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No.1  98/03/27〜98/04/04

BUCK UP! 建設CALS/EC 桃知の独り言
[翌日の独り言]

98/04/04
(土)

[前日の独り言]
【猪木ボンバイエ!】
4月4日(土)入学式の学校も多いのでしょうか。。。新しい門出はいいものですね。「夢・希望・勇気」全てのキーワードがそこにはあります。
さて、この4月4日に新しい門出を迎える人間が一人居ります。プロレスラー、アントニオ猪木氏であります。今日は彼の引退試合が東京ドームで行われます。さて、彼の相手をするのは小川でしょうか?
私はどちらかというとジャイアント馬場が好きなのですが、アントニオ猪木の「肉を切らせて骨を断つ」式のプロレスにも大いに興奮して青春時代を送りました。モハメド・アリ、ウイリアム・ルスカ、ウイリー・ウイリアムス等との異種格闘技戦。アドニアン・アドレス、タイガー・ジェットシン、古いところではドリーファンクJr.、今のプロレスとはひと味もふた味も違った「凄み」を感じさせてくれましたね。。。
猪木のすごさはそのプロレスラーとしての、プロとしての「凄み」にあったと思います。常人にはマネをしたくともできない「プロ」としての「プライド」の存在を私に教えてくれた人でした。
彼のようなプロレスで己を語れる人ははもうでてこないでしょうね。。。。。
馬場さんには生涯現役で頑張ってほしいな。
[翌日の独り言]

98/04/03
(金)

[前日の独り言]
【自分に自信がありますか】
今日も円は急落し、徹底して日本売りが行われましたね。日本の金融機関への評価が海外の格付け機関で軒並みのダウン。今の日本の景気回復の遅れ具合は、半端じゃないですね。
自分がサラリーマン時代、交際費をよく使ってました。まあ、馴れ合いの商取引の産物、「顔と情」で話を進めるやつですね。皆さん難しいことはいわないで、ここはこれで丸く進めましょう。。。。というやつですか。これって裏返すと自分自身や自らの商品に自信がない(もしくは他の商品よりたいして勝ってない)ので、商品では商売にならないから「顔と情」で商売しちゃっていたような感じがします。貧しい事してたと思います。自分がサラリーマン時代担当していた建設CALS/ECへの対応は、グローバルスタンダードでの商取引の実現なのですが、一方でグローバルスタンダードを大声で言いながら、その一方で接待費にしがみついていた貧しい自分がそこにいましたね。
バインスの田中社長様は、建設業のコア・コンピタンスとは。という難しい命題を提示されていますが(詳しくはlinksからバインス様のHPを見てください)、これに答えられる建設会社っていったい何社あるのでしょうか?特に、公共事業を中心に行っている地場のゼネコン様に、正々堂々と胸を張っていえるコア・コンピタンスは存在するのでしょうか。まさか「談合での調整力」とか「政治力」とかとはいえないですよね(笑)
[翌日の独り言]

98/04/02
(木)

[前日の独り言]
【短観】
ただいま、夜の10時です。今日の独り言を今日中に書くタイムリミットまで、あと2時間。。。。(笑)
今日は株価が急落しましたね。。。金融・建設業界はメロメロ。。。
これは、日銀が発表した「短観」のせいでしょうね。「短観」ていうのは「企業短期経済観測調査」っていいます、本当はね。まあ、「さちこ」を。「さっっちゃん」と呼ぶようなものですか(笑)
そういえば、さっちゃんは、バナナが大好きでしたね。。。。。バナナ食べてませんね。
。。。。。桃知、本日は絶不調です。。。。(笑)
独り言を書き始めてようやく1週間となりました。本来ならここで改ページなのでしょうけれど、区切りが悪いので土曜日までこのページで書いて、日曜日から新しいページにししようと思います。ちょっとページが大きくなって見にくくなってしまいますが、ご了承ください。。。
[翌日の独り言]

98/04/01
(水)

[前日の独り言]
【信じるものは救われる】
人間何かを信じていないと生きていけないのですね。信じるものは人様々でしょう。お金であったり、神様であったり、資本主義であたり、恋人であったり、仕事であったり、家族であったり、友人であったり。。。。。。それを信仰と呼ぼうが、規範と呼ぼうが、パラダイムと呼ぼうがどうでもいい事ですね。
生きている事はすばらしい事です。ジョージ山本も「陸奥一人旅」の中で歌っておりました。「生きていればいつかはあえる〜、いつかはあえるだろう〜」
報道によれば、案の定沢山の会社がダメになったようですね。。。。。。。
サラリーマンのみなさん、会社だけ仕事だけが全てじゃありませんよ。明日という日を信じて、生きていきましょう。。。
桃知もぼちぼち生きています。愛する人のためにも。
【工事現場用デジカメ発見!】
建設工事記録用のデジカメをついに発見してしまいました。。。。(笑)
富士フイルム様のその名もBIGJOB。でかい仕事であります。そろそろ出てきても良さそうだと思ってましたらやっぱりありましたね。値段は少し高いのです(14万8千円也)、これで競合製品が出てきて価格が下がれば、本格的なデジタルカメラによる工事記録にも拍車がかかるでしょうね。
CALSの時代はすでにはじまっていますね。
[翌日の独り言]

98/03/31
(火)

[前日の独り言]
【記念日】
平成10年3月31日という日
○山一証券全店閉鎖日
山一証券が百年の歴史を閉じるきっかけとなったのは、巨額の簿外債務発覚だったですね。大蔵省やメーンバンクから突き放され、海外の格付け会社によって留めを刺された印象があります。「弱いものにあわせる」「最後は大蔵省が何とかしてくれる」式の「護送船団」方式の崩壊を見ることができます。大蔵省よりも民意が市場をコントロールし始めているのでしょう。
この文脈はそのまま建設業にもあてはまります。
建設業の場合、入札参加資格申請の格付(経審)の問題から、赤字決算をする事はまず難しいのが現状です。そのため規模の大小を問わず粉飾決算が行われている例を少なからず見ることがあります。今後建設業者の格付けの方法が従来の経審によるものから、米国流の保証会社による入札保証方式になるとすれば、経営内容の審査はずっと厳しさを増すでしょう。そうなった場合、保証会社から会社の死亡宣告を受ける建設会社はものすごい数になるかもしれません。建設業者は全国に56万社あるといわれていますが、30万社あれば十分ともいわれています。建設業界ではこの淘汰説がまことしやかに流れています。。。。。建設業界の「護送船団」方式の崩壊も近いのでしょうか。
【デジタルカメラ】
昨年10月に建設省から工事写真でのデジタルカメラの使用許可が発表されていましたが、いざ現場で使えるデジタルカメラというといいものがなかったですね。建設CALS/ECメーリングリスト(cce-talk)によると、オリンパス製デジタルカメラ「CAMEDIA C-840L/820L/420L」専用の防水・防塵プロテクタPT-001(希望小売価格:15,000円)が発売されるようです。
現場専用のデジタルカメラの発売はまだ先のことでしょうから、このような製品はうれしいところですね。詳しくは<http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/pt001.html>をご覧ください。 
[翌日の独り言]

98/03/30
(月)

[前日の独り言]
【自己責任】
実は、これを書いている3月30日現在、このページはWebServerにアップされていません。4月1日開設を目指してただいまコンテンツ作成作業に励んでいるわけですね。。。。
だいたい、ホームページ作ろうと思い立ったのが4日前ですからね。
それで、4月になれば彼女は。。。では無く、4月になれば「金融ビックバン」ですね。あらゆるマスコミが揃って大騒ぎしております。そして決まったように「自己責任」のフレーズを繰り返しています。
ヤクルトの巨額の損失で一躍有名になった金融派生商品(デリバティブ)が注目を浴びています。バブル期に国民総投資家となって株式投資を狂ったようにしたように、今度は「自己責任」付きで金融派生商品に走るのでしょうか。。。。ある調査によると、8割は「自己責任」での金融投資の意味を理解しているそうです。。。
ほんまかいな、そうかいな????デリバティブなんてちゃんと説明できる人が日本に何人にると思います?もちろん、私はできません(笑)
でも、コンビニやパソコンショップでドルで買い物できるの様になるのは楽しいかも知れませんね。なんか香港みたいでドキドキしちゃいますが、もちろん私はドルなんて持ってません。円も持ってないですからね。。。。。。当然。
円も持っていないといえば金融機関の貸し渋りはどうでしょうか?。中小建設業者の皆さんの中にも影響の大きかった方もいらっしゃられると思います。明日は月末、年度末のところも多いでしょう。株価はどうなるのでしょう。そういえば、近所の街金さんも今日はいつもよりあわただしそうでした。。。。。
こんなにいろいろ考えさせられる3月31日は、私の人生始まって以来ですね。いよいよ明日です。金融ビックバン待ったなし。
それで、次は建設ビックバンですよ、皆さん!
[翌日の独り言]

98/03/29
(日)

[前日の独り言]
【サウンド・オブ・サイレンス】
サウンド・オブ・サイレンスと言えば、映画卒業でも使われたサイモン&ガーファンクルの名曲を思い出しますね。「沈黙の音」と題されたこの曲の詞は、現代社会のコミュニケイションの欠如を鋭く指摘したものでした。週間文春98/4/2号の表紙は和田誠氏による三半規管の絵ですが、この絵には「サウンド・オブ・サイレンス」という標題が着けられいます。普段私たちが音を聴くシステムである三半規管を描くことによって音のないコミュニケイションの世界を暗示しているように思えます。
デジタルネットワーク網の発達は、私たちに音のないコミュニケーションの新しい解釈を提示してくれています。それはポール・サイモンが嘆き悲しんだコミュニケーションの欠如とは違ったものであることは確かでしょう。新しいコミュニケーション手段の確立。それは「言葉=文字」という人間が作り出した偉大な作品を見直す作業の機会を提示しているかも知れません。
電子メールやメーリングリストなどの「サウンド・オブ・サイレンス」によって、電話網やテレビやラジオの発達により、一時は機能を失いかけていた、文章の表現力で自らの気持ちを相手に伝えるという簡単そうでとても難しい、だけどもとってもロマンチックなコミュニケーション手段を、もう一度私たちは手に入れることができたのかもしれません。
無口な方の多い建設業界には結構簡単に受け入れられそうに思うのは、若造のあさはかさか。。。。
若かりし頃のポール・サイモンには考えつかない世界だったでしょうね。彼は歌に託すしかなかったのすかね。。。。。
[翌日の独り言]

98/03/28
(土)

[前日の独り言]
【ジャストシステム】
私がワープロを覚えたのは一太郎Ver.3でした。当時EPSONの98互換機を購入した私は、ワープロに一太郎・表計算はマルチプラン・データベースはLet'sアイリスというラインナップでパソコンライフを始めました。そのころの一太郎はフロッピーデスク1枚にプログラムとATOKが収まっていました。ギコギコとFDDがうなりながら作業をしたことを思い出しました。印刷はもちろんドットインパクトプリンタで、これまたギコギコと印刷を始めると、煙草に火を着けるのが癖でした。印刷にはとても時間がかかったのですね。。。。。
なんてのどかなPCライフだったのでしょうか。その当時からジャストシステムという会社は、私にとっては一太郎と共にとても身近な存在なのでした。
今、私のPCには(ほとんど出番は無いのですけど)8太郎がインストールされています。FEPはずーっとATOKです。最近発表されたデータベース「五郎8」はちょっと使って見ようかな、という気にさせてくれますし、コンセプトベースもいい製品です。そんなジャストシステムが経営的には苦境のようです。97年度(98年3月期)の経常損益を30億円の黒字から43億円の赤字へと見通しの下方修正を行っています。
私の知るジャストシステムという会社は、「土建屋」的です。ワンマン(というよりは、浮川夫婦のおしどり?)経営は、まるで、地場ゼネコンに多いワンマン社長とイエスマンだけの幹部というような会社という印象なのですね。
まあ、経営的な問題はいろいろといわれていますが、今回の不振の原因は、自分たちの一番得意なもの(一太郎)をおろそかにし始めた経営方針失敗のツケではないでしょうか?良くも悪くもジャストシステムは一太郎の会社なのですね。私はもっと一太郎を大切に売ってほしいと思うのです。プロパイダ事業やら、ネットワークやら、その他いろいろ出てきた新製品、あれやこれやと手を広げすぎではないででしょうか。。。。。
マイクロソフトと喧嘩しても勝てるわけないのにね。一太郎はワードの対抗商品ではいけないのです。ワードが追いつくことのできないワープロであってほしいと思っています。もう一度FDDから起動するような一太郎を作ってほしいなぁ。。。。。
私は別にアンチ・マイクロソフトでもありませんが、一太郎=ジャストシステムには,特別の思いこみがあるのですね。。。。。
なんとかこの苦境は乗り越えていただきたいものです。がんばれジャスト!
[翌日の独り言]

98/03/27
(金)
【必要悪】
98/03/27朝日新聞31面には、愛知県・名古屋市工事で談合に対する公正取引委員会による排除勧告が行われた記事が出ています。
注目すべきは、発注側・受注側それぞれの話。
受注側「談合は生き残りのための必要悪。永遠に無くならない」「しばらく談合は陰を潜めるが、仕事を分け合わなければ、つぶれる業者も出てくるので、いつまでたっても談合はなくならない」「談合をなくせば、受注価格が下がって業者の首を絞めることになる。そんなことはしたくない」
それに対する発注側の話、「談合ができないようなウルトラCがあったら教えてほしい」
名古屋市は4月から土木工事における公募型指名競争入札の対象を一億円以上に引き下げ入札公表価格を契約締結後に公表することとした。とあります。
結局は談合を続けることによって自らの首を絞めているのは受注者側のような気がします。なぜなら、談合は「法律違反」であることは確かだからですね。要は犯罪なのですね。世の中で堂々と犯罪行為がまかり通る訳はないのです。
談合を「必要悪」と見る考え方は相変わらず根強いようですが、談合を「必要悪」として続けることは、決して建設業界にとって良いことでは無いのは明白です。わかっちゃいるけどやめられないこの悪慣習を、自らの力で断ち切る努力こそ「建設ビックバン」を目前に控えた我が国の建設業界にまず必要な事のような気がします。
建設CALS/ECの世界とはかけ離れた世界の話のですが、これが現実ですね。

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