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2019年03月03日|お知らせ



浅草のスイートポテト。(おいもやさん興伸 浅草オレンジ通り店)

スイートポテト
スイートポテト 5個入り 1050円

浅草の芋屋

おいもやさん興伸の本店は駒形にあるらしいが、あたしにとってそれは、オレンジ通り(浅草公会堂の並び)にある芋屋である。 それは、あたしの町内会テリトリーである裏浅草的芋屋(たとえは千葉屋)に比べれば、ずっとハイカラで垢抜けた店で、スイートポテトのような洋菓子系も扱っている(裏浅草の芋屋にスイートポテト等というハイカラなものはない)。

10月は芋の季節なのか?

こう書いてふと気がついたのだが、千葉屋の大学芋について書いたのは、昨年の今頃じゃないかと確認しれば案の定そうである。今年も同じ頃こうして芋について書いている。この季節的なシンクロニシティは、このブログでも芋に限らずにある。なんだかんだと云いながら、あたしはこの土地にある1年という円環(繰り返し)の中で生かされている。それが暦と地図というパトリ性なのだが、このサイクルはいささか鬱陶しいのもたしかだ。ただ鬱陶しいを超えて楽しいからこそあたしはここで生きている(たぶん)。

スイートポテト

スイートポテト

閑話休題。あたしは、芋をやめたくせに、芋のカタチに戻ろうとするこの未練たっぷりな菓子に、好きも嫌いもない。ただ、珈琲と一緒に食べれば、単純にうまいなと思うのだ(乳臭いけれども)。

このスイートポテトはキャラメルの味が強い。かといってそれが嫌味にもならないのは上出来なんだろ。つかりこれが正しいスイートポテトの味なのかどうかをあたしは知らないのだが、嫌いな味ではないということで、結構喜んで食べていたりするのだ。

そしてこの芋のお菓子は、思いのほかしっとりとしている。そのことであたしは安心したりする。この湿りっけは、なかなかいいのじゃないだろうか、と(甘党でもあり辛党でもある)あたしは思うのだ。

Written by 桃知利男のプロフィール : 2007年10月09日 18:37: Newer : Older

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