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2019年03月03日|お知らせ



TABITTER(たびったー)って知ってる。

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午前5時30分起床。浅草は晴れ。観光庁もしゃれたまねをするもので、twitterとfacebookのリコメンド機能(あたしの過去のつぶやきや投稿を取得し、それに含まれる頻出ワード=関心事を自動抽出することが出来る)をもった、参加型WEBサイト「日本再発見。~もう一度日本を見つけよう~」に「TABITTER」なるサイト(http://nippon-saihakken.jp/tabitter/)を開設している。

過去のtwitterもしくはfacebookに置かれた観光地の魅力をマッチングさせることで、「TABITTER」が最適な旅行先とその情報を提示してくれるものだが、あてみたら、あたしにびったしの関心ワードは「さわやか」、旅行先は「福岡県」だそうだ。

福岡県は考えてもみなかた処だが、なるほどあたしの興味は近頃少々東側に傾いていたところを、くるっと逆方向へとあたしを運んでくれるこの逆転の発想は、PCらしいし、PCでしか出来ないことだが、福岡県ななにがあったのだろうか、と約7年間ほど訪れていない場所を、サイトで確認しているあたしなのだった。

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それからこれは「関心ワード」「旅先」を探しているときに、まずあらわれる画面なのだが、それはなにやら「骰子一擲」を思い出させ、しかし詩の持つ崇高さなどは微塵もなく、反省に送り返されることのない言葉の屑だけが、『それはとりたててすばらしいこではないが、かといって陳腐なことでもない』という中沢新一の言葉どおり並ぶのだ。

とすれば、そこのあるのは、吐き出された「あたし」なのであるが、「みんな」の中にかき消されそうな声の集合の中に「あたし」をようやく置いているその言葉はたわいもないく、しかしこれも、ウェブに表出した、まぎれもない「あたし」の声の現実なのだと思う。

ネットワーク化した社会を生きる大衆は、小さな自己意識の周辺に集まってくる無数の前対象を、反省に送り返すことなくイメージ化することによって、現実の表現をおこなっているに過ぎない。(中沢新一:『フィロソフィア・ヤポニカ』:p365)

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Tags: tabitter ,

Written by 桃知利男のプロフィール : 2011年12月30日 17:10: Newer : Older

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