大根寿司は大根と鰊のハイブリッドであること。
ねぇさんからいただいた大根寿司を、昨晩ようやくいただいた。
先にこれは、大根と鯖だと書いたけれども、魚は鯖(サバ)ではなく鰊(ニシン)であった。
ニシンというのは、想定-外だった(それも身欠きにしんなのである)けれども、食べてみれば、(私的)には、かぶら寿司よりも、この大根寿司の方が好きかもしれない。
その要は、ニシンと大根の配分の妙にあって、(たぶん)いったん干した大根の半分に、身欠きにしんが、申し訳なさそうに乗っている。
この申し訳なさがよい。
主役は大根であって(それは申し分なくおいしい)、その主役を引き立てながら、決して自らの存在を消さない、身欠きにしんという、あくの強い脇役。
コメント
ねぇさん
我が家には今週届く予定なので
「寿司」という名の「漬物」をアテに
日本酒でも楽しみたいと思います
momo
>ねぇさん
これは日本酒用ですよ。それも能登あたりの、古臭いタイプがぴったりじゃないのかなと思うのです。
お燗、若しくは常温でしょね。