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2019年03月03日|お知らせ


2007年07月13日(金) 

参議院選挙の空気―業種別の倒産件数は「談合排除」などの影響を受けた建設業が1405件と最多だった。

午前6時10分起床。浅草はかろうじてくもり。

参議院選挙

参議院選挙が昨日公示された。

安倍総理の発言はここにきて新自由主義色を強めており、国鉄の民営化の事例を挙げて、社保庁の解体や公務員法改正といった「親方日の丸」体質の批判をしている。

それは小泉純一郎が先の衆議院選でやった戦略――郵政民営化〈賛成/反対〉――と同じ(公務員に対する)「嫉妬戦略」なのだが、今回の選挙の論点でもある年金(社会保険庁の怠慢)の問題と絡み、ある程度の支持を得るかもしれない。

しかし今の戦況では、その戦略は前回の衆議院選挙ほどには機能しないだろう。なぜなら年金の問題は「批判の矛先の反転 」には至らず、むしろこの国の福祉の脆弱さを露呈させてしまっている――ことに多くの国民が気付いてしまった。

分断された経済

さらに野党は、それ(安倍晋三のネオリベ化路線)に対抗する言説の足場をもってしまっている――それは「格差」の問題であり、二極(勝ち組/負け組み)に分断される経済の問題だ。

それが前回の衆議院選挙の時よりも、ぶれない軸としての大衆に、はっきりと感じられていることで、もっとも過激なネオリベ主義者である小沢一郎でさえ、その爪を隠し、今や「改革」をいわない。民主党はすっかり社会民主主義を標榜しているのことが、野党の足場を表徴している、と(私は)思う。

地方と中小企業の衰退の表出

やまぐち格差事情:07参院選/5止 合併 /山口」 Yahoo!ニュース-毎日新聞

県は56市町村から22市町に減った。来年3月には新・美祢市が誕生、20市町になる。平成の大合併は続く。/旧須佐町で最後の町長となった小田孝詞さん(80)が指摘した。「合併エリア内での一極集中が進み、過疎化に拍車がかかる。国が対策に本腰を入れないと地域間格差はますます広がる」

07年上半期の倒産5394件、件数は増え負債総額は減少」 Yahoo!ニュース-読売新聞

民間信用調査会社の帝国データバンクが11日発表した2007年上半期(1~6月)の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は5394件で、前年同期に比べて16・6%増えた。/一方、倒産企業の負債総額は全体で2兆5725億円となり、同8・3%減った。原材料費の値上がりや人件費負担が重荷になって、建設業などを中心に小規模な企業倒産が増えているためという。/業種別の倒産件数は「談合排除」などの影響を受けた建設業が1405件と最多だった。次いで小売業の1015件、サービス業の958件などが多かった。

嫉妬している余裕もない

つまり、負け組は、嫉妬しているような余裕も「もはや」ないのである――「トリクル・ダウン」は機能していないことで、自民党が(かつて)基盤とした地方や中小企業や自営業者の自民党離れは進んでいる。→「自民党の集票力が衰退していること。

投稿者 momo : 2007年07月13日 08:49 : Newer : Older

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