桃知商店よりのお知らせ

BAR FOSでラガブーリンをギュッとやる。(浅草3丁目)

ラガブーリン LAGAVULIN
ラガブーリン LAGAVULIN


午前8時20分起床。浅草は晴れ。今日は午前中から上野動物園に出かけ今(午後3時)帰ってきたところ。連休最終日は天候にも恵まれ、パンダはいないけれども大勢の人出だった。

さて昨日のこと。曙湯で菖蒲湯に入り、恒例のヤクルトをもらってから居酒屋浩司へ出かけ、お客様と一献。岩見沢ご出身のその方はなかなか面白いことをやっておられた。その後大福園で肉を焼かない酒飲みをしてお別れ。

そこから徒歩で自宅へ戻る途中、「あ、そうだ!」と立ち寄ったのがフォス(FOS)なのである。

なにが「あ、そうだ!」というわけでもないのだが、以前、呑み友達の鉄っあんが、MORIさん(FOSのマスター)のはなしをしていたのを思い出したのだ。

FOSはかつては言問通り沿い(浅草2丁目)にあった。その頃はあたしも何度か通わせていただいたのだが、それが今から1年半ほど前に、浅草3丁目(浅草東町会)に引っ越してしまった。ここであたしはFOSを見失ったのである。

それから長い間ご無沙汰をしていたのだが、昨晩は「ちょっと探してみよう」という気になったのだな。それは気まぐれなのか、なにかのお引き合わせなのかは知らない。

FOSは探すこともなく見つかった。うちからみれば、南方向に真っ直ぐ100メートル…もない。一度も角を曲がる必要もない路地並びだ。けれども、意識してないと見過ごしてしまうのは、格子木戸の民家そのものの店舗だからなのだわ。

「ほほー」と思いながら木戸を開けると玄関がある。靴を脱ぐのだ。店内に入れば、おお、MORIさんが居た。簡単な挨拶を交わし、強めのシングルモルトを頼めば、「アイラモルトでいいですか」と、願ってもないお返事。

出てきたのはラガブーリンで、それをチビチビとなめながら、孤独な会話(自分との対話ともいう)をやる。そして最後に、残った強烈なスピリッツをまとめてギュッとやれば、あたしのスピリッツもキュッと引き締まるのだわ。また行こう。

フォス (バー / 浅草)
★★★★ 4.0
台東区浅草3丁目37-3
03-3872-8804

[浅草グルメマップ]

フォス(FOS)

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FOS(フォス)[1]

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Comments [2]

No.1

MORIさんは素晴らしい職人です。
てんぷらの名店の頑固オヤジが湿気の多い日は揚げる時間を数秒調整する、なんて話が雑誌にあったりしますよね。
そんな感じで、おいしいお酒を作るだけではなく会話の量、頻度、立つ位置を調整し、「良い酔い」を調製してくれます。
靴を脱ぐのは少し素になるのにも役立ちます。
いい店ですよね。

今日は昼は能登屋支店(本店は?)でかつそば。
かりっとしたカツが最後は汁を吸いふにゃふにゃになったところをご飯にのせて食べました。
焼肉のたれまぶしご飯のように下品な味が最高です。

夜は「石松」。
ここの女将さんはいいですね。
この店についてはまたゆっくり話しましょう。

No.2

>てつぞさん

毎度です。
FOSは今度ご一緒しましょう。

石松さんは行ったこと無いんですよね。
ここも行かなきゃいけないですね。

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