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2019年03月03日|お知らせ



鉢呂経産相、野田首相へ辞表提出。

鉢呂吉雄経済産業相●鉢呂吉雄経済産業相が9日午前の閣議後記者会見で触れた「死のまち」発言の詳細は、以下の通り。

昨日、野田佳彦首相と一緒に(視察した)東京電力福島第一原子力発電所事故の福島県の現場は、まだ高濃度で汚染されていた。事務管理棟の作業をしている2千数百人がちょうど昼休みだったので話をした。除染のモデル実証地区になっている伊達市、集落や学校を訪れ、また佐藤(雄平)知事、除染地域に指定されている14の市町村長と会ってきた。

大変厳しい状況が続いている。福島の汚染が、私ども経産省の原点ととらえ、そこから出発すべきだ。

事故現場の作業員や管理している人たちは予想以上に前向きで、明るく活力を持って取り組んでいる。3月、4月に入った人もいたが、雲泥の差だと話していた。残念ながら、周辺町村の市街地は、人っ子ひとりいない、まさに死のまちという形だった。私からももちろんだが、野田首相から、「福島の再生なくして、日本の元気な再生はない」と。これを第一の柱に、野田内閣としてやっていくということを、至るところでお話をした。

除染対策について、伊達市と南相馬市も先進的に取り組んでいる。大変困難ななかだが、14市町村の首長が、除染をしていくと前向きの形もでてきている。首長を先頭に、私も、住民のみなさんが前向きに取り組むことで、困難な事態を改善に結びつけることができると話した。政府は全面的にバックアップしたい、とも話した。

●鉢呂経産相が「死のまち」発言を撤回、陳謝した9日午後の記者会見での詳細は、以下の通り。

鉢呂経産相 本日午前の記者会見での私の発言は、表現が十分でなかった。反省をしている。全体の私の思いは、みなさんにも理解いただけると思うが、表現自体、大変被災地のみなさんに誤解を与える表現であったと真摯(しんし)に反省し、この表現を撤回させていただき、深く陳謝を申し上げる。大変申し訳なく思う。

記者 被災地にどういう思いを与えると考えて、陳謝したのか。

鉢呂経産相 私の率直な、昨日、まちを訪ねたかたちが、ああいう表現につながった。軽率だった。午前中も話したが、あのような事態を私自身の原点にして、経産行政を再びあのまちに、いま被災をされているみなさんが戻ってこられるように、除染対策などを強力に進めていくと、こういうことを申し上げたかったわけで、そういま反省しながら、陳謝をしている。

記者 撤回にあたって政府や党から指示や相談は。

鉢呂経産相 まったくない。

記者 自身の判断か。

鉢呂経産相 はい。

from http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY201109090380.html

鉢呂経済産業大臣は、福島県の被災地を視察したあと、記者の体に触れるような仕草をしながら、「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をしていたことなどの責任を取りたいとして、10日夜、野田総理大臣に辞表を提出し、受理された。

あたしはこの人をよく知っていて、経産相を任命されたときはやばいな、と思ったが、思いは意外とはやく実現した、といえるのだろうか。

Written by 桃知利男のプロフィール : 2011年09月10日 20:42: Newer : Older

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