とりそば+春菊天とりそば+春菊天


とりそば+春菊天

午前7時50分起床。浅草はくもり。この日は人形町にいて昼餉ランチは「きうち」でとった。小雨が降る寒い日だったが、自動販売機でチケットを買い、カウンターのお兄さんに「とりそば+春菊天」を頼んだ。

これは(糖尿病患者は)普通はやってはいけないのだが、なんとしても春菊天を食べたかったのだ。それも「とりそば」に入れてである。この蕎麦はあたしが食べた蕎麦の中でもベスト3に入蕎麦だったが、まずその姿が美しいのだ。

茹でたての蕎麦に揚げ立ての「春菊天」、黒い汁、葱を山盛りにし「ゆず」が一切れ入る。そして「とりそば」故についてくる柚胡椒が嬉しい。こんなに綺麗な蕎麦にあうのは立ち食い蕎麦では滅多にないことだ。

そして手繰る。すると「春菊天」が絵に描いたように汁に溶ける。あーこれなのだ。溶けた天ぷらと春菊のうまさは、ただの春菊天をとうに超えている。

そして柚胡椒をちょっとやる。広がる柚の香りと辛みよ。いや、これで血糖値が上がらなければ毎日でも食べたいのだが、残念ながら翌朝の血糖値はあまり芳しくなかったのだな。

きうち
東京都中央区日本橋人形町1丁目18-8