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午前6時30分起床。浅草はくもり。今朝は何となく涼しいのだが、あたしの処の温度計は30℃。何時もとかわらねぇじゃねえか、と悪態もつきたくなる。しかし確かに涼しい。

茶研さんから「ギョサン」が届いた。「ギョサン」とは小笠原諸島の漁業従事者用のサンダルのことで、あたしはよろこんで、早速内履きにして履いているが、これは想像以上にフィット感が良く、足にピッタリ。なんだか知らないが、今までの内履きはなんなのだ、なのだった。

これがなぜに小田原の名物なのか、というと、以下のような案配だ。

神奈川県小田原市栄町のマツシタ靴店で、季節はずれのサンダルがヒットしている。その名も「ギョサン」。漁業従事者用のサンダルを縮めて付けられた名前だ。一見ビーチサンダルにも見えるギョサンだが、樹脂製で鼻緒とソールが一体となっているのが特徴。歩いていて鼻緒が取れてしまうことがなく、丈夫で滑りにくい。今月、ネオンカラーの新色も発売。箱根に訪れた人が途中で買いに立ち寄ることも多いという。

同店の専務、松下善彦さん（３７）がギョサンに出合ったのは約７年前。ダイバーの友人から小笠原諸島の土産話として聞いた。ギョサンのルーツは小笠原。現地の漁師たちに普及し、今では住民の日常用にもなっているという。「本土で売ってないんだよね」。友人の一言にひらめき、それなら店で扱ってみようと思った。

約１年かけて生産工場を探し、たどり着いたのは奈良県の工場だった。はくうちに足の裏になじんでくる感覚が気に入り、発売を決めた。しかし、当時はいわゆる「便所サンダル」の色しかなかった。

そこで、おしゃれな色合いの方が受けると考え、バリエーションを増やしたのが成功。人気アイドルグループ「嵐」の大野智さんがテレビ番組の企画で着用したこともあってか、購入者の約６割が女性だ。いまでは約３０色もあり、一番人気は男性がラメブラック、女性がラメレッドや新発売のネオンピンクという。昨年からは友人の協力でグアムでも販売を始めた。　小田原の新名物「ギョサン」が人気　- MSN産経ニュース　2010.2.19 22:37

これを、先日の暑気払いの際話していたわけで、茶研さん、よくぞ覚えていてくれました、なのである。暫くは「ギョサン」を履いて、家の中をウロウロすることになりそうな、52歳のオヤジなのである。

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小田原鈴廣のかまぼこトミカ。（2010/8/18）

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