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2019年03月03日|お知らせ
釜めし むつみで考える。(観音裏:浅草3丁目)
釜飯 むつみ
11月18日の夜は、お客様が来られ(御要望により)釜めしむつみで夕餉とした。浅草3丁目で暮らしていた頃は、この店も(あたしの)町内会のひとつであって(まあ、今でもだけれども)、昼に夜にと普通に使っていたのだが、最近はすっかり御無沙汰していた。
久しぶりに訪れたこの日は、以前と変わらぬ混みようで、一階に居場所は無く、あたしたちは二階の西側の和室へと通された。そこにはたぶん観光で浅草に来られたと思われる先客が二組おられた。
4丁目に住むようになって、そして(日常として)4丁目、5丁目の店を使うようになったからこそ感じることなのだろうが、むつみは観光客の多い店なのだな、と思う。通りひとつ違うだけで、客層ががらりと変わることで、どこかで居心地の悪さのようなものを感じてしまった。
そんな思いは以前はなかったわけで、それはあたしもまた、(3丁目にいる頃は、町内会的には)観光客のようなものだった、ということなのだろうな、と思う。
酒肴
とは云え、そこは勝手知ったる店である。いつものように酒肴をもらい、釜めしが炊き上がるまでの時間を潰すのに手間はかからない。
むつみの煮物と卵焼きは、あたしの好物のひとつだ。煮物は洗練されていなくて、どこか田舎臭いのがいい。卵焼きにいたっては、禁断の超甘口。それに醤油を少しかけて食べる。
甘いものに醤油をかけて食べるのは、田舎者の流儀であるが、もうこの年になったら好きなように食べるのである。気取っていてはなにも楽しいことなどない。ついでに書くが、あたしはおしんこに味の素をふりかけ、さらに醤油をかけて食べるのが好きだ。w
おこげ
そしてあたしは釜めしを頼まず、おこげを家人から少しだけ分けてもらって、それを酒肴にしてさらに酒を飲んだ。
これが絶好の酒肴であるのは、酒飲みならわかってもらえるだろう。
あたしは、むつみで一番好きなものはなにか、と尋ねられれば、「おこげ」と答える嫌な客なのである。
むつみ (釜飯 / 浅草) |
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: 2007年11月20日 18:35: Newer
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