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2019年03月03日|お知らせ



現場で使えればいいな―NECの新商品「Luiシリーズ」の「PCオンデマンド」。

PCオンデマンド

PCオンデマンドとは、軽量コンパクトなPCリモーターだけを持ち出して、離れた場所から自宅の高性能デスクトップパソコンを遠隔操作する、新しいコンセプトです。まるでデスクトップPCを持ち歩いているかのような使用感です。
既にNECは、画面とキーボードを中心とするパーツ構成で軽量薄型のシンクライアントタイプのPCリモーターを発売しており、そのセキュリティ性やモバイル性を高く評価いただいておりますが、今回のLaVie Light Luiモデルはその機能をネットブックタイプのPCに持たせて非ネットワーク利用時の利便性を向上させるとともに、低価格化を実現しました。
PCリモーターとして利用することで、ネットブックのウィークポイントである、処理能力不足を補う事も出来ます。( from NEC http://121ware.com/lui/

現場のIT化

建設業は現場で稼ぐから建設業〉というノエマに立ち向かい(いや従順にか)、建設業のIT化は現場のIT化だといい続けて10年が過ぎた。

中小建設業の最も基本的な原理原則は〈建設業は現場で稼ぐから建設業〉というものです。ですから「中小建設業のIT 化」の特徴は、建設業には「現場」存在するという原理原則によって特徴づけられます。このあまりにも当たり前の原理原則を忘れているところに、「中小建設業のIT化」が地に足の着かないものになっている原因があります。つまり「正解の思い込み」に陥っているのです。※1

それはインターネットの可能性にかけてきた10年と云ってよく、インターネットを使えば、孤島のような現場(と本社)間がつながることは、今更強調する必要もなくなった(と思う)。※2

けれどここのところの建設業の疲弊は、現場のPCの老朽化をもたらしていることも事実であって、おいそれと新しい高性能ノートPCを購入するわけにもいかず、あたしはネットブックが現場で使えればいいのにね等と考えていたのだけれども※3、イントラネット程度ならともかくも、CADのようなマシンスペックを必要とするような作業は無理だわねとも。

NECの「Luiシリーズ」

NECの新商品「Luiシリーズ」の「PCオンデマンド」の説明を見ていて思ったのは、もしかしたらこれは現場で使えるかも知れないなということであって、それは既存のデスクトップPCをホームサーバとして使えることも(つまりコストの縮減も)含めて、ちょとした可能性をあたしらに提供しているように思える。※4

もちろんPCオンデマンド+ネットブックでCADを使うには、外付けのディスプレイは必要だろうし、現場がある程度高速なインターネット環境をもつ必要はあるし(現場は市街地とは限らなずむしろ山間部の方が多いし)、その他諸々、建設業の現場のIT化はいつでも問題は山積みなのだけれども、なにか久しぶりに使えそうな技術なのかもしれないと考えたりしている。[PR by ブログタイムズ]

※注記

  1. Lesson20 IT化の前提(2)―現場のIT化―現場は顧客(市民社会)との最大の接点である 参照
  2. あたしはその実証のために今は死語となったであろうモバイラーの走りとして多大なる出費を重ねてきた(たぶん)
  3. だから今あたしは(あえて)ネットブックを使っている(たぶん)
  4. 現場にデスクトップPCを持ち込まない大きな理由は窃盗にあいやすいからであって、あたしはPCは持ち帰りましょうと云っている 

Written by 桃知利男のプロフィール : 2009年07月20日 07:57: Newer : Older

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