「ももち どっと こむ」より

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2019年03月03日|お知らせ



1月7日はお粥を食べに浅草寺に行ったのだ。(齋食儀)

お粥、こんぶ、たくあん、みそ汁お粥、こんぶ、たくあん、みそ汁

齋食儀さいじきぎ

午前7時10分起床。浅草はくもり。昨日は「金龍の舞」の関係で、(今年からだが)朝の時間に浅草寺へ行けるようになり、ご祈祷を受け、御神酒を飲み、頭にはんこ(のようなもの)を押してもらい、その後伝法院へと移動し、お粥とこんぶとたくあんを食べたのだ。

その食べ方、といか終わり方は、洗鉢せんばつをするために、たくあんとお茶で食器をきれいにし、最後にお茶を飲み干し、たくあんを食べる、というもので、これは小学2年生のとき、担任だった栗山先生が、あたしらに教えてくれたことで、覚えているあたしも変なのだが、子供の頃の記憶というものは、どこで生きるかわからないのであり、45年ぶりに栗山先生の顔を思い出し、感謝をしていたのである。

そして、ここでの食事の際には齋食儀さいじきぎ とよばれる作法があり、それをあたし達も反復するのだが。その中の「五観」(これは反復しない)は、正に「いただきます」の神髄だ。

  • 此の食物が食膳に運ばれる迄には幾多の人々の労力と神佛の加護によることを思って感謝します
  • 私の徳行の足らざるに此の食物を頂くことを過分に思います
  • 此の食物に向い旨いからとて貪る心、不味いからとて厭う心を起こしません
  • 此の食物は私の身心を癒す良薬と心得て頂きます
  • 此の食物は道を成就せんが為に頂くことを誓います

けれどあたしは、「此の食物は私の身心を癒す良薬と心得て頂きます」と云っても、お粥が糖質制限食に反していることは良く知っているのだが、この日は思い切って全部食べたのだ。しかし齋食儀とお粥は、思ったよりも奥が深いのだな。

Written by 桃知利男のプロフィール : 2012年01月08日 08:00: Newer : Older

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