福島から川中島白桃が届く。
午前5時50分起床。浅草は雨なのか曇りなのかよくわからない。今年も福島から川中島白桃が届いた。
このブログには、昨年も同じ桃をいただいたことが記録されているが、今年も、御礼の手紙を書く代わりに、こうしてブログを書くのである。
それは繰り返される円環。ネットでいえば、イントラネット、もしくはSNS的安定感であり、その安定感は、子宮的安心感と同義であり、それこそが、円環モデルの運動エネルギーである。(つまり贈与の関係)。
その魅力を、人間はけっして断ち切ることはできない。季節の移ろいと歩調を合わせるように、ただ繰り返される、人の関係(ネットワーク)の太い基軸。そういうものを(私は)基体と呼んでいる。
基底とは私が寄って立つ足場のこと、つまり、パトリのことだ。そんな足場があるおかげで、私は、まがりなりにも、キアスム的に対象をとらえ、考えることができているのだろうな、と思う。(つまり生かされている)。果物は、そんなことを(私に)感じさせる、いただきものなのである。