ももちとしおの店主戯言 99/12/01〜99/12/31
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1999/12/31 (金) ▲ ▼
【今年はこれでおしまい】
お昼に、多留屋さんで、早めの年越しそばを食す。
昼間から熱燗を一本いただきながら、天ちらしそばをいただく。
その後(あと)、本屋さんに寄り道し、『他力;五木寛之 講談社』を購入。
帰り道、ミスター・ドーナツの福袋を2000円で購入。ミスドのノベルティが沢山はいっている。
道すがら、露店で小さなしめ飾りを買う。もうおしまいだからと、若い店主は300円おまけして2000円丁度にしてくれた。
今年最後にちょっとだけもうかったな。(笑)
部屋に戻って、小さなしめ飾りを画鋲で南向きに貼り付けた。
僕は詳しいルールは知らない。
でも、年を越す準備はしたつもり。ささやかな年末である。
では、年が明けたらまたおあいしましょう。
【午前0時から午前11時】
とにかく年明けの仕事の段取りをしてしまって、一段落つけなければということで、ひたすらスケジューリングしながら、忘れないうちにとメールを連発する。
正月休戦が終わらないと皆さんはお読みにならないことは解っていても、僕は、とにかく直ぐに忘れちまう人なので、ご容赦を。
沖縄からメールが届く。
私は、沖縄の建築業に関係する者です。
住んでいる所は、沖縄県北部の本部町(もとぶちょう)で海洋博覧会が開かれた町です。
桃知商店は、1998年8月ごろからショッピングを楽しんでいます。
お金がないので、ひたすらウィンドーショッピングですが、よりすぐれた情報に感謝しております。
さて、我が町は、公共工事が、口を開ければ、落ちてくると思っている建設業の方々の多い町です。
危機感がなく人材育成ができず仕事が取れれば、重機しか頭にない超逆建設CALS/ECのおぞましい町です。
行政は、と申しますとインターネットをどうにかこなしている方が数名いるだけで寂しい現状です。
しかし、いつまでもこの状態では、町全体が死んでしまうそう考えた私は、遠まわりではありますが1998年5月ごろから小学校にてパソコンを教職員、生徒等にアドバイスしておりました。
それが、クラブに昇格し来年度は、パソコン部となる予定です。
そういた動きに便乗してPTAでもパソコンスクールの開校が叫ばれ不定期ながら父母(特に母親)の勉強会が、小学校で開かれました。
そのうちに、建設業を営む父母等も影響され、パソコンなるものを購入しだしたではありませんか。
しかし、今後どういう動きになるか見当もつかないときに、桃知商店を偶然発見しそれを教材としてシステム化をはかりました、おもしろいように建設業の方々が、私の話に耳を傾けて来るではありませんか。
後れ馳せながら私は、コンピューター歴18年ぐらいになり、数年間システム化を訴え続けやっとスタートラインまでたどり着けたという気持ちです。
これからも、したたかな戦略で我が町の活性化に向けての野望は、ますます燃え上がるばかりです。
私の1999年のフィナーレとして恐縮ではございますが感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ書きたいことが山ほどありますが、2000年にとって置きたいと思います。
お体には、気を付けて来年もよろしくお願いいたします。
1999年の最後に、このようなメールをいただけるとは、とても嬉しく思いますし、元気が出ます。
ありがとうございました。m(__)m
4時就寝、10時起床。
朝ご飯は、鮭と韓国のり。キャベツの味噌汁。
1999/12/30 (木) ▲ ▼
【午前10時から午前0時】
年明けに予定されている、ある協会様向けの講演資料を集める。
太田ジオ・リサーチさんの10大ニュースシリーズと大反省、大予想にはまる。
KEN Platzでひっかかる。(^^ゞ
お昼ご飯は、ハッシュド・ビーフ・ライス。
その後、講演用PPT編集。
途中、晩御飯はキムチ鍋を食べながら、午前0時までかかる。
神戸へメールを1通。
一日が早すぎる。。。。(T_T)
【午前0時から午前10時】
この度は 'BOOK CLUB 本屋さん 'に注文して頂きありがとうございました。
01 分配の経済学 石川経夫 著 東京大学出版 1冊
02 不平等の再検討 アマルティア 岩波書店 1冊
03 ディジタル・エコノミー 米国商務省 東洋経済新報 1冊
04 ディジタル・エコノミー2 米 米国商務省 東洋経済新 1冊
計 4冊、確かにお受け致しました。
発注の状況は当店ホームページにあります『発注状況一覧』
にてご確認頂きますようお願い申し上げます。
ということで、確認してみたら、みんな年明けの入荷予定。(T_T)
『公共事業をどうするか』も、まもなく読み終わるというのに、どうしましょうか。
本日は川口の本社さん(これがでっかい!)にでもいこうかと思う。
株式会社 朝日測量設計事務所さんが、ホームページにて、自社の情報化取組みを振り返っておられた。
これはとても良い事だと思う。
情報化の取組みというのは、結局、自社の良いところと粗探しの反復作業みたいなもので、良いところは伸ばす、悪いところは改善する。これを繰り返して行っていく作業に他ならない。
その目的は、経営を取り巻く環境変化への迅速且つ柔軟な対応ということになるのだろうけれども、故に、プロセスを見直す作業は常に存在するということだが、それを公開してくださる方はそうはいらっしゃらないだろう。
『トンデモ本の世界;と学会編 宝島文庫』を読みながら、午前2時就寝。
午前8時30分起床。
納豆でシンプルに朝食を取ったあとは、ごろごろしながら『トンデモ本の世界』を読む。
単純に面白いのである。
1999/12/29 (水) ▲ ▼
【午後0時から午後11時まで】
お昼ご飯はお稲荷さん。
なにもしなくて良い日。なのだけれども、年明けのスケジュールの確認。
ショートタイムの講演予定があるので、プレゼンピッチの調整をする。
その後、ごろごろしながら『公共事業をどうするか』を読む。
晩飯は、近所の焼肉屋の経営者がまた代わったようなので、味見にでかけることに。
ついでに、近所の新星堂でダンス☆マンのCDを探す。
♪ヘンなあだ名はイヤ♪というのを発見、というかこれしかなかった。
本当は♪ワンボックスのオーナー♪と♪ダンス部 部長 南原♪が欲しかったのだが。
でも、♪ヘンなあだ名はイヤ♪(原曲は RELIGHT MY FIRE)もいいし、♪ミルク好き♪(原曲は I BELEVE IN MIRACLES)もかなり笑える。ララララ ララ酪農 なのである。
アルバムは来年のお楽しみにしておこう。
焼肉屋は「備長」という名前になっていた。
嬉しいことに、O157以来、ほぼ全国の焼肉屋から姿を消し、今や幻の焼肉屋アイテムとなった、レバ刺とセンマイ刺が復活していた。
当然に、レバ刺、センマイ刺で生中3杯程いただく。
ハツモト(心臓近くの静脈部分の軟骨)があったので、これも食べたが、これは、飯田は、嘉藤治のナンコツの勝ち。でも、全体的にはかなりいけているので、今度は潰れないで頑張って欲しい。といっても、お客はうちだけだったけど。。。。
【午前0時から午後0時まで】
なんだらかんだらしていると、TVはF1の総集編を流し始めた。
暫くは、聞き流しながらパソコンに向かっていたが、途中からパソコン無しね、になる。
わたしゃ、F1大好きなのだ。
といっても、もともとTVを集中して見るようなかわいげのある人ではないので、読みかけになっている『破綻と再生』を読みながら見ることにする。
番組が終わったのは午前4時近く。
F1は終わってしまったけれど、せっかくなので『破綻と再生」』を読んでしまうことにする。
と、つけっぱなしにしていたTVから、へんな音楽が。
「ダンス☆マン」という方のLIVEなのだが、これがとても面白い。!
昔のディスコミュージックに日本語を乗せてうたっているのだが、そのセンスの素晴らしさって言ったらありゃしないない。素晴らしい!
♪背の高いやつはじゃま♪のfu-fuのかけあいが、例の曲に似ているなと思って、モーニング娘の「LOVEマシーン」のクレジットを確認すると、ありました編曲:ダンス☆マン。
ああ、そういう人なのねと、
早速、「ダンス☆マン」のサイトを探す。
ありました。 URL http://www.avexnet.or.jp/danceman/ 試聴できます。
で、結局、午前5時就寝、午後0時起床。
『破綻と再生』完読。
1999/12/28 (火) ▲ ▼
【午後4時から午前0時まで】
もうとっくに29日になっているのだが。
とにかくひたすら、名刺の整理とOutlookの連絡先の整理をする。
連絡先分類のはっきりしないものは全て削除。その数90件。まあ、いいだろう。
分類項目の整理をしながら、来年のステップを考えたりするから、一向に仕事が進まない。
晩御飯は。。。。なに食べたんだっけ?
わたしゃ、脳軟化症か?
【午後4時まで】
9時起床。
朝ご飯は、時鮭と筋子と卵焼き。
とりあえず名刺整理を始める。
整理しながらご無沙汰の皆様へメールを出したりしている。
途中睡魔に襲われ、12時まで寝る。
再び名刺整理を始める。
お昼はうどん。
釜揚げしたものに、玉葱のスライスと焼いたおあげさんのきざみと花鰹を乗せ、関西風の出汁をかけたもの。
私の好きな食べ方の一つ。シンプルに美味い。
『さゆり;アーサー・ゴールデン著 小川高義訳 文芸春秋』を読み始める。が、途中で飽きる。
また、名詞整理とOutolookの連絡先の整理を始める。
整理していない名刺が200枚以上ある。
本日中に終わる予定はない。年明け早々の仕事の予定がメールで入ってくるので、興味はそっちにいってしまうのだった。
1999/12/27 (月) ▲ ▼
【午前10時から午後11時まで】
印紙を買いに郵便局へ行くと、そこは人の山。暮れは凄いです。
1万円と4千円の印紙を1枚づつ購入。
年の瀬に契約書を作成して、宅急便で送付。郵便局には行きたくなかったから。
お昼ご飯は、近くの中華料理店で『もやしそば」を食べる。安くて美味い。僕のお気に入り。
そのまま、銀行へ記帳に出かける。案の定、ここも人の山。来るんじゃなかった。(T_T)
帰宅後、苫小牧建設協会さんのCALS度診断FAX分を作成して送る。1件届かず。FAX番号は間違っていないのに。一応これで苫小牧さん分は終了。
明日は、新潟の分を予定。
しかし、なぜか本日は、講演のオファーが3件もメールでやってきた。凄い日。
その後、ある協会さんへの提案書を作成。これが午後11時までかかる。メールで送付。
途中、晩飯は牡蠣フライと大好きなハムカツ。これでビールを350mlだけ飲む。
ご飯一膳を、梅干さまさまとかつぶしさまさまで食べてみる。
名前ほど変な味はしなかった。
【午前0時から午前10時まで】
『破産しない国イタリア』読み終わる。
『公共事業をどうするか:五十嵐敬喜 小川明雄 岩波新書』を読み始める。
苫小牧建設業協会様のCALS度診断、電子メールで送付分終了。残りはFAX送付分4件。本日中に終了予定。
全日本プロレス中継が1時間枠。めでたいことだ。そういえば、先日NHKでプロレスを流していた。プロレスの市民権獲得(というより復活)は近い!
『破綻と再生』を読みながら眠りにつく。
8時30分起床。
『地方分権』について検索エンジンで検索する。
朝ご飯は、時鮭と筋子。白菜の味噌汁。
これから郵便局へ印紙を買いにいきながら散歩。
1999/12/26 (日) ▲ ▼
【なにもない日曜日】
年明け早々に予定している講演用のプレゼンピッチの準備を始める。
「豆源」の「塩おかき」を食べながら。
いっぷくに、同じく「豆源」の「むかし栗」(和風マロングラッセ 渋皮付!)を食べる。
やっぱり、こういうものには掛川のお茶が美味しい。
『破産しない国イタリア:内田洋子 平凡社新書』を読み始める。
イタリアは、相変わらずの「とんでも国」のようでである。その昔、えのきどいちろう氏がDIMEにて展開し、国際問題にもなった、世界一バカな国はどこかの堂々第一を確保したのは伊達ではないのだ。
愛すべきラテンである。イタリア大好き!
晩酌はおでんで「ひれ酒」をいただく。
便利な世の中で、お燗機能付のひれ酒の缶が売られているのでした。
近くの酒屋で180mlで422円也。
『破綻と再生 自治体財政をどうするか:五十嵐敬喜+立法学ゼミ 日本評論社』を読み始める。
お気づきの通り、僕の読書のやり方は、複数同時進行型なのです。
【七味五悦三会(3)】
七味のその五
新潟は魚沼産の「はざかけ米」
この米は、噂には聞いていたのですが、実際に食してみると、噂にたがわずしっかりした米の味に驚かされます。難点は、その値段の高さでしょう。現時点で、僕はこの米を浦和の伊勢丹の食品売り場で購入していますが、5kgで4500円也もします。
まあ、米が美味しい分、おかずに凝らなくてもよいという利点があるといえばあるのですが、この米に馴染むおかずといえば、それは当然に新潟の海の幸が中心となりますが、筋子やたらこの粕漬けとなると、とても毎日の朝食とできるような金額ではなくなります。我が家のエンゲル係数は一挙にあがってしまいました。
また、僕は、この米に出会ってから、魚の一夜干しや時鮭を良く食べるようになりました。僕は基本的に肉食人間なのですが、現在はやたら魚に詳しくなってしまっています。
という訳で、七味のその六は、
「能登のさかな屋みさおばちゃんの店(有限会社 酒井商事)の魚の一夜干し」
当然にオンラインで購入しています。
そして、七味のその七は、
中津川の「串かつの店の串かつ」 1999/11/11【串かつ】 11/12【串かつの続き】に登場
次点は、飯田の「屋台ラーメン」と「ジンギスカン」ですね。
『五悦三会』については、この店主戯言に、それこそ僕が毎日書きつづけているように、僕の出会いには何の無駄もありません。今年出会えた、全ての方々との全ての出会いに感謝したいと思います。
当桃知商店は、営業活動といえるものは、このHPが全てでありますが、このHPを立ち上げて、まだ1年9ヶ月足らず、ネットを始点とした皆様との出会いの輪が、それこそ、この一年間で、とても大きく広がることが出来ましたし、これもインターネット故に可能になったものだと実感しています。
江戸時代には、それこそ『五悦三会』でも間に合うような、時間の流れ、情報量だったのかもしれませんが、現在のような、インターネットが物理的な障害を超えて人と人とを結ぶことが可能となる時代には、『五悦三会』では、それはあまりにも足りないものなのだと思います。インターネットは、言わば『毎悦毎会』なのです。
ですから、今年で会えた全ての皆様に、改めてお礼を言わなくてはなりません。
「ありがとうございました」m(__)m
1999/12/25 (土) ▲ ▼
【七味五悦三会(2)】
七味のその三
藤沢市辻堂東海岸の「とんかつ大関」
藤沢市辻堂にはちょくちょくお伺いしているのですが、そこは、僕の味覚とは最も離れた味覚を持つ地域なのです。なんていいますか、全てが「あっさり」しすぎているのですね。
そんな中で、この「とんかつ大関」には馴染みました。
量が多い、美味しい、リーズナブルと三拍子揃っている上に、レジの前に居るオヤジさんがいいを味出しています。自家製のドレッシングが自慢らしく、山ほど盛られたキャベツに、それをかけろと促してくれます。その上、このドレッシングに醤油やソースをかけると、もっとうまいと教えてくれました。
なるほど美味しい店であり、とにかく腹いっぱいになる店なのでした。
七味のその四
苫小牧から送ってもらった毛蟹で作った「かに鍋」 1999/12/10 【かに】に登場。
毛蟹を鍋にしたのは、とにかく初めての行為なのでしたが、牛乳をいれたのがポイント高かったです。
自画自賛。
【七味五悦三会】
晦日の正しい過ごし方としては、「七味五悦三会」がお勧めです。
これは、今から三年ほど前だったかしら、雑誌のSPA!に、鴻上尚史が、江戸研究家の杉浦日向子から教わったとして、紹介していましたが、今年もまたネタが無いようで同じ雑誌で同じことやっています。(笑)
その昔、江戸っ子は、「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」を考えながら年を越したそうです。
すなわち、七つの今年初めて食べた美味しい物、五つの楽しかったこと、三人の初めてであった素敵な人を、除夜の鐘を聞きながら、あんなこともあったね、ああ、あんなものも食った、そういや、あれは楽しかったな、あの人のおかげで今年は助かったな。。。などと今年一年を振り返り(中島みゆきの「時代」の1年間版みたいですね)、わたしの人生もまんざらすてたもんじゃないではないかと、自ら喜び会うという、なんとも内向的な楽しみなのですが、まあ、この「店主 戯言」にはぴったりの題材でありますので、暮れに難しい話をするのも野暮でしょうから、暫くは このネタで遊びましょう。
それから、僕の関与先の皆さん(特に社長さん)には、これは宿題にしましょうか。(笑)
自社のイントラの掲示板で、自分の「七味五悦三会」を発表してみてください。
期限は、当然に今年一杯ですね。
楽しみにしています。
というところで、まずは僕の七味のその第1回。
まずは、神戸は、「しゃとらん」のはりはり鍋 1999/06/30【はりはり鍋】に登場。
そして、飯田「駱駝屋」の生ホルモンと塩ホルモン。1999/07/30【ホルモン&寄席文字with JAZZ】に登場。
この二つは、もう一生忘れられない味です。
ちなみに、検索エンジンLycosで、「はりはり鍋」そして、「おたぐり」、で検索すると、僕の「店主戯言」がひっかかります。(笑) 偉いぞ!Lycos
ということで、続きは次回。
1999/12/24 (金) ▲ ▼
【メリー・クリスマス】
特別講座に、建設CALS/ECの推進について(総論)を書いてみました。
これは、もとネタがあって、それは、経団連の電子商取引推進についての意見書なのですが、こんなのを書いていると、既存の公共事業システムは、デジタル革命を乗り越えて存在しつづけるのではないかと思えてくるところがあって、まあ、建設CALS/ECもしんどいところにいるなぁと、再確認したりするのでした。
建設CALS/ECのような、本来行政改革を目的とした取組みが、既得権の存続目的に機能し始めると、これは、厄介なことになる。
建設CALS/ECは、デジタル革命進行現象として本来存在するものなだが、別に日本の未来は、米国流の経済システムで生きる必要は無いという価値判断がどこかで可能となると、これは建設CALS/ECなんてどうでも良い存在になってしまうのでした。
日本の公共事業システムは、5ヵ年計画なんていうのもあり、他の自由主義経済国に見られないほど、もっとはっきりいえば、ロシアなんかよりも計画経済的なので、本来、米国流の経済システムなんかとは、極めて対極にあるのです。それが世界ではじめて建設CALS/ECを提唱するとは、日本中の建設会社が面食らっているのはあたりまえだのクラッカー(僕も古い。。。(^^ゞ)
ですから、これが、自治体レベルでの話になると、もっとややこしいのですね。
ということで、僕は、今朝は早起きして、岐阜県美濃加茂市までお出かけです。
岐阜県は日本で始めて自治体レベルでの建設CALS/ECへの取組みを正式に表明した県ですが、なぜに自治体が建設CALS/ECを行う必要があるのかを、国が行う建設CALS/ECレベルよりも、もっと具体的に、もっと身近に、地場の建設企業の皆さんに理解していただく必要があるのですね。
今日の僕の仕事はそんなところです。
では、みなさん、本日ぐらいは心穏やかに過ごせますように。メリー・クリスマス。
1999/12/23 (木) ▲ ▼
【お正月休は本を読もう】
昨日も書きましたが、お正月は本を読みませんか。
昨日紹介の4冊はダントツのお勧めではありますが、全て経済書ということで拒否反応を示される方もおられますかね。昨日紹介した「分配の経済学」と、「不平等の再検討」に、「日本経済格差」(橘木俊詔著 岩波新書)を加えると、1999年不平等経済学本三兄弟揃い踏みとなります。三兄弟の年であった1999年にはふさわしい組み合わせかと思うのです。(笑)
特に、アマルティア・セン教授(ケンブリッジの先生)は、1998年ノーベル経済学賞受賞のインド人です。書評や噂だけは、情報として入ってきていたのですが、なかなか時間が取れなくて、読もうという気になれないものでしたので、この期にやっつけてしまおうという魂胆なのです。(笑)
僕の来年のテーマは「自治体CALS」と自分で決めていますが、自治体CALSを語るときには、これぐらいはおさえていないと、皆さんに失礼でしょうから。
【こもの】
最近手に入れた「こもの」を紹介します。
「サーチPDF Mini」v1.0
これはね、Acrobat文書の文字列検索プラグインで、フリーソフトです。
マニュアルなど厚手のものがPDFで配布されていますが、使ってみると意外と便利ですよ。
Acrobat 4.0用
■Xelo Website
http://www.xelo.co.jp/XELO/start.html
「MemTurbo」
これはですね、システムメモリ・ページングファイル・仮想メモリの最適化を行うものです。
シェアウエアっていうかパッケージ版もあるようですが、オンラインだと2800円です。
僕はベクターのコンビニ決済で購入しましたので、税、手数料込みで3045円でした。
これは、メモリリーク対策に使っています。万能ではありませんが、かなりの確立でメモリリークを解消してくれます。
■住友金属システム開発(株)
http://www.smisoft.ssd.co.jp/index.html
1999/12/22 (水) ▲ ▼
【Give Thanks Mr.Ieiri】
日経BP社の建設関連サイトKEN-Plazの最新コンテンツ「建設CALS/ECウォッチャー」のCALS特選リンク集で「推奨」枠でリンクしてもらっちゃったので、自慢しながら、御礼。(笑)
【牛模様】
新しいPCを購入しようと思って、Gateway Countryのサイトへ行って思い出した。
先月、新潟へいった時に、全身、例のホルスタイン柄をまとったタクシーが走っていた。それも、きちんとGateweyのロゴ入り。
ナカムラの佐藤さんによると、仙台にも生息しているらしいのですが、その他のGateway Countryがある地域にも生息しているのでしょうか?
【インターネットで本を頼む】
BOOK CLUB 本屋さんへ本を注文。
なぜ↑を選んだかというと、今会員になると、実質1000円引きで本が購入できるからです。(^^ゞ
ただし、このサイトは非常に使いづらいです。丸善に比べるとかなり使いずらいという印象でした。
今回依頼した本は、
・分配の経済学 石川経夫
・不平等の再検討 アマルティア・セン
・デジタルエコノミー 米国商務省
・デジタルエコノミーU 米国商務省
以上である。
どれらも、経済書の中ではベストセラーなので、まあ、無いということはないだろうが、どの程度の所要期間で届くことができるのか。。。まったく未知数な本屋なのでありました。
僕は、年末年始は、これらと一緒に過ごす予定なのです。
【(^_^)/~ Mr.ノック】
大阪府知事の一連の不埒な言動に言及する気はさらさらないのですが、TVで見られた一連の彼の顔は、権力者のそれでありました。
自治体の首長は、選出方法が大統領方式故に、これは人為的且つ合法的に権力者をつくりだす作業に他ならないのですが、故に、求められるものは、対象者の人間としての資質そのものなのでしょう。
ある日突然に手に入った権力。そして、その権力にもてあまされた人間。そんなことを思った事件でした。
1999/12/21 (火) ▲ ▼
【新宿中村屋のインドカリー】
午前中、新宿御苑前で取材。
ビーイング社の「カリテス」というシステムの説明を受けたが、これは実行予算・原価管理システムとしては、極めて現場側の視点で作られており、その点ではとても面白いものだと感じたし、結構使えるのではないだろうかと感じた。問題は、これはもう価格の高さですね。一人一台のPC時代に、各々のパソコンに実装可能な価格を提案できないときついだろう、とかなんとか話してくる。まあ、余計なお世話かもしれないが。(笑)
新宿に出たついでなので、東口に出て、中村屋でランチタイム。
当然にインドカリーを食べたけれど、限定で「白目米」バージョンがあったので、これを頼む。通常1300円が、この白目米は100円高い1400円。
では、この「白目米」という効き慣れない米とは何かというと、以下の通りである。
(以下、同社のレジカウンタにあった説明書より)
『 中村屋のインドカリーは昭和2年喫茶部を開設する際インド独立の志士ラス・ビハリ・ボーズ(娘婿)の勧めで創業者・相馬愛蔵が開発した商品です。
白目米は江戸時代武州幸手(埼玉県幸手市)で栽培されて、大名や美食家の間で日本一の米といわれておりました。
相馬愛蔵はこの米に着目し、当時の米の中でソロめまいがカリーに最も合うことがわかると、さっそく幸手の農家の方々に契約栽培を依頼しました。
その後、白目米は昭和13年ごろまでインドカリーに用いておりましたが、第二次世界大戦で米穀統制が行われると、作付け量が少ない白目米は栽培されなくなり幻の米となってしまいました。
中村屋のインドカリーは現在、福島県の契約農家で放し飼いをした特別飼育鶏、淡路・丹後の専用農場で低農薬・有機栽培した玉葱、天然塩を使用しておりますが、インドカリー誕生70周年を記念誌戦前の味再現を計画。平成8年、茨城県つくば市の農業生物資源研究所から、この米の種もみを譲り受けることができ、昨秋、幻の米となっていた白目米を半世紀ぶりで復活させました。
白目米の特徴は小粒で、炊き上がりがべとつかず、カリーソースをかけると綺麗に平均して浸透し、一粒一粒に良く絡まります。今秋収穫した白目米で、インドカリーをぜひご賞味くださいませ。』
確かに、食してみると、べとつかない不思議な米ではあり、戦前の中村屋のカリーを、雰囲気だけでも体験できたことはよかったと思う。しかし、僕はどちらかというと、しっとり感のある、コシヒカリのような米に、少量のカレーを掛けて食べるの方が好きなので、通常バージョンの方がよかったかと、後で後悔したのでした。
1999/12/20 (月) ▲ ▼
【デジタル窓際族は立ち去れ!、間違いだらけのe組織】
標題はBizTechNews!の記事から。
まあ、いつも言われていることなのだけれども、情報化における基本的な問題点の把握としてご覧ください。
いつまでも(2年も3年も前から、こんな記事ばっかりなのです)、こんな話が、日経ビジネス誌の主要記事だっていうことが、まあ、問題といえば問題なのですね。
【行政というもの】
IGK一周年記念講演&シンポジウムの資料が掲示されていますのでご覧いただければと思います。
牟田さんのこぼれ話も面白い。
URL http://www.igk.gr.jp/1_year/
要は、モラルハザードの話なのである。
つまり、【予算というもの】(↓)で指摘を受けている通り、「Being Digital」は、この国の行政システム、官僚制の限界を浮き彫りにしようとしているのだが、実は、バーチャル政府を標榜し、旗を振っている張本人の皆様が、一番たちの悪いオブストラクションだという笑い話なのである。
【予算というもの】
「新聞を疑え」と自ら自己否定している産経新聞の経済ニュース(Excite)から「企業は評価、官僚に非難 米識者、日本経済の変化に注目」。
米国からなんだかんだ言われるのも、なんかしゃくなのだが、その通りだから仕方がないというところで、本日の店主戯言に登場。
つまり、以下の指摘はもっともだよね、ということである。
金融システム改革にともなう「ケイレツ」を超えた銀行合併や外国企業の日本企業買収など「企業分野は激変している」と評価される一方、「大蔵省をはじめ官僚機構には全く変化が見られない」と指摘、行政改革が今後の経済回復のカギを握るとみている。
というところで、
『大蔵、自治両省は17日、2000年度地方財政対策の骨格を固めた。景気対策との絡みで焦点だった公共投資は、地方単独事業を1999年度の地方財政計画額(19兆3000億円)より5000億円程度減額する。税収不足で事業の実績が最近、落ち込んでいることを考慮した。国庫補助事業も今年度比2.3%減の9兆9000億円を見込み、地方の一般歳出は98年度以来、2年ぶりに減少に転じる。18日に宮沢喜一蔵相と保利耕輔自治相が折衝し、最終決着させる。』(時事通信社 from Excite)
『2000年度の地方財政対策が19日未明、保利耕輔自治相と宮沢喜一蔵相との折衝で決まった。地方一般歳出は、前年度比0.9%減の74兆100億円に削減し、2年ぶりの緊縮型。しかし、借金返済に充てる公債費が8000億円増えるため、地方財政計画の規模は0.5%増の88兆9600億円となる。財源不足を借金で穴埋めする方式が今回も踏襲され、地方の借金総額は8兆円増え、過去最高の187兆円に膨らむ。』(時事通信社 from Excite)
なのである。行き詰まりは目に見えてきた感がありますね。
1999/12/19 (日) ▲ ▼
【某社の社内報用原稿の草書】
昨年は、「デジタル革命」が進行している現象を事実として実感できる出来事が目白押しでした。例えば、法律の分野では、住民登録事務などの効率化とサービス向上を目指す、「住民基本台帳番号制度」や、行政の自宅や会社のパソコンから登記情報を入手できるように制度を改める「電気通信回線による登記情報の提供法」の成立が代表的なものです。そして、皆さんが直面している「建設CALS/EC」も公共事業が直面している「デジタル革命」が生みだそうとしている、ひとつの現象であるということができます。
時代は、確実に、「Being Digital」に微笑んでいます。私たちの身の回りでもバーチャル(仮想)な世界がどんどん膨らんできています。例えば、私自身、自宅や出張先のホテルの部屋に居ながら、目の前のパソコンが、魚屋になってみたり、書店になってみたり、パソコンショップになってみたり、御社の掲示版や会議室になったりしています。そして、本当に近い将来、皆さんのパソコンは、市役所の窓口になったり、選挙の投票場になったり、病院の受付にもなる日が来ます。それは、パソコンばかりでなく、TVゲーム機や郵便局や銀行のキャッシュ・デスペンサーがその役目を果たしているかもしれません。
「Being Digital」は、皆さんの仕事のスタイルも大きく変革させることでしょう。多くの職業は極めてテレワーク的な仕事のスタイルを取る可能性が大きいといえます。テレワークとは、場所や時間に制約されずに、極めて自律的に仕事を進めるワークスタイルとして特徴的なのですが、建設業における現場の存在は、もともとテレワークとは相性の良い組織体制や仕事のスタイルを構築しています。現場の情報化の推進は、今後、皆さんの仕事が、極めてテレワーク実践の場であることを、皆さん自身に実感させてくれることでしょうし、それは、紛れも無く、皆さんが「デジタル革命」を乗り切る情報スキルを身に付けられた証としての実感となるはずです。
「デジタル革命」は、パラダイムシフトを役割とするその性質どおり、確実に、法律、政治、経済、教育等という、いわゆる社会や文化を根底から変革させています。そして、それは2000年を迎えて、一層スピードを増していくことになるでしょう。しかし、人間は、そのような革新的な時代変革の波に対しては、あまりにも無力かもしれません。じっとしていたら、ただ時代の波に飲み込まれ、溺れるだけかもしれません。
でも、自らがインターネットを使い、情報を取得し、情報を加工し、情報を発信しようとする限り、「Being Digital」は、時代の波を乗り切る、最良のボードを皆さんに提供しつづけます。今、皆さんの手元にあるパソコンや、イントラネットのシステムは、「デジタル革命」の波を乗り切る道具としてボードなのです。
後は「ビッグ・ウェンズデイ」を楽しもうではありませんか。お楽しみはこれからなのです。
ねえ、こんなんでいい?
【おじやの翌日】
あっというまに一週間が過ぎた。あと2週間で、新しい年がやってこようとしている。
皆さん忙しそうなのだが、皆さんが年末のばたばたで忙しい分、僕は年末は比較的時間が取れるのでした。
昨日は、寒空の下、わざわざ蕨くんだりまでおいでいただいて、第2回おじやうどん友の会を開催できましたこと、参加者の皆様には深く感謝申し上げる次第です。
会の趣旨は、おじやうどんを食べること、そして、あくまでも、本当についでに、建設CALS/ECを語ること、というものでしたが、参加された皆さん、おじやうどんは如何でしたでしょうか。
今回参加できなかった皆様のために、「おじやうどんの食べ方」を掲示しました。
まあ、このようなものなのです。(^^ゞ
昨日は、ちょっと飲みすぎ。
今日はこれから、関与先さんから依頼されている社内報の原稿書きをしなくてはなりません。
1999/12/18 (土) ▲ ▼
【まあ、嬉しい (^^ゞ】
例の「21世紀を生抜く建設企業」のWebプレゼンは、ネスケじゃ見えないとか、まあ、散々の報告ばかりだったので、こういうメールは心底嬉しいのだわ。(^○^)
石田様、ありがとうございました。m(__)m
桃知商店のホームページを拝見しました。
12/8にアップされました特別講座のページ。感激のあまり思わず奇声を発してしまい、周りのひんしゅくをかいましたが。
PowerPointってすごいことできるんですね。
このノウハウ、是非使わせていただきます。
11/24のセミナーをビデオで見たのですが、スクリーンの文字が不鮮明でしたが、これで解消です。
さらに、コメントがうれしいです。
これで、十分通信教育の教材に仕上がっています。
感動しっぱなしの一日でした。
【60000】
60000HITゲッター判明。。。。(笑)
早くメールを送ってよこしなさい。(笑)
昨日は午後から三田の某ソフトウェアメーカーさんへお出かけして、関与先業務兼デジケン用取材。
終了後、そのまま、浦和の伊勢丹までいって寿司清で家族と晩飯にする。
ついでなので、時計の修理コーナーへ行って、愛用のエベルの分解掃除をお願いする。
最近少し進み気味で、そろそろメンテナンスしないと、と思っていたところだったので、思い切って出すことにした。
エベルのクロノグラフの分解清掃の基本料金は60000円。。。ひぇえ〜。。。とぶっ飛ぶも致し方なし。
バブルの後遺症がまだ残っているわなと自責。(T_T)
その後、帰宅も、食べ過ぎと、飲みすぎがたたって爆睡。
目覚めたら、18日だったので、取り急ぎこの店主戯言を書く。
今日は、夕方、おぢやうどん友の会である。
遠方からおいでの皆さん、お気をつけて。
1999/12/17 (金) ▲ ▼
【ぼんやりとした不安】
こういう時期にしか出来ないので、このホームページをあれこれお手入れしている。
ラベルへのリンクが効かないところを多数発見。
特に店主戯言特別編のメニューからのリンクがだめ。原因不明です。
右肩は相変わらずだめ。それでピップエレキバンを肩に沢山貼る。
ついでに腰とか足とかにも沢山貼る。
故に磁気男と化している。。。一挙に血行が良くなったようで体中がぽかぽかしている。(笑)
トイレの中で読んだ、SPA!12/22号の鴻上尚史の連載「ドン・キホーテのピアス」『ネガティブな方向に揺らいだ「日常」の中で』には面白い指摘があるのでその話を。
曰く、
うんざりとした日常を、もう一度、捉え直し、再生したいからこそ、人は、非日常を楽しむものだと、先週、書きました。
が、確固たる存在だと思っていた「日常(リアリティー)」が揺らいでしまった結果、人は、「非日常(フィクション)を楽しむ余裕をなくしているのでは、僕は今そう思っています。
さらには、以下のように続けます。
が、現代は、ネガティブな意味で「日常(リアリティ)」が揺れつづけています。
不安になった現在、人がすがりついている”価値”は、たぶん、みんなよく知っているモノたちです。
小林よしのり氏は、『戦争論』で、「公=国家」という価値を提出しました。歴史的に言えば再提出です。そして、吉本隆明氏は、『私の「戦争論」で、「個人の実感」という価値を、これまた、再提出しました。
(中略)
これらの価値は、ぶっちゃけて言ってしまえば、「再提出」です。「日常(リアリティ)」が揺らいだ結果、ここまでは揺らがないだろうと思われている"価値”を押入れの奥深くから出してきたものです。 、
なるほど、鴻上氏の以上の指摘は、暫くのあいだ死語に近い存在だったアノミー理論を復活させるには、十分な観察眼でしょう。つまり、彼の言う『ネガティブな意味での「日常(リアリティ)」の揺れ』とは、つまは、デ・グレーシアの言う「ぼんやりとした不安(アノミー)」であり、それは、社会全体(国家?)としては、統一された価値観を失った人間集団の不安定性故の、個人レベルでは、「分離ー不安」に起因する、自分の持つ価値観では、この社会には自分の居場所がなくなってしまうのではないか、自分の存在を認めてくれるものがいないのではないかという、「ぼんやりとした不安」のなのだと考えます。
それは、今までこの国が立脚していた、経済は発展しつづける、年功序列の雇用システムは維持される、つまり給料は上がりつづける、先送りしておけばなんとかなる、といった種類の「甘えと信頼」のシステムの崩壊とも言えるものかもしれません。
問題は、そこから人間を救える方法、その答えがなんだかよくわからないことです。
デ・グレーシアは、神学者の指摘を正しいものとして受け入れることを提言していたと思いますが(なにぶん、デ・グレーシアの本を読んだのが20年も前のことなので記憶があやふや・・・m(__)m)、それはある意味正しい選択なのかもしれません。
「ぼんやりした不安」、それ故に、宗教はいつの世の中にも存在しつづけているのだろうと思います。
宗教は、「ぼんやりとした不安」に対する、誠に手っ取り早い問題解決方法なのだといえるのでしょう。
だからといって、今、この国で話題の変な宗教(似非宗教)が良いものだとは僕には思えないですね。
ただし、あれが変だという指摘は、「お金」という「日常(リアリティ)」で、「似非宗教」という「非日常(フィクション)」を買うという行為に対するもの、若しくは、本来、「非日常(フィクション)」として存在する「似非宗教」が、「日常(リアリティ)」化しながら、我々の世界に存在していることに対する嫌悪感程度なのかもしれません。
極めて似非的な宗教が存在しえるような、この国の現在の社会システムを考えるには、アノミー論はあまりにも好都合すぎるのかもしれません。
つまり「ぼんやりした不安」は、常に「心の拠所」を求めようと行動します。自分の存在を認めてくれて、自分の不安を解消してくれる、指導者(心の拠所)を求めようとします。
それは、個人レベルでは、自分は何を信じて生きているのか。それは信じたり得るものなのかということなのですが、翻って、僕の信心は常に「科学」に対してです。それは「科学する心」に対して、とでもいってもよいかもしれません。
なぜなら、僕自身「ぼんやりした不安」が、いつでも自分自身の中に居ることには、づっと気づいているからです。
たぶん、皆さんがそうであるようにです。
「ぼんやりした不安」がアキュート・アノミーとなって、個人レベルで自殺や無意味な殺人に代表されるような行為に質的に変化する場合のトリガーを語るすべを僕は持ちませんが、アノミーが社会に対して起こし得る結果としての「ファシズム」や「全体主義」が過去の歴史の中にあったことは常に忘れてはならないものだと思います。つまり、人が人を支配することの容認、若しくは「憧れ」の存在です。
故に、ドラッカーはマネジメントを科学足りえるものとしようとしてきました。彼のマネジメント論は企業経営に向けられたものというより、国家、病院、教会等、全ての組織に向けられたものであることを理解しなくてはなりません。
科学としてのマネジメント、それは人が人を支配することからの開放への志向に他なりません。
マネジメントが科学足りえるために、経営学が存在し、TQCやISOやPMや、それこそCALSのようなマネジメント技術が存在していることを忘れてはならないでしょう。
それは、すべからず、何故私は経営者足りえるのかという自問への答えとして存在するものだと思います。
1999/12/16 (木) ▲ ▼
【体調がどうもよくない】
どうやら風邪をひいてしまったらしく、体調不良。
そのせいかどうかはわからないのですが、右肩から首が痛くてキーボードを打つのもしんどい状況です。
60000ゲッターが現れませんね。(T_T)
このままでは越乃寒梅は私の胃袋に納まってしまうだけです。
Being Digitalな世界は自ら手を上げないと貴殿の存在自体が僕には解らないのです。
自主申告してくださいね。
それから、
北沢さんりんごありがとうございました。
児山さんワインありがとうございました。
【原価管理システム(パッケージ)に関する資料を集めています】
なぜか今ごろ原価管理についての資料を集めています。
たまたまデジケン編集部から「中小建設会社向けのデジタル原価管理入門」なる記事の依頼を受けたのと、今現在、関与先の基幹系システムをあれこれ考えていたというのが一緒になってしまいまして、ここいらで基幹系→原価管理システムについての自分の考えをまとめておこうと考えました。
という訳で、早速検索エンジンをフル活用状態で、建設業向け原価管理システムに関する情報を収集し、資料請求作業を行っていました。
が、もれもあるでしょうから、この頁をお読みいただいているベンダーさんで開発、販売されている建設業向けの原価管理システム等があれば、そのその資料等をご提供いただければ幸いです。
東京近辺であれば、取材にお伺いさせていただきたいとも思いますので宜しくお願いします。m(__)m
ところで、この各社に対する資料請求作業では、各社ホームページから「問い合わせ」のリンクを開いては、要求される項目を記載して送信すると言う単純ルーチン作業を強いられるのですが、あの問い合わせフォームというのも考えてみれば面倒なものですね。
それで、凄いところを見つけてしまいました。
フォームに入力し「メッセージを送信する」のボタンを押すと、入力内容をご確認ください
確認後、下記の「送信」ボタンを押してください。
修正がある場合には、下記の「修正」ボタンを押してください
と表示されるのですが、しかし、この画面のどこを探しても「送信」ボタンがないのです。あるのは「修正」だけなのです。ですから、この問い合わせフォームからは問い合わせを送ることは絶対に不可能なのです。
さて、このDONズマリ的問い合わせシステムを持つ企業はどこかというと、やっぱり「東芝系の会社」さんだよ〜んとだけ書いておきましょうか。。。。(^○^)
1999/12/15 (水) ▲ ▼
【京都とラーメンとデジタル革命】
暫くぶりで、池袋西口へでかけ、天下一品ラーメンを食べる。
関東の天一は麺がちじれているので、僕には今一納得がいかなのですが、まあ、美味しくはいただいてきました。
天一は京都を発祥の地とするチエーン店ですが、肝心のスープも(その薄め方と加えるスパイスによって)味は見事に違いますし、麺も違う、その上ラーメン以外のメニューは各店ばらばら、卵が食べ放題というところもあれば、有料のところもあるという、品質とサービスの均一さは一切保証されないという誠に変なチエーン店なのですが、まあ、それがまた天一ファンが各店を食べ比べてみて薀蓄を語るという、屈折した喜びを楽しんでいる所以でもあります。(笑)
この天一の本部のある京都というところは、現在のラーメン文化では間違いなく日本で一番混沌とした場所であり、それゆえに美味しい店も多いと感じています。つまり、西と東の食文化の融合の地なのだと思います。
それは、味覚文化的には西のとんこつ(天一はとんこつではありません、チキンですが)、東の醤油の侵攻を受けたという形なのでしょうが、それを見事に融合させ、自ら新しい嗜好の発祥地となろうとしていることは、京都の方々のしたたかさを見ると同時に、これからの社会を考えていく上では極めて暗示的なのだと感じています。
つまり、われわれは今、極めて米国主体の経済システム変革活動である「デジタル革命」の洗礼を受けています。つまり、極めて受動的にのみ(それは戦後一貫したこの国の姿勢ではありましたが・・・)自らの文化を変化させつづけられた歴史の総仕上げをさせられようとしているのだと感じます。
繰り返しになりますが、この国で起こっている「デジタル革命」は極めて受動的なのです。
受動的である限り、我々はこの革命の中では決して成功者としては存在し得ないのだといえるでしょう。
さらには、Being Digitalのもつ極めて「前例が無い」という特質から、生き残れるのはせいぜい2番手まで、3番手以下の生存確率はきわめて低いという仮説を鵜呑みにするなら、現在の潮流の中で、この国が自由主義経済圏でナンバー2の地位をキープすることは極めて困難であることも、そしてその結果来るべき情報社会で後進国のレッテルを貼られる可能性のあることも予想できることです。
故に、我々が生き残ろうとするときに欲しい視点とは、我々が創出者である必要性です。
建設CALS/ECは、世界で最初に建設省(わが国)が提唱した政策です。
つまり、21世紀初頭を代表する日本の発明品になるはずのものなのです。
それにしては。。。。なのですね。(T_T)
唯一いえることは、建設CALS/ECは政策ですから失敗するかもしれません。
でも「デジタル革命」には失敗はないのです。
建設CALS/ECが失敗することの意味は、この国の建設業界が情報社会の中では極めて肩身の狭い思いをしなくてはならないということです。
【勇気付けられます】
苫小牧からメールをいただきました。こういうメールには勇気付けられます。
ありがとうございます。m(__)m
―以下抜粋―
11月24日に行われた苫小牧での建設CALSの講演会は、期待通りとてもよかったです。 何度も講演会に参加していますが、有名人以外(失礼)のそれであれほど惹きこまれたことは記憶にありません。(普通は30分くらいで居眠りを始めます。)とても楽しく拝聴いたしました。
お蔭様で私ももえて、パソコンに狂ってしまうようになりました。
メールもよく出せるようになったものですから遅れ馳せながらこうして感想を送っている次第です。
さて、12月という月は、皆さんが情報化以外の部分で忙しい分、僕は比較的ゆっくり出来ます。
今朝は、インターネットで購入した鯵の開きで遅い朝食を食べ、これから溜まっている仕事をしていきます。
僕は(↑)の購入代金を、一昨日藤沢の関与先様へ行く途中、コンビニ(スリーエフ)で決済してきたのですが、昨日銀行出身の某社の重役様とそのような話をしたら、時代の推移の早さには驚かれていたようです。
昔ながらの銀行の優位性はどんどん霞んでいってしまっているのです。
昨日も書きましたが、時代は確実にBeeing Digitalに加速度を高めていくことでしょう。
バーチャル(仮想)の世界がどんどん実現していきます。
今現在、僕自身においては、自宅やホテルの部屋に居ながら、目の前のパソコンが、魚屋になってみたり、米屋になってみたり、パソコンショップになってみたり、関与先の会議室になったりしています。
本当に近い将来、僕のパソコンは、市役所の窓口になったり、投票場になったり、病院の受付にもなるのでしょう。
仕事のスタイルも大きく変わってくるのかもしれません。多くの職業は極めてSOHO的な在宅勤務が可能ものとなる可能性は大きいでしょう。そうなると、大嫌いな京浜東北線や埼京線の通勤ラッシュも少しは緩和されるのかもしれません。つまり移動にかかる二酸化炭素の発生量をかなり抑える結果となるのかもしれません。
それと、家(家族)の復活が、バーチャルな世界では起こってくるようにも思えます。
そして自分の住む街への愛着も大きくなってくるように思えるのです。
つまり、SOHO的なビジネススタイルの実現は、自宅で過ごす時間が現在とは比較にならないほど多くなるのすから。
Being Digitalは、実は人間の絆の再発見の作業なのかもしれません。
1999/12/14 (火) ▲ ▼
【鱸さんからお手紙ついた】
A)オジヤウドン会への各位の参加表明動向、感謝! ・遠方からお出でになる方もいますね。 桃知さんの人徳? それとも、類は・・を呼ぶ? B)しょうもない話ですから・・ お気を悪くしないでね!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ *桃知さん、ホームページに記載された下記用語には 何か特別な意味がありますか? 「Beeing Dijitalな・・・」 ・もしかして・・ Being Digital ?? |
解答A)
実は、その後も申込者がありまして、また一覧を作成しまして、参加予定の皆さんにはお送りします。
少々お待ちくださいね。
解答B)
あいや〜、スペルが間違っていましたね。
デジタルでなくて、「でぢたる」だなこりゃ。。。。なまってるよ。^^;
でも面白いのでそのままとっておきましょう↓。
【教育の情報化だそうです】
本日の日経一面から。
「バーチャル・エージェンシー」(仮想行政庁)は十三日、行政の効率化と利用者の利用利便性向上に向けて
1・自動車保有手続きの簡素化
2・政府調達手続きの電子化
3・行政事務のペーパーレス化
4・教育の情報化
―を柱とした最終報告を首相に提出した。首相は「最終報告を施策に反映していくことが大切だ」と具体化を指示し、年内にも正式決定する方針だ。
・・・だそうです。
Beeing Dijitalな皆様にとっては、なにをいまさらの世界でしょうが、面白いのは「4・教育の情報化」の方針。
「二〇〇一年度までに小中高校の全ての教員にコンピューター操作を習熟させる」のだそうです。(笑)
生徒にでも教わるのでしょうか?
この国の教育を考える行政担当者は、イマジネーションが爆裂気味に不足しているようです。
1999/12/13 (月) ▲ ▼
【送信コスト】
セミナーなどでお預かりしているCALS度診断がようやく11月26日に預かったところまで到着しました。^^;
手始めに2件ほどFAXで送信してみましたがいかがでしょうか。
今回は、FAXでの送信が多く、それも遠距離通信で苫小牧までのFAX送信ということもあってKDDの001番を使用しています。
ログを見ると、A4判6枚を送信するのに、9600bpsで4分23秒、14400bpsで3分32秒程度かかっています。
ということは、6秒1円の001番だと、9600bpsで44円、14400bpsで34円ということになります。
これは安いのでしょうね。少なくとも郵送よりも確実に安いです。でも電子メールよりは確実に高コストですが。。。。(T_T)
メールでご依頼いただいたものについては、ほとんど2,3日中には処理できているのですが、FAXや郵送分となると、これは手間(作成→送信までの行程)が全然違うのです。
預かり分は年内には全て終了してしまう。。。。予定ですので、今暫くお待ちください。
昨日のお昼に多留屋さんへ行って、おじやうどんを食べながら18日の予約をしてきました。
おじやうどんは、ボリュームたっぷりですのでどうぞ参加者の皆さんは、お昼ご飯を控えめにして、十分にお腹を空かせておいでくださいね。
というところで、僕は今日は早起きして藤沢まで出張。一泊して明日も藤沢です。
1999/12/12 (日) ▲ ▼
【Bitは野田岩のうな重をつくれるか】
越ノ寒梅(「こしのさむうめ」ではない、「こしのかんばい」である)が6升ばかり届く。
1本を60000HIT用の景品に確保。後は自家消費用。。。。^^;
あ。。。おじやのときに1本持ち込むか。
桑山さんから「しくらめん」が届く。とてもきれい。Give Thanks!
昨日は、久しぶりに日本橋高島屋の特別食堂へ。野田岩のうなぎを食べる。
ここは、間違いなく日本で一番おいしい瓶ビールが飲めるところだ。
ビールの冷やし方が尋常でないのだが(つまり物凄く冷たいということ)、それが見事にうまいビールを演出し、これから出てくる料理への期待をいやがおうにも大きいものにしてくれている。
そして、物凄く熱い野田岩のうな重が出てくる。僕はここのうなぎはあいかわらずにうまいと思う。
特筆すべきは、うなぎそのももの柔らかさ、たれやご飯のうまみもさることながら、料理全体が見事に暖かいというよりは適度に熱いと感じる絶妙な温度にあるということである。
料理というものの「うまい」という概念の中には、この温度というものがとても重要なファクターとして存在しているように思う。冷たいものは冷たく、暖かいものは暖かく、人肌のものは人肌で。つまりは一番おしいし状態(温度)で食べればそれはうまいという明白な原理の履行である。
しかし、このあたりまえのような料理の温度管理が出来ていない店が意外に多いと感じるのは僕だけではないだろう。
温度管理。それは作る側の料理に対する想いと、食べる側に対してのもてなしの気持こその生業なのだろうが、そのような作る側の気持ちが、食べる側にも伝わるよな料理は、これは文句無くうまいのである。
時代はBeing Dijitalである。
でも、全ては決してBitとしては存在し得ないことは明白であろう。
うまい料理であったり、よい芸であったり、絵であったり、音楽であったり、詩であったり、小説であったり、確かに人間が人為的に創り出したものなのだが、その創り出した創作者から出されるなにかオーラのような何物か(僕はそれはSoulでありSpiritだと思う)は、常に時代を超えて存在し得るものなのだろうし、つまり、現在進行中のデジタル革命でさえ、Bitとして置き換えられないなにものかによって最終的には支配されているのだろう。
それは人が人の営みを通して感じる、せつなさや、よこびや、いとおしさや、驚きや、悲しみ、つまりは、自分以外の人の存在を感じ得る、若しくは、自分を他の誰かに感じてもらえるYOROKOBIなのだろうと僕は思う。
全ては人の人としての営みゆえにである。
だからこそ、僕たちは本物に出会う必要がある。本物を見る、本物に出会う。そういう出会いの機会を僕たちに与えてくれる入り口、Dijitalとはそういうものなのだろうと僕は思う。
1999/12/11 (土) ▲ ▼
【おぢやうどんを食べる会】
第二回おぢやうどんを食べる会の案内HPをつくりました。
現在参加者は9名を数えていますが、まだ受付中ですのでご興味のある方はご覧ください。
おぢやうどんは、戦後の管理経済化の中で、絶対的に量が不足したうどんに、ごはんを足すことによって量を増やし、たとえば50玉が100玉に利用することができるという創意工夫の産物です。
人にはどんなに窮地の状態でも「創意工夫」があります。
今回食べるおぢやうどんは、戦後のそれとは趣きを大いに異にしていますが、人の創意工夫の凄さを実感できる食物だと思うのです。
その創意工夫を感じながら、建設CALS/ECを肴に意見交換を行うという誠に高尚な会合なのです(ほんとかよ?)。まだまだ参加申し込み受付中です。
【福井の皆様へ】
2000年1月12日、福井へ仕事で行きます。もちろん1泊で行きますので、福井市近辺の方々とオフラインミーティグができたらと考えています。
僕を含めて2名から実施予定です。(笑)
ご興味のあるかたはメールで連絡をいただければ幸いです。
【いろんな視点で見てみること】
新潟の金井さんからのメール
金井@新潟です。
THE pinkhip WORLD通信 第52号 を読みました。
我々の関与先のほとんどは中小企業だから無視できない改正ですね。
さすが、桃知さんのアンテナは広い。
中小企業白書11年度版
http://www.sme.ne.jp/sesaku/examine/hakusyo/syo11.htm
でも述べてありますが、「経営革新と新規創業」がポイントです。
本来、国や大手から建設CALS云々言われなくても、ITとネットワークを
積極的に取り入れて能力アップする企業が出てこなくてはなりません。
そういう企業を元気付けるような情報発信を今後もお願いします。
追伸
日経情報ストラテジー1月号の「読者の主張」に載ってしまいました。
メールありがとうございました。
建設CALS/ECにしても、企業の情報化にしても、いろいろな視点からのアプローチがないと、その本質はなかなかつかみきれないものだと感じています。
【眠っちゃいけないのよと解っているのだけれどもね】
昨日は、建行協さんの懇親会におよばれ。
日経BPの家入氏とも久しぶり酒を飲んだ。。。
もっとも2日前に赤プリで打ち合わせしたばかりなのだけれどもね(笑)。
懇親会終了後、小関さん、小川さん、小栗さんという、バリバリの建行協メンバーと日本酒を飲みながら意見交換をする。
問題はここから、打ち合わせ終了後、皆さんと別れて品川駅から京浜東北線に乗る。
順調に行けば、1時間足らずで自宅のはずだったのだが、田町で席があいたので座れてしまったのが事のはじまり。
ほろ酔い加減でうとうととしながら、とにかく赤羽までは覚えているのだが、次に目覚めたのはなんと北浦和。
それも東京方面に向かって走っているではないか。
つまり、私は不覚にも爆睡したまま、蕨駅を乗り越し、そればかりか終点の大宮駅でも目が覚めず、そのまま眠りつづけて、予野を過ぎ北浦和で目が覚めたのでした。これたまにやるのですよ。特に日本酒を飲んだ後が危ない。でも、解っちゃいるけどやめられないのです。☆\(−−;)
それではと、浦和駅を乗り過ごし、取り急ぎ南浦和で降りてタクシーに乗ろうとしましたが、なんとタクシー乗り場は大行列。西口も東口も大行列なのです。まあ、こうなりゃあせっても仕方がないし、せっかく南浦和で降りたのも何かの縁と、東口に出ている屋台のラーメン屋でラーメン550円也を食う。(笑)
この屋台は、おいしいと言う話をきいていたのですが、まあそれなりにおいしいという感想です。お客さんは途切れることなくやってきます。繁盛点店でありました。
それから、また京浜東北線に乗って隣駅の蕨まで。自宅についたときは、ほとんど午前1時なり。(笑)
しかし、なにやってんでしょうね。
1999/12/10 (金) ▲ ▼
【かに】
苫小牧から毛蟹が届いた。
白川弘子ママ@プライド様ありがとうございます。m(__)m
蟹が小ぶりなこともあって、思い切って鍋にすることにした。
本日は、昼間から蟹鍋である。贅沢。。。^^;
最初は味噌汁のようにつくってみた。具は白菜と、大根と、きのこ類。それに毛蟹。
これはこれで美味しいのだが、毛蟹の味の濃さが前面に出てしまう結果になる。
それではと、まずは、このスープにバターをいれてみた。ラーメンの味噌バターの要領である。
これはとてもいい組み合わせだたようで、一挙に蟹くささが消え一挙にいける風味に変身した。
そこで調子に乗って牛乳も入れてみる。そしたら。。。。
これが、あなた、バカウマなのですよ(笑)。(^o^)丿
スープが異様に美味い。もちろん猫飯(ネコマンマ)にしても最高!の保証付きなのでした。
ということで、今日は私はお休み。。。。というか事務所にいるのでした。
夜は品川で建行協さんの忘年会におよばれ。
【中小企業基本法と建設CALS/EC】
「中小企業基本法等の一部を改正する法律」は、12月3日官報(号外第235号)により公布され、即日施行された。
*先ほどまで掲示されていた官報なのですが、掲示期限が切れてしまったようです。
以下のURLを参照してください。m(__)m
http://www.mmjp.or.jp/RMC-TOKYO-CHUO/smsmekaikaku.htm
中小企業基本法とは、その改訂条文第一条に「この法律は、中小企業に関する施策について、その基本理念、基本方針その他の基本となる事項を定めるとともに、国及び地方公共団体の責務等を明らかにすることにより、中小企業に関する施策を総合的に推進し、もって国民経済の健全な発展及び国民生活の向上を図ることを目的とすることとした。 」と明記されているように、わが国の中小企業施策に関する基本理念である。
そして、その基本理念とは以下の通りである。
(基本理念)
第三条 中小企業については、多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供し、個人がその能力を発揮しつつ事業を行う機会を提供することにより我が国の経済の基盤を形成しているものであり、特に、多数の中小企業者が創意工夫を生かして経営の向上を図るための事業活動を行うことを通じて、新たな産業を創出し、就業の機会を増大させ、市場における競争を促進し、地域における経済の活性化を促進する等我が国経済の活力の維持及び強化に果たすべき重要な使命を有するものであることにかんがみ、独立した中小企業者の自主的な努力が助長されることを旨とし、その経営の革新及び創業が促進され、その経営基盤が強化され、並びに経済的社会的環境の変化への適応が円滑化されることにより、その多様で活力ある成長発展が図られなければならない。
そして、中小企業者とは、改正された法律によれば、建設業の場合、「資本金3億円以下または従業員300人以下の会社、個人」のことである。
この中小企業の範囲定義で考えれば、わが国の建設産業を支える建設企業は、そのほとんどが「中小企業者」であることは、私が指摘するまでもないことだろう。
そこで、建設CALS/ECである。私は、最近の建設CALS/ECは強い閉塞感を感じているが、それは、単(ひとえ)に、建設CALS/ECには「中小企業者」への視点が欠如しているからだと感じている。さらには、現在取り組まれている、建設省、JACIC、土工協そして大手ベンダー、SIer主導型の建設CALS/ECの取組み体制の中では、中小建設企業向けの建設CALS/ECを語ることは無理なのではないかとも感じている。
その意味で、中小企業政策審議会最終答申
(URL http://www.sme.ne.jp/sesaku/news/news374-0.html)は、中小建設企業を対象とした建設CALS/ECの実現においては示唆的な内容である。特に施策の在り方における「W情報化の推進」の一文は、建設CALS/ECにおいてこそ求められる視点だと考える。
「中小企業基本法等の一部を改正する法律」が成立施行された現在、一日もはやく建設CALS/ECの視野に中小建設企業が入ることを望むが、繰り返すが、私の個人的意見としては、現在の建設CALS/ECの取組み体制においては、それには無理があるだろうと感じている。アクションプログラムの全面的な見直しも含めて建設CALS/ECは次なるステップを踏み出す時期にきているのだと思う。
1999/12/09 (木) ▲ ▼
【たべるお茶】
さっそくたべるお茶にトライ。商品名は「たべるチャ」掛川市の(株)山英さんの商品。
まずは製造元による薀蓄。
『緑茶にはビタミン・ミネラルが豊富』
緑茶にはビタミンA(カロチン)/B2/C/Eのビタミン郡やカルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛、フッ素、そしてカテキン、カフェイン、食物繊維、クロロフィルなどの数多くの成分が含まれています。
『飲むより食べるの”食茶”のすすめ』
この豊富な成分も、飲んだだけでは75%以上は茶ガラとして捨てられてしまいます。しかもビタミンA/Eや食物繊維、クロロフィルは全て茶ガラに残っています。しかし食べればこれら成分を無駄なく摂取でき、カロリーはほとんどなし!これが茶食のすすめです。
だそうです。。。
で、早速暖かいご飯にふりかけて食べてみました。。。。。
が、これは、紛れも無くお茶です。。。。。細かく粉砕されたお茶です。
故に、お茶の味がします。当然ですが。
ので、かつをのふりかけを緑茶の上からかけて食べてみました。
1日6g(茶さじ3杯)食べれば良いそうですが、いくら緑茶好きな私でも、ご飯にかけただけでは食べられないですね。。。。(T_T) 体に良いことは確実のようですが。。。
要食べ方工夫です。
【いまは熱海のあたり】
朝5時に起床して、お風呂に入り、6時ちょっと過ぎに家をでる。
6時14分だかそこいらの京浜東北線で東京駅へ。
7時10分発のこだま405号には楽勝で間に合ってしまったので、朝ご飯に崎陽軒のシュウマイ弁当でも買おうと思い、いつもの売店に行ったら、売店は休み。(T_T)
しかたなく、サンドイッチを購入。トマトとハム
朝ご飯を自座席で食べたあとは。行きの新幹線では爆睡。
9時には掛川駅着。戸塚さんと竹下さんがお迎え。
空気がとても暖かい。
午前中は営業所の設定を2件。
お昼には「麦とろ」をご馳走になる。
どうやら掛川近辺はとろろの産地らしく、駅に併設した土産物店でも「自然薯」が売られておりました。
午後は、午前中の続きで、現場2、営業所1の設定。
これらは、全て設定見本なので、後は、ご自分達でやっていただくという趣旨です。
そして現在は、掛川発16:49のこだま476号で帰る途中。
掛川のお土産には、なにやらおいしいものを沢山いただいてしまいました。m(__)m
中でも注目は、「食べるお茶」なのですが、これについては食べたら報告しますね。(^o^)丿
1999/12/08 (水) ▲ ▼
【Re:PDF版 21世紀を生抜く建設企業】
早速メールが届きました。
まずは小栗様より
「メルマガで、一個所タイプミスがありました。
>そこで、PDF版【1世紀を生抜く建設企業】を作成掲示しました。」
ぎゃはははは。。。。。すいません。m(__)m
1世紀ですね。これは凄い!ミレニアム。千年王国でありますね。☆\(--;)
続いて、○○様より
「*PDF化が完了したのは「今朝の5時」ですねぇ。 寝てませんね?
「不適合は、可能な限り短時間で是正する。絶え間ない KAiZEN !」
どっかのiSOやTQM関係者が言いそうなフレーズではありますが、 重要なことだと思います。 その意味でも・・・・ 桃知さん、
邪死苦へ「桃知さんの爪のあか」を謹呈下さい。」
ぎゃははは。。。。。ほとんど寝てません。(=_=)
今日は、午後から永田町の日経BP社へおでかけするだけなので、安心して寝ていたのですが、早朝よりお仕事系のLong Distanc Callがあり。。。。。起こされてしまいました。
【PDF版 21世紀を生抜く建設企業】
昨日、試験的に掲示しましたプレゼンテーションファイルは、ネットスケープユーザーの皆さんにとっては、開くことも出来ないとメールをいただきましたので、夜なべをして、ネットスケープで見えることは見えるようにつくり直したのですが、なんとファイルサイズが巨大化してしまい、仮サーバー(5MBしか容量がないのです。(T_T))に収まりませんでした。
そこで、PDF版【1世紀を生抜く建設企業】を作成掲示しました。
パワーポイントのノート印刷をしております。
ご興味のある方はダウンロードしてみてください。
それと、昨日掲示したファイルも一部修正して掲示しなおしています。
推奨動作環境は、IE4以上です。
どちらも特別講座目次からどうぞ。
1999/12/07 (火) ▲ ▼
【Rail Ster】
桃知@あさひ336号新潟の帰りです。
今日の新潟はとても寒くて、越後湯沢あたりはしっかりと雪が降っているのでしたが、そこは上越新幹線、雪で新幹線をとめるなどという東海道新幹線みたいなまねは決してしないのでした。
さて、現在発売されている日経トレンディ2000年1月号のお題は「2000年ミレニアムドリームは実現するか ニッポンの未来生活100の検証」なのですが、そこには、新幹線は動くオフィスになるというのがあります。
そこの記載されているのは、なんと待望の700系「Rail Ster」。なにやらJR西日本様では、来春から投入してくださるそうで、これは早く乗りたいですっていっても、これだけ新幹線を利用している僕でさえ、まだ700系にはめぐり合っていないのですから、はたしてRail Sterに乗れるのはいつになることやらという心配はあったりしますが。。。。。
この「Rail Ster」の特徴は、ノートパソコン対応の大型テーブルと、なんとモバイラーが歓喜にうちふるえるであろう「電源」様が設置されているということです。これはとても凄いことです。その上、携帯はトンネル内でも切れることが無くなるそうで、ついでにH"がつながるようなことにでもなれば、こりゃ、新幹線は最強の移動オフィスと化します。東の方を走っている新幹線も一日もはやくそうなることを心から願っています。
【Re:21世紀を生抜く建設企業】
桃知@あさひ336号新潟の帰りです。
下記の試験的な運用について、早速メールをいただきました。
藤井様より
『ホームページで紹介している、「21世紀を生き抜く建設企業」のプレゼンピッチですが、私のネスケ君(コミュニケータ4.7)ではだめでした。(T_T)
ニセじゃばすくりぷとでエラーが多発するだけならいいのですが、IE5で見たときの画面とは全く違うようになっちゃいますね。(?o?)ゞ
MS-Project2000・・・って書いてありますけど、PowerPoint2000・・でしょうか?
こうやってMS-Office製品が簡単にHTML文書を吐き出して、IEでないと見られないようにしているのは、MSの確信犯的な行為なんでしょうかね。(^^; 』
鈴木様より
『A)特別講座
*今朝、桃知さんの特別講座をノゾきに行きました。
・やはり、Netscape4.5 では「不正処理」のエラーが出てダメでした。
一方、iE4.0(ver.4.72) では、途中までの動作確認ですが、普通に動きました。当方は Powerpoint97 ですが全画面表示+切り替え音も出ました。
・すると、下記の注記のうち、iExx なるコメントは必要でしょうね。
> 作確認環境:Windows98SE、IE5、MS-Project2000、
> 画面サイズ800×600、回線スピード64K 』
ありがとうございました。m(__)m
藤井様のご指摘の通り、MS-Project2000はPowerPoint2000のあやまりです。m(__)m
ネットスケープユーザーの方が読めないのも問題がありますね。
工夫してみます。少々お時間をください。m(__)m
【21世紀を生抜く建設企業】
実験的に最近のセミナーで使用しているプレゼンピッチをWeb上に展開してみました。
MS-Project2000から一旦Webで保存を行い、そのファイルをWebServerへFTPで転送したものです。
画面右下のアイコンボタンをクリックすると、フルスクリーンでプレゼンテーションを見ることが可能です。
ノート部分もWebに落としましたので、お読みいただければ幸いです。
動作確認環境:Windows98SE、IE5、MS-Project2000、画面サイズ800×600、回線スピード64K
特別講座目次からどうぞ。
この(↑)ファイルが置かれているWebServerは、このホームページがあるmbnのファイル容量が残り少ないため(あと800Kしかおけないのです。(T_T))、一時的なところにおいてあります。
最後のページのURLリンクから、インデックスページへ戻ることが可能です。
1999/12/06 (月) ▲ ▼
【MTIメディアラボの予言】
午前11時に起床。昨日というか今朝は5時過ぎまで仕事をしていました。
午後は、田町で仕事。帰り道は十分に寒い。
久しぶりに焼肉屋へ行ったが、最近の魚食いがすっかり体に馴染んでしまったのか、それとも店が悪いのか今一。。。
週間東洋経済12/11号を購入。
お題はずばり「デジタル革命」です。米国MIT(マサチューセッツ工科大学)「メディアラボ」が紹介されていますが、これだけでも買いの一冊だと感じましたのでご紹介します。
メディアラボは、僕が勝手に「デジタル野郎」と訳した"Being Dijital"の著者ニコラス・ネグロポンテが所長を勤める、世界中のIT(情報技術)研究をリードしている研究所ですが、ここの考えていることは、21世紀に生きるということを考えるには、十分に予言的でもあり刺激的でもあります。
アンドリュー・リップマンの「ご破算テクノロジー」なんて考え方は日本ではまずお目にかかれないし、シーモア・パパ―トの教育についての見識はめちゃくちゃ面白く且つ確かにそうなんだとうなずいてしまいます。
「・・・リップマン氏の言葉でいうと、自立した人間の集合が別々の視座からものを見ること。つまり、発想も価値観も人と違わなければいけない。そうだ、それだけがルールだ。ここでは組織のために自分を殺すことは「ルール違反」になる。研究はボスのためではないし、スポンサーのためでもない。自分のためである。だから「楽しい」。」
Being Dijitalっていうことは、こういうことなんですよね。凄いなぁと僕は素直に敬服してしまうのでした。それじゃだめなんだけどね。(笑)
1999/12/05 (日) ▲ ▼
【God Keeps His Eyes On Us All】
なぜか今日はサンタクロースでも近くにいるのか、朝から福島と新潟から米が届く。
ちょうど魚沼産コシヒカリが無くなってきていたので、とても嬉しい。
それではと、早速今晩は新潟市内産出のJAしらゆき米を食べることにした。
美味しいご飯には魚が一番ということで、お昼ご飯を兼ねて川口のそごうまで買出しにお出かけ。
その前に、久しぶりにTHE pinkhip WORLD通信を発行してみる。
お昼はそごうの10階の寿司岩で満腹にぎりを食べる。握り10個とカッパ巻き6切り。これにお吸いものと茶碗蒸がついて1.5K円也。お昼だけのサービスメニューなれど、安くて美味い。
シャリは甘め。ネタもシャリも小さめ。つまり小さなお寿司。これが僕の好み。
昼食後地下1階の食品売り場へ向かう。
一夜干し中心の選択で、やなぎがれい@1K円ときんき@0.8K円を2枚づつ購入。どちらも大きくて美味しそう。
ついでに、定番の竿釣り時鮭の切り身@0.7K円も購入。
それとふくやの明太子が売られていたのでこれも購入、0.1K円/g。買い置きの夜食用にと、同じくふくやの博多長浜ラーメン3食入り1K円も購入する。明日からの一週間は、日帰りの仕事が続くので、帰ってからの夜食をこれでいくことにする。
それと、いつもの癖で、栗甘納豆と最中とぬれ甘納豆も購入(笑)。
これは掛川のお茶でいただくと美味しいはず。(^○^)
買い物をしたら福引の券をもらったので、何年ぶりかで、ガラガラ回す福引をしてみる。
3回やって3回とも白い玉。つまりハズレ、スカである。。。。
まあ、僕の人生なんかこんなものかと納得しながら心で泣いて帰ってくる。(T_T)
高橋工務店のHPを見たらPC汚染度の話が出ていて、朝日測量設計事務所さんのHPへとリンクをたどり、早速トライしてみる。汚染度は187.55%と出た。「98%ぐらい駄目駄目です。」「PC暦が既に10年以上あることだけは確かなようです。というか結構年食っているのかも・・・・」だそうだ。余計なお世話だ。(-_-メ)
これからK1見ながら、お茶にするのだ。。。最中を食べながらね。
1999/12/04 (土) ▲ ▼
【IGKの一周年記念講演・シンポジウム】
インターネット行政書士会(IGK)一周年記念講演・シンポジウムに参加のため霞ヶ関ビルへ行く。
午後1時から6時50分までの長丁場。終了後の懇親会(午後9時終了)まで含めると、8時間。ん〜。
講演は、東工大の大山教授のICカードの話からスタート。デビットカードの悪口をもっと聞きたかった。
基調講演二番目は、東大の宇賀教授。個人的には、これが本日一番面白かったし、宇賀教授の理論整然とした話を聞いて、凄い人だな!と久々に思う。
懇親会で名詞交換しようと思っていたら、何時の間にかお帰りになってしまった。残念。(T_T)
宇賀教授の話しは、その内容も素晴らしいが、なによりも、本日の講演者、パネリストの中で宇賀教授だけがPPT無し。それでも、わたしゃ、とても解りやすく思えた。話術がうまいというのではない。というよりも、言葉によどみが無い。迷いが無く1時間あまりを話された。
自分も講演をする身なのだが、つくづく凄いなと思わせられる講演なのです。わたしゃPPT無しではとても話せないというのに。。。。。。(T_T)
内容は行政手続法について。この話を出されたら、失礼な言い方だが、あとは全て技術論に過ぎないなと感じた。書面からデジタルデータへのパラダイムシフトはこの法律が鍵を握っている事を実感。まさにデジタル革命である。つまり法律も変わる。
その後、NTTによるトークンのプレゼンテーションがあって、シンポジウム。
パネリストは前出の宇賀教授、横浜国立大の松本教授(暗号化の大家ね)、NTTデータの三谷氏、通産省機械情報産業局情報政策企画室長の稲垣氏、日本行政書士連合会会長の盛武氏、そしてコーディネーターはIGKの希望の星、牟田さん。
この中では通産省の稲垣氏の話が面白かった。霞ヶ関にもこのような方がおられるのだと思うととても嬉しく思えた。(懇親会では稲垣氏を捕まえ、JACICの悪口と建設CALS/ECは通産主導で行うべきだと、酔った勢いで話す。苦笑しておられた。あたりまえだわな。)
その後懇親会へ参加して午後10時に帰宅。
IGKの今回の企画は僕にはとても為になったし、面白かった。それは、デジタル革命の現象としての電子政府の出現という部分を確信できたのことが大きいし、変化は確実に進行していることを実感できたからだ。これは、僕のビジネスにとっては何の矛盾もない。
でも残念なのは、今回の主催者、つまり行政書士の皆さんが電子政府の出現に対して自らのポジションをどうシフトさせていくのかが見えなかったことだろうか。僕はこれが聞きたかったのだ。
1999/12/03 (金) ▲ ▼
【4:44】
桃知@飯田からの帰りのバスの中です。
只今4時44分でして、バスは既に山梨県に入っています。
今日は本当にすばらしい天気で、暮れ始めた空に、山々の稜線がくっきりと浮かび、富士山も私が見たものでは今年一番の美しさです。
飯田発3時の新宿行きバスは諏訪バスでして、これは京王や伊那バスに比べると前後の座席の間隔も広く、おまけに今日のバスは空いていて、僕は快適なのでした。
外は既に薄暗くなってjきているのですが、そこにボーっと浮かぶ富士山はとてもきれいだと、とにかく書きたかったのですね。
【ホームライナーズ・ルール】
桃知@飯田からの帰りのバスの中です。
昨日名古屋から中津川までの移動で乗った、ホームライナー中津川1号という列車は、特急の車両なのですが、それを通勤客に開放しているようなものです。一応座席指定のようなものがあり(座席の列が決まってる。たとえば2号車2番という具合、ABCDのような座席指定はされていない)、その整理券を事前に自販機で購入して乗ります。料金は一律310円(だったかな?)
で、この整理券の取り扱いに常連の皆さんは一様のルールをお持ちであることを発見しました。
それは、この整理券を手前のテーブルを止めているレバー(テーブルラッチというらしい)に挟んでおくというものでした。
こうしておくと、このホームライナーの整理券確認は、車掌さんが見るだけの確認なので(鋏を入れないとでも言いましょうか)、いちいちポケットから出さなくても済むのでした。
それと、終点の中津川の手前でこの整理券を車掌さんが回収してまわるのですが、レバーにはさんである乗車券は車掌さんが黙って持っていくのでした。
こういうルールを見ると、なるほどなぁと僕は唸ってしまうのですが、こういうローカル・ルールは、出来れば事前に知りたいというのが人情と言うものでしょう。でもインターネットで検索してもそんなものは出ていないのでした。
ので、僕がこうして書いておくことにしました(笑)。
【飯田の空はどこまでも遠い】
昨晩は、飯田到着後12時少し前まで仕事。
北沢さんにホテルへ送っていただく道すがら、飯田屋台ラーメン(スペシャル)をいただく。
その後ホテルにチェックインしたかと思うまもなく爆睡(笑)。
本日は午前6時起床。
今日の飯田は暖かいです。
真青で突き抜けるような空、視界の三分の一を占めるどこまでも連なる山々、ホテル9階の窓から見える町並みは、白くガスがかかり、幻想的ともいえる景観を見せてくれています。
今ごろ京浜東北線や埼京線でぐちゃぐちゃになっている日々を送られている方々、ご愁傷様でございます。m(__)m
僕が昨日のうちに移動した掛川と飯田とは、静岡県と長野県という違いはありますが、異文化圏からやってきた僕には、「ことば」が非常によく似ているように感じます。例の「〜だに」とか「〜に」とかいう語尾、イントネーションが同じように聞こえるのですが、どうやらつながりは「天竜川」でしょうか。
その昔、飯田は養蚕が盛んで、生産された絹を天竜川を下って静岡県側に運んだと聞きました。今でこそ天竜川にはダムができてしまて、そんな交流は無いそうですが、調べればなにかいろいろ出てきそうです。
僕は、トラベリングマンの人生を歩んでいて、生まれたところにも、育ったところにも、生活をしているところも、すべからず根っ子を張らずに生きてきていますが、今という時の人の営み(=文化と呼んでいいのだろうと思います)というものが、過去から延々と続く時間の延長線上にあるのだという、時の流れのダイナミズムのようなものに出会うときに感じられるもの、そいういうものに出会うとき、旅をしていて良かったなと感じるものがあるのでした。
各地方の持つ文化とは、極めてダイナミックであり、魅力的です。
東京は人間が消費つくされる都市だと僕は思っていますが、飯田のような土地(地域)の持つエネルギーは、それとは逆ベクトルの力を持っているように感じています。
東京のようになろう、そんなものを目指した開発は地方にはもう必要が無いような気がします。そんなもので地方に人は呼べません。
それは公共事業の目的においてもそうだと感じていますし、地方の公共事業とは、大都市並みの社会資本の整備というよりも、より地方に生きる方々が、さらに自らのアイデンティティを確立できる(それが具体的になんなのかを考えるには僕のイマジネーションは不足気味ですが)そんな公共事業になってほしいと考えます。そいて、地方に生きる建設企業とは、そんな部分を担う地域のリーダーであって欲しいと考えるのでした。
1999/12/02 (木) ▲ ▼
【眠いのだけれども眠れないのです】
桃知@ホームライナー中津川1号です。
あと20分程で中津川に到着します。でも、中津川から飯田までは、もうバスはありませんから、予定では、尾曽さん/歌って踊れる営業マン@北沢建設さんがお迎えの予定です。
実は今、すんごく眠いのですが、この列車内は異様に五月蝿いので眠るに眠れません。
それも、名古屋弁で五月蝿いので並みの五月蝿さではありません。
それで、今回から旅の一員に加わりましたMDを引っ張りだしてきて、耳に栓をしたところです。
で、またこの選曲がよくありませんでした。
「プリシラ」のサウンドトラックだもんね。
プリシラって知ってます?(笑)
【セリカ&掛川茶】
大東町での仕事が終わり、掛川駅まで送っていただく。
車は新しいセリカ、それも6速マニュアルミッション。
これがナイスなおとっちゃんである総務部長さんの車なのだから驚く。。。。(・。・)
掛川でお茶を購入する予定だったのですが、なんとお土産にいただいてしまった。
戸塚建設さま、まいどお世話になります。m(__)m
これから飯田まで移動。
飯田着は午後10時過ぎでしょう。(・・;)
【今日もハードな一日が始まる】
大東町では、橋場屋さんという旅館にやっかいになりました。
十畳もある和室に一人でいるものですから、いつもは狭いビジネスホテル泊まりの僕にとっては天国のような環境です。
ただし、この大東町はPHSがつかえません。うんともすんとも言わないのですね。
幸い、旅館の部屋にきている電話回線は問題なく使えますので、浜松のアクセスポイントを使ってネットを利用していました。
只今朝ご飯をご馳走になりまして、部屋に戻ってこの戯言を書いています。
今日は、これから関与先さんで、PC配布時の教育の二班目です。
終了後、急遽飯田に向かうことになりました。ここからだと3時間以上かかりますね。
ハードな一日の始まりです。
外は雨か?。。。。
1999/12/01 (水) ▲ ▼
【大東町1日目】
PC配布時教育第一日目。
新品パソコンを箱から出すところから、皆さんご自分でやっていただくというのがこのシリーズの楽しいところなのですが、なにせ一日がかりの大仕事なのでして、1日やるとだいたいくたくたになってしまいます。
本日の参加者は12名。サポート部隊は多数でした。。(笑)
今回の新規配布マシンTOSHIBA Sattellite2590Xは、初期不良品は2台でした。今日は7台だか8台だか中の2台ですからちょっとお粗末ですね。
取り急ぎネットワークの設定から、イントラネットの使い方まで実際に使いながら研修していただきましたが、受講された皆さんのご感想は如何でしたでしょうか。今後の積極的なイントラネットへのご投稿を期待しております。
今日は、これから懇親会。
明日は、もう一日PC配布時教育の講師をします。その後は、情報化推進チームの皆さんが行うことになっています。
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