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2019年03月03日|お知らせ
増田悦佐さんと浅草で飲む。
増田悦佐(著) |
午前6時30分起床。浅草は晴れ。昨晩は『日本文明・世界最強の秘密』の増田悦佐さんと浅草で飲んだ。清司 → おかめ → FOS である。あたしは当然に二日酔いで頭が痛い。けれども朝飯はちゃんと7時に食べた。
増田さんは、うちの近所にいるような、とんでもなく非合理性なオヤジではない。反対に、とんでもなく論理的なオヤジなのであるが、まぁ、とんでもないことには変わりはないのである。
だからと言って、とんでもない酒飲みをするわけでもなく、凜然とした酒飲みなのは、書かれる文体のごとし、文体は名をあらわすのか。
飲みながら話したのは、たとえば日本語の原初抑圧の弱さについてで、あたしはそれが日本人の創造性(ハイブリッド、ブリコラージュ)の源泉だと思っている。それは日本文明が世界最強である増田さんと話が合うのである。
けれどあたしは、日本文明が世界最強だろうが最弱だろうが、ただ「街的」が機能すればいい人なので、総論賛成各論反対みたいに話はあわない方が多い。なのであたしが〈他者〉と酒を飲む醍醐味だと思っている「解釈は、貸借を満たすために、快速でなければなりません。」(@ジャック・ラカン)も機能不全気味なのである。
それでも三軒も一緒にはしごができるのは、「もの書き」故の共感なのか。あたしは増田さんの「書く態度」に興味を惹かれているからで、あのデータ主義とでもいうようなテクスト(今のあたしには絶対にできない)は何故に可能なのかが、一緒に飲んでいると、なんとなくわかってくるのである。
他人様のテクストの書き方なんて、聞けるようで聞けないのだ。「ああ、なるほど」と、腑に落ちるところが沢山ある。それは、楽しかったし、ためになった。また一緒に飲む約束をしたのだわ。
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: 2008年05月08日 13:52: Newer
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