午前6時58分起床。浅草はくもり。昨日は風邪で熱がでて書けなかった。楽しみにしてくれる人には、(そん人がいるのか、という問いは、ある程度認めるが)全く申し訳ない。
それでいつもの鐘ヶ淵の病院へ行ったのだ。しかし東武伊勢崎線は節電のため浅草駅のエレベーターは上り下りとも運休だったし、いつもよりも多い人々を乗せてゆっくりと列車は走り出したのだ。
鐘ヶ淵につけば雨が降っていて、あら、まあ、どうしようだ。しかし被爆の最中だ、ぬれていこう、と覚悟を決め、100m先の病院の入り口までたどりつく。
あたしの順番は、全然待たなくてもいい、というこの時間帯(午後4時)、あたしは病室に入ると風邪を引いた旨を話す。症状は熱がでて、筋肉も痛いが、のどもはなも痛くは無いと伝える。
先生は、「インフルエンザかもしれない」、という。
インフルエンザなら、あたしは予防接種をしているから軽くてすむだろ、と思えば、インフルエンザ検査キットを取り出し、鼻の中に綿棒のようなものをいれて検体を刮げ取りはじめた。
その時間の長いことと言ったら、あたしは何度か「んー」と言って卒倒しそうになった。ようやく終わったかと思えば、あたしはくしゃみをしてしまた。涙目でだ。
それからその綿棒のようなものを検査薬の入ったビニールの筒にいれてゴニョゴニョと。そして「15分待ってください」、という。あたしは待合室に。
15分後、病室からあたしを呼ぶ声がした。あたしは眠くなっていたけれど、気合いを入れて行ってみれば、「インフルエンザじゃありません」なのだった。じゃなになにか、といえば、ただの風邪だと。
しかし、あたしゃ始めてインフルエンザ検査キットをぐるぐるやられたが、できれば遣りたくないももの1つが出来上がった。
会計を済まして帰ろうかと外に出れば、雨は益々強く降ってきたので、312円のジャンプ傘を5m先のドラッグストアーで買うと、急いで鐘ヶ淵駅に戻ったのだ。
しかし熱がある、くらくらする、寒さが骨までしみる、あーちくしょう!