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2019年03月03日|お知らせ



mixi 日記の著作権の話題 and etc.

mixiミクシィは3月3日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」の利用規約を改定することをmixi(アクセスにはmixiへのログインが必要)上で発表した。

mixi利用規約については全面改定を行うほか、mixi動画利用規約が一部改定、有料サービスの利用規約も新設する予定だ。改定後の規約は4月1日より実施される予定。

改定後の規約ではmixi上で書いた日記などの情報について、「日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします」といった内容が含まれているほか、「ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします」といった内容も含まれている。[mixi、4月1日より利用規約を改定--日記などについて著作者人格権の行使を禁止:ニュース - CNET Japan]

さすがにこれには反発もあったようで、mixiは、2008年3月4日付けで、

  • mixi利用規約第18条の条文修正
     -ユーザーのみなさまに著作権があることの明記などについて検討しております。
  • Q&Aの作成、公開
     -寄せられたお問い合わせ、用語などについてのQ&Aを検討中です。

と発表している。今現在は進展はない。

これは人間のコミュニケーション欲求、つながりたいという欲求を、本来個人的なテクストを用いてビジネス展開することの避けて通れぬ問題のように思う。

あたしのmxi日記は、ブログ記事のアドレスしか書いてないし、桃組コミュニティは、半年に1回の回覧板の如きなので、著作権の問題なんてどーでもいいわけだが、世の中、どうでもよくない人の方が多いのじゃないだろうか。

あたしはmixiが始まったころ、このSNSを絶賛していた。もしかしたらウィークタイズが目に見えるかたちになるのじゃないだろうか、という期待があった。

けれども、今は、あってもなくともどーでもよくなっている。

それはmixi日記に飽きたということで、何故飽きたのかは、自分のなかでは納得がいっている。

ひとつは、ブログを毎日書いているので、mixiで書くことが特にないからだ。あたしはブログとmixi日記を使い分けるなんて器用なマネはできない。なによりも両方書いている時間がない。

もうひとつは、閉じた円環の中での、呼応的なコミュニケーションに魅力を感じないからだ。この歳になって、「んげ」「ほげ」コミュニケーションでもなかろう、と。

たぶん、多くのコミュ二ティビジネスにとって、最大の敵は、人間の「飽き」なんだろうと思う。これは人間のメカニズムだから、どうしようもない。それは書くのに飽きるのではなく、読むのに飽きるのである。

全てのテクストは、書くよりも読むほうが時間がかかるのである。時間コストは書くよりも読むほうが高い。もちろん文字はタダで無限使用が可能だけれども、時間は有限である。

人間は知らず知らずにうちに有限性を計算している。たとえばあたしゃどう考えても、残っている読める時間は長くはない。

だから考えるあたしがどう考えようが、考えないあたしが、どうせ読むなら読み応えのあるテクストを読みたい、とあたしをコントロールする。それがmixi日記にはないことで、考えないあたしは、あたしをmixiから遠ざける(のだと思う)。

ブログなんていうのも(あたしのサイトも当然含めて)、所詮駄文の集合体のようなものだ。だから飽きられる。

しかし、日記を使わなくとも、広域イントラネットとして使うには、mixiは便利なものだと思っているから退会する気はない。けれど、みんなが飽きたらイントラネットにもなりはしないわね。

ところで、ブログの著作権だけれども、あたし的には、これもどーでもい、と云いたい・・・・・・のだけれども、やっぱりよくない。なぜなら、あたしは過去のテクストをバリバリと書き直す人なのであって(なぜ書き直すかは今回はふれない)、過去に書いたテクスト(Webに公開したテクスト)があたしのものでないなら、それを書き直せなくなってしまうからだ。たぶんそれ以上の理由はない。

Tags: SNS , mixi , 著作権

Written by 桃知利男のプロフィール : 2008年03月11日 17:50: Newer : Older

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