午前6時20分起床。浅草はくもり。金曜日の昼餉は新橋の鈴芳で食べたのだ。メニューはアボガド海鮮丼で、どちらかというとあたし向け（つまり糖質制限食）なのかな、とメニューに惹かれ入ってみたのである。しかし鈴芳というとホッピー通りにある居酒屋を思い出すが、関係はなさそうである。

ここは新橋駅前ビルの地下1階にある「たぬき小路」にあり、小さな食い物屋が多く立ち並ぶ中に、見た目は比較的新しく小綺麗で、しかしあたしが入った時はサラリーマンの客が2組、4名だけでランチを食べていたというあんばいに、あまり人が入ってない、というアンバランスないで立ちであったのだ。

時は丁度12時45分を周り、もう少し人がいても良いのに、と思うが、そんなことは微塵も云わずに（顔には出たかもしれないが）あたしもアボガド海鮮丼を「ご飯を少なめに」と云って頼んだ。

なるほど出てきたものを見れば、なかなかに美しくしかし渋いものだった。アボガド海鮮丼とはアボガド、まぐろ、そしてサーモンが入っており、それに野菜と温泉玉子と千切りの海苔がのっている。

まぐろのトロと似た味だと云われているアボガドが、以外とサーモン（輸入されたもの）の味に近いことを始めて知り、あたしはなぜか喜んだのだが、しかし糖質制限食ということで、ご飯は少なめにしたのだが、食べたら酢飯だったものだから（あたしゃ酢飯は好きなのである）3分の1ほど食べ、みそ汁とおでん（かもしれない）を食べた。

なかなかうまい丼（どんぶり）だったのであるが、客がいないのはどうしてだろう、とまた思うのだ。帰りはとうとうあたしひとりになったが、壁にあった丸い団扇を店員さんに云って店の名刺代わりにもらってきた。

鈴芳
東京都港区新橋2丁目20-15 新橋駅前ビル1号館 Ｂ1Ｆ
03-3572-5257 ‎

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Written by : 2011年10月16日 12:29: Newer : Older