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2006年06月12日(月) Tweet
ちりとてちん―鈴本演芸場早朝寄席の三遊亭あし歌。
午前6時起床。浅草は曇。
昨日は、鈴本演芸場早朝寄席へ出かけ、”三遊亭あし歌”さんの落語を楽しんできました。
出し物は「酢豆腐」というよりも上方の「ちりとてちん」と云った方がよいかと思います。二日酔いの私にはかなり利く噺でした(褒め言葉ですよ)。
落語は、いつでもボーっとして聞いています。ボーっとしていても、脳みそは勝手に働きますから、噺家さんが出す少ない情報からイリュージョンをつくってしまいます。
それはありそうでない空間なのですが、そのありそうでない空間の広がりのリアリティ(かなり無理のある言い回しです)を、情報操作的につくりだすのが、噺家の技術なのだ考えています。
噺家とは情報操作の職人です。あし歌さんの噺はよく空間が広がっていたと思います。
あし歌さんは三遊亭圓歌一門ですが、新作ではなく古典をしっかりやっています。お顔はゆで卵のようにつるつるしていて、一見、性別不詳、年齢不詳なのですが、しっかり稽古はされているようで、噺をしている姿は立派なものでした。
あし歌さんとはじめてお会いしたのは、浅草の煮込み通り(ホッピー通り)の「居酒屋浩司」ででした。
その機縁はmixiのあるコミュニティなのですが、昨日もその方々とご一緒したわけです。
夕刻からはあし歌さんを囲んで「飯田屋」さんで一献(どころか常温をお銚子五本ほど飲みました…)、その後あし歌さんと「居酒屋浩司」でまた飲んだわけです。「浩司」つながり、ホッピーつながりなのですよ(当然今朝も二日酔い)。(笑)
「ちりとてちん」ではありません。(笑)
冷さないで食べたほうがおいしいとのことなので、今朝常温でいただきました。
どこかなつかしい、土と太陽の味がしました。
投稿者 momo : 2006年06月12日 08:29 : Newer : Older
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