ももちとしおの店主戯言 98/11/01〜98/11/15
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98/11/15 (日) ▲ ▼
【パラダイム】 11/14/98 23:28:21 (ちこっと早いけど、眠いので^^;)▲ ▼
実は、「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」には、「パラダイムシフト」という言葉が無造作に使われています、私も無造作に読み流していました。
引用
我々は今日、産業革命以降の「大量生産・大量消費」を至上命題とする経済社会から、「デジタル革命」による「情報の創造・流通」を基礎とする経済社会への移行、つまり新しい価値へのパラダイム・シフトをまさに目の当たりにしようとしている。
パラダイムをグランド辞書スパ(桃知のThinkPadにバンドルされていたものね)で調べると
〔語学〕語形変化表。また、語群系列。
〔哲〕さまざまな物の見方・考え方を体系づける、その時代の有力な方法。天動説や地動説の類。範型。範例。枠組み。「知の―」▽paradigm
という答えが返ってきます。
でも、パラダイムと言えば、忘れられない人がいます。そうです、トーマス・クーンです。
現在我々が使っている「パラダイム」の概念は、彼が主著「科学革命の構造」で提出した概念の拡大解釈です。
クーンは、通説の枠内ある規範的科学と革命期の科学を区別するときに「パラダイム」概念を使用したのですが、クーンに言わせれば、この「パラダイム」という言葉が「絶望的に乱用され制御不能(トーマス・クーン自身の認識らしい??)」な状態であちこちに感染し、ついに本邦の総理官邸サイトにも登場した、という次第なのかもしれません。
(興味のある方は、クーンのこの著作を是非お読みください。僕は未だに良く分からない(T_T))
僕も無造作に、12日の話で政府の工業社会から情報社会へのパラダイムシフトの理解を評価しているのですが、政府というか、この「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」を書いた(書かせた)方々に、どの程度のパラダイムシフトに対する理解があるのか不安になった次第です。
人間の社会的な活動におけるパラダイムシフトが意味する事は、全てが変化するという事です。
社会・経済・政治・法律・文化等、全てが変化するという事です。
ある意味では過去の否定です。現政府は、自らを否定する作業を自らはじめられるのでしょうかね。
98/11/14 (土) ▲ ▼
【店主戯言】 11/14/98 14:48:27▲ ▼
このサイトを「閑話休題」改め「店主戯言(てんしゅたわごと)」としました。これで二度目の改名ですね。
理由は「閑話休題」の本来の意味を桃知が勘違いしていた事(笑)。
あ〜恥ずかしい!
【標準】 11/14/98 05:33:00
建設省のインターネット入札参加資格申請一元受付で用いられるメーラーは、S/MIME対応メーラーという事になっています。
電子メールの暗号化技術はご存知のようにS/MIMEだけではないのです。しかし、建設省が今回の一元受付でS/MIMEを暗号化技術として採用したことは、各社の情報化推進担当の皆さんは、一応視野に入れておかなくてはなりませんね。
S/MIMEについて少し知っておいても損はありません。
http://www.rsa-japan.co.jp/smime/body_smime.html
「標準となったからといって、顧客がそれを求めるとは限らない」
PGPとS/MIMEに関してのMS社幹部の興味深い発言
http://www.hotwired.co.jp/news/97/sep/01/t6453.html
そういえば、「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」の中でも、こんな文脈がありました。
@電子認証
電子認証は、情報通信ネットワークを介してデータのやりとりをしている相手が真に本人であること、及びデータが改変されていないことを確認するためのものであり、電子商取引等の信頼性を確保する上で基本的な要素である。
しかし、求められる認証のレベルや機能は取引形態によって千差万別であること、様々な認証方法や技術が急速に発達していること、また、本件に関する国際的議論も引き続き活発に行われていることから、取引当事者同士がその取引形態に応じて、必要な認証を自由に選択できるようにしつつ、公的関与のあり方も含め、認証システム全体のあり方について引き続き検討を行っていく必要がある。
もちろん、電子認証の信頼性について判断材料となる情報が提供されることは重要であり、民間でのガイドラインの整備等による自主的な対応が促進されるべきである。
(10)相互運用性・相互接続性の確保
各種の機器・システムの相互運用性・相互接続性の確保は、企業、個人等のユーザーが情報通信ネットワークを用いて様々な事務・業務を効率的に行うための基盤となるものであり、その重要性は高まってきている。
情報通信分野の標準化は、公的標準のみならず、民間レベルのフォーラムや個別企業など様々な主体によるいわゆるデファクト・スタンダードにより提供されるようになっており、その現状を踏まえた対応が重要となっている。
こうした中で、ITUやISO等の国際的な標準化機関の動きと整合性を取りつつ、システムやサービスの提供者のみならず、ユーザーの利便性の向上の観点に立ち、オープンなインターフェイスの確保に重点を置くとともに、デファクト・スタンダードの迅速かつ円滑な公的標準化を支援する等、官民が協力して相互運用性・相互接続性の確保を図ることが必要である。
読めば読むほど面白いでしょう(笑)。
デファクト・スタンダードと公的標準の問題は皆さんいろいろなご意見をお持ちでしょうが、現時点でのCALSは、お互いに合意された「標準」で情報のやりとりができるもの同士のCALSの域を出ないのはしかたありますまい。
98/11/13 (金) ▲ ▼
【TV】 11/13/98 19:19:53▲ ▼
顔面田虫の治療をしながら(といっっても抗生物質を塗ってるだけですが)、しみじみと自分の顔を鏡で見ると、老けたなぁ〜と思うのです。
既に、自分の顔に責任を持つべき年なのでしょうが、確かに、このような顔とは言え私の顔でありますから、これはこれで自分で責任を持つのが筋なのだなと思ったのでした。
(だからどうしたというツッコミが聞こえてきそうな駄文ですが、書かずにはいられないときというのがあるのです。)
ところで、桃知はサラリーマンをやめてから、日中のTV番組を見る機会というのが多くなったのですが、朝から「三時のあなた」(知ってる?)的、若しくは「東京スポーツ」的ゴシップ番組が、延々と繰り返されているのには正直驚きました。
まあ、これはこれで面白いのでしょうが(最初の頃は確かに面白いと思って見ていました)、繰り返され伝えられる情報には(桃知はそこまで屈折したTVサポーターではないので)、当然に飽きてしまいます。
ということで、最近の桃知は、一部のスポーツ番組と「こち亀」以外のTVはほとんど見る気がしません。
桃知のTV離れは加速度がついて進んでいます。皆さんはいかがですか?
というところで参考URL http://www.zdnet.co.jp/news/9811/12/tv.html
【軍事情報を知ろう】 11/13/98 10:08:01
Yomiuri On-Line http://www.yomiuri.co.jp/msn/1113i201.htm
http://www.yomiuri.co.jp/msn/1113i503.htm (11/13/98 15:50:28追加)
まずは↑を読んでください。そしてら又戻ってきてくださいね(^o^)
北朝鮮から人工衛星(笑)「テポドン」が飛んでくる事なんて、とうの昔から予想されていた事です。
↑のニュースを読んだだけでも、ゴーイング・コンサーン的性格の強い現在の行政組織が本来の機能を失っている事は充分に明らかでしょう。
一部の(?)防衛庁幹部の方々が、我々の税金を使いながらやってきた事は、日本の防衛力(これも変な言い方だな、「軍事力」がいいかな)をひたすら骨抜きにする作業だったのでしょうか。
防衛庁をあげて北朝鮮を喜ばしておいて、どないするつもりだったのでしょうか。
我が国では、こと「軍事情報」について触れる事はタブー視されているところがあります。
国民に限らず、政治家も「軍事情報」に触れる事を極力嫌います。
その結果が極度に密室化された「防衛庁」の調達システムを作り上げてきたと言えるのではないでしょうか。
国民が、自衛隊の持つ軍事情報を知らないでなにが民主主義足り得るのでしょう。
僕は、自衛隊の持つ軍事力を肯定するものではありませんが、これを国民が正しく知らなければ「シビリアン・コントロール」が不可能なのですよといいたいのです。
知らない間に↑のニュースのような事をやっているのですから、我々もなめられたものです。
さあ皆さん、怒りましょう。(笑)
【たしかに理念だけでは飯は食えんわな】 11/13/98 07:49:25
昨日の夕方から、右脇腹の痛みが出て、そのまま眠ってしまいまして、目覚めたら13日の金曜日の朝です。
読売新聞の渡辺社長がJリーグ川渕チェアマンに対して不満を言ってたと思ったら、Jリーグ・ヴェルディの出資企業の三社のうち、読売新聞社とよみうりランドが持ち株すべてを日本テレビに譲渡し、来季からは日本テレビが一〇〇%出資でチームを運営することが十二日、事実上決まったようですね。
ベルマーレ平塚の株主、ゼネコン「フジタ」(たのむから頑張ってくれよ〜(T_T))もギブアップのようで、株の譲渡先を探しているようです。
僕はサッカー(Jリーグ)はほとんど興味が無いですから、その理念とかなんとかは知りません、でもJリーグもプロ・スポーツですから、チーム自体が赤字では運営は無理でしょうし、株主がそこからの収益が見込めないとなれば、何らかの投資効果(宣伝・広告)を求める、投資効果が見込めないとすれば撤退する。それは経営者として当然の事だと僕は思います。
Jの赤字を負担しつつ、片方で自社のリストラされていたのでは、働く皆さん困っちゃいますよね。
Jリーグには自治体が出資しているところもあるのですね。おどろきました。
みちのくプロレスに東北六県が出資しているようなものです。
98/11/12 (木) ▲ ▼
【情報社会】 11/12/98 00:02:02▲ ▼
「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」が現政府より表明されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/it/981110kihon.html 長いけれど必ずよみましょう(笑)。
評価できる点は、何といっても政府が、工業社会から情報社会へのパラダイム・シフトの理解を示したことと、情報社会での我が国の後進性を(工業社会における先進国が情報社会での先進国になれるとは限らないということ)をWWWを通じて広く国民に、そして世界に表明した事です。
曰く、
「ii)国際的なリーダーシップの発揮
新しい価値観に基づく国際経済社会において中核を占めることになる電子商取引等の国際的なルール作りについて、米国と欧州が昨年基本政策を発表し、本年5月には日米政府間で電子商取引共同声明を発表し、さらには日本、米国、欧州の三極内での二国間協議やOECD、WTO、APEC等の多国(地域)間協議の場で活発な議論が行われる等、電子商取引等をめぐる国際的議論は急速に深化しつつある。我が国もこのような新時代のルール設定を積極的にリードしていかなければ、たちまち新ルールの下での落伍者となり、国際経済社会における従前のプレゼンスを失うことになりかねない。」
僕のHPの読者の皆さんなら既に理解されている通り、情報化が政府・国防総省と軍需産業界の戦略として位置づけられている米国国防総省のCALSへの取組みから遅れる事数十年、ようやく目が覚めたというところでしょうか。
しかし、時すでに遅しなのかもしれません。
曰く、
「高度情報通信社会の構築に当たり、民間部門においては、情報通信関連技術の進歩の速さや多岐にわたる応用の可能性に対応するために、公正有効競争の下に創造性と主導性を発揮することが望まれる。」
公正有効競争の下に創造性と主導性を発揮できる会社が、はたして日本に存在するのでしょうか。
既に情報社会は米国流自由主義経済原理のルール下で構築されようとしています。
皆さんがお使いのパソコンに、純国産アプリケーションは幾つインストールされていますか。
WinでもMacでもかまいませんが、皆さんがお使いのOSはどここの国からやってきたものでしょうか。
情報化が進めば進むほど、IT植民地化は着実に進んでいっているのです。
これに対して、世界でも我が国が最初に表明した建設CALS/ECは一筋の光明です。
世界に先駆けて公共事業のCALS化を表明した建設省の心意気は素晴らしいものだと考えます。
建設CALS/ECは公共事業、しいては建設分野における情報化、デジタル化の世界標準を創り出す事が可能な、我が国にとっては、民官(官民ではない!)一体となったストラテジー(戦略)なのです。
ですから、政府は建設CALS/ECの早期実現に対しては最優先で最大限の取組みを行ううべきだと思うのです。
実体としての建設CALS/ECは、なかなか思うように推進されていないと思えますが、それは、建設CALS/ECが実現されては困ると考えている方々が予想外に多いからではないでしょうか。
目を覚ましましょう。皆さんの取組みは、情報社会における日本の運命を左右します(ちょっと大袈裟かな(笑))
目先の利益にとらわれていると、せっかくアドバンテージを持つ可能性のある建設CALS/ECも、他国に先を越されかねません。
そうなってからでは遅いのです。
98/11/11 (水) ▲ ▼
【ご案内】 11/11/98 19:53:57▲ ▼
行政書士(間違っておらんよね ^^;)さんのMLからの情報
日本ベリサイン社もデジタルID取得のサポートをはじめているようです。
URL http://digitalid.verisign.co.jp/client/kensetsu.html
行政書士さんのMLのご案内
行政書士さんの活動を、意識して見ていると、建設業とある部分で共通項がある事に気がつきます。
IGKのMLには行政書士さんでなくとも参加できますので、参加してそのある部分を探して見るのも面白いかもしれません。もちろん、建設業に役立つ情報も沢山あります。
キーワードは「明日は我が身」でしょうか。
インターネット行政書士協議会 URL http://plaza.people.or.jp/igk/
【一部削除】 11/11/98 19:22:36
桃知のトレードマークといえば、ヒゲだったのですが、下顎近辺で繁殖した「たむし」のようなものの治療のため、ヒゲの下顎部分を削除してしまいました。
それで、抗生物質をべたべたのシェービングクリームの様に塗り込んでみました。
これで完治すればよいのですが、痒いです。
【それは国内に下さい】 11/11/98 16:13:10
Yomiuri On-Line http://www.yomiuri.co.jp/msn/1111i103.htmより
「小渕首相は十二日にモスクワで行われるロシアのエリツィン大統領との日ロ首脳会談で、ロシアに対する重点的な協力として、産業復興や人材育成など知的・技術協力の拡充のための約一億ドルの拠出と、約一千万ドル相当の医薬品、医療機材の無償供与の方針を表明する意向を固めた」そうです。
まあ、ロシアもいいですけれど、その目的で、一億ドルの十分の一いや、百分の一でもいいですから、桃知に下さい(笑)。
桃知はきっと、建設CALS/EC推進のために有効に使う事でしょう。
決して銀座で使いまくるということはありません(笑)。
補足 一億ドルで北方領土を買ってくると思えば安いかもしれませんね。
小渕さんの商売人としての素質に注目ですな。11/11/98 22:53:21
【文書書きエネルギー】 11/11/98 08:21:40
ML=メーリング・リストやね。
桃知は最近はMLへの投稿は極力避けてきたのですね。
というのも、文章を書くというエネルギーは、どうやら一日あたり限界があるようで、MLへの投稿をしていると、この閑話休題がとたんに書けなくなってしまうのです。
他に仕事で企画書やらなんやら書いているときも駄目やね。
どうやら、この「文書書きエネルギー」はいつも一定ではなく、ある周期で上下しているようなのです。
それで、現在はとういと限りなく↓の状況のようです。
【偏頭痛】 11/11/98 08:19:02
まいった。偏頭痛や。
桃知は、左目の視力が弱ってきているようで、今年つくった眼鏡が既に合わなくなってきているようです。
ビール飲むと直たりするのですが(笑)、まさか朝から一杯やるわけにもいきませんので、今薬を飲みました。
98/11/10 (火) ▲ ▼
【しほうしょし】 11/10/98 00:55:45▲ ▼
「行政書士を司法書士と書き間違える病」に指がおかされてしまった桃知の苦肉の策。
「行政書士」を「しほうしょし」で単語登録しました。
というところで、建設業の皆さんにとって有益な行政書士さんのHPをリンクに設定しました。
伊地知行政書士事務所 URL http://www.alles.or.jp/~dijichi/
【求忘年会】 11/10/98 00:42:15
11月も10日を過ぎると、そろそろ忘年会のスケジュールを組まなくては、というのは去年までの話ですね。
今年は、会社という後ろ盾(笑)が無いので、今のところ忘年会のお誘いは無いのだわ。
これはこれで気楽でいいのですけれど、なんか寂しいですね(笑)。
というところで求む忘年会です(笑)。
98/11/09 (月) ▲ ▼
【緊急手術】 11/09/98 19:35:10▲ ▼
AL-N4が壊れて途方に暮れた桃知の行った行為。
Linuxが走っている、同じくPanasonicのAL-N2のHDDを取り出し、無理矢理AL-N4のHDDをAL-N2へ移植してしまいました。内臓移植手術みたいなものですよこれは。
そしたら起動したのですね。しかし、TCP/IPで話しません(笑)血液型でもあわなかったのでしょうか。
PCMCIA周りが変みたいですね。結局駄目かもしれません。(T_T)
つかれたぁわ。
【壊れた】 11/09/98 17:10:06
桃知自慢のノートPCNTServerが壊れました。(T_T)
PanasonicのAL-N4だったのですが、電源部でも壊れたのでしょうか、起動する気配さえありません。
これは結構痛いのでした。
どないしましょう。途方に暮れています。とほほ・・・・・
【謝罪】 11/09/98 17:07:07
いや、またやってしまいました。
メールマガジン・番外6号で、行政書士と書かなければならないところを、司法書士とやってしまいました。
牟田先生ごめんなさい。m(__)m
絶対に間違わない方法を考えないといけませんね。
【建設CALS/ECのためのリンク集】 11/09/98 07:16:16
建設CALS/ECのためのリンク集サイトをご紹介します。
このサイトは、知っておられる方には超有名な錦織さんが運営されているサイトですが、建設CALS/ECに直結したこうしたリンク中心のサイトが無かっただけに、今後が楽しみです。
桃知はブックマークして使わせていただいていますよ。
建設CALS情報局 http://ha6.seikyou.ne.jp/home/nishikoori/index.htm
98/11/08(日) ▲ ▼
【官製談合】 11/08/98 12:06:36▲ ▼
Yomiuri On-Line http://www.yomiuri.co.jp/newsj/1108i201.htm より
「郵便物区分機の入札を巡り大手電機メーカーの「東芝」(本社・東京都港区)と「NEC」(同)が談合していたとされる疑惑で、発注元の郵政省が両社に入札情報を事前に流すなど事実上の受注調整を行っていたことが、七日までの公正取引委員会の調べで明らかになった。公取委は「官製談合」だったとして、近く独占禁止法違反で両社に排除勧告するとともに、同省に対して発注方法などを改めるよう求める方針だ。」そうです。
しかし、NECは厄年ですね。
防衛庁、郵政省、宇宙開発事業団と3連発はお見事すぎます。
民間の売り上げ増は望めませんし、官庁関係がこれだけの騒ぎになって、そいれで官庁関係の売り上げ伸びたらまた変なわけで、こりゃ今後の経営計画がみものです。
しかし、くだらなすぎますね。【地方公共団体のネポティズム】ででも書きましたけれど、公共事業は行政当局だけが提示できる需要独占の事業ですからね。それが官製談合とはあきれてものも言えませんね。
官はもっと高い理念の基に行政の執行に当たるべきです。
でなければ、建設CALS/ECなんて、まじめに取り組んでいるのが本当に馬鹿みたいに思えてきますよ。
建設省には、志高く頑張ってもらって、56万建設業者の夢を失わせないでほしいものです。
【間だよね】
小山田組の大ちゃんの最新作は「間」の取り方に、日本の伝統的様式美を見る事ができます。
一方これに対して、建設省の新着情報の「間」は意表をつかれます。
800×600のデスプレイで見たときの一瞬の静寂は「ねらって」つくれるものではありません。
(たぶん、今日は日曜なので修正されていないと思います。月曜日以降はわかりません)
こういうのは決して嫌いではありません。(^o^)
98/11/07(土) ▲ ▼
【あいす・てぃ〜】▲ ▼
パジェロのCM 歌うは小野リサ
♪あいす・てぃ〜
れもん・てぃ〜 みるく・てぃ〜 あっぷる・てぃ〜♪
桃知はいったい何を言っているのだというお方は、是非TVCMをご覧くださいね。
ところで、桃知は最近脳みそ沸騰状態であります。
確かに桃知になにか頼んだ覚えがあるという皆様。
桃知は決してご依頼を忘れているのではありません。ご安心ください(笑)。
さあ、仕事や。 ♪あいす・てぃ〜(笑)
【あぁっぷる・てぇぃ〜:追加】
↑なこと書いたら、早速埼玉の高橋さんからメールをいただきました。
桃知さんこんにちは、
> ♪あいす・てぃ〜
> れもん・てぃ〜 みるく・てぃ〜 あっぷる・てぃ〜♪
ははっはは・・・そうですか、、そう聞こえますか。。。(^^)
たぶんパジェロイオのCMだと思いますが、、最後の「あっぷる・てぃ〜」には
「あぁっぷる・てぇぃ〜」の方がわかりやすいと思いますけど>>同じや
ええな〜(笑)「あぁっぷる・てぇぃ〜」 そや、そんな感じやね。
高橋さんからのこのメールのおかげで、桃知の沸騰脳みそはは若干COOLになったでぇ。
ありがとう。
98/11/06 (金) ▲ ▼
【地方公共団体のネポティズム】▲ ▼
公共事業は行政当局だけが提示できる需要独占の事業です。
公共事業の需要独占は行政当局に土木建設市場における非常に大きな影響力を持たせる事を可能とします。
この需要独占に対抗し得る供給者側の戦略とはなんでしょう。
いままでは、共有独占(カルテル)としての談合がこれに該当していることは周知の事実でした。
それを「必要悪」として容認することは非常にたやすい事ですし、「違法行為」として取り締まる事も容易な事です。建設業界には常にダーティなイメージが着いて回ります。
しかし、それを業者側だけの責任とするのもまた片手落ちのはなしではないかと思うのです。
問題は公共工事の行政当局による需要独占と、行政当局が受注業者側をある意味での支配下に置こうとするネポティズムにあるのだと思います。
桃知は、この公共事業の需要独占の弊害に対し、供給者側自らがその枠組みを打破しようとする試みが「建設CALS/EC」の実現なのだと考えています。
ある意味では、既存の公共事業のあり方を根本から考え直そうというものですから、建設省による建設CALS/ECへの取組みは高く評価できるものだと桃知は思っています。
建設CALS/ECは現時点では効果の見えにくいプロジェクトですが、結果的にこの取組みは、建設省の利益=国の利益=国民の利益になるものだと思います。
問題の多くは、いまだに「自らの組織体の構成員の利益優先は既存の体制維持にある」的発想から抜け出せない地方公共団体にあるのではないでしょうか。
和歌山市長と市職員による一連の問題はネポティズムの弊害の典型的な事例といえるでしょうし、今現在、日本という私たちの国の中で、このような問題が起こってしまう行政側の理念の欠如にはあきれてしまうばかりです。
この方々は今日本の国はどうなっているのか考えたを事があるのでしょうか。
多くの方々がリストラや会社の倒産により職を失い、多くの企業の冬の賞与は軒並み昨年よりも大幅に減少し、月々の収入も減る一方だという状況を理解した事があるのでしょうかね。
もっとも、財政赤字になったとしても役所は原則的に倒産しませんし、職員がリストラの対象となって解雇されるというはなしも聞きませんしね、そんな事は対岸の火事的にしか思えないのかもしれません。
桃知の主張はいつもおんなじ(笑)
建設CALS/ECは地方公共団体こそ取り組むべきプロジェクトです。
その実現のために、建設省はもっと予算をもらってください。
目先ばかりの公共工事のばらまき予算に比べたら、ほんの微々たるものでいいんですから。
98/11/05 (木) ▲ ▼
【のぞみのグリーン席】▲ ▼
先日、新神戸→東京まで、300系のぞみのグリーン席(喫煙)を利用したときのことです。
桃知がグリーン席を利用する大きな理由は、座席を2座席使える可能性が非常に高いからなのですが、その日は乗車率が異様に高く、新大阪で早くも、桃知の乗ったグリーン車両は満席状態と相成ってしまいました。
こうなると、のぞみ系はグリーン車も一般車両もさほど変わらないのですよね。
グリーン料金は5000円程かかっていますから、思い切り損をした気分になってきます。
なんか元取る方法はないかなと、いろいろ考えたりするところがBOHOのBOHOたる所以ですが、何もないのですね。おしぼりのサービス程度では納得できへんしね。
あのグリーン車だけについてくる雑誌なんて読んだこと無いし、読もうとするきもちにもなりませんわね。
結局、損したとの思いだけが残ったのだわ。
ところで、グリーン車についているあの雑誌、あれを好んで読んでおられる方はいらっしゃいますか?
自宅にお持ち帰りになる方もほとんどいないのではないでしょううか。
桃知のように、月に何度も利用する人たちにとっては、あれは全く無駄なサービスですよね。
あんなサービスはいりませんから、あの印刷代からなにから一切の費用をなくしてしまえば、グリーン料金も少しだけでも安くなるんとちゃうのかと思います。
JRさんも既に考えているのだとは思うのですがね。
【結局損をした話】
阪急の一日行楽切符というのがあるのですよね。
先日、桃知は大阪と神戸の間を行き来するのに、これを買いました。
一日中乗り放題で800円なのですね。桃知は、この系統の使い放題とか、食べ放題とかのコピーにはからっきし弱いのでした。
結局、その日は 三宮と梅田を往復しただけでしたので、正規の料金は310円×2=620円
800円−620円=180円 結局180円も損をしてしまいました。
阪急に一本取られてし合いました。いつかこの貸しは取り返さないといけませんね(笑)
98/11/04 (水) ▲ ▼
【個人の想像力の限界】▲ ▼
桃知は、情報化の目的(効用)の一つに社員(人的資源)の「想像力」と「創造力」による創造的活性化というのを言っていますが、個人の想像力というのは、極めてその個人の経験によって制限を受けるものであることはいうまでもありません。
ためにしみなさん、頭の中でドレミファソラシドと歌ってみてください、そして、どんどんオクターブを上げていってみてください。
ね、自分の聞いたことのある範囲でしか音を想像できないでしょう。
個人の創造力なんて所詮こんなものなのでしょうね。
ですから、個人の想像力の限界を破るのには、新しい経験からを新しい刺激を脳みそに与えてやらなくてはなりませんね。
読書とは、他人の脳みそで考えること、と言った方がおられましたが、情報システムもそのような機能を十分に考慮して構築されるべきものだと考えています。
このあたりの理解ができていますでしょうか?>情報化の担当者の皆様。
98/11/03 (火)▲ ▼
【なりなり】▲ ▼
国民の休日なり。
といっても、もう午後7時20分なり。
つい最近まで、国民の休日だとは気がついてなかったなり^^;
なぜか、ちょっと疲れたなり。おなかもすいたなり。
眠いなり。歯が痛いなり。
今日はこれでおしまいなり。
トラフィクの無駄遣いなり。
98/11/02 (月) ▲ ▼
【追加やで】▲ ▼
桃知@神戸オリエンタルホテル。酔っ払いモードです。
僕はこのホテルがとても好きです。マイ・フェバリット・ホテルの一つです。いつも保安機器の寺下専務さんにお世話になって利用させていただいております。ありがとうございます。
明日は、全国的にお休みですが、桃知は休みを利用して、大阪で面談があります。情報管理者は休みの日が好きなのですね。たぶん(笑)。
さて、追加の話題は http://www.yomiuri.co.jp/msn/1102i103.htm であります。
つまり、和歌山市長、職員採用で収賄容疑であります。
この手の話は、全国津々浦々良く聞くはなしです。
地方分権の制度の中で、地方の首長の権限はとても大きなモノがあります。それは、国会議員の先生がうんたらかんたらの世界とは比べ物が無いくらいおおきいのです。
自治体の規模が小さくなればなるほどその権限は大きいという感じがします。
行政を司るものの、いやしくも組織の頂点にたつもののすることではありませんね。
地方の首長というのは、いわゆる「とりまき」が作り上げるものですが、民主主義の原則によって選出された、自治体の民の代表としての首長が、いつのまにか自らの権力の大きさに自らの理念を忘れてしまったのでしょうね。
こんなこと考えているなら、自治体としての建設CALS/ECでも考えればいいのですよ。
公共工事のばらまきで、自らの地位の確保を狙って、幸せに政治生命を終えた政治家はいないのです。
田中角栄しかり、金丸しかり、中村しかり、天野しかり、利権に群がった政治家に名声は残されないのです。
本当に自らを支援してくれる建設会社を支援する気があるのなら、建設省に先駆けた自治体としての建設CALS/ECを遂行することだと僕は思っています。
10年、20年後に、立派な政治家として名を残したいならそうするべきだと思います。
【移動中のはなし】
桃知@ひかり207号新大阪行です。
本日は大阪市内で仕事の後、神戸に宿泊の予定です。
桃知も最近はすっかり関東圏の人になってしまっていますので、どちらかというと関西へ向かうと出張という感じがします。このHPを立ちあげた頃は逆でしたのにね。
桃知のような仕事は、事務所は別にどこでもいいわけで、特にここでなくてはならないという必要はありません。需要のあるところへ身軽へ移動できる方がむしろいいのではないかと思うのです。
おかげさまで、Email主体の連絡方法ででも、別に仕事には不都合はないのでしたし、このサイトが更新されているということは、まあ、桃知は元気ですよという証でもありますし(笑)。
本日のお題は、名古屋駅に着いたらアップする予定です。10時20分頃になるのでしょうか?
現在9時5分ですからね、後一時間以上暇なわけです(笑)。
なにしてすごしましょうか。
【これこそ閑話休題:ただの暇つぶし】
ということで、後一時間の暇つぶしです。お暇な方はお付き合いください。
最近、女子高校生の皆様の間に普通の靴下、若しくは靴下レスという方々をお見受けする機会が多くなってまいりました。あの鉄腕アトム型煙突式靴下も、皆さんが履いておれれると制服効果とでもいいましょうか、ある種の標準化の効果というのでしょうか、桃知の感性もだいぶ麻痺してきたところで、また標準を打ち破ろうとするカオスが始まりつつあるのでありましょうか。
情報化における標準化と違いまして、ファッションなんていうものは標準化されない方が健全だと思っていますから、もうどんどんやってほしいと思うのです。
できれば、オヤジ仕様の通勤快速などをフェバリットアイテムにされる女子高校生などというのも見てみたいものですし、ルーズソックスをはいた五十過ぎの一流商社マンという方と、全日空ホテルのロビーで打合せというのも面白いかもしれません。
皆と同じ仕様であることの安心感は、心理学で言う「分離−不安」を根底にしているのでしょうが、まあそれも度を過ぎると恐いですね。
競争原理が強く働く世の中ですから、どこかで連帯感を感じないと生きていけないのはとても良く理解できたりしますが、ファッションにおけ連帯というのは、どうも恐いものがあって僕は好きになれないのでした。
最もこの逆も然りで、他とあまりに違いすぎると、異分子として排除されてしまいます。
しかし、この排除された異分子同士が連帯を求めて運動するというのは良く見られる図式ですよね。
結局ある集団では異分子扱いでも、こちらの集団では全然異分子ではないということも多々あります。
まあそこそこの違いという部分に自己のアイデンテティを求めて、その中で満足しながら生きるという井の中の蛙方式が無難なところなのでしょうが、本人が幸せでした、何を身につけていようともそれも善しなのだと思います。
だいぶ話が脇道に外れてしまいました。
本当は何を書こうかと思ったかといいますと、靴下を履かない女子高校生というのを、最近見かけるようになったわけですが、まあ、何を履こうが履くまいが、要は「素材」だなと、これを言いたかったわけであります。
現在ようやく浜松を通過中です。まだ時間はありますが、そろそろアップの準備をすることにしましょう
最後まで読んでいただいた皆様。お付き合いありがとうございました。m(__)m
98/11/01 (日) ▲ ▼
【二匹目のどじょう】▲ ▼
パナソニックから「レッツ・ノート・コム」が発売されましたね。35万画素のCCDカメラがPCにくっついています。言わずと知れたSONYのVAIO PCG−1のコンセプトからCCDカメラの部分だけいただいたようなマシンです。松下らしいといえば、確かにらしい商品ではあります。
しかし、その詳細はパナソニックのHP
http://www.pcc.panasonic.co.jp/letsnote/prod/c33/index.html
で確認するも、IE3版で見る限りにおいては文字化け状態でなんだか良く分からないのです。
なんか動画で360度回転するのや、蓋の開閉状態を見せてくれるのもあるのですが、IE3版でみたら何にも動きがありませんでした。(T_T)
桃知もWindows95にIE4版をインストールしなくてはならないのでしょうか。もっともIE4版だから文字化けしないという保証は無いですが。
ネスケで覗いて見た方がいいのかもしれません。
WIndows98は景気の起爆剤にはなり得ませんでした。これからのボーナス商戦を前に、これといった戦略商品が無い各メーカー様は頭を痛めていることでしょう。
パナソニックの戦略商品はこれなのでしょうか。だとしたら寂しいです。何を隠そう、ももちはレッツ・ノートの古くからのユーザーなのですから。
【ボツ復活】
一度ボツにした文書、もったいないので復活させました。
移動中のはなし
本日(注:10月29日のことです)、桃知は新幹線で移動しているのですが、珍しいことに、桃知以外にも「週間アスキー」を読んでいるいる方を発見しました。それもすぐ後ろの座席の方です。
この「週間アスキー」という週間誌は、実はどこでも売っているようで売っていないのです。
最も確実な購入場所はキオスクなわけで、コンビには以外と「はずれ」が多いのです。
というわけで、桃知は本日発売の「週間アスキー」をキオスクで購入したのでした。
さて、桃知は車中でもPCを使用するので、グリーン席を使っているのですが、日中はお年寄りばかりのグリーン車に、珍しく桃知よりも若いビジネスマン方が一緒に乗車したのでした。
そのビジネスマンが、なぜか「週間アスキー」を読んでいたという話なのですね。
どうして解ったのかというと、桃知は(PCを使う関係で、テーブルを広く使いたいので)ごみを捨てに行ってきたので、かえりぎわ彼の背後から彼が読んでいる雑誌を見ることができたわけです。
まあ、そんなことわざわざ書くなとお叱りを受けそうな話題ですが、新幹線の中、何もすることがないと、こういうことを書いて遊んでいるしかないのですよ。
後日談:この文章を新幹線の中で書いていた時、桃知は非常に体調が悪かったのです。
右腹部に痛みアリの状態で眠るに寝れない様な状態だったのです。
それで、気晴らしにモバギを取り出して書いたのが↑の文というわけです。
内容的にはどうでもいいことなのですが、なんとなく捨てるに捨てられなかったのです。
■桃知商店謹製■
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