FROM MOMOTI.COM
サイボウズOffice10へのバージョンアップをやりませんか。
2019年03月03日|お知らせ
三日とろろで麦とろをつくる。(うちでは麦飯のことをプリズン・ライスと呼んでいる)
正月三日はとろろを食べる。これを三日とろろというのだが、浅草の習慣にこれはなく、近所で「今日は三日とろろですな」などとやるとけっこう場の空気は冷える。「お前さんはどこの出なんだい」なのである。たぶん北関東から東北地方の習慣だろうとは思うのだが、うちでは(正月の行事として)これを欠かさない。
とろろには食物繊維が多い。麦飯とあわせたら鬼に金棒、すきっ腹にファイブミニである。つまり繊維質のかたまりのような整腸作用抜群の「食」になる。(私は正月は逆に質素な食生活になるのだが)普段からこういうものを食べていればきっと正しい人生になったことだろうな、と最近富に思ったりするのだけれども、もう遅いわ。w
とろろ
とろろは自然薯ならいうことなしだがスーパーで売っている山芋で十分である。今回はいただきものの山芋(とろろ芋)を使った。福島県は阿武隈川の流域でつくられたものだ。とろろ芋は決め細やかな砂を含んだ土地(砂地ではない)でないと太くて真っ直ぐなものはできないので川の流域はうってつけなのだと思う。つくり方は簡単で皮をむいて摩り下ろしたとろろに出汁を加え塩と醤油で好みの味に調えればよい。
麦めし
とろろに合わせるご飯は麦飯に止めを刺す。たとえば岩見沢のスープカレーの店ジーズザデイのライスがそうであるように、宮崎の冷汁がそうであるように、液体に近いものをかけるなら麦飯はよくあう。うちの大麦ははくばくの胚芽押麦を使っている、その辺で売っているあれである。スティック1本(50g)に米二合を混ぜて炊く。なので麦がやや多めの麦飯になる。
そして(私は運良く経験はないので実際のところは知らないのだが)麦飯のことをうちではプリズンライスと呼んでいる。まったく不謹慎というか麦飯に対して失礼である(けれども反省しているはずもない)。
Written by
: 2008年01月04日 00:05: Newer
: Older
このエントリーのトラックバックURL
https://www.momoti.com/mt/mt-tb.cgi/1707
Listed below are links to weblogs that reference
三日とろろで麦とろをつくる。(うちでは麦飯のことをプリズン・ライスと呼んでいる) from モモログ
トラックバック
ばかしあわせ from なつ真っ盛り (2008年01月04日 02:04) 昨日からワンコの写真を待ち受けにしたら、 を開ける度にキュンキュンしてる私(笑) 動物はグニュグニュ動くのがニガテで触れな... ...