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2019年03月03日|お知らせ


2006年06月08日(木) 

イントラネットの次―宮崎地区建設業協会での講演。

午前6時30分起床。宮崎はくもり。

昨日は宮崎市建設業協会で講演でした。

宮崎地区建設業協会さんでは、既に協会イントラネットが稼動しており、その利用も積極的ですが、今回の私のはなしは、その次のステップということになります。

今回のそれは、(以外にも)協会イントラネットに(無理に)発注者の参加を求めなくともよい、というものですが、それは発注者や市民社会とのつながりをあきらめたわけではありません。より「外」とのコミュニケーションの容易なシステムとコンテンツを実装しようということですし、それが(少ない投資で)可能となってきたということです。

イントラネットは、内と外の二項区分を持つ円環のシステムであり、白黒のシステムであり、基本的には外とはつながらない構造を持っています。たとえばそこに発注者がアカウントをもつことは、イントラネットの「ひねり」であり、灰色化であり、広くて薄い紐帯への第一歩であることにはかわりはありません。今でも私は、できればそうしたい、と考えています。

しかし、昨今の公共事業という産業を取り巻く環境は、なかなかそれを許してくれないところがあります。また、せっかく発注者がアカウントを持ったとしても、発注者が積極的な発言をしているのは稀です。それは閉じた円環の中で行われるコミュニケーションに対する警戒心のようなものかもしれません。

しかしそれでは、私の協会ベースのIT化は、「外とつながらない」という欠点は克服できないままなのです。そこで、Web2.0ミームでいえば、次のミームを実装するシステムを付け加えようとしています。

  • Rich User Experiences
      直感的操作性
      Gmail,GoogleMap,AJAX
  • Customer self-service enabling the long tail
      ロングテールを巻き込むために、ユーザーが自分でできる機能を与える。
      Google Adsense
  • Participation
      Not publisshing,つまり出版のように押し付けではなく、ユーザーが参加して作り出すコンテンツ。
      Blogs

今回の提案は、紐帯の枠を、対発注者の枠を超え、一挙に市民社会まで広げることがいつでも可能なものとなっています。それを具体的に書く必要は、いまさらないかと思います。上のミームの具体例にそのまま書かれています。例えばこのようなものから、ということです。→ GoogleMaps API

投稿者 momo : 2006年06月08日 00:31 : Newer : Older

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コメント

こんばんは。hikeyです。
文中失礼があるかもしれません。削除しても結構です。

「Web2.0」が気になって、携帯の画面メモにこの記事をとり、帰宅途中の電車(東上線)で読んできました。
何度か読んでいるうちにもっと、気になりだしました。

自宅に戻り、PCで本文のリンクを辿り、次のサイトを発見しました。
近江商人 JINBLOG > Web2.0 とは -7つの分類と要素MAP
http://ceonews.jp/archives/2005/10/web20_7map.html

私なりに思いつくままですが、
子供のおもちゃに「プラレール」というのがあります。
「Web2.0は、子供社会のプラレールだ。」という気がしました。

 どうしてか?
それをこれから「ももちどぶろく」で掴んでいきたいと思います。

投稿者 hikey : 2006年06月08日 21:41

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