毛馬胡瓜毛馬胡瓜のぬか漬け


毛馬胡瓜

午前5時15分起床。浅草はくもり。いつもお世話になっている伝耕さんから、幻の「毛馬胡瓜」のぬか漬けを頂いたのだ。浪花漬 四天王寺西むらの漬け物は、もちろんこれだけではないが(いつもの水なすがある)、この胡瓜の見事なことといったらないのである。

なんと言ってもその長さに目を奪われる。これでかっぱ巻きのストレートをつくったら、海苔の2枚巻き(それも縦に2枚である)ということになるだろう、等とのたまいながら、さっそく切ったものを一口食べてみる。

するとどこかで苦いのだ。この苦味こそ毛馬胡瓜の特徴(だそうだ)なのだが、果物の先の部分のククルビタンシンと言う物質でせいで、薬効がある(と言われてる)。そして歯に引っかかるような食感も独特なのだ。あたしが想像していた胡瓜の粕漬けとはまるっきし違うのだが、文句なく旨いと思うのだ。

しかし伝耕さんのお中元には何時も驚かされる。それは地のものの特産品を送ってこられるところだろうが、その特産品といったら、なんと言えないものなのだ。まるで伝耕さんのようにであるな。

毛馬胡瓜毛馬胡瓜のぬか漬け

大阪平野の時代より都島毛馬辺りで広く栽培されていた毛馬胡瓜を、自然天然塩でやさしく漬け込み、その後厳選された米糠の中で熟成させた逸品です。しゃきしゃきとした歯ごたえと、毛馬胡瓜独特の風味は、夏の感覚を思い出させる味わいです。(付属のパンフレットより)

四天王寺西むら
大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目12-10
06-6772-6655

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