北海キング北海キング


奈井江のメロン ―北海キング

北海キング午前6時45分起床。浅草はくもり。奈井江のメロン、北海キングを砂子さんからいただいたのだ。

ここのところ、血糖値が不安定で(高いのではなく低血糖である)すっかり参っていたあたしは、久しぶりで北海キングを食べてみたのである。

とは云っても、糖質制限食では御法度のものだから、普段は、家人が2分の1に切って食べるこれを、4分の1にしてもらい、腹一杯にその香りを入れて、しかし、血糖値の安定の意味で、ほんの一匙をすくって食べたのである。

その一匙だけでも、あたしは元気になれる。

……と分かっているこれを、全部(といっても4分に1だけだが)食べてもよいのなら、全部食べたいのだが、体重と血糖値の微妙なやりとりを、壊すようなまねはしたくないのである。

しかし、なんという甘さなのだろう。あたしは”うまい”は”甘い”のだ、とかつてから云っていた。言語由来辞典をみれば、正にその通りだな、と思うのだが、しかし、その「旨い=甘い」を、腹一杯食べられない様なあたしは、なんという不幸ものなのだろう。

【うまいの語源・由来】

うまいは「味が良い」意味が原義で、語源は果実が熟して甘美な味になるところから、動詞「うむ(熟む)」の形容詞化と考えられる。
古くは、甘味が美味(うまい)とされており、特に果物がその対象であった。
「満ちたりて心地よい」といった意味の「うまし(シク活用)」もあったが、「美味」を意味する「うまし(ク活用)」からの派生表現である。
シク活用の「うまし」は用例が少なく、「好ましい」や「優れている」の意味の「うまい」は、シク活用からではなく、ク活用の「うまし」が意味を広げたものである。from http://gogen-allguide.com/u/umai.html