「ももち どっと こむ」より
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2019年03月03日|お知らせ
ガツ塩とおやじだんご。(喜美松:浅草4丁目)
ガツ塩
午前6時50分起床。浅草はくもり。一昨日、山梨県での講演を終えた向井田さんが、お供の村上さんを連れてやってきたのが「喜美松」だった。あたしは、下河原さんと一足先に店に入って待っていよう、と店に入ると、流石にこの日は浅草は二の酉とあって店は混み合い、今空いたばかりの座敷席を片付けているところだった。
間もなくして全員がそろうと、この日は、なにか新しいものはないか、ということで、何時もの焼き物に、ガツを塩で焼いてもらったものを加えてみた。この水分のなくなった、まるでキノコの様な表面のガツだが、(あたしは)このガツの、これがホルモンだ、という香りが好きで、結構面白く、そしておいしく食べてみたのだが、さて、みなさんはどうだったのだろう。
おやじだんご
しかし、意に反して「おやじだんご」は、思いのほかウケがよかったのだ。あたしの頭の中では、「おやじだんご」は(みなさん)散々食べているはず、という、勝手な思いがあったのだが、昨晩の皆さんは初めてのようで、この変わった味の「だんご」に興味を持ってくれたのだ。
一言で云うと、ちょっと辛く感じる不思議な「だんご」だが、あたしは、「ガツ塩」や「おやじだんご」が好きだ、という人達には悪い人がいない、と思うのだ。と同時に、変な話なのだが、嫌いな人達にも悪い人はいない。
『こういうものの好き/嫌いは、性にあうか/あわないか、でしかないわけで、それは身体性と育った環境を持った「私」の主観なのだ。その主観の持ち主はほなならぬ「私」であって〈他者〉ではない。だから性に合う人にとっては喜美松は国士無双なのであり、かけがえのない店であることで、ますます好きになるだろうし、性に合わない人は単純にだめだろうな、と思う』※1、と(入院前のあたしは)そう云ったのだ。
正にその通りだな、うまいことを云うな、と感心している自分がいたりしているのだが、さて、この日の「喜美松」は気に入ってもらえただろうか、と気にかかるのだったが、スッパ酎を2杯飲んだだけなのに、相も変わらず利くこの酒に、あたしはちょっと何処かへ行ってしまったようなのだった。[浅草グルメマップ]
※注記
喜美松
台東区浅草4-38-2
03-3874-5471
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: 2012年11月22日 06:57: Newer
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