午前6時20分起床。浅草は晴れ。

本日は、上野 9:02 はやて 9号 盛岡 11:22で、盛岡へ向かう。

岩手県建設業協会にて、「建設業協会の存在意義のコペルニクス的転換とブログ化ということ。」の実践的な勉強会をおこなう。つまりブログ化である。


協会ベースのIT化においてはまず、イントラネットで円環(トーラス)をつくる。この円環(トーラス)は、外部から閉ざされており、外部と接触がないことで、今という時代には限界を持つ。

――しかしそれは利己的であるが故に利他的な戦略をとろうとする人間が開発した利他性の外部装置であることで重要なものだ。つまり、今という時代のバロックの館の1階部分――。

そしてブログ化(ホームページとは違う)は、そうしてできた円環(トーラス)が、〈他者〉=市民社会とつながろうとする〈ひねり〉=メビウスの帯だ。

そのトポロジーは、(↓)のようになる。

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(図:中沢新一:『芸術人類学』:p91) 

当然〈ひねり〉には、トポロジカルなジャンプのための、エネルギーが必要となる。その原動力は、この淘汰の時代でさえ、情熱でしかない。つまり情熱のないところには、〈ひねり〉は起きようもない。

今、多くの(地方の)建設業界に欠けているものは、情熱なのだろうと思う。それは、苦しいときほど力を発揮してくれるものなのに。