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店主戯言0030401 2003/04/01 〜2003/04/15 "There goes talkin' MOMO"


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2003/04/15 (火)  
【古いやつだとお思いでしょうが・・・こんな時代だからこそ】

体調もやや快復。
今日から新潟でイントラネット勉強会3連戦です。

cover
『合理的な愚か者』
アマルティア・セン(著)
大庭健+川本隆史(訳)
勁草書房
1989年4月10日

センのいう「コミットメント」の概念の理解は難しい。




『資本主義は何処へ行く』
佐和隆光(著)
NTT出版
2002年12月4日
法政大学エクステンション・カレッジ事務局さまより

 法政大学エクステンション・カレッジの○○です。さて、現在の「中小建設業IT化戦略コンサルテーション」の受講申し込みですが、11名と1名増えたものの、申し込みの勢いが留まった感があります。

 この人数ですが、講座は開講するのでしょうか? ご確認させて頂きたく思います。

答えは当然に「開講する」なのです。11名様も受講者さまがおられる、というのが私の率直な感想なのです。

たしかに、ホモ・エコノミックス(つまり経済合理的に行動するヒト)としての私は、これは開講しないほうが得だと考えて当然なのです。HELPの開講システムでは、この状況ではまったく採算ベースにはあいませんから。(だから事務局さまはわざわざメールを私に届けてくれたのでしょう)

しかし、「桃塾」は、私は特別の思いで開講しているものなのです。ですから、たとえ受講生がお一人様でも開講するのが、私自身の筋を通す、というものでございます。

それは、私自身の考え方(いささか自己満足気味ではありますが)にコミットいただける方々と過ごす時間が、何よりも貴重なのであり、その時空間でこそ、私たち(参加者)は共振しあえわけですから、これを止めることは、私の波動を止めることになってしまいます。ですから、中止するわけにはまいりません。

古いやつだとお思いでしょうが(笑)、赤字は最初から覚悟の上でございますし、(こういう状況であればこそ)なおさら燃えるものがございます。

参加予定の皆様は、期待しておいていただいて結構でございます。世の中にこんなに密度の高い講義はふたつとありません。(きっぱり)

  法政大学エクステンション・カレッジ2003年


熊本独演会について

受講料の件。熊本2500円
平社員にとっては高いと思います。(それでも、自腹で、もも本は買ったぞ!割引券をくれー)
会社に出してもらおう(研修費・・・)としましたが平社員の分際で頭が高い!といわれ・・(会社を辞める裁量権はあるぞ!)
桃様、そろそろ殿様や御家人ばかりに講演せず(自分の肥やしにしかしないのですから、社員のためなんてうそうそ。)、企業内中堅クラスを集めて、危険な会社の見分け方、良質企業の見分け方などされたらいかがなものでしょうか?

『桃論』のご購入ありがとうございます。皆様のご支援のおかげで、私の子供たちも三度三度のご飯にありつけているわけでございます。あらためて感謝申し上げます。

確かにサラリーマンの皆様が、少ないお小遣いのなかから、2500円を捻出されるのは大変なことでしょうが、私も主催の桃熊会さんも、決して受講料に恥じない内容を毎回提供しているつもりでございますし、そうであると自負しております。

正直、主催者の方々には、ボランティア・ベースで働いていただいておりますし、私を含めた講師の方々には、旅費も?の状況で来ていただいております。

それは、桃熊会の皆さんの熱意に、私たちが動かされているからでございまして、損得じゃないところで、人間としてコミットメントできいるからです。

 ■5月1日 くまもと県民交流館パレア
 ■5月8日 ウェルサンピア山形  も宜しく!


■コミットメント

私は、このコミットメント(アマルティア・センのいうですが)を理解し実践しようと心がけています。それは、私が単純な市場原理主義信奉をやめた大きなきっかけでもある、佐和隆光の『市場主義の終焉』によって始まり、そして佐和の近著である『資本主義は何処へ行く』によって、さらに強くなってきた行動ということができるでしょう。

私は、『桃論』の中でこんなことをいっています。

ここでいう「コミットメント」とはアマルティア・センのいう「コミットメント」なのだが、この理解はとても難しい。センのいう「コミットメント」に関しては『合理的な愚か者』(アマルティア・セン,大庭健ほか訳,勁草書房,1989)を読んでほしい。正直にいえば私も未だにセンのいう「コミットメント」は理解できていない。

佐和は『資本主義は何処へ行く』のなかで、センのいうコミットメントに対して「使命感」という対訳を与えています。

アマルティア・センのいうように、他人への共感(シンパシー)と使命感(コミットメント)が、自己利益の追求に勝るとも劣らぬ、人間の行動規範なのである。いいかえれば、多くの人びとは、経済学の教科書に登場するような「合理的な愚か者」(rational fool)ではないのである。貧困、格差、差別、環境破壊、弱者切り捨てなどを、優勝劣敗の当然の結果だと考える「強者の理論と倫理」の信奉者は、そう多くはいないはずである。p135-136

少なくとも、自分が自らの職業をもって、世間さま(けっして狭いコミュニティではない)に役立っている、と感じることができるのは、この使命感(コミットメント)ゆえのことだと感じています。

自らの仕事(vocation)において、世間さまになにがしかの使命感(コミットメント)を感じることができなければ、私たちは自らの意思決定から疎外されるだけでしょうし(疎外された意思決定というもの変だがこれしか思い浮かばない)、自らの人生が自らの手から離れ、人生は空虚なものとならざるをえないでしょう。

コミットメントが生まれるのは、常にヒトとヒトとの関係性においてです。

その関係性の枠(コミュニティ)を狭く限定することで(メンバーズ・オンリーのコミュニティの構築)、私たちは容易に安心感を得ることができるかもしれませんが、その安心感が、じつは使命感(コミットメント)でなかったというのが、私自身の失われた20年間への反省なのです。

ですから、少しでも多くの方々とコミットできることを心がけ、そのためには何をすればよいのか、自分自身に何が足りないのかを日々考え、その答えのない模索の断片をもって、このサイトを更新し続けているのです。デジタル・コミュニケーションの可能性を信じて。

2003/04/14 (月)  
【しんどいぜ】

明日からの新潟でのイントラネット講習3連発に備えて大事をとってはいるけれども、しんどいぜ・・・

熱と身体のだるさは、徹底的に身体を休め、私の特効薬である海洋深層水を大量に取ることで回復はしておりますが、とにかく声がでてくれない。

私のビジネスの三分の二はじゃべることなわけで、それがしゃべれないのでは、洒落にもならないのであります。

ところで、今回の地方統一選、まずは私の関係する方々は予想通りに当選したようでなによりです。
特に、何年ぶりかでローラーをさせていただいた、熊本県議選での大西さんは見事にトップ当選。(^O^)/

札幌市長選は再選挙・・・(爆)

個人的には一番注目していた長野県議選では、田中知事が積極的に応援された11人の方々のうち8人が落選・・・(なんでだろ?って知事は思っているのだろうな)

『知事不信任を主導した県議たちが当選したことに「言いようのない思いを感じた」と不快感をあらわにした』という報道があったが、これがこの人(田中知事)の子供っぽさの表れだろうか。

これも、県民世論の表出でしかない。

まあ、ご当選された皆様は、しっかりと働いてもらいたいと思うのです。

一方、私といえば、しっかりしろ!なのでございます。



【不調が続く】

相変わらず調子が悪い。
なので、後程・・・

2003/04/13 (日)  
【熱】

おやすみ、と書いてはみたけれども、今週に予定されている新潟県電気工事工業組合さんでのイントラネット勉強会のための資料をつくらなくてはならず、病体に鞭打ち、仕事をしておりました。

めちゃくちゃ身体がだるいのです(熱があります)。

北海道の熊谷さまよりお見舞いのメール

インフルエンザが大流行している時は、私もガッチリと予防し
会社でも唯一、風邪をひくことはなかった熊谷ですが、
5日前より喉の痛みと微熱、おまけに鼻水が止まりません。
今はかなり回復し、体調は戻りつつあります。

実は4月10,11日と、社内研修会がありました。
自分で自社の研修会を褒めるのもなんですが、大変素晴らしい研修会ができたと思います。
我社の自慢がまた一歩成長していく様を垣間見ることができた研修会でした。
14年度は、私にとって出会いの年でもありました。(バーチャルもF2Fも)
特に桃知繋がりの人たちには、沢山の刺激をいただきました。

15年度は、熱意・情熱・熱血の、「熱」の年にしようと思います。
この「熱」だけでは解決できないことは沢山あるでしょうが、「熱」がなけければ、何も伝わらないとも事実です。

(ざっくり)

まずはご報告まで。
お体お大事に、早く風邪が治るよう
お見舞い申しあげます。

どうもありがとうございます。m(__)m

私のサイトでも、例えば、「熱い方々」というように、「熱」のはなしがよくでています。
この「熱」というのは、伊丹敬之風に言えば、「心理的エネルギー」なわけで、それは、私たちの前向きな行動の推進エンジンだと考えています。

場の機能の基本図

これは、会社組織が情報的相互作用の場だと理解すれば当然のことなのですが、しかし、ともすると、それは、陳腐な精神論になりかねないのです。

ですから、それを精神論で終わらせないために、さらにはマインド・コントロールのような胡散臭いものにならないように、問題発見ツール(ポチ)としてのミームを理解しなくてはならいいと考えています。



【おやすみ】

昨日からの症状(気管支の炎症&発熱)が治まらない。
食欲もなく、身体も痛い。

2003/04/12 (土)  
【@阿久根】

桃知@阿久根%鹿児島です。

昨日の「靴がない」事件は、間違えた方が、朝のうちにホテルに靴を持ってきてくださって、無事解決。(笑)

阿久根では、阿久根建設さんで講演(ミーム論→イントラネット→場のマネジメント)
そして夜は熱い方々とご一献。

私は風邪をひいてしまったようで、完全にのどが潰れていて、今朝は声が出ない。(T_T)

今日は9時30分に宿を出て、鹿児島空港へ向い、ANA 624 鹿児島(1200) - 東京(羽田)(1340) で帰京します。

来週以降の仕事の準備ができていないので、帰ったら一生懸命やらねばならないのだが、なんとものどが痛い。

ということで、これから出発の準備でばたばたなので、元気があれば帰ってからでも更新します。

では。

2003/04/11 (金)  ▲
【桃知@熊本%靴がない】

桃知@熊本です。
本日は、熊本 10:22 つばめ 5号 阿久根 11:50で鹿児島県阿久根市へ移動し、阿久根建設さん訪問です。

昨日は、午前中に熊本県庁へお邪魔しご挨拶。
お昼ご飯は、気の置けない方々と泉里という水前寺公園が庭のような料亭で昼食とし、その後、選挙戦真っ只中の大西さんの事務所へお邪魔して少しお手伝い(になったか?)。

夜は、なか田という焼き鳥屋さんで一献。
この店、5年5ヶ月前はジーパン屋さんだたそうで転業に見事に成功されておりました。

大村さんは、ジーパン(しかしこの言葉も死語じゃないだろうか?)屋さんの頃からのご用達だそうで、おすすめの茄子の田楽もおいしかったです。

熊本は、馬刺しも有名ですが、地元の皆さんは茄子田楽をよく食べられる(メニューに載せている店がとても多い)ことに気がつきました。高森田楽村なんていうのもあるらしいです。

そして、事件はこの店でおきました。
帰りがけ自分の靴を探したのだがみあたらないのです。つまり、靴がない。

それで私たちは最後の客だったので、一組だけ残っていた靴を履いてきましたが、この靴、サイズが全然小さい。

アディダスのスタン・スミスですが、25センチぐらいだろうか・・・わたしゃ27センチぐらいないとだめなのよ(笑)。

ということで、靴がほしい・・・

2003/04/10 (木)  
【@熊本】

■スローアップ・アンド・カームダウン

こんにちは、桃知さん。

今日の「戯言」、神野教授インタビュー2の
「人間は将来はわからない。以下云々・・・・・・」
私の今の気持ちのど真ん中、琴線に触れました。
ボキャブラリーの無い私が書いた4/4のメールで
何かうまく伝えられなかったことが
わかってもらえたような気がして
嬉しくウンウン頷いている自分が居ました。

↑に関しては、それはそれでいいのですが
>「公共工事という産業」は、その議論さえできない状況に
>いるのです。
という一文が突き刺さりました。
水槽の中の金魚である建設業者が、餌が少なくなった今、
建設工事、特に公共工事においては
世間一般の方に広く認めてもらう時間が
今ではもう殆ど無い状況だと私も思います。

だからこそバルネラブル・・・。でも、まだ間に合うのか?

飼いならされた金魚が野生に生まれ変わるような、そんな
途方も無く長い時間を掛けなくては無理なような気がするのです。

・・・建設業ではない私だから、そう思うのでしょうか?
まだまだ悩みが尽きません。

あぁ、またしてもネガティブになってしまった・・・自己嫌悪デス。

と。心配したら・・・

だからって、諦めるのもイヤだから
「やんなきゃ始まんない!」って言う事なんでしょうね。

という追伸が届いて一安心。


■半自律

「飼いならされた金魚が野生に生まれ変わる」

それをジーン(遺伝子)の仕事として考えると、めまいがするぐらいの時間が必要ですが、ミーム(文化子)の仕事と考えると、私が生きている時間の中でも何とかなるか、と考えているのが私なのです。

それに私は「野生に生まれ変わる」のはいやなのです。
目指せ「半自律型金魚」です。

この「半自律」という概念は、伊丹敬之教授のいう人間観なのですが、正確には「人間観:自律的で、しかしまわりとの関係を考えるヒト」あるいは、「全体という着物をまとった自律的な個」となります。

この人間観こそが、私がIT化の中でいう「自律した個」であって、けっして新古典経済学派が想定している、砂浜の砂粒のような独立した個人ではありません。

この視点の違いは、結局は組織観、そして「組織を経営する」という経営に対する考え方の違いとなって収斂してしまいます。

私は、組織を経営するということは、情報的相互作用のプロセスを経営している、というこだと考えています。

ですから、自らの情報的相互作用の鏡としてのイントラネット(ミーム・プール)なのです。

この「半自律」については後日詳しくふれたいと思います。


■2003年5月1日 くまもと県民交流館パレア

一部抜けている部分がありましたので再掲示しました。

■建設業IT化戦略セミナー 「地場中小建設産業におけるIT化の可能性Part3」
【日時】 2003年5月1日(木) 13:00〜17:00
【受講料】 2,500円
【会場】 くまもと県民交流館パレア・9F 会議室1
熊本市手取本町8番9号 テトリア熊本ビル TEL 096-355-4300
http://www.parea.pref.kumamoto.jp/center/info2_1.asp
【定員】 123名さま
【概要】 第一部 太田英将((有)太田ジオリサーチ 代表取締役)
       演題 IT化で何を得るのか

第二部 桃知利男
       演題 中小建設業IT化論
      (IT化は何処へ私たちを連れていくのだろうか)

※講演用PPTは、後日各講師のホームページからダウンロード可能となります。
【主催】 桃熊会
【お問合せ・申込み先】 桃熊会事務局 momotikumamotokai@hotmail.com  Fax:096-387-2231

申し込み用紙は特にございません。機関名・所属、氏名、Tel・fax、メールアドレス、懇親会参加の有無を明記の上、必ず事前にFaxかメールにてお申し込みください。なお受付受理のご案内は特に致しません。ご希望にそえない場合のみのご連絡となりますので、ご了承ください。

※受講料は事前にお振込みお願い致します。お振込料は誠に申し訳ございませんがご負担お願い致します。
※なお、都合で振り込みできない場合は、当日申し受けます。(当日、ご名刺をご持参ください)
【受講料振込先】 肥後銀行・県庁支店普通預金・口座番号1522418
口座名義:桃熊会事務局会計大村裕一
      (トウユウカイジムキョクカイケイオオムラユウイチ)
【案内文書】 セミナー案内(申込書付き) →030501.pdf  pdfファイル 
【懇親会】 紅蘭亭下通本店 熊本県熊本市安政町5-26 Tel 096-352-7177
18:00〜20:30 会費5000円(定員:懇親会申し込み先着順55名)

2003/04/09 (水)  
【今日から九州シリーズへ】

今日の私は鹿児島空港経由で熊本県人吉市に入り、夜に熊本入りします。
今週一杯は、九州連戦となります。

■FUKUMOMO.COM

福岡の桃知シンパ(?)の方々がつくられているFUKUMOMO.COMのホーム・ページができあがりました。

http://www.fukumomo.com/

当店同様に御贔屓にしていただければ幸甚です。


■5月1日熊本講演受付開始

5月1日 くまもと県民交流館パレアでの講演の申込受付が開始されましたのでお知らせします。

→詳しくはこちらから →5月1日 くまもと県民交流館パレア

連休のはざ間ではありますが、多分、現時点での最強のコンビによる最強のセミナーであろうと自負しております。

皆様、お誘いの上、ご参加いただければ嬉しく思います。


■神野教授インタビュー2

新建新聞に掲載された神野教授のインタビュー記事のその2(4月4日付け)です。以下に一部抜粋します。

〔質問〕
スウェーデンの人口は800万人から900万人、その中で知識集約的型産業ができた。しかし長野県は200万人。財政改革プログラムで公共事業を減らせば大変な状況が起きそうな気がしているが。

[神野]
公共工事が急速に膨れ上がっているのは80年代〜90年代になって。本来地域の公共事業はそんなに大きくない。

長野県でも日本の経済でのタイタニック号に例えると、コックはコックの仕事をしている。ところがこのまま行けば氷山にぶつかるといっているのに、氷山が見えていない。その時に舵(かじ)を変えるか、エンジンをストップしないと氷山にぶつかる。そんなこといったってパーティのコックの仕事をどうするか?といっているのが今の日本の状況。このままいったてダメ。その時にだれが甲板の掃除をさぼったんだ、といって責任のなすりあいをしているのが今の日本の社会だ。

〔質問〕
ただ急速に経済システムを換えることがいいのか?今回の財政改革プログラムはそれをやろうとしているのでは?

[神野]
人間は将来はわからない。道がまちがっているかどうかわからない転換期は、スローアップ・アンド・ターンダウン(桃注:カーム・ダウン calm down の間違いだと思う)だという。ゆっくり落ち着いてを、合言葉にしなければならない。ハンドルを右に切るか左へ切るかの選択を迫られている。転換期の合言葉は冷静に判断しようだ。人間は間違える。間違えることは恥ずかしいことではない。しかし日本のように、間違えても繰り返し同じ間違いをすることは愚かなこと。ハンドルをどちらに切るか冷静に判断し、議論をしながら、ゆっくり進まないと、ハンドルを取られ、ひっくりかえってしまう。日本は改革の合言葉を、スピードといっている。これはおかしい。社会・万物は有機的に、つながっている。一部を変えてもダメ。わたしが住む浦和で、荒川河川敷のサクラソウを全部保護した。しかし10年後、全滅すると、なぜこれだけ保護してもダメなのか?全部連関しているから。ひとつの指標だけを絶対におわないことだ。

つまり、神野教授は、従来からの文脈で存在する「公共工事という産業」を認めているわけではありません。変革は必要だといっているのです。

それでも、エポックにおいて大切なことである「転換期の合言葉は冷静に判断しよう」と、「社会・万物は有機的に、つながっている。一部を変えてもダメ」というマクロ的な視座を持っておられることで、私たちと同じ土俵で「公共工事という産業」について語ることができるのだと思います。

→つまり、潰すだけではなにも生まれてはこない。

私がいう自治体CALS/ECは、地場型中小建設業のIT化を進めるという意味では、職業訓練的なものでもあり、さらには、IT化という文脈に「公共工事という産業」の構成員の皆さんを解放することで、公共事業そのものの質的な変化、つまり産業構造の変化、政策の転換を考えることでもあります。

問題は、このIT化に向かって開放されるのは、第一義には人間であるということです。システム(制度)の変革は、人間の変化に歩調をあわせなくてはなりません。

人間が変化するには時間がかかります。

ですから、スローアップ・アンド・カームダウンなのであり、一部を変えるような、小手先のマネジメント(部分最適)だけでは、対応できないものだと考えています。

→議論をしながら、ゆっくり進まないと、ハンドルを取られ、ひっくりかえってしまう。

しかし、「公共工事という産業」は、その議論さえできない状況にいるのです。

2003/04/08 (火)  
【メール】

■48万ゲッターさまから

早速、オリジナルポロシャツとフィギュア(ミニモモ)を送っていただきありがとうございます。
以前いただいた切手とタオルも大切にしまっておりますが、たいへん貴重なものをありがとうございました。

今回のフィギュアの出来ばえの見事さに感心いたしました。
インターネットで見るだけより、こうして(生で)手にしてみるとその価値はいっそう深まりますね。
手造りの質感と触れた感触、色あい。それとフィギュアが倒れないようにあわせて作られた土台が絶妙のバランスですね。
師匠のPPTに登場するキャラクターが立体的になるとこうなるのですね。(実物より若干スマートな気がしますが)

北海道の熊谷さまの力作に感謝です。

しかし、もっと感心したことは、このフィギュアが収まるちょうどの大きさ缶を探されて、シールを貼って、(送付先が私の会社であることで、)宅急便の品名に桃論資料と書いて送っていただいた師匠の細やかなお心遣いです。お忙しい中ありがとうございました。 

『このフィギュアが収まるちょうどの大きさ缶を探されて、シールを貼って、(送付先が私の会社であることで、)宅急便の品名に桃論資料と書いて送っていただいた師匠の細やかなお心遣いです。』についての解説。

桃論資料と書いたのは、ポロシャツとかミニモモとか書くとですね、うちの税理士先生が怒るんですよ(笑)。経費で落とさないぞ!ってね。

でも、そういう風に考えていただけることをとても嬉しく感じております。


■長野から(神野教授その2)他

長野から、新建新聞に載った神野教授インタビューその2が届いておりました。
これについては、明日の戯言で書かせていただきます。

それから、(↓)

とうとう小泉船長率いる日本丸が沈没を始めた。
バブルに浮かれた泥舟船員はたちともども沈んでいくのでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030405-00000121-mai-bus_all

ほんと、どこへ連れていこうとしているのでしょうか?
竹中さん批判というか、新古典主義批判もそろそろ飽きてきました。★\(^^;

でも、見事に私の言ったとおりでしょう?
というか、まあ、当たり前なのですが・・・



【花まつり】

■出る杭を伸ばしていくには、自分から出て行って世間の風にあたり、自分で考えることしかない

今日の浅草寺は花祭りです。あいにくの雨模様で白い象は出ません(笑)。
THE pinkhip WORLD

(財)岐阜県産業経済振興センターさまより、紹介御礼のメールをいただきました。
そしたら、なぜか(↑)をはりつけたくなりました。

早速ご紹介いただきましてありがとうございます。昨日は、朝早くから県内の桜の名所を公共交通機関と徒歩でまわるということをしていまして(根尾の淡墨桜、谷汲山華厳寺参道、霞間が渓の3ヶ所回れました)、帰ってきてから「ももち どっと こむ」をチェックしたら載っているのを見つけました。

岐阜県に限らず、地方の弱みの一つは「知られる機会が少ない」ことではないかと思っています。出る杭を伸ばしていくには、自分から出て行って世間の風にあたり、自分で考えることしかないと愚考しています。

「出る杭を伸ばしていくには、自分から出て行って世間の風にあたり、自分で考えることしかない」

→バルネラブル

けだし、名言だと思います。


■自治体CALS

昨日は、久しぶり(4年ぶりぐらいだろうか)に、「特急ひたち」にのって水戸へ行ってまいりました。
上野から水戸までは、1時間と少しで着きます。近いものです。

私にとっては、初めての茨城県の顧問先さまと、最初の打合せをしにお伺いしたのですが、茨城県のIT化の状況をお聞きすると、かなり寒い、というのが正直な感想でした。

茨城県のCALS/ECの取組みは、当局側は進んでいるように見えますが(ホーム・ページを見る限りで、実態は知りませんが)、そこには、自県の地場型中小建設業のIT化への視点はないようです。

これは、自治体が行うものとしては、失敗なのです。
自治体が行うCALSは、行政側の業務の効率化だけでは、意味がありません。

県民益を、発注者と受注者が、共に考える「場」を創設し、その場のマネジメントをしていくもの。
その作業が自治体CALSでなくてはなりません。

茨城県に限らずですが、場のマネジメントという感覚若しくはスキルが極端にに欠けている、自治体CALSが横行していますが、それは局地的な効率性の追求であり、結局は、「合成の誤謬」を生み出すだではないかと感じています。(ここでいう場とは、地域コミュニティのことです。)

そういう意味では、岐阜県や熊本県には頑張ってもらいたいのです。


■コンサルタントの仕事(フリーライダー問題)

私は趣味を通じてある北海道の市の福祉関連の部署の部長さんと知り合いなのですがこんな話しを聞きました。

「公営住宅の建設委員に選ばれたんだが、わたしは公営住宅建設反対といったんだ。だってかんがえてみろ、今の公営住宅はものすごく立派なんだぞ。民間で建てたアパートと比べたらかなり高級な部類に入るんだ。それをだぞ、ほとんどただみたいな値段で貸し出すんだぞ。そんなこと許してみろ、ほとんど収入のない人は公営の立派な住宅に住んで、働き盛りのがんばっている人間が貧乏アパートに住むなどという本末転倒なことが起きる。」

「じゃあどうすればいいか。収入に応じて家賃に補助を与えるのだ(どう与えるかは言っていませんでしたがきっと収入逆比例ではなく収入正比例で)。そうすればその補助をあてにして民間が住宅を建てるようになる。つまり民活になる。出費もずっと少なくて済む。そしてみんな収入相応の住宅に住む事が出来るようになる。」

「おれは、ずっと生活保護制度の実態を見てきたが、生活保護をもらうために車は娘の名義にしたりだのとにかくひどい!あれじゃ「正直者がばかを見る」そのまんまだ!生活保護は最後の手段。本当に必要としている人に全然光が当たらない!オーストラリアみたいに生活保護で一生食っていけるようなモラルハザードが起こってしまう。おらあそういうのはゆるさん!!」

正直この人、公務員としてはかなり異端といえば異端なんですが・・・
普通、公営住宅を立てる>それを公共事業として発注する>すると地場の建設業者が潤う>安く貸し出せば低収入の人に住宅が供給できる>みんながハッピーになる、とこんな感じの流れになるんだと思うんですが。

今はこの人は異端だとは思うのですが、きっと公務員さんの中にだんだんとこういった感覚って広がって行くと思うんです。そういった流れの中で、私たちを含む地場のコンサル、ゼネコンがついていけるかどうか・・・?ちょっと今は自信がありません 桃知さんはこのような話しをどう思われますか?ご意見がいただければ幸いです

さて、このメールの内容は、フリーライダー(=ただ乗りをする人)問題として知られているものです。
この部長さんは、生活保護そのものを否定しているわけではありません。問題にしているのは、フリーライダー問題だということです。

→ヒエラルキーは報酬の分配の不公平感を増す。(ヒエラルキー・ソリューションの限界)

ですから、このメールについて考えるということは、フリーライダーという社会的な問題を解決する方法を考えることであって、公営住宅を建設するのか否かは本来は二義的な問題でしかないことに気付かないとだめなのです。

『私たちを含む地場のコンサル、ゼネコンがついていけるかどうか・・・?』ということですが、ついて行くのではなく、コンサルタントの仕事の中身が変化しなくてはならないことに気がつかないと、チャンスは逃げていってしまうだけでしょう。

それはつまり、このメールのような場合、必要とされているのは、建物を建てることをコンサルするのではなく、場のマネジメントをコンサルするということです。→ここに市場があります。

コミュニティ・ソリューションとは、場のマネジメント(伊丹敬之)だと私は考えています。
「公共工事という問題」は、公共という場のマネジメントだということができれば、その場のマネジメントにおいての、(私を含めた)コンサルタントの仕事とは何かを考えることの重要性が理解できるでしょう。

伊丹敬之は、場の中のマネージャーの四つの顔を次のように表現しています。

場のマネジメント役 マネージャーの役割 場のマネージャーの顔 何でないか(ではない、ということ)
場の生成役 設計者 ヒトの間の「空間」の設計者 ヒトの行動を探る設計者
哲学者 大儀を伝える哲学者 即物的な目標設定者
場のかじ取り役 調整者 最後の声を発するプロセス調整者 間に入ってかけずり回る調整者
決定者 10%の独断決定者 ものわかりのいい追認者
(『場のマネジメント』伊丹敬之、1999年 P234)

→哲学者だよ(笑)

そして地場型中小建設業は、自らが場のマネジメント役になれるのか、若しくは場の一員として参加できるのか、ということが問われるのですが、結局はフリーライダーになってしまっていることで、自ら市場をなくしてしまっているのです。

→ヒエラルキーは報酬の分配の不公平感を増す。(ヒエラルキー・ソリューションの限界)
→そして、似非マーケット・ソリューションへ振り子がふれる。

伊丹先生の「場のマネジメント」(つまりは「ミーム論」なのですが)については、後日紹介したいと思います。

2003/04/07 (月)  
【熊本と山形でのセミナー】

■オープンセミナーのご案内

「オープンセミナーのご案内」に、5月1日熊本と5月8日山形でのセミナーを掲載しました。

熊本は恒例の桃熊会での講演ですが、今回は太田ジオさんと一緒です。
まだ、受付は開始されていませんが(近日開始予定です)、予告編としてご覧いただければ幸甚です。

そして、5月8日は、山形での講演です。
山形市で講演するのは初めてのこととなりますが、主催の戸田文商店の戸田さんは、私がこの仕事を始めた頃に一度お会いしたことがあり、ラーメンをご馳走になりました。(98年8月24日)

あれから4年以上経て、こうして一緒に仕事ができることに、ソーシャル・キャピタルを感じています。
それも、広くて薄い関係といってもいいでしょう。

そして山形での講演ですが、以下の通りです。
■中小建設業IT化セミナー in 山形
【日時】 平成15年5月8日(木)13:00〜17:00
【受講料】 2,000円
【会場】 ウェルサンピア山形
山形県山形市蔵王飯田637 電話:023-632-6211
http://www.kjp.or.jp/hp_40/
【定員】 50名さま(事前登録制)
【概要】 中小建設業IT化概論
(企業編)
・情報とはなにか(ミーム論)
・IT化とはなにか(コミュニティ・ソリューション)
・競争優位のためのIT化戦略
 →本当のコア・コンピタンスとは
(事業者団体編)
・公共工事とはなにか
・新古典経済学批判
 →構造改革論批判
 →条件付一般競争入札批判
・自治体CALS/EC
・事業者団体の役割と事業者団体ベースでのIT化戦略 (「公共工事という産業」の生き残り策とは)
【主催等】 主催 :(株)戸田文商店建設業事務能率研究所
共催 :桃知商店
【お問合せ・申込み先】 ・締切 5月6日(火)
(株)戸田文商店建設業事務能率研究所 TEL:0238-52-0056 FAX:0238-52-2737
(担当者:戸田一郎) 電子メール ptoda@todabun.co.jp
※氏名、法人名、電話番号、メールアドレスを明記の上、FAXまたは電子メールでお申込み願います。
  →申込書は(↓)からダウンロードしてください。
※受講料は事前にお振込みお願いいたします。
 →振込先 山形銀行・高畠支店・当座 1001155 
   口座名 株式会社 戸田文商店(トダブンショウテン)
  お振込み料は誠に申し訳ございませんがご負担お願いいたします。
  尚、都合で振り込みできない場合は、当日申し受けます。 
【案内文書(申込書付)】 セミナー案内(申込書付き)→030508.doc wordファイル
                 →030508.pdf  pdfファイル 
【懇親会】 (未定)

期待に沿えるような講演であるように、きっちりと準備して参ります。
沢山の皆さんにおいでいただければ幸甚です。

というところで、今日の私は水戸まで出張です。

2003/04/06 (日)  
【初心にふれる】

(財)岐阜県産業経済振興センターさまよりメールをいただきました。

 いつも「ももち どっと こむ」(存在は県庁の職員の方に教えてもらいました)をこっそり拝読させてもらっています。さて、スウェーデンモデルについては、手前味噌で恐縮ですが、当センターが昨年12月に実施した神野教授の講演と、それに引き続く、知事、神野教授、藤井地域振興整備公団総裁(前駐スウェーデン大使)というメンバーでのパネルディスカッションの記録が、http://www.gpc.pref.gifu.jp/infomag/gifu/gifu.htm の118号「明日の岐阜を考える」にあります。

 本や論文のように著者が全責任を負って書いたものとは違うので、必ずしも論点がクリアになっていないかもしれませんが、さまざまな人が意見を出し合うことにより多面的な見方ができるため、イントロダクションとしては最適ではないかと密かに自負しています。

 梶原知事がこのパネルディスカッションあるいは記者会見などの機会で言っているように、岐阜県は「『モノ』から『ヒト』へ」、「人間中心主義」をキャッチフレーズにして県政を進めるようにしています。上記の講演会、パネルディスカッションもその一環です。

 なお、同誌は岐阜県内の自由書房で販売(1冊300円税別、在庫は確認してください)していますので、岐阜のお土産にどうぞ(笑)。

(追伸)「ももち どっと こむ」を見ていて、どこかで見たことがあると思ったことがありました。よく調べて見ると、ISDNルータNetVehicle fx-3関係でした。東京の家(私は現在単身赴任中です)ではほんの最近までISDN、ルータはfx-3を使用していました。4年程前に導入したときに、富士通のサイトで情報収集をしたのですが、リンク集に貴ホームページがあり、見たことがあったのでした。不思議な縁を感じます。

メールをありがとうございます。上記メール中のリンクは、直接、『岐阜を考える』118号(pdfファイル)にリンクしております。その内容はとても深く、いろいろな立場の方々がそれぞれに参考になる内容だと思いますから、是非、多くの方々に読んでいただきたいと思います。

大切なところは、この(↓)視座です。

岐阜県は「『モノ』から『ヒト』へ」、「人間中心主義」をキャッチフレーズにして県政を進めるようにしています。

つまり、神野教授がいうところの以下の部分でしょうか。

すべての人々が幸福になることを目指すとか、それぞれの人々がかけがえのない能力を与え合い、愛とやさしさを与え合う社会こそ幸福な社会なのだ、などといえば、必ず嘲笑も返ってきます。しかし、どんなに軽蔑されようとも、私には愛とやさしさを説きつづけなければならない使命があるのです。というのも、私の恩師の佐藤進先生が、次のような遺言を残しているからなのです。

 愛とやさしさに越える意義をもつものはない。
 私の生命と希望、こころざあしが若い友人によって受けつがれていくことを願う。

『痛みだけの改革、幸せになる改革』

そして、この『岐阜を考える』118号で、神野教授が紹介している、とても印象的な詩を紹介しておきたいと思います。

子ども                      ドロシー・ロー・ノルト

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる

殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしになる

しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアープレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じることを おぼえる

岐阜を考える 2003. NO.118 p20

岐阜に参りましたら、自由書房さんにも寄ってまいりたいと思います。


■そして初心にふれる

それにしても、縁は異なもの、味なものです。

それは上記のメールの(追伸)の部分なのですが、このページは、最近は自分でもまったく見ておりませんでしたから、急ぎ探しだしました。

その名も「BOHOモバイル講座」でございました。
http://www.momoti.com/data/moku_boho.htm

NetVehicle fx-3関係というのは、その2 「ダイアルアップルーター(導入編)」のことです。

これを書いていた頃の私は、ひとり立ちをはじめたばかりで、まだ今の仕事も本格的には初めてはおらず、ただひたすら、自分の思いを語りたくて、ホームページを作り続けていたのでした。

職もなく、将来への見通しもない中で、ただひたすらインターネットの可能性を、自分で試していた時代でした。

それはまだ5年前のことなのですが、このページにふれ、あの頃のことを思い出していました。
そして、このページには、「THE pinkhip WORLD」のタイトルも残っていたのですが、私がどうなろうとも、桃知利男の原点は「THE pinkhip WORLD」なのだなぁ、としみじみと思うのでした。

あの頃の心(つまり初心)にふれることで、また私も元気になれる。
こんな機会を与えてくれるメールをありがとうございました。m(__)m

2003/04/05 (土)  
【浅草は雨】

■おじやうどん

浅草はあいにくの雨です。
今日と明日は移動がありませんので、事務所で仕事というか、うだうだと事務仕事をこなしながら過ごす予定です。

昨晩は、お世話になっている税理士先生と「杉」で一献。
杉は花見のお客様で大繁盛でした。

私は、久しぶりに日本酒を飲んだら、やたらと効いてしまいました。
それで、せっかくの味噌うどんすきが食べられなかったので、鍋ごと自宅に持ち帰ってきてしまいました。(笑)

ですので、今日は、朝から「おじやうどん」にして食べるのです。
杉の大女将ご推薦の食べ方です。さすがに下町・浅草です。


法政大学エクステンション・カレッジ

ところで、私のお世話になっている税理士先生なのですが、納税に対する視点がとてもよいし、わかりやすい説明をしてくれます。

なものですから、法政大学エクステンション・カレッジでのゲスト・スピーカーをお願いしましたら、快諾していただけました。最終日(7月19日)においでいただく予定です。

それから、7月5日の行政書士さんのゲスト・スピーカーは、小田原の小関さんにお願いをしました。
小関さんは、私の古い友人でもあり、行政書士という産業のIT化を桃論的に考えておられる方です。

法政大学エクステンション・カレッジは、内容的にも、ゲスト・スピーカーの人選も煮詰まってまいりました。問題は当初の午後1時30分から6時という時間枠では、とても収まりきれない内容になってきているということで、毎回、時間オーバー&懇親会での熱い議論は必至となってまいりました。(笑)


■スローアップ アンド カームダウン

お嬢・1号さま、2号さまよりメールをいただいておりました

1号さま
最近の戯言は、またまた色々と考えさせられるばかりでどうも取り残されていっているような気がしてなりません。
桃論に書いてあることに全部繋がっているようで、そこからまたいろんな方向に枝が出ているようで、「桃論」何度も何度も読み返し読み返ししています。
今の私には読む事でしか、理解に繋がる事は無いようです。
だから、前に進まず取り残されているような気が・・・
ただ、慌てて間違ってもいけない。
だから、今は焦らずゆっくり進んでいく事にしたいと思っています。

2号さま
お嬢・2号です
連絡遅れましたが、やっとこ全員に「インターネット」と「メール」を入れることになりました。
某プロバイダーさんの法人契約になっちゃうのですが、
もともと本社のサーバー経由とかで、支社単独では、
なかなか融通が利かないというのでしょうか・・うまく説明できませんが
なにはともあれ、メールを送りたくても無かった人達が
ちゃんと使えるようになるので、まずははじめの一歩(いや半歩)です。
ただ、部会で私なりに思っていることは言えたつもりですが、
「え、おまえと図面のやりとりができひんヤツがおるんか?
それはマズイわな。」と、そこの部分だけでくくられてしまった感じがあり、
それも、大事なんだけど・・・・・・・・・
ももちさんの3ヶ月パッケージの資料とか、大阪二人会のビデオとか
支社長の机に置いておこうかな、とか考えてしまいます。
今朝の朝礼も、売上売上売上売上売上売上・・・・・・のことばっかりだったから、
なんか、こわい(T_T)・・サムイのはわかっていますよ、みんな。
しかし、とにかく、ちょびっと前進。
ももちどっとこむにアクセスしてから、まる2ヶ月。がんばるのだっ。

こうして、真剣に私のIT化論を考えていただける方々がおられることに、私自身が勇気付けられます。
お嬢・1号さんも2号さんも、私のいう「楔」の方々なのです。

そして、この「楔」の方々の特長は、自らの環境との相互作用の中で苦しむことにあります。
しかし、その苦闘こそが、ポチとしてのミームを見る目を持ったということにほかなりません。

2003/04/04 (金)  
【なんだかよくわからないけれども大切なモノ】

■西原さまより

桃知さん、二死満塁です。TOCに反応です。

>それが、神野教授のいう「欠点を補う」という表現だと考えてもよいでしょう。(はなしがちょうっと脱線しますが、私が制約理論(TOC)になじめないのは、実はこの部分なのです。)

そうですね。ここはかなり奥深い話がありそうで興味津々です。

僕は、情報化社会への移行について書かれた、経済書、経営書の考え方とTOCは全く逆の事を言っているのではと感じそこに衝撃を受けました。

TOCのエリヤフゴールドラットは、日本の製造業をかなり研究してTOCを作ったのは間違いないので、従来の日本のやり方を説明しているという側面は多々あると思いますが、

・欠点を補うチームプレイをすべき
・ROI重視は間違い
・抜本的改革など出来ない、焦点を絞って改善すべき

TOCで言われるこれらは、アメリカ経営はこうだよと紹介されていた書物と全然逆です。

アメリカの経営として紹介されていたものは、実は現場では行われていなく、実際はTOCなど日本式経営に近い物がやられているのではないかとさえ思います。

実際アメリカ経営は、利益(ROI)重視ではなく、シェアー(売上高)重視ですものね。


といっても、やはり日本の従来のやり方にも沢山悪いところがあるでしょうから、TOCの考え方を導入するとき日本式の悪い面をきちんと考えてやらないといけないのだろうなと感じています。

今のところ思うのは、TOCでいう「弱いところを補う」という事は、「経営・行政・国など組織全体の中で」という事で、個人個人について適用する事ではないのかなと思います。

結局一緒かもしれませんが、この辺り考えると一体マネジメントって何だろうという事につながりなかなか面白いです。

そうそうTOCと関係ないのですが、「ゆとりの法則 − 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解」、トム・デマルコ (著),という本すごかったです。

仕事にゆとりが必要と、リストラ批判の展開がすごいのですが、「プロセスの標準化」という考え方がダメだと説明しており衝撃的でした。

私は、TOCが機能するには、機能できる環境が必要である、と考えています。
それは、TOCに限らず、制度・慣行としてのマネジメントシステム全般に言えることです。

その環境とは、コンドラチェフ波動(こんなのあったの覚えていますか?)でいえば、成熟段階、つまり革新的な技術の大衆化(大量生産・大量消費)の段階においてだということです。

今という時代は、コンドラチェフ波動では突破段階であり、戦後の世界経済を牽引してきた、ケインズ政策的な大量生産・大量消費のシステム基盤が限界に達している時代です。

ですから、この時代はエポックなのであり、従来の方程式は機能しないのです。

ここでの課題は、それでは、この突破段階(エポック)で必要なマネジメントとはなにか?ということです。

その答えが、いわゆるサプライサイド的な新古典主義な思想を背景とした経営ということになっていたのが、90年代の日本であったのだと思います。

それは、見事に米国のソフトパワー戦略にしてやられたのです。

西原さんの指摘にもありますように、「実際アメリカ経営は、利益(ROI)重視ではなく、シェアー(売上高)重視ですものね。」なのです。

彼等は、OS(商売の土俵ですね)というシェアを確保したのです。
米国覇権なのです。

そして、日本では、国民国家という前提(政治・経済・社会システム)の中で、個々の企業のサプライサイド的なマネジメント(もっと視野を広げるのなら政治・経済・社会システムにおけるサプライサイド的なマネジメント)が、「合成の誤謬」を生みだしています。

つまり、個々の経済的合理性を求める努力は、国全体的には悪い結果を生み出しているということで、それは結局は我が身に降りかかってくる不幸となってしまっています。(デフレスパイラル)

ここに、今という時代に、私が経済政策(政治)の重要性を主張し続ける理由があります。

それは、レッセ・フェールを標榜する方々でさえ同じなのです。
己の主張を実践に移そうとすれば、極めて独善的に政治的に動いているのです。
(長野県を見ればよいでしょう。まるで県民世論不在の状況にしか私には思えません)

今の時代(エポック)は、コンドラチェフ波動では突破段階なのであり、昨日の言葉でいえば、アクロバットをする人々の時代なのです。(大事なことは、それは旧来の枠組みの中で無茶をすることではないということです)

ですから、必要なことは、普通の人々が、それじゃ私もアクロバットをしてみようか、と思える環境(セーフティ・ネット)なのです。

産業転換はレッセ・フェールでは起きません。
右肩下がりのエポックでのレッセ・フェールは、個人の取るリスクが大きすぎるからです。

セーフティ・ネットのない空中ブランコで、アクロバットができる人間は、ほんの一握りしかいません。

そして、将来を考えたときに、知識・情報社会において、知識や情報こそが価値を生み出すものだ、ということを理解しなくてはなりません。

しかし、その理解も難しいかもしれません(つまり、お金を取れる知識や情報とはなにか?ということで閉塞してしまう)。

私は、知識や情報そのものが、大量生産・大量消費されるというよりは、「商品が多くの情報で包まれる」というような感覚でそれをとらえています。

ですから、『やはり日本の従来のやり方にも沢山悪いところがあるでしょうから、TOCの考え方を導入するとき日本式の悪い面をきちんと考えてやらないといけない』というよりも、どのような状況においても変わらないものを極めていく、そして、それを知識や情報を付加することで価値を高める、というよなことのほうが経営としては王道のような気がしています。

そして、そこに「ソーシャル・キャピタル」があるのだと思います。
「信頼」こそが、経済的交換の潤滑油であり、重低音なのです。

これは、変わらない原理と言えるのではないでしょうか。


赤ポチ

ThinkPadのトラックポイントのキャップに新作が二種類出たので早速購入して使っています。
詳しくはこちら→TrackPoint(R)開発者インタビュー

私は現在ソフト・ドームを使用しています(ソフト・リムはどうも相性がよくありませんでした)。

ThinkPadをお使いになられていない方には説明のしようもないのですが、こんな「なんだかよくわからないけれども大切なモノ」へのこだわりのようなものが、私が長い間ThinkPadを使い続けている秘密なのかもしれません。

2003/04/03 (木)  
【地域再生の経済学】

■神野教授インタビュー
cover
『地域再生の経済学』
神野直彦(著)
中央公論新社
2002年9月25日
昨日、長野の方から、新建新聞に掲載された神野教授のインタビュー記事を送っていただいた。以下に一部抜粋します。

〔質問〕
長野県の財政改革推進プログラム案は、4年間で投資的経費を2300億円カットし、それにより6700人の雇用が喪失されるといわれている。県は2月に、公共事業に依存しない地域産業構造へ転換するため2万人の雇用を定量化した「産業活性化・雇用創出プラン」を打ち出した。
本当に4年間という短期間で、こうした産業構造を転換した新たな産業を創出できるのか?

〔神野〕
それは自ら考えるしかない。私は、途上国へ経済発展のアドバイスに行った時に、どこの国で、他の国がプログラムを教えてくれて、その通りにやって発展した国があるか、と言っている。みんな自分たちの良いところは、自分たちで見つけてやってきているのだ。

教育で一番重要なことは、その人間の欠点を補ってやることではなく、長所を伸ばしてやること。欠点を補ってみても、たかがだ人並み。従来のプロ野球では、コントロールが悪いピッチャーに対し、スピードボールはいいからコントロールをよくしろ、と言いダメにするのが一般的パターン。これに対し、お前の特長はスピードボールだから、それをもっと磨けというのが本当の教育。産業政策も、教育も同じ。いつも盆栽型教育だ。盆栽は、曲がりたくないといっている枝を無理やり曲がらせる。しかし本当の教育はそうではない、植物を栽培するようにやらなくてはならない。どんな枝ぶりにするか、どんな花を、咲かせるか?その人の自由だ。
ただしその人間の能力が最大限発揮できるように肥やしを十分やりましょう、または害虫がつかないように駆除してあげる、これが栽培だ。これをしなければならない。どんな枝ぶりにするか(盆栽型にするか?植物栽培型にするか?)は長野県が決めるしかない。政府がやるべきことは、肥やしはやりましょうということ

神野教授の視座は、反主流(反古典)の経済学であり、この時代をエポックと認識し、エポックでは旧来の方程式が通用しないと認識していることにあります。

そして工業社会のピリオドであり、知識・情報社会への向かうこのエポックでは、一番重要な生産要素は人間の能力なのであり、「その人間の欠点を補ってやることではなく、長所を伸ばしてやること」こそが、結局は最良の政策であり経営である、といっているわけです。

ですから、神野教授は、答えは「自分で考えるしかない」といい切れるのです。
私の視座も神野教授と基本的には同じものですから、先日の西村組さんの講演でも、「答えは皆さんの中にしかない」といい、そしてその答えをみつけだすためのIT化のはなしをしたのです。(ポチとしてのミーム論)

しかし、新古典主義経済学の立場の方々には、この視点が欠如していることが多いのです。

つまり、彼等は、旧来の工業社会のパラダイムの中(旧来の枠組みの中で)で、欠点を補うためにサプライサイド的な方法を取り入れようとします。

それが、神野教授のいう「欠点を補う」という表現だと考えてもよいでしょう。(はなしがちょうっと脱線しますが、私が制約理論(TOC)になじめないのは、実はこの部分なのです。)

しかし、それはエポックでは通用しません。

この時代のエポックにおいて変化するのは人間であり、一人ひとり人間が、己の才能を伸ばすための枠組みとしての政策の方だからです。

そして、人間が変わるには時間が必要なのです。
少なくとも、4年というような短期スパンではありえないでしょう。

そこで大切なことが、「政府がやるべきことは、肥やしはやりましょうということ」なのです。一人ひとり人間が、己の才能を伸ばす時に、肥やしは必需です。そして、具体的な施策は地域社会が考えればよいのです(コミュニティ・ソリューション)。そしてそれには時間がかかります。

にもかかわらず、現政府や田中長野県知事のやっていることは、肥やしを与えるのではなく、除草剤を撒きながら、さあ、自由に成長してください、といっているようなものです。

地域社会は、公共工事依存からの転換が必要なことは私も否定はしていません。問題は、転換の方法なのであり、その根底に流れる思想なのです。

産業転換はレッセ・フェールでは起きません。
右肩下がりのエポックでのレッセ・フェールは、個々の個人が取るリスクが大きすぎるからです。

セーフティ・ネットのない空中ブランコで、アクロバットができる人間は、ほんの一握りしかいません。

必要なことは、普通の人々が、それじゃ私もアクロバットをしてみようか、と思える環境(セーフティ・ネット)なのです。

地域の主要産業が「公共工事という産業」である今日、この産業を潰せば何かが生まれると考えるのは、新古典主義に特長的な楽観論でしかありません。

実情をみても、公共事業が削減されるなか、「公共工事という産業」に代わる新しい産業は生まれないばかりか、地方経済は疲弊し、大都市部の一極集中化が強まっていだけです(北海道における札幌をみよ!)

私がいう自治体CALS/ECは、ここを出発点にして語られています。
自治体CALS/ECとは、「公共工事という産業」をIT化に向けて開放する政策です。

つまり、「公共工事という産業」に従事する人間一人ひとり(行政も建設業界もです)を、工業社会の枠組みから開放するための政策(人間が、己の才能を伸ばすための政策)でなくてはならないということです。

この視点がなければ、「公共工事という産業」という産業に従事する方々(特に建設業界)が、産業転換の荒波の中で、己の位置(羅針盤)を確認できることはないでしょう。

2003/04/02 (水)  
【@浅草】

桃知@紋別から無事帰りました。

48万ゲッターは新潟の出塚さまでございました。

師匠の相変わらずのご活躍とその精力的な活動に、同世代として頭が下がります。
今回は狙っていたわけではなかったのですが、48万ヒット大変うれしいです。
師匠のご紹介下さる本はできる限り買って読んでおり、 また、師匠の講演会の資料を無料でダウンロードさせていただいて目を通しているのですが、やはり生(ナマ)でないと、またライブ聴きにいきたいと思います。よろしくお願いします。

ありがとうございます。

しかし、4月はオープンセミナーがないのですね。

現在決まっているもので、最も時期的にはやいものは、5月1日、熊本での二人会(ジオ&もも)で、そこまでオープンセミナーが空いてしまうのも、なんともなぁ、なのです。

なにか勘が鈍りそうで心配なのです。

まあ、講演がないわけではないので(つまり、関与先様向けのクローズな講演会はちゃんとあります)、心配する必要もないのかもしれませんが、4月の空いている日に、浅草で公開講演練習会(笑)でもしようかな、と考えておりました。

さて、東京はあいにくの雨で、本当は今日は当店の花見の予定でしたが、まあ、外ではできないので、いきつけの寿司屋で、こっそりとやろうと思うのでした。



【@紋別、でも本日帰京】

■48万

一お連カウンターがまもなく48万です。
48万ゲットの方は、店主にメールです。

景品は、ミニモモ&ポロシャツ(黒)でございます。
今回も前後賞はありません。


■Give Thanks! オホーツク

昨日は、湧別の西村組さんでの講演でした。
いろいろとお心遣いをいただきありがとうございました。m(__)m

午前中に時間があったものですから、西村組さんのご配慮で、大山山頂、そしてオホーツクタワーへ連れて行っていただきました。

クリオネを見ました。
でも、こやつ、天使のような姿形ですが、捕食するときは悪魔のごときなのでございます。

そして流氷のメカニズムは興味が尽きませんでした。
丁寧な説明をしてくださったご担当様に深く感謝です。

このオホーツクタワーですが、海中に観察窓があり、夜は海中のライトに魚が集まるとのこと、もう少し暖かくなったら、家族連れでこようかなと思います。

そしてお昼ごはんは、「とあんくる」というカフェ・レストランへ。
店に入ったとき、子供さんが「焼きうどん」をとてもおいしそうに食べていたものですから、それを見た私も、たまらず「焼きうどん」をオーダー。

なんで紋別まできて「焼きうどん」なのか?という問題はさておいて、これがうまかったのです。
それから、付け合せに頼んだつもりの、春雨と挽肉の温かいサラダというのが、「焼きうどん」ほどのボリュームがあって・・・でも、全部食べました。(笑)
今日の帰りも寄っていこうかななどと考えておるのでした。

そして長い夜でございました。(笑)
大きな毛がにを食べました。

ということで、今日はANK 802 オホーツク紋別(1345) - 東京(羽田)(1540で帰京です。
東京は雨らしいので、今日予定していた花見は延日ですかね。

2003/04/01 (火)  
【@紋別】

■桃知@紋別です

昨日は飛行機の中から流氷を見ることができました。

私は海の上に浮かんでいる大きな氷というものを、生まれて初めて見たのですが、とても綺麗なものです。

この流氷ですが、この時期に見られるのは稀なことだそうです。
風向きが一昨日あたりから変わったということらしいのですが、そのため、気温が低くかったのかもしれません。


■小泉内閣3月崩壊ならず?

年頭の、私の個人的な予想として、小泉内閣は3月までだろうな、というヨミがありました。
それは、第一にマーケットからの反発です。

案の定、3月末の平均株価は8000円を割り込みました(まあ、これは「戦争」が長引くというマーケットの気分が大きいのでしょうが)。

そして、大島氏の後任の農水相の人選難航は、自民党内で小泉内閣が「泥舟」になっていることを明らかにしているようです。

4月になっても生き延びてはいるようですが、まあ、9月まででしょうか。

ということで、今日の私は講演です。


momo
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