糸貫の富有柿
糸貫の富有柿


午前8時起床。浅草は小雨。血糖値は120。岐阜県建築士事務所協会より今年も富有柿が届いた。ありがとうございます。

この柿についている、というか、表面にうっすらと見える白い粉は「果粉」と呼ばれるものだが、柿が表皮を守るために自ら創り出し富有柿たものだ。

この粉がついたままの柿をあたしは食べることが出来るという幸せの中にいるのだが、ともかくも、まずは皮を剥いて食べて見る。

「サクッ」と一口、堅い、でも「あまい」、とつい声が漏れる。

柿は間違いなく日本で一番の果物である、と(あたしは)思う。その日本一を、毎年食べられる、というありがたさを享受できているあたしは日本一の幸せものなのかも知れない。

それも贈与によってである。

この柿を食べる時、向井先生(岐阜県建築士事務所協会長)の顔が思い浮かぶ。けれどその顔は5年以上前のものだ。向井先生にあいたいな、と思う。同じ顔をしているのだろうか(しているって!)。