2008年4月の記事一覧

 車が都市をダメにした。車の廃絶。これが革命の目標の一つに掲げられられないような、いかなる革命にも加担したくない。車が出現する前の時代、路上が遊芸人や行商人や露店や子供や犬や馬や牛のものだった時まで断然後退する精神を持てないような革命は、革命の名に値しない。原発など当然無用だ。「目撃者(ジョン・ブック)」が背景にしていた実在するアーミッシュ農場、一八世紀で時代を止めた、車も電気もない社会、自給自足する私のユートピア。(西井一夫:『新編「昭和二十年」東京地図』:p367)

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羽ばたいても往かない、地元企業にエール。 

 全国ネットのテレビ番組のスポンサーでもある[ロート製薬]。もともとはミナミの清水町にあったそうですが、あの鳩が舞う本社工場は生野区巽西にあります。目薬やパンシロンで毎日のようにお世話になっています。

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川崎ゆきお 『大阪日常物語 エロ本』よりマンガは、読まないからおかない。エロ本は読まぬこともないが、売る側にはまわりたくないので置かない。実用書は、本読んで直裁な利益を得ようという根性が気に入らないから(読書とは、なんの役にも立たないからこそ読書なのだ!)、置かない。結局、この場末の六坪足らずの店で、三分の一は映画演劇書、三分の一は純文学に美術趣味、かろうじて残り三分の一が、死に棚となることをまぬがれた文庫の棚だ。

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