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2019年03月03日|お知らせ



延岡から空飛ぶ新玉ネギが飛んできた。(宮崎県延岡市)

空飛ぶ新玉ネギ
空飛ぶ新玉ネギ

午前6時30分起床。浅草は晴れ。一昨日、延岡の伊藤さんから、空飛ぶ新玉ネギが届いた。

「空飛ぶ新玉ネギ」は1月~3月までの極早生玉ネギです。 日本一早く、1月から収穫できる延岡産の新玉ネギは、消費者に少しでも早く届けたい、そんな農家の夢を乗せて飛び立ってほしいとの願いから、「空飛ぶ新玉ネギ」と名づけられました。

ということで、あたしの処にも飛んできてくれたのである。ありがたい。新玉ネギは別名白玉ネギ(たぶん)であって、あたしは白玉ネギが好きだ。それは初春の主役的な野菜であって、あたしは(普段は)鰹節に醤油で食べる。

この空飛ぶ新玉ネギには、「サラダで食え!」とばかりにドレッシングがついてきた。なので昨晩は、ただスライスし、水にもさらさず、このドレッシングをかけてたべてみた。

空飛ぶ新玉ネギドレッシング

空飛ぶ新玉ネギ

たしかに、このまま食ってもうまい。辛味がなく、涙も出ない。血液はさらさらになりそうでなにか嬉しい(今更遅いけれども)。家人はサバ缶(水煮)と醤油で食べていた。あたし的にはその食べ方は初めてで、さっそくお相伴に預かれば、サバ缶おろし並みにうまい。いい酒肴になるだろう。

茎は油揚げと味噌汁にして食べた。(茎は痛むのが早いので今日は鶏肉と炒める予定)。

これに味をしめたあたしは、今度はうどんで試してみようと思う。それは、あたしのパトリ的なもので、強烈にシンプルな食べ方だけれども、ご紹介は後日。

ところで、あたしがよく行く岩見沢も玉ネギの産地である。けれどそれは黄玉ネギで収穫は秋だ。そのときのライバルは(浅草の市場では)淡路島産である。

宮崎の空飛ぶ新玉ネギは、白玉ネギであって、岩見沢も淡路島もライバルじゃない(ライバルはたぶん静岡産だ)。この〈黄/白〉の差異は、同じ玉ネギながらとても大きく、それをごっちゃにしてしまうと、もういけない。出回る季節も違うし、調理法も違う。

そういう〈差異〉を感じるのは、本来無意識と意識の中間層レベルの仕事であって、そういうレベルがなくなると、地図と季節感(つまり地図)がなくなる。しかしその中間レベルの記憶も、地図と暦でしか継承できないものなので、一旦、地図と季節がなくなると、とりとめもなくその〈差異〉を感じる感性がなくなってしまう。

それを防ぐには、玉ネギを食べればよい。(嘘)

Written by 桃知利男のプロフィール : 2008年03月12日 14:22: Newer : Older

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