「ももち どっと こむ」より
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2019年03月03日|お知らせ
公共工事はまるでTPPのようなものだ。
午前4時45分起床。浅草は晴れ。「公共事業はTPPのようなものだ。」というのは、「集団主義的な安心社会で生活していたあたしたちには、個人主義的な信頼社会で作られたシステムは、そもそも理解ができないのだ」※1、というフレーズからだ。
今日の公共事業の課題とは、需要と供給のバランスの悪さ(供給が重要を上回っている)だが、この問題は市場に任せておいて(マーケットソリューション※2)では、問題は解決はつかない(と思われている)。
それじゃヒエラルキーソリューション※2なのか、と思えば、一体誰に何を頼めばいいのかも分からない状態なのだから(たぶん)これも違うのだ。本当はコミュニティソリューションに解を求めるべきだろうが、それ以前に、真の発注者である市民と、その代弁者でであるべき行政と、受注者の間のコミュニケーションが取れていない。
問題は財政状態の悪化にあるのだが、その問題解決方法さえも、近代経済学者とケインズ経済学者の間では、180度答えが違っているのだから、一体この問題をどうやって決着をつけようとしているのか。
それはTPPと同じ様に見えるのだ。
あたしには解決方法を時間に委ねているように見える。つまり長い時間をかけたキアスムに、ということだが、しかしそれでは解決していることにはならないだろう、と思うのだが。
※注記
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: 2011年11月24日 16:04: Newer
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