カニピラフ(むき身)
カニピラフ(むき身)


カニピラフ(むき身)

午前7時起床。浅草は雨。血糖値は106。これは11月のある日の夕餉でメヒコのカニピラフをいただいたのだ。

糖尿病になって以来、外で夕食を取るのは希となり、酒を飲むことも少なくなった(というか飲む機会は徐々に増えてきてはいるが)。

月に2回から3回、全盛のころの5分の1以下の飲む回数だ。しかも主食をしっかりと摂るように心がけているので、どうしても飲む量は少なくなってしまう。これが良いことなのか悪いことなのか、と考えるが、きっと良いことなんだろう。

むき身さてカニピラフである。これはメヒコのもので、"殻付き"と"むき身"がある。

家では今年の6月に"むき身"に出会って依頼、"むき身"が相場と決まっている。

なにしろ皮をむく手間がはぶけて簡単に食べられるのである。

しかし"殻付き"の面倒臭さ――殻をむき、これから食うぞ、という気持ちは"むき身"では省略されてしまうようだ。

その面倒臭さが、むしろ味覚のすばらしさと、腹を満たしているのじゃないかな、と缶ビール(それも糖質ゼロの発泡酒である)を1本飲みながら、考えてしまうのである。

殻付き
殻付き