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2019年03月03日|お知らせ


2007年03月19日(月) 

ブログ化の時間。

午前7時20分起床。浅草は晴れ。

昨日は、まにあ・1号さんが来ていて、(二人で)一日中ブログ化の勉強会をしていた。ブログ化には、ツールとしてMovable Type(MT)を使っているので、MTの技術的な部分から、ブログの書き方まで基本的なことを一通りやってみた――近く彼のブログがお披露目されることになるだろう。

ブログ化

桃組の基本テーゼは、「情報を発信すること」でしかなく、そのツールとしてブログ化はある。しかしブログを書くことはただWeb上に日記を公開することではなく、自らの思考の体力を高める訓練のようなものだ、と(私は)考えている――「桃組のこと」のまにあ・1号さんのテクストの引用を参照されたし。

同様のことは梅田望夫も言っている。

むしろブログの本当の意味は、何かを語る、何かを伝える、ということ以上に、もう一つあるのではないかと感じています。ブログを書くことで、知の創出がなされたこと以上に、自分が人間として成長できたとう実感があるんです。(梅田望夫:『ウェブ人間論』:p39)

キアスム

この梅田の言葉に私は共感できる。つまり自分の成長とはキアスム的なものでしかなく、それはブログを書くという実行を伴うものであり、なによりもそれを行うのは〈私〉自身であること、そしてそれは即効性はなく、時間軸に沿った変化でしかないことを、自らの成長を実感しているはずだからだ――例えそれが「気のせい」でしかなくとも、悪い人生ではないだろう。

キアスム交差図式
(図:中沢新一:『芸術人類学:p81)

思考の体力

私は今年49才になる。肉体的なピークはとっくに過ぎた――体力は日々落ちていく。けれども脳みその体力というか、思考にも体力というようなものがあって、それはまだまだ伸びるだろうと(勝手に)思っている。

ということで、今日と明日もブログ化の勉強会である――それも事業者団体ベースである――こんな逆風の時代にである――、それは体力的には大変なことかもしれないが、意識してブログ化に取り組んでいただける協会が一つでも増えることは、私にとっては、勿論、楽しい時間でしかない。

投稿者 momo : 2007年03月19日 12:15 : Newer : Older

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