ももちとしおの[店主戯言] 2000/04/01〜2000/04/30
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2000/04/30 (日) ▲ ▼
【モバイル録】
モバイル録に「ハートンホテル西梅田」を掲示してみました。
【飛騨高山】
今月は飛騨高山へ何度かお伺いしたのですが、今月初め頃に乗った新宿→高山を走る「濃飛バス」に描かれていた「さるぼぼ」君です。
→さるぼぼ画像
それと、25日でしたか、高山管設備工業協同組合さんの事務所で、講習の準備をしているときに突然表れた、「おかぐら」君です。
→おかぐら君
→おかぐら君後姿
ウィークディの日の中に、突然こういうものが表れるのも、飛騨高山のいいところなのかもしれません。
2000/04/29 (土) ▲ ▼
【今日のこと】
午前中まで、がんがん仕事。
午後から、今週一週間の疲れを取ろうと川口までマッサージへでかける。
足がパンパン状態なので、特に足を念入りに、いつもより時間延長のスペシャルバージョンでのマッサージをお願いする。例によって、背中を触っただけで先生曰く、「寝不足ですね」。
なんでわかるんだか。。。?
マッサージが終わってから大宮まで移動して、お気に入りのタイ料理屋「プーケット」にて夕食を取る。
たっぷり3時間かけておいしい料理をいただく。それにしてもしっかりタイビールを飲んでべろべろ。
帰りのタクシーの運転手さんはなぜか私の顔なじみ。
何もいわなくても自宅まで送ってくれる。こういうのはなぜか嬉しく思うのです。
まあ、それだけ大宮で飲んだくれてタクシーに乗っているという証でもありますが。。。。(^^ゞ
本日のメールは面白いのが多くて、早速「甕覗」の入手方法を聞いてくるものやら、今飯田にいるから、駱駝屋を教えてくれとか、まあ、皆さんよく私の話しを聞いていらっしゃるなぁと、感心したりしたのでした。
今週は全然読むどころではなかった建設通信新聞をトイレで読んでいたら木曜日版(?)に、三条でのセミナーが載っていた。まあ、今週は新聞は全然読んでいない状態なので世の中何が起きたのかは知らないことが多すぎる状態。
郵貯のインターネットホームサービスの利用開始通知書も届いている。ほえほえ。。。。
疲れが溜まっているのか、左眼の異常が再発しそうな雰囲気。。。。ほえほえ。
【SnapConnect話の続き】
4月22日の【秋葉へ】で、SnapConnectのDDIポケット用の接続ケーブルをなくしたという話しを書いたら、以下のようなメールが届きました。
『実は、私もPalmPILOTの頃から使用しており、WorkPad無しでは生きていけない体になっております。
ケーブル紛失でモデムが使えないのは確かにつらいですね。(特に移動が多そうなので)
私の場合はPalm(WorkPad30Jですが)の移動通信には、ノキアの携帯電話NM-207を使用しおります(Ir使用です)。私の場合はたまにしか移動しないのでこれで十分です。ちなみにお値段も新品のNM-502(i-mode対応)で機種変更で\2,000、新規ならそれ以下の値段で投げ売りされており(当方は関西です)SnapConectの新品を買うよりは大変お得となっております(ただし、在庫があるかどうかは不明ですが)。余談ですが、初めての人の前で、NM-207とPalmでメールの受信などをすると、結構、天狗になれます(はなたっか〜だか!!)』
噂には聞いておりましたが、Irで携帯と接続できるのですねぇ。。。と、そういいえばDIMEの広告に載っていたような気がするなぁなどと思っていましたところ、上のメールのご本人様が日経BPCALSフォーラムの懇親会会場へ登場され、なんと我々の目の前でそれを実現して見せてくれたのでした。
論より証拠というか、ビジュアルに訴えるものは強いというかですね、私はいちころですねん。
という訳で、ノキアの携帯を探さないといけません。
しかし、まだこの話しには続きがあるのです。
昨日、都内某所で某打ち合わせ。
そこのでお会いした某氏曰く、「SnapConnectの接続ケーブル無くされたようですが、DDI用ならうちにありますよ」
そうだ!そうなのでR!
I・Oデータ様は、SnapConnectには、NTT用とかDDI用とか接続ケーブルを三種類くっつけて売っているわけですが、普通の方は、どれか一本あれば足りるわけで、ほかの二本は余るわけですよね。
ですから、これは「SnapConnect接続ケーブル互助会」を作ってですね、そこに各自が余ったケーブルを寄贈し、若し自分が使用しているものが無くなったら、無償でいただける。。。。うーんいいですね。そういうシステムを構築すればいいのではないかと、そう思ったのですね。
だからって、私はそれをやるほど暇人ではありませんから。。。どなたかやってみません?
いや、自分で始めようかなぁ。。。。いいアイディアだと思うんだけどもね。
そんなに需要はないかなぁ。
【かめのぞき】
先日、出張から帰ると、宅配便が届いており、なにかなと思い開封するとそこに表れしは骨壷?
一瞬ギョッとするも、先日新潟へお伺いしたときに、建設業経営研究会の方々との団欒の席で話題に上がっていた「甕覗(かめのぞき)」というお酒であるなとすぐに了解。
しかしこの酒は変であります。
その容姿を皆さんに私の文章力でお伝えすることは無理でありますのでこちらをごらんください。
→「甕覗」画像
これは、新潟県加茂市のマスカガミさんという醸造元で作られているもので、甕のから柄杓ですくって汲むという、茶の湯の所作を模したとにかく変な酒なのです。
送っていただきました、建設業経営研究会の皆様、誠にありがとうございます。m(__)m
それから、「かりんとう」も凄くて感動しています(謎)。m(__)m
2000/04/28(金) ▲ ▼
【eエコノミーの衝撃とモラルハザードとCALS】 ピックアップ目次
名古屋で新幹線を待っている間に、上り線のキヨスクにて『eエコノミーの衝撃:中谷巌著 2000.5.4 東洋経済新報社』をみつけたので、思わず購入してしまいました。それで、この本のカバーは銀ピカのせいか、例のバーコードリーダーがうまく機能しないことを発見して、なぜか、「ざまぁみろ」という気分になってしまった自分が嫌になったりしたのでした。
まあ、そういうことはどうでもよいのですが、この中谷巌氏というお方は、一橋大の教授の時に、ソニーの外部取締役に就任したせいで、公務員(国立大学の教授だからね)はね、そんなことしちゃだめだっていうことで、一橋大の教授をおやめになられ、現在は多摩大学の教授をされているかたなのです。
当店は、既に中谷氏のことは紹介済みでありまして、それは、戯言1999年3月15日に掲示した【モラルハザードとCALS】なのです。まだ読まれていない方は是非御一読くだされば幸甚です。これは、現在の私の建設CALS/ECを考えるときの重要な基本視点の一つとなっています。
まあ、一年以上前に、私は中谷氏の啓示に刺激を受けてこう書いています。
中谷氏は言います、
『モラルハザード症候群に侵されている日本社会を建て直すには、このよな基本認識を持つことがもっとも重要だ。それなくして、モラルハザードを生み出す社会構造はそのままに予算措置だけを講じる「景気対策」だけでは不充分なのだ。モラルハザードが生み出す規則・保護・護送船団方式から決別し、自立した個人がその潜在能力を十二分に発揮できるような新たな競争社会を構築することが必要である。』と。
この、「自立した個人がその潜在能力を十二分に発揮できるような新たな競争社会」こそが、建設CALS/ECの目指す(目標とする)公共事業の世界であることは言うまでも無いでしょう。
これを書いて一年経ってみて感じていることは、建設CALS/ECが(↑)のような機能を放棄してしまっているのではないかという絶望感と、自治体CALSがこれを実現できるのではないかという(淡い)期待感なのです。
ということで、今回の『eエコノミーの衝撃』ですが、上に紹介した中谷氏の考え方を更にわかりやすく、広い視点で展開したもになっていると感じます。一部気に入らないところもあるのですが(その部分はまた別に書きたいと思います)、皆さんにも一読をお勧めしたいと思います。
2000/04/27 (木) ▲ ▼
【私の名前で出ています。。。ということはありません】
金沢でのセミナーの申込み状況が好調なようであり、これはなによりだなと思っています。
実は昨日の大阪での建設CALSフォーラムの入りは、お世辞にも良い結果といえるものではありませんでしたから、まあ、私も内心はかなりがっかりしたり、心配していたところがあったのです。
私のおこなうセミナーは、可能な限り無料にて参加できるように、スポンサーさんには何時もご無理をお願いしているのですが、かといって、わたしが特定の製品を宣伝するようなこともあるわけも無くてですね、本当にスポンサーの皆さんにはすみませんなのです。
ところで、ちらちらと聞こえてくるはなしによれば、なにやら私が誉めているとかなんとかいって、自社の商品販売をされている方がいるようですが、そんなことが可能なのは、特定の(ご契約をいただいている)方々だけなのですが、契約いただいてる会社さんもそんなことはしていませんので、私が推薦しているとかそういうことを匂わせるような商売を許可した記憶は私はありませんのでご注意ください。
尚、私の名前を出して商売をされている方は、自らの良心においてそのあたりは自制していただければ嬉しく思います。といっても、私の名前で商品が売れるほど世の中は甘くないとは思うのですがね。
【昨日そして今日】
桃知@のぞみ56号東京行き車中です。
昨日は、朝9時30分より、午後17時30分まで日経BP社主催の建設CALSフォーラムへ出席しました。
今回の建設CALSファーラム、内容的には如何だったでしょうか?>ALL
私は、ほとんどを講師控え室で過ごし、各講師の方々と個別に面談させていただくとこにし、岐阜県、滋賀県の両自治体、そしてネットのお仲間である太田ジオさんの講演にしぼって拝聴させていただいた。
今回の建設CALS/ECフォーラムを見る限り、建設CALS/ECはまだまだどん底にあるなぁと感じました。
まだ何も始まっていない。
そう、終わったのではなく、何も始まってはいないという思いを強く感じたのですが、それはある意味、上滑りといっていいものでしょう。
でも、太田さんはとてもいいことをいっておられましたね。
太田さんの視点は、商売人(経営者)としてはとてもナチュラルなものであり、私はとても気に入っています。
太田さん曰く
『今の建設省のいう建設CALS/ECは、納品するデータの標準をいっているに過ぎない。
つまり、この部分はアウトソーシング可能な部分なのであり、積極的な意味での自社の競争力強化(差別化)の要因とはなりえない』
あははは、見事でありますね。
これは、私的にいうとこうなります。
「今の建設省やJACICのいう建設CALS/ECに付き合っていたら、会社倒産しちゃいますよ(笑)」
この意味がわからんような頭では「CALS」とは何ものかは一生理解できないでしょうし、そういう方々に建設CALS/ECは語って欲しくないなぁと私は最近思うのです。
なぜなら、建設業界だけ、デジタル革命の進むベクトルと下手すリャ逆ベクトルになりかねないような政策としてしか、現行の建設CALS/EC推進体制は見えてこないからなのですね。
しかし、こんなこといったり書いたりしなくちゃならないというのも、なんとも悲しいことです。
フォーラム終了後、BP社主催のオフライン・ミーティングに出席。
久しぶりにBP社の田辺建設局長にお会いする。
田辺氏は、私のデジケン最新号での連載記事「自治体建設CALS/EC」の内容を高く評価くださり、今回のデジケンの休刊で、私の連載の今後展開の展開が出来なくなったことをお詫びくださいましたが、リベンジの日ははたしてくるのでしょうか?局長曰く、必ずやりたいといっていましたが。。。。さて。
このオフミには、私の気の置けないお仲間が多数出席され、会場の場を盛り上げてくださいました。
皆さんご苦労様でした。m(__)m
その後、私が今回大阪まででかけた本当の目的である会合(笑)を「南海飯店」さんにて開催。
これは、大阪のネット仲間である、太田さんと会社の皆様や、abusiness研究所の西原さんを中心に設定いただいたもので、私はとても楽しみにしていたのでした。
今回は、遠く、札幌、山形、埼玉、金沢、東京、飯田と私のネットのお仲間や関与先様、それに日経BPの方々も参加され会は盛大に盛り上がり大阪の夜は黄金色(謎)に更けていったのでありました。
楽しかったですねぇ。またやりましょうね。>ALL (^o^)丿
ところで、本日は、6時起床、8時58分大阪発の「しなの」にて岐阜まで移動。
岐阜県庁を訪問後、岐阜県建築士事務所協会様で、今後の打ち合わせを行い、終了後、のぞみ56号で帰路に着いているとう次第なのでありました。
今回のロードは4泊5日。
正直なところ「早く家に帰りたい」By P.SIMONなのでした。
明日は、都内で打ち合わせの予定。
2000/04/26 (水) ▲ ▼
【大阪にて目覚める】
桃知@大阪です。
今日はあいにくの雨なのですが、昨日ベイスターズが延長で負けてしまったということもあり、私のこころも雨が降っているようです。(T_T)
本日はこれから長い一日が始まります。
日経BP社主催の建設CALSフォーラムへ出席し、その後、気の置けない仲間たちとの会合があります。ホテルへ戻ってくるのは深夜だと思います。
それから、メーリングリストに名前が出てしまっていたので、BP社のオフ会にも顔出ししたいと思います。
多分、会場にいる人間のなかで、いちばん胡散臭いやつが間違いなく私(桃知)ですので、どうぞ気軽にお声がけください。
といっても、たぶん、初めて私を見る方にとっては、気軽に声をかけるとかという、そういう雰囲気の持ち主ではないかもしれませんが、まあ、突然に殴ったり、噛み付いたりするようなことはありませんので、どうぞお気軽に。
なんといってもですね、私はこの日のために沢山名刺を刷ってきていますから。
このホテルから、会場まではタクシーで移動します。
30分ぐらいの道のりだそうです。では。いってきます。
それから、それから、今日はWorkPadだけは持っていきます。
メールは送受信できますので、業務連絡宜しくお願いいたします。
2000/04/25 (火) ▲ ▼
【大阪にて】
名古屋駅で、「柏めし」(600円)を購入し、「ひかり」で食べる。
いつも名古屋駅で購入する駅弁はハズレがおおいのだけれども、この「柏めし」は当たりでした。
これは、小ぶりの鳥飯を柏の葉で包んだもので、柏餅のもちが鳥飯になったものだろ考えていただければよいかと思います。それが、五つ並んで箱に収まっているのですが、量的には、駅弁としては少なめですが、5時ちょっと前にラーメンを一杯食べていましたので、今回はこれで丁度良かったようです。
旅程は順調で、予定通り午後9時を少し回ったところで、ホテルに着くことができました。チェックインする前に、ホテルの前にあるコンビににて飲料水とヨーグルトを調達し、ようやくチェックイン。フロントの対応は非常にきびきびとして「良し」でした。
このハートンホテル西梅田というところは、インターネット無料接続が売りでありまして、その看板に偽り無く、現在私もその接続環境を利用して、この戯言をアップしているのです。
このサービスは、私にとってはとてもありがたいものです。
例えば、23日24日と宿泊しました、飛騨高山のワシントンホテルプラザにて、私が支払った電話料金は4,500円を超えています。
それはダイアルアップでほとんど繋ぎっぱなしで使用しているためでもありますが、今日から二泊するこのホテルでは、その費用を考える必要はありません。
ですから、少々宿泊料金が高くとも、私の場合、通信料込みで計算すると、こちらの方が安く上がってしまうのです。ホテルとしての使いやすさ、格も当然ハートンの方が上なのにですね。
さらに気に入っていることといえば、冷蔵庫が空なのです。
私は旅先では、便通の問題(笑)もあって、よくヨーグルトを食べるのですが、あの自動計算式のへんな冷蔵庫だと、このヨーグルトを入れるスペースがないのです。
こういうのが付加価値というものではないでしょうかね。
私的(わたくしてき)には、非常に満足できるものだと感じています。
【ひだ18号にて】
高山での組合イントラネット勉強会二日目も無事終了しました。さすがに最後の班では声が擦れてしまいましたが、まあ、その原因は勉強会で喋り続けたせいというよりも、昨晩久しぶりにマイクを握ってしまったせいでありましょう。
勉強会終了後建通新聞の取材を受け、千垣内さんに高山駅まで送っていただく。
いつもいつも本当にお世話になります。
乗車予定のひだ18号の出発時間までは、まだ、1時間ほど時間があったので、駅前にてラーメンを食べる事にしました。一応飛騨高山ラーメンではありますが、なんてことはないただの醤油ラーメンでありました。
でもね、大阪までは丁度夕食時間帯の移動なので、小腹をみたしておくことは大事なことなのです。
それで、私はひだ18号の車中にてWorkPadにてこの文章を書いています。
まもなく岐阜です。名古屋まではあと20分程です。
2000/04/24 (月) ▲ ▼
【高山にて勉強会】
高山管設備工業協同組合さんにて、組合イントラネット利用セミナーの第一日目。今回は、一日に二班を二日間に分けて計四班、約四十社様を対象に勉強会を行います。
問題は、いざ会員さんに一箇所に集まっていただいて勉強会をしようとしても、まとまった台数のパソコンが常設され、且つ、インターネットアクセスが可能な研修施設が近くに無いことなのです。
今回は、会員有志の方々が、ボランティア的に自らのノートパソコンを提供してくださったので、十台ほどのパソコンをLAN接続し、組合事務所に設置してある専用線から、全員がインターネットアクセス可能な環境を構築して勉強会を行っています。ご協力いただいている方々のボランティア精神には、とても感激させられている次第なのです。
とにかく、今という時代に最も大切なこととは、ユーザーレベルでの(インターネット活用を最優先とした)情報リテラシィの向上にあるのですが、この部分に視点を向けた取組みというものは、意外と行われていないですし、いざ行おうとしたところで、そのための教育を行う施設がないことに唖然としてしまうことが多々あります。
特に、地方での研修機会の少なさ、誰もが研修できるような施設の整備は、もっと声高に言われてもいいものだと思うのですし、こういう視点での公共事業がもっと推進されるべきではないのかと考えます。
さて、本日の生徒の皆さんは、とても熱心であり、そして覚えもはやく、指導さていただいている私も、とても気分よくレクチャーすることが出来ました。ありがとうございます。m(__)m
高山管設備工業協同組合さんは、既に全組合員の九割以上がインターネットアクセス可能であり、私が一年数ヶ月前に、初めて、当組合さんを訪れた時(確か三、四社さんだけがインターネットに接続できた)からはだいぶ進展されてきたなぁと感慨深くなってしまいました。皆さんの努力に感謝すると同時につくづくその積極的な姿勢には頭が下がります。
今回はMicrosoft社の協力により、組合サーバーの構築から、このような勉強会まで実現されているのですが、Microsoft社にも感謝申し上げる次第です。m(__)m
明日も、同所で勉強会、終了後大阪へ向かいます。
2000/04/23 (日) ▲ ▼
【社長を変える方法】 ピックアップ目次
午前中、先週の疲れが腰と足に出ているようなので川口でマッサージ。
相変わらずの体の固さに先生も呆れ顔でありましたが、おかげさまで体調はだいぶ戻ってきておりますし、それにともなって気力も充実してきているのを実感しております。
マッサージ終了後、川口駅からそのまま京浜東北線で東京駅まで移動、今回の足である東京駅13時56分発の「のぞみ」17号は、ナメクジ型(500系)、名古屋までの所要時間はわずか1時間38分でした。
名古屋で高山線に乗り換え、名古屋を15時43分発の『特急ワイドビュー飛騨』はそこそこの乗客数。週末を首都圏で過ごしたと見られる、例のディズニーランドのお土産袋を持った親子連れが結構いらっしゃるのには驚かされた次第です。その親子連れやカップルの多くは美濃太田駅で降りられ、私は今、下呂温泉の少し手前の車中でこの戯言を書き始めています。
車中にて読んだ、週刊文春2000・4・27号の上前淳一郎氏による『読むクスリ』に、大変興味深い話しが紹介されていましたので、それを紹介したいと思います。題して、『社長を変える方法』です。
これは、熊本県水俣市の沢井建設さんの会長さんのお話しとして紹介されているものなのですが、要点は大体以下のようなものなのです。
この会長さんは二代目さんで、会社も大正十四年創業と老舗といえば格好はよいが、まあ古い体質の会社。そんなせいか、会長さん曰く、『ウチの会社は、社員同士が陰口を叩き合ってやる気が無く、業績もあがらない、暗くて陰気な会社でした。十五年ほど前のことです』なのだそうで、例えば、若い社員は居酒屋で一杯やるたびに、上司や会社の悪口ばかりいう。狭いところだから、それがすぐ経営陣の耳に入ってくる。すると古顔も若い人の悪口をいう。そんな社風の会社だったそうです。
これでは業績が上るどころではないですし、そればかりか優秀な若い人がどんどん他の会社に引き抜かれるという事件も発生。このままでは大変なことになると考えたこの会長さんは、処方箋を求めてあちこちの会社へ教えを乞いに出かけたところ、長野県のある自動車販売会社の『模範社員表彰券』という制度を発見したそうです。
この『模範社員表彰券』制度とうのは、社員にあらかじめ表彰券をたくさん配っておき、社員たちはほかの社員のいい行為を目にすると、その社員の名前を書いて投票する。それを月に一度投票箱を開け、模範的だと名前を書かれた社員を社長が表彰するというものだそうですが、長野県の自動車販会社の社長さん曰く、『この表彰券のいいところはね、お互いが相手アラ探しをせずに、プラス面を見ようとしはじめる点にあります』 『その結果、社内が明朗で居心地よくなる。仕事がしやすいですから、自然に業績もよくなてくるのです』
ということで、えらくこの制度に感心した会長さんは、素晴らしいことを教えていただいたと、名前もそのままに自社でも『模範社員表彰券』制度を導入してみることにしたのでした。それも一票につき200円という賞金付でですね。
そして最初の一ヶ月が過ぎ投票箱が開けられたのですが、表彰券は十三枚入っていたそうです。ところがその十三枚はなんと、全て会長さんが書いたものだったのでした。『六十人いる社員はだれ一人投票しなかったのです』ということで、会長さんは『社内の暗さ、空気の悪さを改めて思い知らされる気がした』 『幼稚園みたいな真似して、社長どういうつもりなんだい』そんな声が聞こえてくるようだった。と打ちひしがれるのですが、しかし、始めた手前すぐに止めるわけにもいかず翌月も翌々月も社長は一人で投票を続けるのですね。まあ、当然に従おうとする社員はだれもいなかったそうです。
ところが、そんな状態が五ヶ月も続いた頃、例によって一人寂しく投票箱をあけてみると、なんと初めて二十枚を越える券が入っており、何人かの社員が参加してくれたようで、『うれしかったですなあ。数人でも私の考えていることを理解してくれる社員がでてきた、と思うと本当にうれしかったです』と会長さんは喜ぶのです。しかし、この会長さんの偉いところは、『社員のそのような変化と同時に自分自身の変化にも気が付いた』ということですね。
以下会長さん曰くです。
『つまりね、これまで自分は社員の欠点ばかりみようとしていた、ということを私は発見したんです。私自身がアラ探しの名人だったんですよ』
『ところが、前年の八月から五ヶ月間投票を続けているうちに知らず知らず、社員のいいところをみよう、とするように私は変わってきていました』
『社員を変えようなんてとんでもない思い上がりでした。いちばん変わらなければいけなかったのは私だったし、実際にこの試みで私は変わったんです』
ということで、次第に(徐々にではありますが)投票は増え、それにつれて社員同士の陰口の叩き合いは減り、社内の風通しはよくなり、明るい職場になったそうなのですが、つまり、陰口の叩きあいは社長の責任でもあったってことであり、社風を変えたのは、社長自らの意識の変化故っていうお話しでありまして、その上、『そしてまさかと思いましたが、業績が向上してきたのですよ』ということらしいのです。
さて、なぜ私が、この臭い話しを引用したのかというと、実は情報化っていうのも、ある意味この臭い文脈でしか語れないところがあるなぁと感じたからなんです。つまり「社長を変える方法」を知っているのは社長自身だし、それを実行できるのも社長自身だということなのであり、その意味では、この話しは、情報化の話しとして読んでも面白のではないのかと感じたのですね。
社員による模範社員投票を、電子メールによる情報の発信や、イントラネットによる情報の発信とかに読み替えてみてもそんなに違和感はないのですね。
私は、情報化の目的の一つを、「創造的な社風の創造」と言っていますが、皆さんこのあたりで苦しんでいらっしゃるようでして、まあ情報化っていうのは、ITだなんだかんだいう前に、なんて人間臭いものなのだろうと感じるわけなのです。
【デジケンの休刊について ピックアップ目次
デジケンの連載記事について、初めて担当編集からお褒めの言葉をいただいたと思ったら、デジケンは今月発売された号で休刊とのこと。残念ですねぇ。
日経BP社には、建設業関連として日経コンストラクションとか、日経アーキテクチャーとかがありますが、いずれも一般書店売りの形態をとっていませんので、デジケンはその意味でも私的(わたくしてき)にはとても貴重なな媒体でありましたし、特に自治体関係者の方々からは、比較的入手しやすい情報化(CALS)の情報本としての評価をいただいておりました。
デジケンにおける私のコラムは、他のデジケンの記事と比べると「異質」であることは十分承知の上で、確信犯的に技術的な部分を極力書かないできました。連載中に「技術的な記事」を書きませんかとの話しもいただきましたが、私はそれはお断りしていたのです。
それは、例えば、アプリケーションの使用方法の記事を書いたとしても、デジケンのバックナンバーを探して再利用されるものではないだろうなぁという、情報の質的な問題(書き手のプライドのようなもの)からでしたし、さらには、建設業(建設関連業)という業界の本質が理解できれば、その業務からIT部分だけを切り取って一冊の本にすることがどれだけの価値があるのだろうかという、私の疑問(信念)のようなものからでした。
デジケン最新号の最終ページの「編集部から」で高橋副編集長がこう言っています。
『建設CALSに対する熱気は失せてしまったのではないか。そんな声もあがっているようだ。果たしてそれは、正しい認識だろうか。』
『桃知さんが今号で書いているように、地方自治体、中小建設企業で構成されるピラミッドでは、建設CALSではこれからが正念場だ。何が標準になるかわからないし、これをきっかけにどんな企業が伸びるかわからない。決して目が離せないと思う。』
デジケン最新号での私のコラムは、自治体が行う建設CALS/ECについて、現時点での私の考え方を大局的にまとめてみたものですが、建設CALS/ECが、高橋氏の言うように、『これをきっかけにどんな企業が伸びるかわからない』ものになってほしいなと、心から願うのです。
デジケンの休刊は急なものなので、読者の皆様には、連載が終わる旨の挨拶ができないでしまいましたので、改めてご愛読いただいた皆様へ感謝のを申し上げたいと思います。
長期に渡るご愛読誠にありがとうございました。m(__)m
2000/04/22 (土) ▲ ▼
【秋葉へ】
「C9632WC3 PHS(DDI用)ケーブル」つまり、I・Oデータ製SnapConnect for c3のDDIポケット用のケーブルを紛失してしまった。
I・Oデータに問い合わせたところ、製品は4000円で分けてくれるそうなのだが、納期が3〜4週間とのこと。
唖然!約1ヶ月もWorkPadが使えないなんて。(T_T)
それで、イケショップに電話で問い合わせ。
そしたら在庫してあるとのこと。
それで、今日の午後は本当は寝て過ごすつもりだったのだっけれども、急遽秋葉原へ。
しかし、イケショップにも実は無かったのだ。(T_T)
SnapConnectっていっても、c3用ではないほうのはあるのです。
つまりc3用は無いのです。僕の電話に出た店員さんが勘違いしたらしい。。。。
唖然!空振り三新だわ。
聞くところによると、I・Oデータからケーブルだけの出荷というのが無いそうで、いざ付属品が無くなったり、壊れたりすると、I・Oデータのサポート経由でしか手に入れることが出来なくて不便をかけているらしい。
なんとかしてよね>I・Oデータ様。
ところで僕は、無駄足を踏んで悔しいのと、1ヶ月もWorkPadが使えないことを考えると不便この上ないので、新たにSnapConnect for c3を購入してしまった。
税抜き21,800円也。
なんか悔しい。。。。。(T_T)
ので、帰りの秋葉原駅で、バナナミルクジュースをやけのみしてきた。(笑)
でも、これはおいしかった。(^○^)
【燕三条から戻る】
大山倍達曰く、
「空手が一番強いんだよ。それはね、なにも持たないから」
K1のTVを見ていたら、↑のような言葉がちらっとでてきてね、ふと仕事の手を止めてしまった次第。
自らを極限まで鍛えて戦うという意味では、上の言葉は確かに興味深いなぁと感じました。。。。
。。。。ただそれだけ。
さて、昨日のセミナーは、会場から時間オーバーのためストップが入ってしまいまして、またしても最後まで終わらないという失態を演じてしまいました。
まことに申し訳ないです。>受講者の皆様。。。。m(__)m
今回も遠く奈良から、そして福島や、山形や埼玉からと、相変わらずの越境セミナー。
この風景はどこかで見た風景だなぁと感じたのですが、それは在りし日の「みちのくプロレス」ではないかと感じた次第です。
みちのくプロレスは、東北地方限定のプロレスとして始まりましたが、その内容が評価されるようになると、東北の地に、遠く全国から観戦のためにファンが集まりました。
そういう越境されておいでになられる方々を、プロレスファンは敬意を込めて「密航者」と呼んだわけですが、僕のようなもののセミナーにも密航してくださる方々がおられることをとてもありがたく思います。そして参加くださいました全ての皆様に深く感謝申し上げる次第です。
さらには、燕三条での今回の講演を実現してくださった皆様(建設業経営研究会の皆様)にも深く感謝申し上げる次第です。
それから、近藤社長様毎度ありがとうございます。
わざわざセミナーにご参加いただいたのに、今回はお話しもできないで申し訳ございませんでした。m(__)m
講演終了後、建設業経営研究会の皆様に埼玉からの密航者小栗を加えて、三条の割烹
(名前わすれた・・・・☆\(--;))で会食。
中川様、小川様、片岡様、山口様、佐藤様ありがとうございます。
中川様には、わざわざ佐渡からふぐの子の塩漬けを運んできていただき深く御礼申し上げます。m(__)m
早速今晩食べる予定でいますが、たぶん大丈夫でしょう。(^^ゞ
今朝は、午前9時に起床。ホテルの部屋は、遮光が完璧なためいつまでも真っ暗。
、久しぶりに良く寝たなぁと。
でも、寝すぎたせいで、準備いただいた朝食もそこそこに、10時23分発の新幹線で帰路へつくために燕三条駅へ。
が、切符を買おうと緑の窓口へいくも、緑車も、指定席も満席。
しかたなく自由席でかえることになってしまった。
しかし、自由席はゴールデンウィークのような混みようで、僕も燕三条から長岡まではデッキで立っていた次第。
運良く長岡駅で2つ席が空き、僕はなぜか、周りの方々からどうぞとすすめられて着座。
よっぽど疲れた顔していたのかなぁ。。。。と。(T_T) なぜか複雑な気持ち。
お昼過ぎに蕨へ到着。
明日からの移動用チケットを購入。
明日は、飛騨高山まで移動。
24日25日と高山で組合イントラネットの指導。25日夜に高山から大阪まで移動。
26日は、建設CALSファーラム出席、その後大阪で気の置けない方々との楽しい会食。
27日にはまた岐阜へ移動。。。。
体は大丈夫なのだろうか????と思うも、
ああ、僕は旅人なんだなぁと妙に感傷的になったりするのでした。
2000/04/21 (金) ▲ ▼
【三条にて】
高橋社長がいみじくもいっているが(今日の話題2000年04月20日 【コーディネータ】)、建設CALS/ECは建設業界のために何が出来ているのかと思う。それは、さらには、国民のために何が出来ているのかという疑問なのだと思うのです。
その辺りの視点がどこかへ行ってしまって、標準の部分とかね、認証のシステム辺りで利権争いまがいのことがおきては結局国民がこまるのだろうと思う。
欠如しているのは、推進者の確固たる理念とリーダーシップか。
今日は、 新潟県三条市で講演。
時間が足りなくて、途中でストップがかかってしまった。。。。。
わざわざおいでくださった方々ごめんなさいです。(T_T)
講演終了後、ついさっきまで飲んでいまして、故に今日は寝るのです。
詳しくは明日にでも。。。。m(__)m
2000/04/20 (木) ▲ ▼
【失敗】
桃知@こだま484号であーる。
。。。。。失敗したのである。
なんども同じ間違いをおかしてきたのに。
全然学習能力が機能していない。
なにがってですね、掛川のコンビニで弁当を買うのを忘れてしまったぁ。。。。。
掛川駅は、8時前だというのに駅弁はもう売っていないのである。
車内販売は静岡のわさび漬け?を売りにきただけである。
とにもかくにも腹が減ったので、先ほどから、キシリトールガムを噛んでいたりするのだが、あたりまえのように一向に満腹感はないのである。
つまり、この代替案は失敗したということであり、私の胃袋という顧客は満足してくれなかったということである。
すなわち、顧客満足度ゼロ。。。。。やんないほうが良いということか。
しかし、問題は、まだ新横浜にもついていないという現実であり、もう一度車内販売がきたら、わさび漬けを買って食ってしまいかねないという己のあさましさである。
空腹退散。。。(T_T)
【まだ大東町だよー】
午前中、午後と、関与先さんの次期システムのためののベンダーさんの説明会。
建設CALS/ECという言葉が、説明の中にぴょんぴょんと出てくるのは、ご愛嬌か。。。。
でも、なんか違うなと(笑)。
まあ、最初はOA化レベルから入るのもいいだろうがね、木を見て森を見ないような情報化になってはいけないわけでね、その辺り私の関与先様は十分ご存知なので、厳しい質問もでるわな。
情報化の推進レベルというのは、これは同じ中小建設企業でも温度差はかなりあるわけでね、もちろん、私の関与先さんレベルでね、変なISOの説明や、CALSの説明してもね、ベンダーさんは自分で自分の首しめることになってしまいますよーってことですね。
これから会議、今日中に事務所へ戻る予定。
明日は、新潟県燕三条でセミナー。。。。。。忙しいですね。
ところで(↓)はですね。関与先さんで、ホームページビルダーの使い方を説明したときにつくったものなのですね。
【】
静岡にいます。
【大東町だよー】
桃知@静岡県大東町(掛川の隣)です。
朝6時起床。が、これが今日は起きるのがとてもきつかった。
7時にホテルをチェックアウトし外へ出たら大雨。。。。(T_T)
急ぎ、折りたたみ傘をバックから取り出して藤沢駅まで向かうもかなり濡れてしまった。
東海道線緑車で小田原まで、小田原から掛川まではこだまの緑車で快適。
小田原で買ったじゃこ飯の弁当を食べる。680円。なかなかよし。
掛川駅には、竹下さんがお迎え。
途中のセブンイレブンでタバコと「DAKARA」を購入。
しかし、戸塚建設さんで出していただいた一杯のお茶、これが抜群に美味し!
さすが、掛川。
2000/04/19 (水) ▲ ▼
【藤沢にて】
桃知@藤沢市です。
今日は、早起きして8時台の京浜東北線で東京駅へ。
それから東海道線に乗り換えて、快適緑車にて辻堂まで。
京浜東北線は、相変わらずの鯖寿司電車で若干疲れるも、昨日、四ツ谷の宴会を水を飲んでこらえたかいがあって、比較的体は快調也。
関与先の担当氏と打ち合わせ後、午後6時より、関与先さんの協力業者会の総会にて講演。
建設CALS/ECは、ほとんどの皆さんはご存知無いとのこと。
こけまくる也。
が、その後の懇親会でお会いした方々は情報化については皆さん興味ありありの様子。
忘れられる前に要フォローですね>担当者様。
明日は、早起きして掛川まで移動。
小田原まで30分。
そこから「こだま」に乗り換えていきます。
2000/04/18 (火) ▲ ▼
【フェラーリと弘法と蛙】 ピックアップ目次
皆さんも、四月は、当然のようにその他の月に比べると名刺の使用量が多いことでしょう。
僕もご多分に漏れず、今月はいつもの3倍以上の使用量となっています。
もっとも、当店のような零細会社では、名刺も自分でデザインして自分で印刷するのは当然(?)のことなので、最近は、印刷するたびにデザインを少しづつ変えて遊んでみたりもしています。
今日も早速40枚ほど印刷をしてみましたが、久しぶりの両面刷りとしてみました。
裏側に、このHPのインデックスページにある、『ももち・どっと・こむ』のロゴをそのまま印刷してみたのですが、まあ、悪趣味ですわね(笑)。
ところで、4月15日の【復帰一筆】に書いた「社内情報化」について、「実は私は『時の権力者』だった」さんから、以下のようなメールをいただきました。
『私が以前から社内で繰り返し主張してきたことが3点あります。「馬を水呑場に連れてくるのは簡単だが水を飲ませるのは簡単ではない」「軽自動車にフェラーリのV12エンジンを積んでも速く走れるわけではないし、むしろ危険である」「車輪を発明するな」
「馬を・・」はいろいろ手を変え品を変えてやってみるのですがうまく行きません。そもそも経営者層と従業員層では感覚が違うので別々に対処せざるを得ず、「2正面作戦」となってしまうのが今の悩みです。
「軽自動車・・・」はなかなかわかってもらえません。どうしても「できるところから」という誘惑が大きく、今回桃知様がかかれた文章のようなことになってしまいます。もちろん、全体の戦略を示せない私の力量不足もありますが。CALSへあせる気持ちはわかるのですが、むしろコストアップしているような気がします。
「車輪を発明するな」は今回の話とは余り関係がないのですが、うちの会社では情報化の大きな障壁となっているような気がします。つまり、悪い意味での「職人気質」があるため、「他人のアイディアを利用する」「他人にアイディアを利用してもらう」という文化が余りないのです。したがって、統合データベースなどは、はなから「入力の手間がかかる」「どうせ使えないし、使わない」という状態で、、、。
> 現時点で、情報化に対してなんのアクションも起こせない、なんの指針も
> お持ちでない経営者の下で、情報化についてあれこれ考える方が時間の無
> 駄ではないでしょうかねって僕は言ってしまうのですよね(笑)。むしろ
> 、貴方自身の身の振り方を考えたほうがいいのではないでしょうか。
というわけで、なんか悔しいのですが、徐々に身を振り分けつつあります (そっちのほうが楽しそうですから)。
なるほどねぇ。面白い言い回しを考えるものですね。そして、実体験がひしひしと伝わってまいりますねぇ(笑)。
特に「軽自動車にフェラーリのV12エンジンを積んでも速く走れるわけではないし、むしろ危険である」っていうのはいいなぁ。
これと反対のようなんだけど同意の言葉でね、「弘法は筆を選ぶ」っていうのが自分的に存在していまして、これは弘法だから筆を選ぶんだよーって意味なんです。
だから逆説的に「弘法筆を選ばず」って言えるということでもあって、これも「弘法」だから筆を選ばないのよーって意味なんですね。
つまり、考えなくちゃいけないのは、「弘法」というところなのでして、それはなによりもまず自分は「弘法」なのか?というところでして、そして私こそが「弘法」だと思い込んでおられる方は、では、私は何に対して「弘法」足りえるているのか?、と考えるということでしょうかねぇ。。。。。
それはもちろん、PCの操作スキルとか情報処理ウンタラカンタラ資格とかいうものではなくて、真摯に自分の仕事に対してね、自分は「弘法」足りえるのかということを常に考えてみることだと僕は思っています。
情報化っていうのは、そういうところから考えないと始まらなかったりするわけでして、閉じた世界の一等賞が、ちょと壁を取り除いてやると、とたんに最下位になったりする、そういう世界であります。
という意味では、まあ、「井の中の蛙大海を知らず」っていう諺が、情報化の世界では、最も使用頻度の高い諺なのかなとも思うのです(自警の意を込めて)。
ところで、この15日の戯言に対して、その内容をCALS-MLにも掲示しなさいというメールがありましたので、そのうち投稿したいと思います。
当戯言の読者の皆さんには鬱陶しいでしょうが、まあ、我慢してくださいな。m(__)m
2000/04/17 (月) ▲ ▼
【歪んでいるらしい】
3年振りぐらいに、以前目の怪我を治療した病院へ行ってみた。
なんか既に僕のカルテは無く、治療してくださった先生もおられない状況であって、こりゃまずいなぁと。
ここは眼科に関しては結構な大病院であって、大変な患者さんが朝から来ているわけで、僕もかれこれ1時間以上も待ちくたびれてようやく診療を受けることが出来た。
今回の先生はどうやらこの病院の院長先生のようでありましたが、僕の左眼を見るなり、「ひとみが歪んでいるな」と一言。。。。さらには「なにかぶつけたことはありませんか」と。
そこで、僕は、三年ほど前に左眼球にものをぶつけ、治療でこの病院にお世話になったことを話した。
そして「その怪我の後遺症でしょうかねぇ」と聞いてみたが、答えは「多分違います」だって。。。。
そして、当時の僕の担当医の名前を確認され、治療は大変よく出来ているとおっしゃられた。
僕は、この時点で大体諦めましたね。
多分、たいした検査もしてくれないのではないだろうなぁと。
案の定、一応の検査はしましたが、結果はなにも異常なし。
ただし、炎症はある。そんなの見ただけでもわかるわ。
僕が知りたいのは、じゃなぜ?なのだけれども、答えは「?」。
で結局、めぐすり1本もらってきただけ。
おいおい、僕の目玉はそんな症状なのかよぉ。。。ってね、余計心配になったりするのでした。
結局、わざわざ遠くまでやってきたのに、なんにも解決できなかったなぁと落胆。
2000/04/16 (日) ▲ ▼
【本日はお休みとさせていただきました】
2000/04/15 (土) ▲ ▼
【復帰一筆】 ピックアップ目次
だいぶ体調がもどったものだから、調子にのって書いてみることにしました。
本当はまだ休んでいたほうがいいのかもしんないのだけれども。。。。
久しぶりでCALS-MLへ投稿してみたら、やっぱり自分たちでできる情報化の限界みたいなところをリプライでいただいてしまった。返答はMLへ流すのが筋だろうが、野水氏が僕のHPの宣伝をしてくれたので、とりあえず、ここに書いてしまうことにしましょう。気が向いたらMLへ流すか、それとも別の文脈で流すかは後で考えることとしましょうか。
さて、以前、デジケンで連載している「これならわかる建設CALS/EC」に対して、このような指摘をいただいたことがある。
『桃知さんからは枝葉に見えても、読者の多数を占める設計者(建築、土木)、および施工者(建築、土木)に身近な話にしていただけると助かります。CALSのことを勉強しようと桃知さんの連載を読んだのですが、自分ら下の人間だけではどうしようもないことがわかっただけで、自分たちでも、これならできる、という部分も示していただけたら、今、そこにいる者にとって、より役立つ連載になると思うのですが。』
実は一見もっともらしいこの(↑)主張も、僕から言わせていただくと、情報化の落とし穴って言うのは実はここにあるという模範解答みたいなものなわけです。
つまり、個人が一生懸命情報化しようって言ったってね、桃知商店のような個人企業ならいざ知らず、それなりの会社形態を持ったところなら、経営トップが情報化を理解し、全社レベルの同意を確保しながら情報化に取り組まなきゃ、結局は全社的には何のメリットも無い、無駄な投資に終わる可能性が高いということを僕は声を大にして主張したいのです。
それはなぜかというと、なによりもまず情報化にはお金がかかるからなのです。
それはISO認証を取得しようなんていうレベルではないぐらいの投資が必要です。
はっきり言えば桁が違います。
ですから、情報化がなぜ経営の問題足りえるのか、この辺りを理解しないでただパソコン買い揃えてね、一応LAN組んで、後は各自自助努力で頑張りなさいではねぇ。。。多大な情報化投資も、おもちゃを買い与えているようなものになっていまいます。
極端な話しのようですが、同じ社内でさえデータ交換が出来なかったり、いざつなごうと思ってもつなげないような部門LANがあったりするのは本当に良くあることなのです。
幹部と、それ以外の社員では使っているOSが違うなんていうこともあります。
こんなんじゃ情報の共有化なんていつまでたっても夢物語のまんまじゃないですかねぇ。
情報化が自社の全然経営にプラスになっていない。
僕はそういう事例にお目にかかるたびに、なんでみんな同じような間違いしでかすんだろうなぁと思うのです。
それで、原因をつきつめてみると、これはもう、当然に情報化指針も目標も推進チームも無かったりしているわけで、「時の権力者」(って僕が勝手に呼んでいる)が勝手に決めたりした情報化がまかり通ってたりする。この「時の権力者」というのが、これが入社5年目のパソコンおたくレベルの経営を知らない方であったりするのだからどうしようもないのです。
その上、これに建設業を知らないベンダーが加わると、もう完璧にどうしようもなかったりします。
それで、なんでそうなるのかと突き詰めて考えてみると、結局、経営者が情報化を経営の問題として全然理解していないことに原因があるわけです。だから、僕は経営者向けにただひたすら書いているのですね。
情報化は経営の問題以外の何物でもありませんよって。
僕はそういう(個人勝手な情報化、ボトムアップ的情報化の失敗)事例を沢山見てきているし、その各人の勝って気ままな思いつきのような情報化のおかげで、全社的な標準化がどれほど困難なものになってしまったのか、そしてそれを乗り越える努力が、どんなに大変なものかを経験的に知っているのでね(商売柄っていうやつですね)、そういうのはやめたほうがいいよとひたすら老婆心から主張しているのでした。まあ、そんなこと言うやつが一人ぐらいこの世の中にいてもいいじゃないですかと勝手に思っているわけですが。
ですから、『自分たちでも、これならできる、という部分も示して』という部分で話すのなら、皆さんのボトムアップ的な情報化の運動を全社的にするにはどうしたらよいのかを考えてみましょうということぐらいしかいえません。
それには、皆さんも情報化の本質とか建設CALS/ECの本質とかを理解する必要があるでしょう。
皆さんが、経営の問題として情報化を経営トップに提言するとき、なぜそれが必要なのかを、極めて理論的に説明するには、僕のデジケン連載は無駄ではないとは思うのですが。。。。
ついでに言えば、経営の問題としての情報化の提言ができないような環境(企業文化、社風っていうやつですね)をお持ちの会社でしたら、それは情報化なんて初めから諦めたほうがよいのかもしれません。
現時点で、情報化に対してなんのアクションも起こせない、なんの指針もお持ちでない経営者の下で、情報化についてあれこれ考える方が時間の無駄ではないでしょうかねって僕は言ってしまうのですよね(笑)。むしろ、貴方自身の身の振り方を考えたほうがいいのではないでしょうか。
という訳で、デジケンにおける連載での僕の視点は、常に、経営者と発注者側にあるのですね。
ですから、技術論は僕は書きません。
そのあたりは、どこにでも転がっているではありませんか。
【だから今日もお休みだよ】
左眼球の痛みはだいぶ和らぐも、充血おさまらず。まっかっか状態が続く。
視力は確実に落ちてしまった。回復するのだろうか不安。
この目の症状は、最初に治療した病院、若しくはそれを引き継いで手術した病院でなければわからないだろう。ということで、日、月曜日とかけて遠方の病院まで行って来る予定。
たぶん、そこでもわからないかもしれない。
朝一番で、川口までマッサージへ行く。
本日の指摘事項は、抹消血管の血の巡りの悪さ。
特に足がひどいとのこと。
治療レベルで言えば、肩こりも腰の痛みも、抹消の血管レベルの血のめぐりの問題だとのことであり、それにしも、足のだるさを一発でいいあてるプロの技に脱帽する。
一般的には、暖かくなり始めると、体の不具合がいろいろと出てくるそうである。
特にやたら眠いとかね。
そういうときには、眠るのが一番だそうである。
体が欲していることに素直にしなくてはならないということらしい。
2000/04/14 (金) ▲ ▼
【今日もお休み】
本日も仕事はキャンセルさせていただきました。
室内でもサングラスをかけていないと、かなりつらい状況なのです。
それでも、明暗の差による調整機能はだいぶ戻ってきたようですが、まだ、遠近がいけません。
PCに向かうのも実はつらい状況なので、昨日はメールを読んでいない状況です。
返事を書かなくてはならないものも沢山あると思うのですが、いかんせん、こういう状況ですので、ご容赦、ご理解いただければ幸いです。
仕事ができるようになり次第、早急に旧来のビジネススタイルには戻りたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
2000/04/13 (木) ▲ ▼
【お休み】
昨日は、岐阜県庁を訪問。
中島さんのご案内で、新任のご担当者の方々を訪問。
ドリーム・コアにもお邪魔することができて、その後大垣駅から名古屋経由で帰宅。
しかし問題は左眼球の調子が全くよくならないこと。
かなりしんどい状態なので、今日は病院行きです。
なので、PCを使う仕事全般は、たぶんほとんど出来ないと思います。
特に、メールへの返事は遅れるかと思いますが、宜しくお願いいたします。
2000/04/12 (水) ▲ ▼
【美濃加茂市で目覚める】
桃知@美濃加茂市です。
昨日は、高山市で午前中前日の続き。
午後3時8分高山発の特急飛騨で美濃加太田まで。約2時間の道のり。
ホテルは、シティホテル美濃加茂。
なんでも、一度経営が破綻して、3セクのような形で現在運営されているとのこと。
チェックインすると、あったかいお手拭がフロントで出たりする。
部屋もありきたりのビズネスホテルより広い。(もっとも今回はツインの部屋だからね)
お湯のポットが大きい。
冷水のポットまである。
サイドにモジュラージャックつきの受話器である。
かなりのんびりできるつくりで、さきほど食べた朝ご飯はおいしい。
朝ご飯はバイキングで無い方が僕は好きなのだ。
昨夜は、宮下さんと亀井さんのおはからいで、「昇月」さんという料亭へ。
よき時代を感じさせてくれる構えをもった、結婚式もできるような大きな料亭でした。
なんでも、この美濃加茂にも、昔は芸者さんも100人ほどおられ、なかなかに賑やかだったそうです。
お祭りのときは、芸者さんのおみこしがでたり、なじみのお客さんの玄関先で踊りを踊ってくれたんだそうです。
その昔なら、芸者さんをよんで一杯やるようなそんな個室で、今回は男三人で濃い話しを楽しみました。
「昇月」さんの名物だという「蛸の石焼」と「のり茶漬け」もいただきました。
どちらも大変においしいもので、背景がある存在、物語がある存在、そういうものがあるところは、本当にいいところだなぁとつくづく思うのです。
帰りがけ、女将がわざわざ車のところまで挨拶にきてくれて、名刺にお土産に名入のタオルなんかもらってしまって、なんか嬉しいのでした。
ところで僕は、今日は日本ライン下りで犬山までいって、名鉄で岐阜入りしようなどと考えていたのですが、どうも左眼が不調なので、ホテルでチェックアウト時間まで休むことにしました。
遠近の調整と、明暗の調整に苦労している状態で、痛みまであります。
これは、数年前にある事故で左眼球を怪我して以来の症状で、普段は飛行機で移動中の着陸時に頻発していた状態なのですが、今回は平地で起きているのですね。
岐阜県庁には午後1時に入る予定。
そして今日中に家に帰る予定。
2000/04/11 (火) ▲ ▼
【高山で目覚める】
(以下(↓)は昨日バスの中でWorkpadで作成した文章)
8時に新宿をでた濃飛バスは、何故か某舗装屋さんの若手諸君が沢山。
全員なっぱ服着用で移動とはたいしたものである。
きちんとヘルメットも持参。どうやら、新入社員の研修を高山で行うらしい。
乗客は17人、故に、40座席のこのバスは、一人2座席占有状態。
僕は、予約がはやかったせいか1のABをゲット。視線をさえぎるものはなにもない。
バス特有の広いフロントガラスだし、座席が高いので、当然に視点も高く、パノラマ状態である。
(以上、終了)
ということで、昨日はバスで新宿から高山まで移動しました。
5時間30分は、快適なバス(濃飛バス)だったこともあり、思いの外短く感じられました。
松本で高速道路を降りた後は、山岳道路のようなものですから、景色の移り変わりも美しく、まだ沢山の残雪もあり、観光気分なのでした。
高山は残念ながら雨。
高山管設備工業協同組合さんまで、千垣内@キャデッシュさんの車に同上。
サーバー設定。Bindの設定で少しはまるが、まあ予定どおり終了。
晩飯は、田口@田口組さんと一緒に、羅天(こんな漢字でしたっけ?ラテンと読みます)という串揚げ屋さんへ。
その後、いつも行っているテファニーさんへ寄って、その後、田口さんお勧めのレゲイ・バーへ(お店の名前をわすれちまったよ〜)。ジャマイカの強〜いお酒(こても名前忘れちまったよ〜(T_T))のせいで、昨日の不手際。。。。
つまり M=f( A・T・Q)
M=文字数 A=酒量 T=時間 Q=質 ですねぇ。
2000/04/10 (月) ▲ ▼
【今日は本当に駄目!】
おやすみなさい。☆\(--;)
2000/04/09 (日) ▲ ▼
【旨いと美味いとCALS度診断】 ピックアップ目次
中学の頃、国語の漢字の書き取りで「うまい」を「美味い」と書いて×をもらった経験があるけれど、最近は別に「美味い」でもいいらしいじゃないか。多分正解は「旨い」なのだったのだろうが。
「おいしい」も「美味しい」と書いて×だったなぁ。それで正解はなんなのかというと覚えていないのだ。
「おいしい」は「お旨美しい」と書いてもいいらしいのだが、まさかこれが正解ではあるまい。
食物の話しを書く時、何時もこのことが頭によみがえってくる。でも、僕は、パソコンが漢字変換するままに任せてしまっているのだが、本当は何が正解だったのだろうと、今更ながら不思議に思ったりしている。
まあ、漢字の問題は僕は苦手だなという話しでした。
今日は一日中CALS度診断をしていたので、かなり件数がさばけました。が、また肩がこってきた。(T_T)
美濃加茂市建設業協会さんのお預かり分までは、何とか今日中にお終いにしようという魂胆なのだが、F1がTVで始まる頃までには。。。。という心境。はたして何とかなるのか?
CALS度診断をしているとね、「話は変わりますが、”県庁内が1人1PC体制になっているか”と言うようなポイントでCALS対応の度合いを測るという日経BPさんの論点も理解できますが、これまで桃知さんが時間をかけておっしゃっていた”企業側のリテラシー向上”と言うポイントのほうがなんと現実的な話か!!!!!
あの記事を拝見して、逆に1年以上前からの桃知さんの先見性に驚嘆しました。」(By あるIT業界の方からのメール)っていうことも自分で再確認して驚愕していたりするわけです。
私は今日だけで50件以上の診断書を書いていますが、電子メールベースでのCommunicationがとれるというような物凄く低いハードル設定でも、それを全社レベルでクリアできる基準に達成している会社さんは、ほんの2割もないのです。その2割の中に、施工会社さんは、またそのほんの少しでして、ほとんどが建設コンサルタント業の方々だったりするわけですから、情報化とか建設CALS/ECとかが、この業界(建設業界)では上滑りしていることを実感として感じてしまうのです。
建設CALS/ECが”企業側のリテラシー向上”を「自助努力」というのなら、当然に「努力している会社を認めてあげる政策」であることがその「自助努力」の前提条件として必要な訳で、今のような、やってもやらなくても一緒だっていう政策(建設CALS/EC)では、それはだれもやらないに決まっているということですね。
今後、自治体が行う建設CALS/ECでは、この視点(「努力している会社を認めてあげる政策」)を持たなくてはならないといのが僕の主張な訳です。それは現行の建設省、JACIC行っている建設CALS/EC運動が我々に教えてくれている明らかな失敗点だからです。
なので僕は『客観性』という言葉を嫌うのであり、発注者側の体制整備、意識改革を主張しているのですが、このあたりを書き始めると、ずーっと書きつづけているようなので、このへんで今日はおしまいです。
ただ一言書いておきたいのは、努力している企業を評価できるのは、現行「経審」の点数ではないということ。それを可能とするのは発注者の「主観」であるということです。だから発注者にはアカンタビリティが求められるのですね。
さて、明日は、午前8時新宿発の濃飛バスで高山まで移動。
これが5時間30分もかかるらしいのだが、新幹線+特急飛騨で行っても4時間以上かかるもんだから、一度試しの乗ってみることにしたわけです。
この濃飛バスは、よく新宿では見かけていたものでして、「さるぼぼ」(三輪さんによると飛騨のキティちゃんらしい)が車体書いてある不思議なバスなのでした。
【猫背と建行協とCALS度診断と巣ごもり】
昨日のマッサージの揉み返しも快く痛い朝(ほんとかよ?)、どうも、私の疲れは背中に出ているらしく、そういえば最近猫背に拍車がかかってきたなぁと感じたりしている訳で、やっぱり指圧の先生も、人間は胸張って生きなきゃ駄目だよ!って言われるものだから、猫背矯正用の道具を買うことにした。
「バックサポートシンチャー」というもので、ディノス取り扱い商品です。
本来は猫背の矯正用というよりも、腰と腹部のサポーターみたいななもので、姿勢を正しく保つのが目的なので、正しい姿勢→猫背からの脱却を狙っているわけです。
しかし、「猫背矯正」をWeb上で検索すると、これが非常に胡散臭いのが沢山あったりするのですねぇ。なかなかに奥深い世界であることを窺いさせますので、私は深入りしないことにしました。
小田原の小関行政書士さんからのメールで、【1、2、3、ダー】の「建業協」は「建行協」の間違いだろうってご指摘されてしまって、あら、はずかしい。まったくその通りでございまして、お詫びして、ここで訂正いたします。
午前中はCALS度診断の蓄積部分をできる限り処理しています。
本当に遅くてごめんなさいなのですが、なにぶんこれは外注するわけにもいきませんし、私しか出来ない個人芸みたいなものなので、お待ちの皆さん御免なさいなのでした。
昨日、マッサージの帰りに川口そごうの蕎麦屋「よし田」で食べた「巣ごもり」は美味しかったなぁ。
これは、そばを油でからっとあげまして、その上から、きのこと野菜が沢山はいったあんかけを掛けたものでして、中華のかたやきそばみたいなものです。
これに、お酢を沢山かけて食べるのですが、あんかけ+きのこ+お酢というのは、これは非常に相性がいいようでして、とても美味しいのでした。
2000/04/08 (土) ▲ ▼
【茨城スタイル】
昨日お会いした茨城の行政書士さんのお話しだと、茨城県では、経審の審査がとても大変らしい。
施工工事の確認に、工事台帳を持参する必要があって、例えば、工事台帳にですね、極端なはなし、下請けさん1社しか支払い先がなかったら、これは一括下請けなので(つまり建設業法違反だわね)、その他の工事になってしまうのだそうです。
それと、経審の審査には、説明できる方、つまり、経理及び工事についての責任者が同席する必要がありまして、大きな会社さんだと4,5人揃っていかれることもあるそうです。なんでも工事概要について聞かれることがあるらしいので、建築の部長さんとか、土木の部長さんとが出席されるのですね。
ここで気が付くことは、工事台帳を完備する必要性です。
これはもうパッケージの財務システムが有効なことは明白です。
それと、この分野のアウトソーシング的なビズネスの可能性の大きさも感じられます。
実は、茨城県については、建設業の情報化に関する限り、私とは最も縁遠い県の一つなのでしたが、こういう情報は非常に興味が湧くものです。
というのも、まだ未確定なのですが、5月に水戸でセミナーを行うという話しもありまして、桃知商店、近くて遠いお隣の県に進出するかもしれません。
その時は皆さん宜しくですね。
【ほんとに戯言】
昨日の【1、2、3、ダー】は、花金の酔っ払いで満員の京浜東北線の上野→西川口間で、WorkPad c3+Thumb Typeで打ったんだよ〜。両手の親指でね。
後で少し(本当は沢山)直したけれどもね。
今週頂いたメールで一番面白かったもの。
いつもお世話様です。
昨日、○○の○○様主催のセミナーに行ってまいりました。
お題は「TS地形測量システムについて」、講師は○○の○○長です。
約1時間のセミナーの中で、CALSという言葉が20回以上は出てきたかと思います。
(正確に数えたわけではないのですが。)
ところがです、配布された資料の中に建設省のCALSの説明として、堂々とCommerce AT Light Speedと書かれているではないですか。
私はセミナー終了後、早速この点を質問いたしました。(いやな性格だと思います。)
然るべき反論があると期待していたのですが、先方は相当うろたえておりました。
CALSについての全く初歩的な勉強もせずに、セミナーの講師をしていたわけです。
結局、彼の会社にとってCALSは、自社のシステムを売るための単なる道具にすぎないというのが丸見えでした。
そのあと聞いたところによると全測連(社団法人全国測量設計業協会連合会)の資料にその記述があったとのこと。(事実は未確認)
ということは、全国3800社の測量設計業を束ねる組織が、CALSについてその程度の理解をしているということです。因みに全測連のホームページにはCALSの説明は一行もありませんでした。
長くなりましたのであとは沈黙。
もし私がまちがっておればご指摘ください。
なぜ、このメールが面白いのかは説明しなくてもよろしいでしょうねぇ。
それと、昨日静岡から帰ってくるときに、初めて米国人の女性と日本人の男性の痴話喧嘩をみたよ。
ホームのベンチに座って僕はメールチェックをしていたのだけども、お隣に座った日米混成カップル(といっても年のころは僕と同じぐらい)が、
「アメリカではこんなことはなかた」とか
「日本の習慣なんだから・・・・」とかね、日本語と英語が混じった会話をしているのですよ。まるでジャイアンツの監督みたいにね(笑).
内容は日米文化摩擦というところなのだけれども、言葉はしっかり融合しているゾ!
そんな話しを小耳にしながら、僕は例によって、ひばりの緑席へ。
僕の座席に先客あり。まあ、こんなことは慣れっこなので、気持ちよく席を譲って僕は別の席へ。
通路を挟んだ隣の客人の荷物にぎょっとする。
不透明のビニールに包んであるけれども、それはどう見ても火縄銃。本物みたい。
キケンブツじゃないのか?
明日(正確には今日)目覚めたらマッサージに行こう。
2000/04/07 (金) ▲ ▼
【1、2、3、ダー】
建業協静岡フォーラム、パネルデスカッションの白眉はこれは静岡県建設業協会の二宮睦治氏であった。
なにがすごいかというと、二宮会長の話しは全てをデフォルトにてしまう説得力があること。
それは、地場の建設業界で長年活躍されてきた故の凄さみたいなものであり、これは僕もちょっと太刀打ちできないかもしれない。
ただいえることは、会長の望む世界とITは決して相反していないということ。
今はこれしかいえない。
パネルデスカッション終了後、懇親会に参加。
それで、突然のご指名で挨拶。
今日はなんにもしゃべらんでいいっていってたじゃないか。>小栗さん。
それも、宴もたけなわというよりも、もうすぐおしまいっていうころで挨拶しろって言われてもねぇ。
普通に喋ってもだれも聞いてくれないのは確か。
それで、「1、2、3、ダー」を挨拶がわりにみなさんでご唱和。
まあ、ひんしゅくもんだわな。(笑)
ところで僕は、ようやく静岡から帰ってきて、これから、橋本VS小川のビデオを見るところ。
【講演メモ】
建行協静岡ファーラムに参加するために静岡へ。
(財)建設技術研究所 常務理事 小沢道一氏の基調講演。
演題は、「中小建設業者の再生の道筋」
以下講演内容メモを箇条書きで。
今後の建設市場の動向について。
2000年の建設投資68.5兆円。
5年後には63.5兆 10年後55.4兆円前後になるだろう。
要因
・公共投資→落方が一番激しい
→財政との戦いとなる。国、地方公共団体ともに債務残高が非常に大きい。
→債務返済の問題が大きく公共投資は減らざるを得ない状況。
→社会保障費の増大
→5年で3兆円程減額していく。
・民間住宅投資→横ばいないし減
→新設着工個数は少しづつ減っていく。
・民間非住宅投資→横ばいないし減
→IP/GDPの比率がバブル崩壊後休息に下がってきている。
結論→厳しいマーケットになっていくだろう。
拡大が見込まれる分野としては、福祉、医療、環境、情報、維持補修
CM、PM、PFI、フィ・ビジネスなどのノウハウ提供制度。
IT革命の影響
1競争の透明化
→発注方法の変革
→多様化
→中間介在者のカット
→ゼネコンの存在理由
2企業間取引
→効率化
→
3現場の変革
産業廃棄物処理の問題
競争の激化
・公共工事→変化するか
・民間工事
→大規模工事の減少
→特命受注の減少
→大手、中小、専門業者の競争
→他産業の参入
競争激化の結果
・差別化→単純工事の低採算化
・品質確保の重要性→ISO9000
発注方法の多様化
・公共工事→VE、DB、PFI、CM
・民間→CM、下請け指名
ゼネコンの存在意義
今後の経営の問題
経営
・スリム化
・アウトソーシング
・技術力のキープ、向上
・コスト競争力の向上
・VE提案力の向上
・成長市場への積極的な取組み
企業連携・協業化
・技術開発など、
・維持補修市場における異業種JV
・フランチャイズ型、コンビニ型連携
・分社化しても不利にならないような経審改正
・後継者対策
元下関係のあり方
・インターネット公募 現在は微々たるもの→増えてくる
・元下関係 ウェット→ドライ化。バラける。
・元下関係の簡素化
建設労働者の問題
・若年労働者の確保困難
・建設技術者が溢れている。定年退職者
→このような方々の活用 →コンサルテーション、マネジメント請負、CM業
→建設生産システムへの影響大
公共事業の課題
・経審の課題
大、小おなじでいいのか?
経審における実績評価→点数評価の無理
経営状況の評価と、良い工事ができるかどうかというのは別
XYZW総合評価のウェート付の根拠の問題
いやはや、時間が短すぎ。
三分の一ぐらいは寝てたぞ!
でも、これから2時間30分のパネルデスカッションがあるのだよー。
これに期待しましょう。
2000/04/06 (木) ▲ ▼
【花見?】
午後から上野へ桜を見に行く。
八分咲きというところか。
日が差さないので体感温度は低し、人出はウイークディのワーキングタイムとしてははまあまあだろうか。
さすがに年配の方々ばかり。
若い人といえば、夜の部の陣地確保のサラリーマン諸君がちらほら。
でも、ナイロン紐じゃ駄目だよ。トラロープとバリケード持ってこなくちゃね。(笑)
陣地取りのブルーシートの上で読書する姿もはかなく悲し。
その後末広町のイケショップまで移動。
WorkPadc3用のペントピアが壊れたので2本購入。
DataSlim用のプラスチックケースも3個購入。
DataSlimは沢山入荷していた。
フレッシュマン用かな。それも値段は9千円台になっていた。
僕が買ったときは確か1万2千いくら。。。いと悲し。。。(T_T)
ついでにThumb Typeも購入。
これはc3に貼り付けて使うキーボード。見た目よりはずっと使いやすい。
2000/04/05 (水) ▲ ▼
【2 Way Communication】 ピックアップ目次
ファイルの整理をしていて見つかったメモを、捨てるのももったいないので、ここへ掲示します。
ほとんど『CALSの世界;末松千尋 ダイヤモンド社 1995.5.25』を読んでいた時にメモしたものです。
インターネットのカルチャーは2 Way Communication(双方向のコミュニケーション)が基本になっていることは、既に皆さん周知のところでしょう。
電子メールは当然のように2 Wey Communicationを目的としたものであり、相互の意見・情報交換を最も重要なものとし、そこから新しいアイデアが生まれてくる。
つまり創造性とは議論から生まれるという、まず議論ありきの文化的背景がそこに見える。
一方日本の文化は1 Way Communicationが基本であったといいてよいでしょう。
企業や社会の指示命令は完全な一方通行であるばかりか、教育でも教師のいうことをノートに書き留めそれを丸暗記する。
このような1 Wayの情報交換には、紙があれば十分である。
電子メールの導入を考えるとき、日本企業の現在のCommunicationのやり方を続けていても、それは決して電子メールにのるやり方ではないといえるだろう。
それは、今までの日本企業の意思決定が、あるべき議論で決まるというよりも感情論に基づいて行われていることを物語っている。そこに合理性、競争力が入り込む余地はない。
そのような感情表現を電子メールは伝達することはできない。だから、これほど電子メール導入の必要性が議論されていても、いっこうに進まない。
「ちょっと違うんだよな」
「よきにからえ」
「とりあえずやってみれば」
的な、あいまいな指示の仕方では、高度成長期やバブルの全盛期ならなんとかやってこれたことも、これからの環境を乗り切れるはずがないことは明らかである。
とりあえず「白黒をつける」のを嫌うような価値観が残っている企業では、日常のCommunicationを電子メールの文章で行うことは難しい。
トップが電子メールを嫌うのは、決してキーボードアレルギーによるものだけではないのだろう。
【新入社員】
関与先さんのイントラネットへお邪魔すると、新入社員の皆さんが、初期教育の一環で掲示板に挨拶を書いているのを目にする。
そういう時期なんだなぁと感じると同時に、イントラネットがなにものなのか理解されてきたなと感心する。
その昔っていうか、僕の関与先さんでは、新入社員に、まず自社のイントラネットの使い方を教えるなんていうことは、今まで無かった風景だろう。
それが、今年は現実に起きている。素晴らしいことだ!
希望を持って建設業界に身をおいてくださった若い方々が、自由自在にITツールを使いこなしながら、新しい建設業の業務スタイルを構築されていくことを期待しています。
地方に拠点を置く中小建設企業といえども、やっているところはやっているということですね。
素直に頑張って欲しいと思います。
僕の関与先さんに共通するのは、横並び意識からの脱却であり、将来へのイマジネーションの豊かさであり、硬直しない組織のエネルギーであり、経営トップの経営に対する真摯な態度であると感じています。
58万社といわれている許可業者、そして建設関連企業の分母の中では、そういう方々はまだ稀な存在なのかもしれませんが、稀であることの素晴らしさ。そういうものを実感しています。
ところでうちは関係ないと思っていらっしゃる?貴方の会社は如何でしょうか?
ところで僕は、今日は事務所で仕事。
先月月末の仕事を今ごろ処理している次第なのです。
一息ついたら、マッサージと散髪へ行く予定です。
2000/04/04 (火) ▲ ▼
【飯田から戻る】
飯田から戻る。
月末週の大阪行きのホテルを予約。
もちろんインターネットで。
LAN接続でインターネットアクセス可能なホテルを条件としてみた。
意外と少ないて苦労したが、大阪駅近くでようやく発見。
ハートンホテル西梅田というところ。
LANカードと10BASE/Tのケーブル1本持っていけば、ただでよいそうである。
23日からの高山行きも準備。
これは、キャデッシュさんへ依頼。
21日の新潟県三条市でのセミナー用PPTを準備しはじめる。
溜まっているCALS度診断。
溜まっている事務処理。。。。。
ああ。。。。
スケジュールの再検討をしないといけない状態。
ああ。。。。
飯田からのバスの車中で読もうと、週刊ダイヤモンド4/8号を購入。
「初歩からわかる日本経済入門」は出来良し。必読でしょうね。
特に、「佐和隆光教授の世紀末経済ゼミナール」は読みましょう。
そして理解しましょう。
建設CALS/ECを学ぶということ、若しくは建設CALS/ECに対応した情報リテラシーとは、このぐらいのことは普通に読んで理解できるということなのだと思う。
パソコンを使えることではないのだ。
そしてもう一つ、編集長インタビューに、一橋大学経済制度研究センター主任教授寺西重郎氏登場。
僕がはまっている、アルマティア・センに代表される「経済制度」研究について。
まあ、紙面の関係か、突っ込みが少しあまいけれども、寺西教授曰く、
『グローバリゼーションによって、地方の時代がくると思います。中央に巨大な企業があり、部品をつくる系列を持ち、それをアッセンブリして経済活動を行う。その大企業が中央官庁と結びついているといった従来のシステムはもう通用しない。』
『どこでも部品が調達できる。情報は平等に、中央官庁を通じなくても、インターネットで取ることができる時代になった。』
『今後は産業や階級の単位ではなく、地方を単位とした活動に移行していくと思いますね。』
この先生のところで勉強したい気持ち大。
【飯田で目覚める】
午前5時に目覚める。
昨晩は例によって、熊谷さん、北沢さん、それと太田記者も交えて一杯。
濃い話しはいつも楽しいなぁー。
ホテルへは3日中に戻るも、これも例によってばったんキュー状態であったので、起き掛けに、取り急ぎメールチェック。年度末の慌しさを引きづったようなメールの中に、心やすらぐ近況報告なんかもあって、和んだりしておりました。
小渕首相の突然の脳梗塞は、考えさせられること大。
「自分ではどうしようもない人生」っていう言葉が僕の頭をよぎっている。
「人生っていうのは、チョコレートの箱のようなものなのよ。開けてみなくてはわからない」 By フォレスト・ガンプのママ。なのである。
僕は小淵さんほどの激務ではないけれども、気をつけないといけませんね。
皆さんもね。
2000/04/03 (月) ▲ ▼
【飯田へ】
新宿発7:20分の高速バスで飯田へ向かう車中です。
飯田へお伺いするのは、久しぶりなのですが、熊谷さんと北沢さんとは、先月始めに岐阜でお会いしていましたから、1ヶ月ぶりのご対面というところでしょうか。
本日は、日経コンストラクション太田記者さんも一緒。
私の関与先様を取材いただけるとの事で、飯田まで同行させていただいている次第なのです。
2000/04/02 (日) ▲ ▼
【二周年】
当サイトも、4月1日を持ちまして、開設丸二年を過ごすことが出来ました。
この間、沢山の方々にご贔屓ただいたことを、深く感謝申し上げます。
建設CALS/EC自体は、私がこのサイトを開設した頃と比べると、劇的な進展は見られていないかもしれませんが、最近は複数の先進自治体による建設CALS/ECへの積極的な取組み姿勢が見られるなど、Digital政府実現に向けての、Next Stageの幕が開けられたことを実感しているところであり、店主の現在の主活動も自治体建設CALS/ECを主眼に置いたものとなっております。
それにも増して、「デジタル革命」の意味するところ(つまり、デジタル革命は、デジタル情報の生成、流通、加工、保存を最優先に、政治、経済、教育、法律、社会、文化を急速に変革させるということ)は、確実に中小建設企業を取巻く経営環境を変化させていることは皆さんも実感としてお持ちのことと思います。
それは、公共事業のありかたの根源まで及ぶ議論であり、それこそが、建設CALS/ECの社会変革的本質である、「建設CALS/ECはデジタル革命による公共事業システムの再構築作業である」の意味するところだと認識しております。
故に、この環境変化を現実の問題として受け止め、それの問題と正面から立ち向かい、さらには近未来への経営視点を持てる、勇気とイマジネーションこそが、現代(デジタル革命)が経営者に求めているマネジメント資質の一つだといえるでしょう。
このサイトが常に主張していることはいつも同じです。
それは、中小建設企業の経営者こそがインターネットの精神文化を理解しましょうということです。
そして、経営者こそが最高の情報化エキスパートになりましょうということです。
それは、その精神文化こそが、この「デジタル革命」を支える精神基盤であり、来る「情報社会」の精神文化であるからです。故に、経営者は自らがインターネットの精神文化を理解しなくてはなりません。それは、自らこそが、自社の生き残るすべをイマジネーションしなくてはならないということでもあります。
組織のマネジメントを司る方々が、従来の枠の中に捕らわれ、この変革の時代(「デジタル革命」の時代)の本質的性質を見抜かずに、次の時代を迎え得る経営ができるはずもありません。
このサイトは情報技術(IT)を語るサイトでもありますが、目先の技術論は主張しません。
それは、経営の本質は常にITにあるのではなく、組織と業務、つまり人間側に存在するという私の主観からです。
ITはデジタル革命を支える社会技術ではありますが、それは常にツールとして存在するものであり、そのツールを活用する主役は一貫して人間にあります。
大は国の行う建設CALS/ECから、小は自社の情報化、現場でのパソコン使用まで、その実現の障害となっているものは、モラルハザードやセクショナリズムという人間が人間であるゆえの問題です。
組織は常に変わりたくないという慣性を持って行動しています。
情報化は、それをモラルハザードやネポティズム、情報リテラシィの欠如等の組織、人間の問題として顕著化させます。
情報化は常に合理性の追求であり、曖昧性を嫌います。
情報化による業務の効率化とは、情報化の合理性故の組織の効率化に他なりません。
当サイトは、そういう経営の問題としての情報化の必要性を、一人でも多くの方々に興味を持っていただき、自社の情報化への取組みの、なんらかの「きっかけ」が提供できればという思いで2年間運営してきました。そして、今後もその姿勢はなんら変わることはありません。さらには、当サイト開設二周年を迎え、店主はより一層の精進を心に誓うものであります。
ということで、2年間当サイトを支えていただいた皆様への大きな、大きな感謝の意をこめて、ありがとうございました。そして、今後とも当サイトをご贔屓いただければ幸甚です。m(__)m
【「THE pinkhip WORLD」改め「ももち どっと こむ」】
とりあえず、新しいURLへ引っ越してみました。
トップページの名称というか、タイトルロゴも「THE pinkhip WORLD」改め「ももち どっと こむ」としてみました。
これにはいろいろ理由があって、僕は、「THE pinkhip WORLD」っていう名前にとても誇りを持ってはいるのですがね、このサイトからいろいろ引用されて下さる方々から「pinkhip」に対する「恥じらい」みたいなメールを沢山いただいていたので、とりあえず流行の「どっとこむ」がよかろうと「momoti.com(ももち どっと こむ)」にしたのでした。
僕的には、名称は何でも良いのですが、URLにも、サイトのタイトルロゴにも、「pinkhip」は消えましたので、まあ、その辺りに抵抗感のあったかたは、一安心でしょうか(何が?)。
その反対に、「THE pinkhip WORLD」の方が良かったというメールも沢山頂いているわけで、そういう方々は、このサイトは「THE pinkhip WORLD」であると思っていただいてかまいません。
もちろん、僕もそう思っているのですから。
ということで、このサイトの正式名称は『「THE pinkhip WORLD 」改め「ももち どっと こむ」』というのが正式名称だと思っていただいてかまわないわけでして、当然に、メールマガジンも、『「THE pinkhip WORLD通信」改め「momoti.com通信」』というのが正式名称です。
でも、それじゃあんまりにも長すぎるのでね、便宜上「momoti.com」で統一していきたいと思っています。
それから、引っ越したといっても、本当に今までのものをそのまま持ってきただけですので、色々と不都合があるかと思います(特にハイパーリンク関係)。
それは、単にWeb Masterとしての僕の出来の悪さ故です。
何故、個人の運用サイトでありますから、一つ長い目で見ていただければ幸いでございます。
それでは、今後とも、桃知商店をご贔屓下さいますようお願い申し上げます。m(__)m
2000/04/01 (土) ▲ ▼
【岐阜から帰る】
岐阜は暖かい朝だった。
午前8時、コットンパンツにシャツ一枚で、ホテルの向かいにある喫茶店へ。
朝からカレーを食べる。
これは、先月、早坂さんがやった朝飯の食べ方を周到したもの(笑)。
疲れているときには、香辛料で気合入れるんだね。
そのおかげか、午前10時からの内藤建設さんでの講演は熱気ムンムンのうちに終わる。
皆さん、岐阜県の建設CALS/ECに対して興味を持っていただいたようでなにより。
お昼ご飯は、内藤建設さんの近くの「たごと」で食べる。
ここは僕のお気に入りのうどんやさん。
うどんの上に天ぷらが沢山のっているものに、冷たいツユをかけて食べる。
また、岐阜にいったら食べなくちゃいけない。寺田さん、ご馳走様。m(__)m
午後1時30分、藤澤さんのお迎えで、大垣市のドリーム・コアへ。
研修センターとインキューベントが一緒になった施設。
大江氏の斬新なデザインもあり、なかなか素敵!
まだ出来たてというようりも、建築だけが終了して8月オープン予定の施設。
ここで、岐阜県さんは建設CALS/ECの研修を行う予定なのですね。
内部を中島さんのご案内で見学。
ため息が出るぐらい良い施設。
高山にも欲しいなーと思う。
ここで凄いものを初めて見る。欲しいなぁと思うものを暫くぶりで見た。
中島さん、ありがとうございました。m(__)m
藤澤さんの車で、大垣を後にし、JR岐阜駅まで送っていただく。
藤澤さんありがとうございました。m(__)m
名古屋発16時18分のひかりで帰路へつく。
グリーン車はガラガラ、僕は、気持ちよく眠っていた。
■桃知商店謹製■
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