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2019年03月03日|お知らせ


2007年07月08日(日) 

おわら風の盆。(下町七夕まつり:かっぱ橋本通り)

午前5時30分起床。浅草はくもり。

昨夕、下町七夕まつりに再び出張る。お目当てはおわら風の盆だ。

おわら風の盆 おわら風の盆

それは繊細でナイーブな芸能であることで、浅草が最も苦手とするものであることには違いない。

おわら風の盆 おわら風の盆

しかし、越中おわら節が始まった途端――踊り手がその緊張を己の身体に宿した途端、この空間だけ空気が変わったのだ。

その芸能の円環は、静かで、繊細で、しかししっかりとした強度(緊張感)をもつ。

三味に胡弓と太鼓、それに肉声、そして洗練された肉体の動きだけで、場を圧倒し、静かな(それは何時もの浅草の日常ではない)非日常の空間を生み出していた。

既にそこは浅草ではない。

これはなんなのだ、と思った。凄いものをみた、と思った。

そして、この芸能が生まれ生き続けている地元でこれを見たい、と思った――それはどんなに凄いのだろうか。

おわら風の盆 おはら風の盆

投稿者 momo : 2007年07月08日 07:46 : Newer : Older

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コメント

その昔、八尾へ何度か取材に行きました。
20代の私は全くそんなものには興味がなかったのですが、あの空気には圧倒されますね。

胡弓の物悲しい響きが、帰ってからもずっと耳にこだましてました。

投稿者 nominomi : 2007年07月08日 15:37

>nominomiさん

これはほんとうにいいもん見せていただきました。
とにかくも、静かな芸能に圧倒されてしまいました。
ほんものを見たいのですが、観光客でごった返すようで、なにか二の足を踏んでいます。^_^;

投稿者 momo : 2007年07月12日 06:44

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