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野村 宗広(著)
2010年4月21日 |
午前6時40分起床。浅草はくもり。あたしは退院後しばらくの間本が読めなでいたが(いまもか?)、その間はもっぱら漫画の本を読んでいた。
この『とろける鉄工所』もご多分に漏れずその時に世話になっていたもので、今回第4巻が出たというので買ってみたのである。
作者である野村宗弘氏は鉄工所で働いていた人だけあって、鉄工所ネタのツボは心得ているが、今回の特色はさと子の双子の弟が通う工業高校溶接科の話しが出てくることだろう。
始めて知った工業高校溶接科内部(本当のことだろか?)に、あたしゃ驚く。『工業高校溶接科部は夏休み中文化祭で売る商品を作っています』なのである。
一度工業高校溶接部をのぞいてみたい気分だが、近所に同じような学校はあるのだろうか?といえば無いような気もするのだ。
小さな頃には近所に溶接をする処(鉄工所)があったが、今は同じような学校、といっても思い浮かばない。そんなところに、この漫画の世界が浮き世場慣れしたものに感じられるところがあるような気がする。翻って建設業、これもたいして変わらないような気がするのだ。