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2019年03月03日|お知らせ



『デフレの正体―経済は「人口の波」で動く』 藻谷浩介を読む。

デフレの正体

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

藻谷浩介(著)
2010年6月10日
角川書店
724円(+消費税)

午前6時10分起床。浅草は晴れ。今日は鐘ヶ淵へ。また病院であるが、今度は脳梗塞の後遺症検診の為に東京リハビリテーション病院へ行って来た。その帰りに小沢理容店へも寄り、散髪もして来たので、なぜかさっぱりしている。

デフレの正体

デフレの正体』は、北海道のA木さまが、「北海道のA木さまより、地場建設業は?とのコメントがきた。」のコメントの追記に、『3月の「地域再生フォーラムⅦ」は、山口二郎氏の「ポピュリズムへの反撃」と、藻谷浩介の「デフレの正体」をベースにしていきます』、と書いてあったので、買って読んでみたのだ。

あたしは経済学には「遅れて来た人」ではない(つもり)だったが、そんなあたしが『デフレの正体』を読めば、(デフレ経済には)完全に「遅れて来た人」であることがわかってしまう。

なにしろ、デフレの原因、処方箋の類の書籍はたくさん出ていると思うが、どれもあたしの感性にピッタリとこないのだ。だから『デフレの正体』(に書かれていること)が、デフレの原因だ、といわれても、確信はもてないのである。

藻谷浩介氏の理論は「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ」※1というものだが、これは果たしてどうなのだろう、と思う。

そうであるかもしれないが、そうでないかもしれない、というところではないか。

A木さま

ところでA木さまは、『「地域再生フォーラムⅦ」は、山口二郎氏の「ポピュリズムへの反撃」と、藻谷浩介の「デフレの正体」をベースにしていきます』、と言っているが、(小泉・竹中氏批判が底辺にあることは間違いないと思うのだが)、これはいったいどうしようということなのか。

山口二郎氏の「ポピュリズムへの反撃」も、読んでみないとわからないのかもしれない。

※注記

  1. デフレの正体』,p268
  2. 勉強会でけんけんの話していた山田桂一郎氏の名前が出てきた。びっくり! p241
    桃知組小さな勉強会「公共事業が日本を救う」から学んだこと(2)|よっしー気まま日記!  参照
Tags: , 藻谷浩介

Written by 桃知利男のプロフィール : 2011年02月23日 18:52: Newer : Older

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