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2019年03月03日|お知らせ



飲みながら話したことで一本書いてしまう。

江弘毅江弘毅への返信である[「武士道」「品格」が日本をダメにする? from 140B劇場-浅草・岸和田往復書簡]は、昨晩、居酒屋孝司で呑みながらはなしていたことをまとめたようなものだ。

そのときのお相手は、外資系の会社にお勤めの方と、まもなく定年を迎えられる地方公務員の方であり、あたしはバリバリの「広義の自営業者」である。

久々にあったせいもあるけれど、話がすすむうちに、それぞれの立ち位置がよく見えるなと思ったのである。

外資系氏は、一時、心的疲労で会社を休んでおられた。公務員の方は、職場にそのような病の方が多いといっておられた。あたしは今の地方の建設業は欝のようなもので「頑張れ!」とはいえない、と云ってきた。

誤解を承知でいうけれど、どうも安心社会系の方々に、その傾向が強いのじゃないのかな、とあたしは思う。

しかし当の本人、かくいう広義の自営業者であるあたしは、サラリーマンである彼らよりも、「明日をも知れない」生活を正々堂々としているわけで、将来のことなんか考えたら、心配で夜も眠れなくなってしまうはずなのに、なんの保証もない世界で、心の病になることもなく、楽観主義者ですね、と云われ続けてはや十年なのである。

考えてみれば、あたしがサラリーマンだった頃、あたしのエートスは「武士道」をまとった商人で、これもどこかで云ったけれど、今の生活のなにが一番楽かといえば、そのサラリーマンの頃には出来なかった、「正直こそが最大の戦略」を、自分の生き方として選択できることなのだろうな、と思う。

では、浅草に住むあたしが、なんでそんなふうになったのか、ということを、たいした考えもせずにべらべらと、「街的」に、喋っていたのだけれど、それを今朝方、二日酔いの脳みそを絞るようにしてまとめたのが、[「武士道」「品格」が日本をダメにする? from 140B劇場-浅草・岸和田往復書簡]なのだ。

人間、どこかで楽観でなくては、生きていくのも厭になってしまうでしょうが、「街的」は、なんの保証もない「広義の自営業者」が、明日も生きるための「楽観」を生み出す装置なんですよ(たぶん)。だから「街的」はしぶとい。「街的」はめげない。「街的」はむやみに生きる。

まぁ、こんな按配で、わかるひとにしかわからないのは相変わらずなんだけれども、なにかでお悩みの方には、たぶん効きます。明日を生きる勇気ではなく楽観が生まれます。なので続きは140Bのサイトで是非読んでくださいな。

Tags: 140B

Written by 桃知利男のプロフィール : 2008年03月05日 11:40: Newer : Older

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