ももちとしおの店主戯言 98/12/01〜98/12/15 そろそろクリスマスやね
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98/12/15 (火) ▲ ▼
【注文の少ない喫茶店】 12/15/98 09:25:29
珈琲でも飲みながらメールチェックでもしようかと、新潟駅西口近くの真新しい喫茶店(というよりは珈琲屋)店に入ってみました。
なんか新築したてらしく、建材と接着剤のにおいがぷんぷん。
店内は妙にサッパリしていて、”モーニング650円”なんていうPOPは無いのでした。
女性お二人で切り盛りされているようで、モバイルに利用するのには結構よいところでした。
僕が珈琲を飲んでいると、遊び人風(遠山の金さんか(笑))の方がご来店なされました。
そこでの会話。
▲ ▼客「メニューは?」客の判定勝(笑)
店「メニューはありません」
客「じゃ何があるの」
店「珈琲です」
客「なんか食べるものは」
店「うちは珈琲屋ですから珈琲しかありません」
客「トーストぐらいはできないの」
店「トーストでしたらできますが」
客「ちゃんと食べ物あるじゃない、ところでメニューは」
店「メニューはございません」
客「なんか食べるもの食べさせて」
店「うちは珈琲屋ですので、珈琲しかだせません」
客「トーストできるっていったじゃない」
店「(ぷっつんと何か切れたような音がした)、そんなに何か食べたいのなら、食べ物 を出す店に行ったらいいでしょう(ちなみに「店」は女性です)。
すぐそこに「ロイヤルホスト」があるからそちらへどうぞ」
客「じゃ、そうするわ」
店「せっかくだから水ぐらい飲んでいってよ」
と、客は出て行きました。
それから約30秒後、客は舞い戻ってきました。
客「ロイヤルホストの場所教えてくんないかい」
98/12/14 (月) ▲ ▼
【傘を持って出かけよう】 12/14/98 00:03:24▲ ▼
本日の朝も早起きしなくては行けません。新潟まで出張なのです。
なので、何時までもおきていないで、もう寝ましょうね>自分
ところで、新潟の天気予報は雨なのですね。傘を持っていかなくてはなりませんね。
そうそう流星バッジも忘れてはなりませんね(笑)。
移動中の新幹線の中で、たぶんあれこれ書くかもしれませんので、その時は、又夜にでもアップしますね。
【おまえさんもかい】 12/14/98 00:03:13
愛機560を失ったかと思ったのもつかの間、お出かけマシン、モバギUのディスプレイの蝶番が曲がっているのを発見。ほえほえ(T_T)。
これは早めに修理に出さへんと560の二の舞だな。
98/12/13 (日) ▲ ▼
【↓のの理解の為にもう一発】 12/13/98 20:49:35▲ ▼
これも読んでね。へ(^。^)
THE pinkhip WORLD通信 番外6号 98/11/05から 【情報化・その目差すべきもの】
これは↓で参照している 【地方公共団体のネポティズム】と対になっているのですね。
というよりも、移動中に書いていたものを二つに分けて別々に掲示していたのです(ネタばらしてどないすんねん(笑))。
切り売りしても、こうしてハイパーリンクで一緒に出来るところが、HTMLの凄さかと納得しています(笑)。
【(返る→変える)】 12/13/98 00:31:57
読者の方からこの様なメールをいただきました。
最近 近隣市町村で指名の条例が変わり、当社はその市に本社がないため今後指名入札に参加できないと言われています。
当社はその市の公認水道業者として年の経過を持っています、更に当社は建設業法にいう営業所を設置しています。
この状態で本社がないだけの理由で排除できるのか。
当社として合点が行かないのです。
う〜ん。唸ってしまいますね。
この手の話は、昔から良く聞くのですが、せいぜいあっても営業所所在条件であることが多いとは認識していました。今回のように、本社所在が条件となると話は穏やかではないですね。これでは、大手ゼネコンは全て排除されてしまいます。
CALSの世界では、調達は広く世界中から行われるものですから、この動きは、CALSとは全く逆のベクトルを持った動きと言えます。
これは、時代の変革時(パラダイムシフトが起きる時期)においては、ある程度予想される行為(いわゆる「保護主義」的な動き)と僕は考えますが、まさか、本当にやる「市長」がいるとは。
あきれてしまいますね。
変化の時代には、必ずこの様な変化に対してのゆり戻し、保守的な動きが見られるものです。
多分、地元の建設業社さんが、政治的にあれこれ策略したのでしょう。
これからの時代を考えれば、本来自治体が行政を司るものとして行うべきことは、来るべき「情報社会(それよりもなによりも現在進行中の「デジタル革命」)を生き残る「地元建設業者の育成」に最重点がおかれるべきであって、このような「ネポティズム」的な行為は、業者の弱体化にしかならないことを認識していただきたいものだと思うのです。
どうせやるのなら、地元の建設業者が全国の業者に先駆けて「建設CALS/EC」に対応できるように、自らの発注システムをCALS化することにお金をかけてほしいものです。そのほうが、結果的には安くて良い公共事業が実現されるはずですし、本当の市民サービスはそこにあると理解されるはずです。
昔はよかったなと振り返るのではなくて、時代の変化に自らを変える柔軟な姿勢を見せてほしいものです。
#このことの理解の為に、11月6日に書いた【地方公共団体のネポティズム】を是非読んでくださいね。
【交通事故】 12/13/98 00:26:22
昨日、家人が交通事故を起こしてしまいました。幸いにして軽傷で済んだものの、ヒヤッとさせられます。
急いで病院に駆けつけましたが、本人は至って元気でホットしました。
しかし、病院の中は土曜日の午後ということもあってか、交通事故の方々が沢山居られました。
今年も残すところ後わずか。皆様も、事故など起こさぬようにお過ごし下さいね。
98/12/12(土) ▲ ▼
【Outlook98】 12/12/98 19:24:12▲ ▼
Outlook98をこうてきてしまいました。
J-ZONE(T-ZONEじゃないのよ、これが、「J」です。この「J」はジャスコの「J」ですよ。ジャスコと亜土電子が産み落とした不遇の子(笑)がJ−ZONEですね。「じぇぞね」と呼びます(笑))
ThinkPad560が壊れてから、どうしても復旧できないでいたもの、それがBeky!によるメール環境でした。メーラー関係に関しては、一切のバックアップが無かったものですから、以前と同じ環境に戻すのにはとても時間がかかってしまうということで手付かずだったのですね。
ここのところは、急場をしのぐために、メーラーとしてOutlooKExpressを使ってみたのですが、まあBeky!には遠く及ばないと。
それで、この土日でBeky!を復活させようと考えたのですが、ちょっと待てよ。
桃知はサブマシンとしてモバギUを使っているのですね。それで、元々Outlookとモバギの間ではスケジュールやアドレスの同期を取っていたので、この際だから、みんな一元管理できたら便利やろと、突然の悪魔の囁きに心を奪われたのでした。
いうことで本日、早速Outlook97のインターネットメールをセットアップしてみたのです。
しかし、これは反則技の塊! いくらずうずうしい桃知でも、こんなメールをたれ流すのは気が引けたのでした。それで、少しでも、皆さんに迷惑かけないようにと、少しはましになったといわれているOutlook98を大枚はたいて購入してきたというわけですね。
メーラーとしては、やっぱりBeky!がいいな。でもスケジューラーとかはOutlookも結構使い易いですからね。まあ、しばらくはこれで行きます。
設定等は、結構気を使ってやっていますが、変なメールが行ったらお知らせ下さいね。
【流星バッジ】 12/12/98 00:00:24
机の中から、今は懐かしい「ウルトラマンの流星バッジ」が出てきました。例の科学特捜隊の、♪胸に〜輝くマークは流星♪と歌われた、あのバッジです。昔、350円で買ったピンバッジですけれどね。
しばらくは、桃知商店の社章にして、ジャケットに着けて行動することにしたいと思います(当然、円谷プロ非公認(笑))。
僕は、ウルトラマンに出てくる怪獣では、ジャミラが一番好きでした。
ジャミラって言うのは元々人間なわけですよね。たぶん宇宙飛行士で、なんの因果か怪獣状態で地球に戻ってきてしまったという、エレファントマン的な存在でしたよね。どう考えても人権は主張できる立場だったはずです。それで、存在事態になんとなくアカンタビリティがあったと(笑)。
で、本来地球人であるジャミラがせっかく地球の戻ってきたのに、異性人であるウルトラマンに殺されてしまうわけですから、非常に悲しい結末のお話だったと記憶しています。
ウルトラマンにおける怪獣は、退治すべき存在、殺される存在としてのみ存在が許されているわけで、怪獣との共存のシナリオはないのですね。捕獲して見世物にして、とかいうキングコング的な発想のかけらさえ許されていなかったところに、妙に日本的な単純明快さに痛快さを覚えた子供の頃の記憶がよみがえったりします。
そういえば、大阪城をぶっ壊したゴモラっていうのもいましたね。怪獣による被害の復旧っていうのは、災害復旧工事になるのでしょうか。
98/12/11 (金) ▲ ▼
【情報化のベクトル(↓の補足)】 12/11/98 10:03:46▲ ▼
建設業の場合、「デジタル革命」を生き残る明確なコアコンピタンスを持つ会社は少ないのですね。
コアコンピタンスを持ち得ないで(持とうとしないで)、それぞれがうわべだけの情報化を行う手法は、建設業固有の既存のルールや組織の維持に目的が転化されることが多く、情報化そのものが失敗に終わる可能性が非常に高いといえるでしょう。
経営者が自社の情報化において明示すべき目標は、「デジタル革命」に対して、企業が紙の上に文書化してきた資料と、社員が頭脳の中に持っている企業の知的財産をデジタル化し、統合化し、企業共有の財産とし、効率的に運用する組織、システム、習慣、規定をもつバーチャル企業を作ることだと言えます。この情報化のベクトルを忘れてはいけません。
情報技術はそのために活用されるものであり、そのためのネットワーク、社会、習慣、法律が絶対に必要となってくるのが社会運動としてのCALSです。
既存のルールや組織維持のための情報化は、管理目的の情報化とも言えるものですが、そんな目的の為に高い情報化投資をする必要はありません。
【情報化=企業文化の変革】 12/11/98 02:56:50
セミナーで、業務改革、組織変革、情報化のスピードをアップする方法は、という質問を受けました。
スピードをアップする処方箋は、いろいろと書くことができると思いますが、ここでまず理解の必要があることは、組織は基本的には変革を拒む傾向を持つということだと思います。
建設CALS/ECに対応するということを、受注者側が、技術論的に考えれば、あらゆる情報をデジタル化することがより容易で、それらのデジタル化されたデータが、より流通し易い業務プロセスと組織形態を作り上げる、ということになるかと思います。
この変革は、一度や二度のアプローチで完結するものではなく、当然に企業が存続する限り行われる永続的作業です。
故に、右肩上がりの経済情勢では、むしろ有効に作用していた「組織の変革を拒もうとする組織の慣性」(その根源である「組織の文化(企業文化)」)を、継続的な業務改革、組織改革を良しとする「組織の文化(企業文化)」に変革できるかどうかが、情報化対応の速度を左右する(というよりは、情報化対応の成功を左右する)と、僕は考えています。
これは、発注者側にも(むしろより強く)言えることだと思います。
この企業文化の変革の必要性(情報化=企業文化の変革)を、僕は、「中小建設業情報化講座の第一回」で述べました。
僕の情報化に対する基本スタンスはここにあります。
では、この企業文化を情報化社会に向けて変革する最も有効な解はなにかといいますと、なによりもまず、コンピューターを使うこと、そして、その活動が向かおうとする方向(ベクトル)なのだと考えます。
これは、一見、手段が目的に転化したように見えます。しかし、情報化の実際はこの文脈によって行われます。
まずは、コンピューターを使うことです。
そして、もっと有効にコンピューターを使うことを何時も考えてみることです。
考えて、アイディアが浮かんだら、それを発表してみることです。
さらに、もっと良いアイディアは無いかを探してみる(意見を求める)ことです。
そして、良いアイディアは統合され、仮説をたてて組織的にトライしてみることです。
そして、その結果は、成功しても失敗しても、記録された知識財産となり、また活用されるべく、その機会を待ちます。
これを絶えず繰り返せる強力なベクトルが必要です。変化を拒む組織の慣性が逆ベクトルとして作用しますから、このベクトルは相当強力なもので無くてはなりません。
すなわち、ベクトルを方向付ける最も大きな要因は、経営トップのリーダーシップということになりますね。
情報化の早道は、なによりもまず、コンピューターを導入することです(これが無くては何もはじまらないのです)。
そしてこのような(↑)ベクトルを持つ情報システムの構築を目指して、経営トップの強力なリーダーシップの下、全員がコンピューターを使う努力をすることです。
答えになっていませんかね。^_^;
【相互作用】 12/11/98 01:30:36
アイディアが泉のように涌き出ては、泡のように消えていきます。
形の無い物を形にしていく作業というのは、自分の懐の浅さが見えて、非常に悲しいものがあったりします。(T_T)
こんなときには、誰でもいいですから、いろいろと口に出して話してみると、意外と考えがまとまったりします。
だれも話す相手がいないときには、桃知がやるように、こうして文章に表現するのもいい手かもしれません。
個人の創造力というのは、いつか話したように、「限界」で挫折してしまったりします。
知的な相互作用というのはとても大事なのですね。
その意味で、絶えず知的な刺激を与えつづけてくれるインターネットの存在は、僕にとってはとても大切なものです。
【情報社会理解のためのノート】 12/11/98 00:29:05
立教大学古瀬幸広助教授のプレゼンピッチ
URL http://ir.sr.rikkyo.ac.jp/~furuse/lecture/db374/0707/index.htm
98/12/10 (木) ▲ ▼
【はやおき】12/10/98 05:38:24▲ ▼
今日は、朝9時30分からのセミナーということで、早起きしています。
午前中の講演というのは初めてですね。ちょっと緊張しています。^_^;
これから、プロジェクターとの調整作業等もしなくてはいけませんので、早めに会場へ行って準備したと思います。会場までは約1時間の道のりです。
それでは行ってまいります。
98/12/09 (水) ▲ ▼
【少女人形】 12/09/98 21:26:55▲ ▼
やっとわかりました、足りないものが。(笑)
中年親父が、いつもなにか満たされないなと、感じていたものが。
さっきブラウン管に出てきてしまいました。15,6年前の「伊藤つかさ」です。歌うは♪少女人形♪
僕は確信しました。今、芸能界に第二の「伊藤つかさ」を登場させることができれば、これは裏ヒット確実だろうなと。
コンサートをすれば、下北沢タウンホールぐらいは中年親父で満杯確実でしょう。
レコードを出せば、10万枚ぐらいは確実に売れるでしょう(笑)。
ブロマイド(そんなのあるのか?)だって絶対売上ナンバー1やろね。
「伊藤つかさ」的女子高校生待望論は、絶対にくすぶっているはずですよね。>中年ALL
もう、黒い女子高校生はゲップがでてます。
彼女達に電車で逢うたびに、日々の生きるエネルギーが減少していくのは私だけではないはずです。
【クリスマスプレゼント?】 12/09/98 19:32:09
クリスマスを目標に、「デジタル革命」と「情報社会」の理解をまとめています。
このサイトに掲示するのに、論文形式にしようか、それともパワーポイントからHTMLではきだすか、どうしようかと思っています。
僕が、「デジタル革命」にこだわっている大きな理由は、「建設CALS/EC」といえど、「デジタル革命」での1つの現象にしか過ぎないという認識からです。
「建設CALS/EC」を「デジタル革命」の1つの現象として理解せずに、「単なる独立した運動」もしくは「技術的側面」だけで捕らえることは、「建設CALS/EC」の持つ非常に重要な意味を見過ごしてしまうことが多いのです。
曰く、「建設省からは、こうしなさいとは、何も言ってきていないではないか」
「建設省から言われたことだけやっていれば十分だ」
「建設CALS/ECなんて夢物語だ」
「変化しなくてはならないのは己自身である」ことの理解が出来ないのは、既にCALSの世界では失格要因なのです。
それは、「建設CALS/EC」がどうなろうと(成功しようと、失敗しようと)も、不変の真実だと思うのです。
たぶん、ものすごく理屈っぽい物が出来あがると思いますので(なので、パワーポイントの方がいいかと思っています)、その筋のものがお好きな方はお楽しみにしてください。
桃知からのささやかですが、心のこもったクリスマスプレゼントにしたいと思っています。
【YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW】 12/08/98 22:58:50(明日はまた早起きせんといかんので、ちょっと早いけど)
CALS-MLで向上さんが、えらく核心的な発言をしておりました。
曰く 「革新性は技術によってもたらされます。」
その通りです。
人間社会の変革は、核心的な技術発明を基点とした技術融合、そしてそれらの技術がその社会で使われる社会技術(スタンダードな技術)へと昇華することでもたらせると考えていいでしょう。
しかし、1つのスタンダードな技術による安定性を拒否するのは、自由経済では、「市場の当然要求」ですから、新しい技術の開発・発明への要求は終わりが無いといえるでしょう。
企業はこの仮説の中で生きつづけているのですね。
故に、絶えず新しい革新性を求めて変化しないことには、無形重要文化財にでもならない限り、「市場」では、主役ではあり続けることは出来ないのです。
故に、生き残りのための根源の1つは技術革新であり続けています。
最近は、この変化のスピードがやたら速くなったということが特徴的でしょうか。
農業革命は2,3千年という長いスパンでの変革でした。
産業革命は200年程度だったでしょうか。
デジタル革命は、20年がいいところでしょうか。
さあ、皆さん、
いまさら、あれこれ考えていても、なんにも始まりませんね。
98/12/08 (火) ▲ ▼
【新年会企画開始】 12/08/98 20:44:23
神戸の寺下さんから「建設CALS/EC新年会」の企画がきました。
当然、開催地は「神戸」ですね。うむ、やろやろ。
当然、このPinkhip WORLDの読者の皆さんも一緒にやりましよう。
企画はこれからしますので、神戸近辺の桃知ファンの方々はお楽しみに。って問題はそんな奇特な人(桃知ファン)がいらっしゃるんやろか?ということですな。
【PR】 12/08/98 15:32:01
本日は休息日、明日は東京への移動日です。明後日は朝9時半から社内向け建設CALS/EC研修セミナーをします。
社内向けのセミナー講師に桃知をご用命下さるのは、多分ものすごく効果的だと思います。
なにより桃知のセミナーは、自社製品どころか、ハードもソフトも一切の製品PRをセミナーではしないのです(笑)。
これはCALSの性格を考えればあたりまえのことなのですがね。
ベンダーさんが行う建設CALS/ECセミナーは、これは自社製品を売るための販売戦略の一環ですから、建設CALS/EC対応を自社製品でという流れの中で、という枠にとらわれてしまうのは致し方ないかもしれません。
社内向けに行う建設CALS/ECセミナーや情報化セミナーの位置付けは何かといいますと、それは、
「情報化の重要性と必要性と緊急性に対する合意形成」の作業なのですね。
桃知曰く、「どんなに小さな組織でも、社内情報化・CALSへの準備、標準化の作業とは「合意形成」の作業である」
ここのところを良く理解されている方々は、迷わず桃知へ講師の依頼をされているようです。(笑)
以上、建設CALS/EC対応を目指した情報化推進のための「社内合意形成」に、是非桃知商店をご用命下さいというPRでした(笑)。
【建設CALS/EC理解のための基本視点】 12/08/98 09:23:54
昨日は疲れ果てていて、結局、更新内容は↓のままで終わってしまいました。申し訳ございません。
さて、各地で行われている建設業団体さん主催の建設CALS/ECセミナーを見ていると、ベンダーさん丸抱えで行われていることが多いのですね。
内容的には、建設省から発表された建設CALS/ECの内容を手短に言い、建設CALS/EC対応のためには、是非自社提供のアプリケーションを使いましょうというところだと思います。
僕は、何度も言っていますが、建設CALS/EC対応アプリケーション等というのは存在しないのです。
建設CALS/ECを理解するための基本視点は、「現在デジタル革命が進行中である」という認識です。
建設CALS/ECはデジタル革命の1つの現象に過ぎないのであり、建設業者が、建設CALS/ECに対応するということは「デジタル革命」によってもたらせる「情報社会」で生き延びる方法を模索するということです。
昨今の建設CALS/ECシーンには、この基本的なポジショニングを理解しないまま、技術的な部分だけを強調する傾向が結構見受けられるのですが、これは言うなれば、建設CALS/ECは金で解決できるという誤った認識を経営者にもたらしかねません。
建設CALS/ECへの対応において、個々の建設業者レベルで一番重要なことは、経営者自身が、「デジタル革命」が今現在進行中であり、近未来である「情報社会」において、如何に自社が生き延びるのかの戦略を明確に策定し、それを全社員に提示することです。
それは、従来の考え方を基本的に変更することになるのは言うまでもありません。
建設CALS/ECは「戦略」なのです。
【LATE GREAT JONY ACE】▲ ▼
今日は、ジョンレノンの命日だったりしますね。合掌。
98/12/07 (月) ▲ ▼
【本日の戯言は帰ってきてからね。またきてね】▲ ▼
本日は、朝早くから出張です。なので、もう寝なくてはいけません(5時に起きなくてはなりませんので)。
それで、戯言は返ってきてからゆっくりと書きますので、真夜中にでもまたおいでくださいな。夜11時30分頃帰宅予定です。
それから、お仕事メールをいただいている皆様へ。
一昨日から、特急仕上げの仕事をしていた関係で、頂いたメール全てに返事がかけていません。
本日、モバイルでなるべくお返事書きますので、少々お待ち下さい。
皆様方のメールは、もれなく読んでおります。
98/12/06 (日) ▲ ▼
【コール・アンド・レスポンス】 12/06/98 00:27:03▲ ▼
ええな〜(^○^)。なにがって、大村さんとこの12月6日を読んでね。
僕が昨日書いた戯言にちゃんとレスポンスしてくれていますね。ありがとう>大村さん。
こういうのは、インターネットならではの世界です。メールでやるよりは、もっと沢山の「不特定多数の方々」に読んでいただけることによって、また皆さんの脳みそに入り込んでいけるのですね(怖い表現やね(笑))。「洗脳主義社会」はこうして始まるのかもしれませんね。
本当はCALS関係のメーリングリストででもできればいいと思うような話題なんですけれど。
【群れ】 12/06/98 00:02:08
昨日は朝方の4時半に床につきまして、起きたのは朝7時半ですから、睡眠時間は3時間。それからちょこちょことサボりながらも、来週のセミナー用のプレゼンピッチの修正を今までしていました。
もちろんコタツでパソコンです。
僕は、全く同じプレゼンピッチをセミナーで使うということは無いのです。いつもどこかしら変化しています。
もっとも、僕のセミナーは僕の「しゃべり」が売りですからね、プレゼンピッチは同じモノの使いまわしでいいんやないかと、自分自身思ったりもするのですが、まあ、性分なんやろうね。
ところで、先日移動のために新幹線の切符を買おうとしたら、なんと指定席はグリーン席まで満席。
仕方なしに自由席にのったらここも満杯でした。しかし、なんでこんな時間帯(午前10時ごろ)で満杯やねんと思っていましたら、トイレに行ってなぞは解けた。
膨大な数の女子高校生の集団が乗っていたのでした。まさか12月に修学旅行でもあるまいに。
当然、トイレ近辺は無法地帯と化しておりました。トイレの順番待ちのお嬢様方があふれておりま
して、五月蝿いし、臭いし、行儀悪すぎやで。ああなると「群れ」ですな。
群れるのはCALSにおける「標準化」の時だけで十分やないかい、と思いながらも、大勢の女子高校生の視線の中おしっこする勇気の無かった おやじ〜な僕は、何事も無かったようにきびすを返したのでした(笑)。
98/12/05 (土) ▲ ▼
【JW-CAD雑感】12/05/98 01:37:50▲ ▼
大村さんのHP「敬天愛人」の12月4日を読んでいたら、「JW‐CADを恋ゆる詩」でした。
確かにJW-CADが好きな人は沢山おられるのですが、建設CALS/ECシーンでは、流れはAutoCADに追い風のようです。土工協CALSでの標準CADアプリケーションはAutoCAD LTですし、かくゆう僕もLINKのページでAutoCAD LTを推奨しています。
本来CALSの世界では、固有のアプリケーションを指定する必要は全くないのです。必要なのは「データの標準化」であることは皆さんご存知のところでしょう。
しかし、「標準データ」を今の建設省が言うことはまず無いのではないでしょうか。
「STEP」は、何時になったら使い物になるのでしょうか。
「標準データ」の決定を待ってからCADを使うなどということは具の骨頂でしょう。
情報化が必要とされている(建設業界に対する)「市場の要求」とはそんなに悠長なものでは無いことを我々はまず理解しなくてはなりません。
AutoCADがCALSの世界においてデファクト・スタンダード視されるのは、単純に世界中どこででも入手できる(「調達できる」というと、よりCALS的ですね(笑))可能性が一番高いからでしょう。
JW-CADは極めてジャパン・ローカルなCADです。USでJW-CADをお使いの方っていらっしゃるのでしょうか。CALSの世界では、ローカルであることだけで十分失格要因なのですね。
つまり、建設CALS/ECは日本国内の建設業者の為だけのものではないということです。
建設CALS/ECは日本発の世界標準を作る作業なのですが、「標準データ」の策定が早急に行われない限り、英語版の無いアプリケーションがそこで使われることは無いと僕は考えています。
JW-CADユーザーにとってはCAD操作のパラダイム・シフト(革命)を要求されるかもしれませんが、「デジタル革命」の時代においては当然のことかもしれません。
DoDの「CALS」の定義は、"CALS is DoD and Industry strategy intended to enable more effective generation,exchange,management,and use of digital supporting defense systems”です。
つまり「CALS is DoD and Industry strategy」「CALSはDoDと産業界の戦略」なのですね。この「戦略」としてのCALSの性格を忘れてはいけません。
CADの分野では(CADだけじゃないけれど)すでに米国の戦略にしてやられていると考えましょう。
敗因は、独自のデータ様式で顧客の囲い込みを鎖国中の国内だけで行ってきた、国内CADメーカーの先見性の無さでしょうか(笑)。(しかし、僕は口が悪いですね(笑))
【眠る・眠る】12/05/98 00:43:59
最近の桃知は、移動中寝てばっかりいます。先ほどまで新幹線で移動中でしたけれど、爆睡してしまいまして危うく乗り過ごすところでした。
都内の移動の電車の中でも眠る、眠る。つり革にぶら下がって寝てますものね(笑)。
桃知は、お疲れのようです。
98/12/04 (金) ▲ ▼
【店主敬白】−トップページ(ホームページが正しいと思う)から移動掲示しました。12/04/98 23:39:38▲ ▼
★店主からお詫び★
11月30日から12月2日まで、店主の通信環境障害(560が壊れた(T_T))により、WebServerへアクセスできない状況でおりました。
そのため、「店主戯言」の毎日更新ができない状態が続いておりましたが、その間、更新もしていないのに、わざわざご来店くださいましたたくさんの皆様に、心からお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
通信環境も無事復旧し、「店主戯言」も更新ができるようになりました。今後とも情報の発信に一層精進したいと思いますので、これに懲りることなく、今後とも「桃知商店」を御贔屓下さいますよう心からお願い申し上げます。
98/12/02 店主敬白
【アカウンタビリティ】 12/04/98 07:36:01
読売オンライン
◆飛行艇開発、富士重シェア維持へ調整 URL http://www.yomiuri.co.jp/msn/1204i501.htm
公正取引委員会
◆郵政省が発注する郵便番号自動読取区分機類の入札参加業者2社に対する勧告等について
URL http://www.jftc.admix.go.jp/pressrelease/98.november/981112.html
最近起きた上記の二つの事件に関してだけ見ても、発注者が何らかの形で「不正」に絡んでいることがわかります。
これらのやり方のどこに問題があるのかといえば、公平な競争とかそう言うものではなくて、「明確な発注理由の欠如」ではないかと思えるのです。
飛行艇開発における富士重工の技術は必要不可欠なものだと僕は思いますし、郵便番号自動読取区分機における東芝もNECもそれぞれ受注するに十分な技術力を持った存在であると思います。
問題は、なぜこの会社でなければならないかを、発注者、受注者ともに明確に説明できていないところにあるのだと思います。
公共事業の発注理由のアカンタビリティが確立されてさえいれば、特命でも、2社による均等割りでも一向に問題はないのですね。
僕はこの意味では、一般競争入札には反対の立場です。「ベストコンテンツを持つ」という会社が、何十社も存在している(生き延びてきていた)方がおかしいのですよ。一般競争における発注者側の態度は、僕には責任逃れとしか思えないところがあります。
これこれこういう理由で、この会社に対してこの事業を発注するのが適切であると言える発注者でなくてはなりませんし、説明を受けた国民が、この会社ならば安心だと思える発注者と受注者の関係を築き上げなくてはならないのだと思うのです。
国民が納得し得る公共事業のシステムの確立が急がれるのは、このままでは「技術力」で勝てない会社が生き残ってしまう。そしてそれはグローバルな経済原理の中では、国力の衰退をも意味するからだと思うのです。あらゆる意味で鎖国は終わろうとしているのですから。
これらに対する最も有効な解答がCALSによってもたらされると僕は考えているのです。
CALSの世界では、自社が大競争の中で生き残れる源泉は「コアコンピタンス」、つまり自社の世界一の部分です。
発注者の要望(仕様)に答えられる「ベスト」を提供する能力があれば生き残れる、というシナリオを否定してしまっては、建設CALS/ECも成立できません。
故に、凡庸な技術力しか持ち得ないで存在している建設業の多くは、淘汰の時代を迎えざるを得ないのだと考えています。
98/12/03 (木) ▲ ▼
【15000アクセスに寄せて】 12/03/98 22:46:25▲ ▼
毎度、ご来店、誠にありがとうございます。
ここのところ、このHPへおいでになってくださる方々もだんだんと増えてくださっているようで、10月に10000アクセスを記録したと思いましたら、あっという間に15000アクセスを数えることができました。
内容的には「非常に地味な」サイトですので、このようにたくさんの方々に訪れていただけることが、いまだに不思議なぐらいなのです。
特に最近は、「店主戯言」中心の更新ですから、内容的には自分でも「?」だったりしていますが、この作業によって(インターネットを通じて自分の考え方を伝えようとする作業によって)、どの組織にも属さない「僕自身」が「生きている」という実感を感じれるのもまた事実なのです。
この感覚は、同じくインターネットを使うといっても、サラリーマン時代に感じたものとはまた微妙に違うのでありました。
二日間更新が行われなかっただけで、ご心配のメールをたくさんいただけるということを、非常に幸せに感じることができるのも、そのひとつだと思えるのです。心配メールをお送り下さった皆様、ありがとうございます。
さて、桃知のこのHPでのアクセス数の特徴は、平日が多く、土日は極端に少ないということです。
皆さん会社からアクセスなさっている方が多いのでしょう。内容的にも、そのようなアクセスを十分に考慮して(僕のサラリーマン時代のネットサーフィンの仕方を意識して)開設したサイトですので、平日沢山の方々(多分サラリーマンの皆様)にご来店いただけることをとても嬉しく感じています。
今後とも、「ただひたすら更新を重ねるだけのホームページ」を目指し、「ただひたすら更新を重ねていきたい」と思いますので、より一層のお引き立てをいただけましたら幸甚でございます。
【本日のNECのサポートは最低であった、という話】 12/03/98 18:21:35
ももちのThinkPad560が昇天召されたおかげで、モバギの母艦がなくなってしまい、レッツ・ノートを新たな母艦とする必要がおきてしまいました。
そこでWindowsCEサービスのCD−ROMを探したのですが、これが見つからないのでいたのでした。
しかたなく再購入するしか手がないなということで、それで、夕方の忙しいところを狙って、まずはモバギの技術サポートへ電話してみました。
モバギの技術サポートでは当然そんなCD−ROMは扱っていなくて、最寄のNECサービスステーションを教えてくれましたのでそちらへ電話しました。
サービスステーションでは、調べてみますということだったのですが、結局(サービスステーション)では取り寄せができないとのことで、川崎のNECサービス販売促進部を紹介してくれました。
サービス販売促進部に電話したところ、今度は、こちら(サービス販売促進部)では扱っていなくて、取り扱いはサービスステーションです、との「絵に描いたようなお役所的タライ回し」の見事なご返答。
それで、ももちは言いたくもない皮肉を二言三言言って、サービス販売促進部からサービスステーションへ電話してもらうことにしました。当然ですわな。それで答えはまだ来ない。(笑)
しかし、日本を代表するマルチメディア推進企業であるNECがこのざまなのですね。
僕のモバギはR-500ですから販売からまだ半年そこらの製品です。こんな最新版の製品サポートのマニュアル化もできていないようです。
防衛庁と遊んでいるうちに一般ユーザーのことなど忘れてしまったかのようですね。
そう言えば最近のNECのPCシェアは下がる一方ですものね。
【寒い】 12/03/98 15:07:56 三時の一服 (^○^)
◆東京、今冬一番の冷え込み URL http://www.yomiuri.co.jp/msn/1203i101.htm
桃知は1日から東京に居るのですが、昨日、今日と寒いです。
こんなに寒くなるとは思ってもいませんでしたので、コートを持ってきていません。
もう一日、大変ですね。(T_T)
【Windows DNA】 12/03/98 00:11:25
赤坂プリンスホテルで行われている 「Microsoft Windows DNA Conference98」に出席しています。
昨日は「設計情報管理」のセッションに参加していました。
このセッションの参加対象は「製造業」の方々なのですが、その考え方の先進性は「建設業」の比ではないのですね。
つまり製造業の場合、CALSでいうところでのイントラネットやエクストラネット、インターネットによる調達やライフサイクル・サポートの基本的な考え方の理解が建設業の比ではなく理解されているのだなと痛感するのです。
今回のカンファレンスはMSという一企業主催のものですが、そこで話されている内容は、CALSという視点から見ても、凡庸な「建設CALS/EC」セミナーの内容を完全に凌駕しているといえるでしょう。
「建設CALS/EC」が政府・建設省主導で行われているのに対して、製造業のEDIは極めて民間主導型であり、「建設CALS/EC」がまだまだその啓蒙活動の域を出ないのに対して、製造業のそれは極めて実践的なものです。
日本の経済をなんとか支えているのは、確かに「製造業」の皆さんなのだなと思い知らされたセッションでした。
しかし、製造業といえども情報化の実践の部分では、建設業と同じ問題を抱えているようです。
日経デジタル・エンジニアリングの原田英紀編集長の講演によれば、
「製造業の情報化に対して基本的に反対者・不要論者はいない」
「しかし、その実態は」
「総論賛成−各論反対が本音!!」と、言われています。
これはCALS化・情報化での組織的な問題として、必ずぶつかる問題なのですが、「建設CALS/EC」もはやくこのレベルでの話ができるようになりたいと思うのです。
「建設CALS/EC」って何?という方々は、まだまだ建設業界には驚くほどたくさん居られるのです。
98/12/02 (水) ▲ ▼
【ThinkPad560を偲ぶ】 12/02/98 18:56:55▲ ▼
桃知の超お気に入りマシンでありましたThinkPad560が壊れてしまいました。原因は、わたくしめの全く人為的ミスです。壊さなくてもすむものを壊してしまいました。(T_T)
ここ半年ほどはどこへ行くのも一緒でしたから、苦楽を共にしたとても大事な友人を失ったようで、僕は深い悲しみにくれています。
こんな励ましのメールもいただいております。K村さんありがとう。(笑)
自慢のThinkPad壊れてしまったのですか。
日記でマグネシウム薄型ノート馬鹿にしてたから、バチが当たったんと
ちゃいますか☆\(--;)
いや失礼しました。冗談になりませんよね、大事な仕事道具です。
日記を時々拝見しますが、あまり調子よくなさそう・・・。
どうぞお大事に。
ということで、僕のどこでもオフィスマシンは、「ビー玉ノートCF-S21銀色500台限定発売の75番目」となりました。データのバックアップはほぼ完璧なのですが、使い慣れた環境に戻すのは大変ですね。
98/12/01(火) ▲ ▼
【ねていたのではありません2】▲ ▼
すみません、更新できませんでした。m(__)m
■桃知商店謹製■
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