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2019年03月03日|お知らせ
北海シマエビを枝豆のように食べた。(紋別郡湧別町)
午前5時30分起床。浅草は雨。東京23区は大雨洪水警報の朝だ。ナメクジとかカタツムリとか雨蛙には快適な気候だろうが、あたしは溢れる湿気にうんざりの朝だ。目覚めれば部屋のエアコンを除湿にセットする。あたしは、自然には優しくないのだろう。
北海シマエビ
北海道の西村さんから、今年も、北海シマエビが沢山届いた。北海道はサロマ湖産で、いつものように、河井商店(紋別郡湧別町栄町:01586‐5-2015)さん経由である。西村さんは律儀な方なのだ。
北海シマエビは、まごう事なき純粋贈与(自然)からの、送り物(純生産)である。純生産なら、それがよりよき純生産であるために(つまり商品へのトポロジックなジャンプを可能とするために)、人間は自然に対する世話をする(贈与)。
しかしこれを純生産として感じるのは人間だけであって、人間ができる(自然に対する)最高峰の贈与は、人間が此の世から消えてしまうことだと言われる方もいるだろうが、しかし、人間が消えてしまえば、宇宙も、世界も、此の世も、純生産(という概念を持つ生物)も、無くなってしまうのだから、それは意味のない議論でしかない。
つまり、北海シマエビが純生産で有り続けるためにも、われわれは環境(自然)に対しての贈与(世話をすること)を、忘れてはならないのだろう。環境が変われば、このエビだって捕れなくなるかも知れないのである。
そして捕れなくなれば、食えなくなるので、それは「かなしい」なのである。《私は、私と私の環境である。そしてもしこの環境を救えないなら私も救えない》@オルテガ・イ・ガセットなのである。(たぶん)
今日から始まる洞爺湖サミットっていうのは、ブッシュJr.に、北海シマエビの存続問題の理解をしてもらうところなのか、と思うのだけれども、…違うか。
枝豆のように食べた。
それはさておき、あたしは早速、半分を、枝豆のように食べたのだ。
北海シマエビは、茹でると、生よりもうまくなる(これも純生産だ)。それを頭から皮を剥いて、パクパクと食べるのである。適度な塩味が利いていて、まるで枝豆のようなのだ。で、実際に枝豆と一緒に食べると、スルメイカの味がしたりするのである。つまりビールには最強の酒肴のひとつだと断言できる海老なのだ、これは。残りの半分は、昨年同様、マリネにしようと思っていたりする。
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: 2008年07月07日 08:44: Newer
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コメント
かなり外れたコメントで申し訳ないんですが
リンクのようなイベントがあるとのこと。
浅草だァいいなあみんなきれいだなあいきたいなあ
・・・・いけないなあ・・・
けど町として元気だなあと思わせる一面ですね
投稿者 辺境地のコンサル : 2008年07月07日 10:39
私も昨日サロマへ行って来ました。
いま春のシマ海老漁の真っ最中で、少々お高いのですが
買ってきて、昨夜食べました。
やはり絶品でした。
投稿者 ryogo : 2008年07月07日 17:38
>辺境地のコンサルさん
たしかに浅草はまだ元気です(かなり疲弊はしていますが)。
しかし面白いのは、生活する人々の元気さであって、それをテクストで書くのが難しいのです。
>ryogoさん
この時期の北海シマエビは、王様ですね。
他のどんなエビより、うまいです。(たぶん)
絶品です!
投稿者 ももち : 2008年07月08日 16:54
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