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2019年03月03日|お知らせ
守屋武昌前事務次官はテレビ共同体には待ってましたの人材なのだろうな。
午前6時50分起床。浅草は晴れ。
証人喚問
守屋武昌前事務次官の衆院テロ防止・イラク支援特別委員会の証人喚問をTVで見た。
ああ、この人は、TV村(テレビ共同体)が待ちに待った人材(キャラクター)だな、と思った。
なかなかの(わかりやすい)悪人顔だと思う。(悪党顔とは違う。悪党はその悪党性を顔に出さない)。
テレビ村での判断基準は、基本的には〈好き/嫌い〉でしかないのである。それも皮膚感覚的に、キャラ的にだ。[福田内閣―わかりません率59%。(「わかりません」という言葉を忘れた国)。]
テレビ村の円環モデル性(井戸端会議モデル)については先に書いた通りだ。
テレビ共同体は嬉しいな
ここのところ、テレビをよく見ている。
それは自宅で仕事をしている時間が長いから、だろうが、しかしなによりも、亀田家の問題や、今回の守屋武昌前事務次官の問題と、私の興味をひく話題が多いからだ。
裏返せば、テレビ共同体(マスコミ)にとって、今は、クリスマスと正月が同時にやってきたような、嬉しい事態なのである。
それはともかくも、テレビと言うのはやはり円環の中心なのだな、と思う。
それは、ばらばらになりそうな私たちをどこかで結び付けている。
今回の証人喚問中継は、自宅にいても、近くに昼飯を食べにいっても、見ることができた。
山口屋のたんめんをすすりながら、このTVを見ている私たちは、どこかでつながっているのだろうな、と思った。
本当はどうでもよい
本当は、亀田家の問題も、守屋武昌前事務次官も、〈私〉にとってはどうでもよい問題なのである。
直接的には私は何の被害も被っていない。(ばかりか、観客的にこうして楽しまさせてさえもらっている)。
もちろん守屋武昌前事務次官のやったことが、〈よいことか/悪いことか〉と訊かれれば、悪いと答える。
しかしそんなことよりも、〈私〉の抱えている現実の方が、本当はずっと大変なはずだ。
しかし能天気に、亀田問題や屋武昌前事務次官の問題を考えている時間は、幸せな時間なのである。
これなんだよな、と(私は)思う。これは人間が避けることのできない、本能的な感覚なのだろうな、と。
この幸せな感覚が円環をつくる。
Web2.0だって、その延長上にあるものでしかないな、と最近はつくづくと思う。
しかしその幸せな円環が不幸もつくる。(まだ私たちはモダンでさえもない、と)。
つまり人間の矛盾というものに引き戻される。w
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: 2007年10月30日 07:54: Newer
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