白焼白焼


白焼

午前5時25分起床。浅草は晴れ。台風一過でご機嫌な青空だ。

ビールさてこれは、一昨日の京都での昼餉で、錦市場の「味菜のと与」にて鰻を食べたのだ。うなぎのランチ、というと、鰻重か鰻丼か、と思われるだろうが、「味菜のと与」はそんなことを気にするような店ではなく、その気にする店ではないことを、あたしは非常に気に入った。

とは云っても、この店、なんとなく入った店にしか過ぎず、なんの予備知識も持たず、最初は全然期待しない店だったのだが、素直にいい店だと思ったのだ。特に白焼は、パリパリの関西風の焼き上がりで、浅草の関東風の一度蒸したものに慣れた舌には、これが非常に新鮮でたまらなかったのだが、ずばり、というか、はっきり、というか”うまい”と思った。

お酒(ビールだったのは、これが一番合うと思ったからだが、糖質制限食的にはいいわけはない)に合うものを、ということで、うずら、う巻き、かきあげを他に頼んだのだ。あたしが浅草で使う「小柳」のように洒落た造りでもなく、ただ単に、川魚屋の2階に店があるだけなのに、うまきの出来もよく、うずらも(あたしは)ポリポリと全部食べた。いや、うまい店ってあるもんだ、と京都を見直した昼餉になったのだ。

 かきあげ うずら
うまき

味彩のと与
京都府京都市中京区錦小路通柳馬場東入東魚屋町173
075-231-0813

大きな地図で見る