、主婦感覚の方(知事)がいる限り不可能かもしれない。

だからソーシャル・キャピタルであって、コミュニティ・ソリューションなんだけれども、わかんない方々(建設業界である)には何度言ってもわからないのだろうなぁ・・・と思う今日このごろなのです。



【松本市での講演のお知らせ】

■長野県松本市での講演

ようやくオープンセミナーのご案内を掲示することができました。
2003年7月8日 長野県松本市(松本市勤労福祉センター大会議室)です。

今回は日立建機さまのおはからいで、受講料は無料です。
そしてなによりも、わざわざ長野県で、「「公共工事という産業」の生き残り策、と題された講演をするのですから、自分でいうのもなんですけれども、これは「是非に!」なのでございますね。

■「公共工事という産業」の生き残り策後援会
【日時】 平成15年7月8日(火)13:00〜17:00 (会場:12:40〜) 
【受講料】 無料
【会場】 松本勤労者福祉センター 大会議室
長野県松本市中央4丁目7番26号   電話:0263-35-6286
【定員】 200名  (但し、1社あたり2名様まで)
【概要】 長引くデフレ不況による地方公共団体の財政ひっ迫・環境問題意識の高まりなどによる納税者(市民)の公共事業に対する厳しい意識を踏まえ、中小建設業への実践的・本音のIT化コンサルティングの第一人者、桃知利男が、地場建設業者が生き残るための電子入札を含めた実践的なIT化戦略を語る充実の3時間です。−主催者さま案内分より−

  
【主催等】 主催:日立建機株式会社 関東支社 長野支店
共催:桃知商店
【お問合せ・申込み先】 [締切り] 6月25日(水曜日)定員になり次第締め切らせていただきます。
お申込みは申込み用紙に記入の上、FAXにて返信して下さい。(若しくは、日立建機(株)担当営業員へご連絡下さい。)
日立建機株式会社 長野支店:中山 TEL 0262-95-3000 FAX 0262-95-9744
【案内文書(申込書付)】  セミナー案内(申込書付き)→  030708.pdf(pdfファイル) 
【懇親会】 (未定)


■肩こりについて

次郎さまより
明日にでも当社から参加した社員に感想を聞いてみます。
早速ですが、私も肩こりはかなりひどく、定期的にマッサージに通っています。

「鎖骨と一番上の肋骨の間」を肩のほうから胸の中心へ向かって押していってください
ものすごく痛いところありませんか?
そこをもみもみしているとかなり肩こりが楽になります。
その一番痛いところを抑えながら肩をぐるぐる回しても効果があります。
先日行った、カイロプラクテックの先生に教えてもらいました。

お帰りの飛行機の中ででもお試しください。

飲み薬では
http://www.e-jacko.com/html/top-index.html

です。

太田ジオさまより
肩こりは針灸がよろしいと思いますよ。血行障害ですから、温めたりツボに刺激
を与えるのが良いようです。3回ほど通うと2〜3ヶ月はもちます。

ということで、今日の私は、水戸で平和建設さまのイントラネット勉強会・パソコン箱から開けて設定するぞ!でございます。

momo
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