リスボンのオムライスでランチ。(六区ブロードウェイ商店街:浅草1丁目)

リスボンのオムライス
リスボンのオムライス

リスボン

今日のお昼は、六区ブロードウェイ商店街のリスボンでオムライスを食べた。オムライスはなぜか突然食べたくなるものであって、何日も前から「よし、オムライスを喰いにいこう」なんてことはない。今日も突発的にオムライスだった。

オムライスを食べるのなら、浅草にも有名な店(洋食屋)がたくさんあるが、なぜにリスボンだったのかといえば、フツーのオムライスが食べたかったからという理由でしかない。リスボンはどこかで進化することを止めてしまったとしか思えない、レトロな洋食屋なのであって、そのレトロさにおいては今や浅草ナンバーワンだろう。

オムライス

オムライスリスボンのオムライスは、由緒正しいフツーのオムライスである。裏が透けて見えそうな薄い卵焼きに、ケッチャップライス(チキンライスではない)が包まれている。

それはまるで胞衣に包まれた、若しくは繭のようなものであって、この食べ物はどこかでエロテックな構造を持っている。

しかし、一口食べれば気分はまるで小学生――とはいえ小学生の頃オムライスなんていうハイカラなものを食べたことはないが――である。

それは直ぐに手の届く非日常性のようなものであることで、少しだけうれしいランチタイムとなる。浅草の洋食屋にはそんなマジックのような日常(皆さんにとっては非日常だろうね)がある。
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