ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』ミリオンダラー・カルテット


ミリオンダラー・カルテット

午前6時20分起床。浅草はくもり。昨晩は、渋谷のヒカリエまででかけ、東急シアターオーブで、ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』を観てきた。

 渋谷ヒカリエ、そしてオーブへは初めて行ったのだが、銀座線を降りれば、駅からは直通のわけで、専用のエレベーターで11階に昇れば、そこには大きな空間があり、中に入れば、また大きな劇場になっているわけで、ビルの中とは思えないつくりに(あたしは)ただただ驚いたのである。

東急シアターオーブ 東急シアターオーブ

あたしは2階の席に座り、行儀良く(たぶん行儀良かったと思う)待っていると、さあ、待望のブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』の始まりである。時刻は19時30分を少し過ぎたあたりだが、これはアメリカの1950年代の音楽を聴いていた人達にはたまらないものだろうが、リアルタイムで聞いていたそんな人達なんかいるわけもない(たぶん)。

IMG_3964出てくるのは、サンスタジのオーナー、サム・フィリップスを筆頭に、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、そしてエルヴィス・プレスリーの4人であるが(まあ、当然本物ではないが)、演奏し歌うのである。

時は1956年12月4日、テネシー州メンフィスにあるサンスタジオに、この4人が偶然にも集まり、最初で最後の奇跡のセッション「ミリオンダラー・カルテット」を生みだしたわけで、その瞬間が、今、芸となって伝わってくるわけだが、その芸の素晴らしさに、あたしは呆然自失のありさまだった。

特に後半部分のロックンロール大会ようなノリには、思わずあたしでさえ手をたたいてリズムを取り、1階の観客席では、みんな立ち上がって躍っているという具合なのだ(あたしは2階でそれを眺めていた)。

21時20分、ようやく芝居もお終いになり、これを載せてくれ、と、あたしをこの感激の観劇に誘ったスポンサーがいうものだから、載せるのだが、あたしは浅草の人間なので当然電車で行ったのだけれども、地方の方で、これが観たいという方は、どうぞ、これを使って下さい、というわけであるな。
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